用語集(うぇるかむじょうたい/abandonment building )




基本的に廃墟や遺構及びその他の施設といったものは実際の営業や運営が終了していたとしても、
その土地や物件を所有している人がいる以上は法的に立入を禁じている事が多い。
何故ならば万が一にもその土地や物件の中で事故が起こった場合には、その所有者に
責任が発生してしまうからである。

故に、その類の物件の入り口と言うものは厳重に閉鎖されていたりカギが掛かっていることが多かったり、
或いはその物件周囲の人通りが多く、内部へ入ることは困難を極めることが多い。

しかし、中には稀に施錠等が行われていなかったり、諸々の理由から内部へ入る事に
なんの障害も無い物件も存在する事がある。
そしてその物件を目の当たりにした際、半開きになったり全開きにドアが開いている光景は
まるで建物自体が「さぁ、中にお入りなさい」といっているかのような錯覚を引き起こす事から
この名がついたものと思われる。

無論、カギがかかってないからといって全ての物件がウェルカムであるかといえば当然答えは
「ノー」であるが、その辺りの判断は各自で行って欲しい。

ちなみに写真に写っている某施設であるが以前はウェルカムな状態であったものの、あまりに有名になり過ぎたせいか
今現在は非常に警戒の厳しい場所になってしまったそうだ。
ウェルカムな状態だからとて何をしてもいい訳ではないという典型的な一例。


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最終更新:2008年08月21日 21:24
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