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インフォメーション・レシオ

パッシブ運用のファンド・マネージャーはどれだけベンチマークに近づけるかが評価の対象となりますが、アクティブ運用の場合、最大の目標はベンチマークとなるインデックスを凌駕することであり、その凌駕したパフォーマンスを超過収益として評価されます。その評価に使われるのがインフォメーション・レシオであり、これがファンド・マネージャーの運用スキル“腕”を意味します。
[図表2-9] インフォメーション・レシオの計算式
インフォメーション・レシオ = (ファンドの収益率-ベンチマークの収益率)
トラッキングエラー

ファンドの選定にあたって、過去のパフォーマンス(リターン)だけで判断するのではなく、ベンチマークからどれだけのリスクを取って(トラッキングエラー=ファンドの対ベンチマーク超過リターンの標準偏差)、どれだけのアルファを出せたのか?を把握することにより、真のファンドのスキルを分析することができると判断できます。過去の結果であるリターンではなく「運用スキル」で評価すると言うことになります。

ファンドを購入されて結果が出るのは「将来」です。どのような市場環境に入っても対応できる「運用スキル」が投資家の求めるところであり、「運用スキル」が高いファンドであれば、「将来」、投資家の求める結果が得られる可能性がより高いと考えられるのです。

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最終更新:2008年06月13日 08:55