世界観・設定など

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惑星や世界観について簡単にまとめておきます。 若干のネタバレを含む可能性があります。 *テラ連邦 太陽系、タウ・セチなどをはじめとする16の恒星系と79の植民惑星からなり、主な文明圏は太陽系を中心としておよそ300光年の広がりがある。コニウス星系はそれよりさらに10倍も離れた場所に位置する、文字通りの辺境。 -各星系はワームホール・ゲートを利用した超光速移動路によって結ばれている。 -連邦制で大統領が存在する。植民に関しては星間植民事業団という組織がある様子。 -連邦暦という暦を採用している。 --作中の会話から推測すると、ペリカン号が墜落したのは連邦暦273年11月頃(F.E.0273-11-24.0753 テラ標準時)。 --作中の会話から推測すると、(連邦暦が西暦と同じく1年=365地球日だとして)作中年代は西暦2700年頃。 *コニウス星系 地球から約3200光年、白鳥座α星「デネブ」から約20光年の距離にある小さな恒星系。コニウスは発見者の名前。地球から見るとデネブの背後にあるため、発見されたのは(作中の時点から)わずか数年前のことである。 主星は、作中の記述によれば、太陽とほぼ同じ質量と寿命を持つ。太陽よりもやや青みがかって白く見えることから、表面温度は太陽よりも高いかもしれない。 *コニウス・ブルー(コニウスII) コニウス星系の第二惑星であり、本編の舞台となる惑星。惑星の大きさは地球とほぼ同じで、気温・酸素濃度など、人類が入植可能な最適環境を持っている奇跡の星。 -惑星の98%が海に覆われている。陸らしい陸はなく、あるのは点在する島々だけ。これが主な理由となって大規模な入植は行われず、作中時点では調査目的のために少数の科学者が派遣されているのみである。 -地軸がほぼ垂直で季節の変化がない。 -衛星を持たないためか、地球よりも自転がわずかに速い(1日はおよそ20地球時間)。 *デネブ 参考→[[デネブ - Wikipedia>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%8D%E3%83%96]] 実在する白鳥座α星。現時点で地球からの距離は1600~7200光年と推定されているが、作中では最も一般的な説とされる3200光年を採用している。 -恒星としては最大級の明るさを持つ星であるため、その寿命は太陽と比べて非常に短い。現在の推定年齢は200万年であり、あと100万年ほどで超新星爆発を起こすと推定されている。また脈動変光星であるため、活動は不安定。 --作中で言及されるコニウス星系の設定は、デネブの推定年齢と矛盾する。おそらくは作中の時代までに、デネブの誕生年代を再考するに足る何らかの新発見がなされたのであろう。 -コニウス・ブルーから見えるデネブの明るさはおよそ-9.8等となり、昼間でも肉眼で見える。(これは地球から見た満月(-12.7等)の約15分の1、一番明るいときの金星の約100倍超の明るさである。) *タウ・セチ 参考→[[くじら座タウ星 - Wikipedia>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8F%E3%81%98%E3%82%89%E5%BA%A7%E3%82%BF%E3%82%A6%E6%98%9F]] 実在するくじら座タウ星。太陽から11.9光年の距離に存在する、太陽によく似た主系列星である。 -作中においては古くから人類の入植が進められていたが、テラフォーミングが難航したため入植者は宇宙コロニーで苦しい生活を強いられていた。エミリーの生まれ故郷。 *ワームホール・ゲート テラ連邦に属する各星系を結ぶ移動手段。相対性理論に基づく「光速の壁」を迂回できる。ただし、スケジュール外の航路を開くには数百兆クレジットという莫大な費用がかかる。 *コニウス・ブルー調査隊(連邦アカデミーE97科) 現在滞在しているのは第二次調査隊である。 フェルドマン教授(天体物理学者・研究チームのリーダー) ジェレミー博士(地質学者) ラマンスキー博士(異星生物学者) エミリー(助手) この他、劇中には登場しないがあと2名ほど現地調査員がいると思われる。 また、近いうちに水生生物調査メンバーなどが補強される予定である。 主な備品としては下記のものがある。 -ペリカン号 -グライダー2機(シーガル、ホークモス) -気球 -雪上車 **宇宙船 ***ペリカン号 識別番号:TFFS-70922-74C 船舶形式:C型トリニティ級輸送艇(3世代前の型らしい) 所属:連邦アカデミーE97科(コニウス・ブルー調査隊) 恒星間航行能力を持つ。大気圏再突入/離陸能力の有無は不明。 -地球-コニウス・ブルー間の物資輸送に使用されるほか、調査基地の気象観測・通信衛星的役割も担っている。 -円筒状の船体はブリッジ、居住ブロック、推進モジュールなどいくつかのモジュールから成り立っている。少なくともブリッジと居住ブロックは通路で結ばれている。各モジュールには救命ポッドが1台ずつ搭載されている。 -進行方向最前部(円筒上面)に展開されているのは、微小天体との衝突を避けるための物理保護フィールドもしくはバサード・ラムジェット用のスクープフィールドと思われる。 -乗員2人で積荷を載せると空きスペースがほとんどない、という記述からして、円筒形の船体の大部分は燃料・積荷で占められているようだ。 -船内では通常、与圧服なしで生活できる。 -惑星コニウス・ブルー周回軌道にて宇宙艇への微小天体衝突事故が発生し、主機関を損傷したペリカン号は惑星大気圏へ落下。 ***与圧服 ペリカン号に搭載されている与圧服。およそ20kgとやや重いが一人で着脱可能で、宇宙空間でも大気圏内でも使用できる。単なる気密服としての機能だけでなく、各種生体センサーや老廃物リサイクル機能を備えており、搭載チップやサポートAIの管理により、着用者の健康状態を適切に維持できる。保温性能、耐衝撃性能にも優れている。 ***立体スキャナー 被写体を3次元のモデリングで撮影可能な高性能カメラ。 ファインダーや撮影した情報はヒューの網膜に直接投影可能。 撮影したデータは様々な情報と共にファイリングされ、図鑑として機能する。 残念な事に(?)本作では鳥以外の被写体…エミリー等は撮影できない。 **グライダー グライダーといってもSF的ハイテクの塊であり、ちょっとした小型航空機とも言えなくはない性能を有している。 ナノポリマー製で翼面形状を状況に応じて複雑にコントロールできる翼を持ち、イオンスラスターで推進力を得ることができる。さらに、簡易な物理保護フィールドを使用して、ニュートン力学の常識に一見逆らうような機動も可能である。 ***シーガル ラマンスキー博士が持ち込み、ヒューの生命線となるグライダー。 元は低空レジャー用だったものをカスタマイズして使用している。地球製。 低空レジャー用であったため操縦者への身体的負担・機体強度を考慮されて500mの高度制限(リミッター)が掛けられていたと思われる。 ラマンスキー博士による注文(カスタマイズ?)で機体強度が上がっており、同時に高度制限も解除されていたはずだがメンテナンス時にメーカー側の手違いでリミッターが再度設定されたようである。 本来は安全を考慮しての高度制限機能であるが山越えをしている際に誤って失速、山に激突するという逆に危険な罠機能となっている。 実際、このリミッターが原因で負傷・墜落死したプレイヤーは数知れない。 まったくもって傍迷惑な手違いである。 ***ホークモス エミリーの使用するグライダー。長期間にわたる極地調査用。シーガルより様々な面で高性能になっている。 **食料 ***携帯食 腐りもせず、栄養バランス・カロリーともに文句なしの完全食。 ただし、味はパサついていてうまくないらしい。 ***現地食料 天然で人類が入植可能な星であるコニウス・ブルーでは、食料調達という面でも理想的な環境にあるようだ。 鳥と人の酵素も近いのか、鳥が食するものは大抵、人も食して栄養やカロリーを体内へ消化・吸収することが可能だ(ただし微量元素が不足しているため、長期滞在時は別途補給が必要であろう)。 *コニウス・ブルーの生物 **鳥 地球の鳥によく似た生物。 ただし地球の渡り鳥とは違い、季節のないコニウス・ブルー独自の理由から渡りを行っているようだ。 大陸がほぼ存在しないコニウス・ブルーにおいては限られた島々でその生態系を守るしかないため、繁殖や餌、生態数上限、突発的な気候など、様々な理由から渡りを行い、島々を転々として生活している。 一つの島に定住するタイプの鳥も存在するが、上述の理由により、必ずしも永久に定住するわけでもないようだ。 そういった特殊な環境のためか、地球の鳥とは違った独自の進化や生態、知能を有している。 個々の鳥については[[鳥]]の項を参照。 **竜 竜については[[竜]]の項を参照。 ----
惑星や世界観について簡単にまとめておきます。 若干のネタバレを含む可能性があります。 *テラ連邦 太陽系、タウ・セチなどをはじめとする16の恒星系と79の植民惑星からなり、主な文明圏は太陽系を中心としておよそ300光年の広がりがある。コニウス星系はそれよりさらに10倍も離れた場所に位置する、文字通りの辺境。 -各星系はワームホール・ゲートを利用した超光速移動路によって結ばれている。 -連邦制で大統領が存在する。植民に関しては星間植民事業団という組織がある様子。 -連邦暦という暦を採用している。 --作中の会話から推測すると、ペリカン号が墜落したのは連邦暦273年11月頃(F.E.0273-11-24.0753 テラ標準時)。 --作中の会話から推測すると、(連邦暦が西暦と同じく1年=365地球日だとして)作中年代は西暦2700年頃。 *コニウス星系 地球から約3200光年、白鳥座α星「デネブ」から約20光年の距離にある小さな恒星系。コニウスは発見者の名前。地球から見るとデネブの背後にあるため、発見されたのは(作中の時点から)わずか数年前のことである。 主星は、作中の記述によれば、太陽とほぼ同じ質量と寿命を持つ。太陽よりもやや青みがかって白く見えることから、表面温度は太陽よりも高いかもしれない。 *コニウス・ブルー(コニウスII) コニウス星系の第二惑星であり、本編の舞台となる惑星。惑星の大きさは地球とほぼ同じで、気温・酸素濃度など、人類が入植可能な最適環境を持っている奇跡の星。 -惑星の98%が海に覆われている。陸らしい陸はなく、あるのは点在する島々だけ。これが主な理由となって大規模な入植は行われず、作中時点では調査目的のために少数の科学者が派遣されているのみである。 -地軸がほぼ垂直で季節の変化がない。 -衛星を持たないためか、地球よりも自転がわずかに速い(1日はおよそ20地球時間)。 -上述した環境のためか、小規模ながらも強い低気圧が頻繁に発生する。 *デネブ 参考→[[デネブ - Wikipedia>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%8D%E3%83%96]] 実在する白鳥座α星。現時点で地球からの距離は1600~7200光年と推定されているが、作中では最も一般的な説とされる3200光年を採用している。 -恒星としては最大級の明るさを持つ星であるため、その寿命は太陽と比べて非常に短い。現在の推定年齢は200万年であり、あと100万年ほどで超新星爆発を起こすと推定されている。また脈動変光星であるため、活動は不安定。 --作中で言及されるコニウス星系の設定は、デネブの推定年齢と矛盾する。おそらくは作中の時代までに、デネブの誕生年代を再考するに足る何らかの新発見がなされたのであろう。 -コニウス・ブルーから見えるデネブの明るさはおよそ-9.8等となり、昼間でも肉眼で見える。(これは地球から見た満月(-12.7等)の約15分の1、一番明るいときの金星の約100倍超の明るさである。) *タウ・セチ 参考→[[くじら座タウ星 - Wikipedia>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8F%E3%81%98%E3%82%89%E5%BA%A7%E3%82%BF%E3%82%A6%E6%98%9F]] 実在するくじら座タウ星。太陽から11.9光年の距離に存在する、太陽によく似た主系列星である。 -作中においては古くから人類の入植が進められていたが、テラフォーミングが難航したため入植者は宇宙コロニーで苦しい生活を強いられていた。エミリーの生まれ故郷。 -体内へのインプラント技術等も発達しており、さまざまな悪環境下でも生存可能なように人体改造が積極的に進んでいるようだ。 *ワームホール・ゲート テラ連邦に属する各星系を結ぶ移動手段。相対性理論に基づく「光速の壁」を迂回できる。ただし、スケジュール外の航路を開くには数百兆クレジットという莫大な費用がかかる。 *コニウス・ブルー調査隊(連邦アカデミーE97科) 現在滞在しているのは第二次調査隊である。 フェルドマン教授(天体物理学者・研究チームのリーダー) ジェレミー博士(地質学者) ラマンスキー博士(異星生物学者) エミリー(助手) この他、劇中には登場しないがあと2名ほど現地調査員がいると思われる。 また、近いうちに水生生物調査メンバーなどが補強される予定である。 主な備品としては下記のものがある。 -ペリカン号 -グライダー2機(シーガル、ホークモス) -気球 -雪上車 **宇宙船 ***ペリカン号 識別番号:TFFS-70922-74C 船舶形式:C型トリニティ級輸送艇(3世代前の型らしい) 所属:連邦アカデミーE97科(コニウス・ブルー調査隊) 恒星間航行能力を持つ。大気圏再突入/離陸能力の有無は不明。 -地球-コニウス・ブルー間の物資輸送に使用されるほか、調査基地の気象観測・通信衛星的役割も担っている。 -円筒状の船体はブリッジ、居住ブロック、推進モジュールなどいくつかのモジュールから成り立っている。少なくともブリッジと居住ブロックは通路で結ばれている。各モジュールには救命ポッドが1台ずつ搭載されている。 -進行方向最前部(円筒上面)に展開されているのは、微小天体との衝突を避けるための物理保護フィールドもしくはバサード・ラムジェット用のスクープフィールドと思われる。 -乗員2人で積荷を載せると空きスペースがほとんどない、という記述からして、円筒形の船体の大部分は燃料・積荷で占められているようだ。 -船内では通常、与圧服なしで生活できる。 -惑星コニウス・ブルー周回軌道にて宇宙艇への微小天体衝突事故が発生し、主機関を損傷したペリカン号は惑星大気圏へ落下。 ***与圧服 ペリカン号に搭載されている与圧服。およそ20kgとやや重いが一人で着脱可能で、宇宙空間でも大気圏内でも使用できる。単なる気密服としての機能だけでなく、各種生体センサーや老廃物リサイクル機能を備えており、搭載チップやサポートAIの管理により、着用者の健康状態を適切に維持できる。保温性能、耐衝撃性能にも優れている。 ***立体スキャナー 被写体を3次元のモデリングで撮影可能な高性能カメラ。 ファインダーや撮影した情報はヒューの網膜に直接投影可能。 撮影したデータは様々な情報と共にファイリングされ、図鑑として機能する。 残念な事に(?)本作では鳥以外の被写体…エミリー等は撮影できない。 **グライダー グライダーといってもSF的ハイテクの塊であり、ちょっとした小型航空機とも言えなくはない性能を有している。 ナノポリマー製で翼面形状を状況に応じて複雑にコントロールできる翼を持ち、イオンスラスターで推進力を得ることができる。さらに、簡易な物理保護フィールドを使用して、ニュートン力学の常識に一見逆らうような機動も可能である。 ***シーガル ラマンスキー博士が持ち込み、ヒューの生命線となるグライダー。 元は低空レジャー用だったものをカスタマイズして使用している。地球製。 低空レジャー用であったため操縦者への身体的負担・機体強度を考慮されて500mの高度制限(リミッター)が掛けられていたと思われる。 ラマンスキー博士による注文(カスタマイズ?)で機体強度が上がっており、同時に高度制限も解除されていたはずだがメンテナンス時にメーカー側の手違いでリミッターが再度設定されたようである。 本来は安全を考慮しての高度制限機能であるが山越えをしている際に誤って失速、山に激突するという逆に危険な罠機能となっている。 実際、このリミッターが原因で負傷・墜落死したプレイヤーは数知れない。 まったくもって傍迷惑な手違いである。 ***ホークモス エミリーの使用するグライダーで、その名の通り蛾のようなシルエットをしている。 長期間にわたる極地調査用で、シーガルより様々な面で高性能になっている。 未来的かつ長期探索用らしい驚くべき機能を有しているのだが、それはゲーム内で見てのお楽しみ。 **食料 ***携帯食 腐りもせず、栄養バランス・カロリーともに文句なしの完全食。 ただし、味はパサついていてうまくないらしい。 ***現地食料 天然で人類が入植可能な星であるコニウス・ブルーでは、食料調達という面でも理想的な環境にあるようだ。 鳥と人の酵素も近いのか、鳥が食するものは大抵、人も食して栄養やカロリーを体内へ消化・吸収することが可能だ(ただし微量元素が不足しているため、長期滞在時は別途補給が必要であろう)。 *コニウス・ブルーの生物 **鳥 地球の鳥によく似た生物。 ただし地球の渡り鳥とは違い、季節のないコニウス・ブルー独自の理由から渡りを行っているようだ。 大陸がほぼ存在しないコニウス・ブルーにおいては限られた島々でその生態系を守るしかないため、繁殖や餌、生態数上限、突発的な気候など、様々な理由から渡りを行い、島々を転々として生活している。 一つの島に定住するタイプの鳥も存在するが、上述の理由により、必ずしも永久に定住するわけでもないようだ。 そういった特殊な環境のためか、地球の鳥とは違った独自の進化や生態、知能を有している。 個々の鳥については[[鳥]]の項を参照。 **竜 竜については[[竜]]の項を参照。 ----

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