名言集(あけましておめでとうございます/A Happy New Year)


2007年1月5日、探検隊某M氏が富士の本巣第二風穴に挑んだ時のこと。
麻ロープ50m、丸カンx2、シャックルx2 、ペグx2など新たな装備を整え
風穴下降に挑み、そして同行したN氏と交代するためにロープを登って脱出しようとしたその時、
ハプニングが起こった。

ロープが新しかったためか、結んだあと荷重がかかったためなのか、
伸びが思ったより大きく、手の届くはずだった環が届かない、足も次の環へ届かない。
その後、試行錯誤で何度も脱出を試みたものの、うまく行かずにただただ体力を浪費していくばかり。
流石にレスキューを呼ぶべきかという案も出たものの、諸々の理由でとりあえず
現地の近所在住である某K氏へとヘルプを頼む事になった。

連絡を受けたK氏は追加ロープなどの道具を揃え、逸る気持ちで現地へと急いだ。
縦穴からの脱出が出来ないとなれば命に関わる問題でもある。
既に日も傾きかけている、救出が遅れれば事態は悪化の一途を辿るばかりである。

そしてK氏が現地へと着いた時、M氏本人後に曰く「笑うしかない状況」にて、
M氏の口から第一にこぼれた言葉が

「あけましておめでとうございます。」

であった。
確かに時は1月5日、新年開始早々のご対面ではあったが、{逸る気持ちで駆けつけて
到着した人間への第一声がソレか!!}と、某K氏は事件から1年経った今でもその事を口にしている。

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最終更新:2008年08月21日 06:56
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