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連合国立ドミニオン学園 22日目」(2006/02/26 (日) 22:11:13) の最新版変更点

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オルガ「えー。ここがかつて大政奉還が行われた、二条城…っと」 スティング「ふんふん。結局専制としては変わらないけど、体制が変わる歴史的事件ね」 オルガ「朱雀大路が横幅85Mのメインストリートで…左京と右京に分かれる…」 スティング「左京…つまり東側に東寺があり、今はないが右京に西寺があって…」 オルガ「…なぁ、なんで俺らまじめに修学旅行生してるんだ?」 スティング「…そうだな……まぁでもこういうのも良いんじゃないか?」 オルガ「まぁな。こういう本も読んでて面白いし…趣がある…っていうんだろうが…古風な建物もいい感じだが…」 スティング「…やっぱり他の連中が気になるか?」 オルガ「ああ……薬局が見えるが…寄ってくか?」 スティング「そうだな…おごるよ。胃薬」 オルガ「せめて折半で良いよ…」 スティング「何処行くよ。次…」 オルガ「…こうなったら最後まで修学旅行生を続けよう。次は嵐山か!?それとも平安京を体験してみるか!?」 スティング「おお。博物館にお寺めぐり。五条大橋も捨てがたい」 オルガ「修学旅行に来てる女生徒でも引っ掛け…おっと。これはやめておこう」 スティング「同感…向こうにも迷惑だろうし…何より第一人者を知ってるから…」 オルガ「…ふぅ。これが俗に言う、テンションの低下。ってやつか」 スティング「ああ…お前の場合、薬切れより厳しいんじゃないか」 オルガ「…土産屋にでも行くか?」 スティング「…誰に土産渡すんだ?」 オルガ「……なんか凄い落ち込んできた…」 スティング「…ハトに餌でもやろうぜ…」 オルガ「そうだな…熱い玉露とか、抹茶とか飲んだり…」 スティング「団子とか…和菓子!!」 オルガ「よっしゃ!!食べ歩き、見歩き。修学旅行を堪能だ」 スティング「幸い、大食いキャラは居ない。ここが押しどころだ。さぁ、パーティの始まりだ」 オルガ「おら、行くぜ。俺の食い物に邪魔するなよ」 ステラ「うえ~い。お土産がたくさんある」 フレイ「そうねぇ。まぁ、渡すような人もいないけど…「八つ橋」とか有名だからねぇ」 ステラ「お守り…?」 フレイ「縁結びのお守りね…好きな人と一緒に入れる時間が増えるかもよ」 ステラ「買ってくる!!」 フレイ「やれやれ…ほんと、手のかかる妹。って感じね」 男子A「うっわー。めっちゃかわいい女の子や」 男子B「声かけにゃあかんな。ねぇ、君。一人?」 ステラ「戻ったよ~…あれ?知り合い?」 男子C「こっちの娘もかわいい!!ねぇねぇ。修学旅行だろ?俺たちと一緒に行こうよ」 フレイ「な、なんなのよ。あなた達」 男子D「いいなぁ…おら。行こうぜ」 フレイ「ちょっ!!触らないでよ」 男子A「おいおい。別に良いだろ。なんか文句あるのかよ」 男子B「そうそう。ほら行こうぜ」 ステラ「(腕つかまれる)何すんのよ!!この」 男子B「うわっ。わぁー!!」 フレイ&ステラ「…ひとーつ。か弱き乙女を無理やり腕ずくで誘おうとする不埒な雄は…鉄拳制裁!!」 男子A,B,C,D「ちょ…この娘たち何者!?…強すぎ!!」 男子E「ふっ。この空手五段、柔道四段、少林寺七段の俺が…ぼはっ!!」 フレイ「弱い…この程度でこの私を口説こうというの?安く見られたわね!!」 ステラ「次目の前にきたらただじゃ済ませない」 男子ALL「ご、ごめんなさーい」 ステラ「あ、逃げた。…何?あれ」 フレイ「いわゆるナンパね。軟弱な奴は好みじゃないし。さ、気にしないで行きましょう」 ステラ「うえ~い♪」 シャニ「………」 クロト「………」 シャニ「……なぁ…」 クロト「……何だ?」 シャニ「いつまでここに居るんだ?」 クロト「…どこか行きたいとこでもあるか?」 シャニ「…ない」 クロト「じゃあ良いんじゃない?幸い空気は良いみたいだし」 シャニ「…ゲームばっかで飽きないか?」 クロト「…音楽聴き続けってのも飽きるだろ」 シャニ「……せっかくだし、お寺にでも行くか?」 クロト「別に。僕はどっちでもいいけど」 シャニ「ちっ。せっかく少しまじめな振りしてやったのに」 クロト「…惰性で動いてる気がするからなぁ…」 シャニ「真面目なオルガたちにでもついていけばよかったかなぁ」 クロト「面・倒!!だろ…」 シャニ「っていうか、鹿と言いハトと言い…何で集まってくるのかな」 クロト「知らないよ。餌でもくれると思ってるんじゃない?」 シャニ「…あー疲れた」 クロト「人生単位で…」 オルガ「………じじいかお前ら…」 アウル「…地味なところばかりだなぁ…僕は派手なのが好きなのに」 ネオ「まぁ、こういうのも良いぞ」 アウル「あんたは女の子が居れば何でも良いんでしょ」 ネオ「ほぅ…そう思うかね?まだまだ甘いな」 アウル「あ…制服っ娘」 ネオ「…ふっ。その程度の誘惑では…ほら、ここがかの有名な五条大橋だぞ」 アウル「あー。あの有名な作家が自殺した…」 ネオ「違う!!よく覚えてないけどそれは違う!!」 アウル「春のーうららのー隅田川ー」 ネオ「全く違う!!」 アウル「ああ…わかった。大佐は橋の下で拾われた子供なんだ!!」 ネオ「だーかーらー…しかし、よくそんなこと知ってるなぁ…」 ムルタ「…すばらしい。流石は和の都。こう、知識欲が満たされます」 ジブリ「ふふん…私もこれでもなかなかに歴史の知識はあるのだよ」 ムルタ「ほぅ…それは初耳です。さぁ…公金で旅行を楽しみますか」 ジブリ「ふっ。越後屋…おぬしも悪じゃのう」 ムルタ「へっへっ。お代官様こそ…」 ジブリ「まぁ、そんなことやっていると、あの鬼艦長に怒られるからやめようか」 ムルタ「そうですね。……ん?ずいぶんとゴミが目立ちますね。こういう文化を残そうという気が無いんですかね」 ジブリ「若者はなぁ…いや、ここは大人として我々が率先して立ち上がるべきだ!!」 ムルタ「そうです。次の世代へとつなぐんです!!」 ジブリ「ごめんください。ゴミ袋と軍手と鉄の…つかむ奴。ください」 ムルタ「買えたら一気にゴミ拾い。どちらがより多くのゴミを拾えるか…勝負しますか?」 ジブリ「望むところ!!…レディ…ゴー!!」 ナタル「抹茶ソフトクリーム…良いですねぇ」 リー「ふむ…流石にお茶が美味しい…」 ナタル「引率としては他のグループが気になりますが…」 リー「おや。向こうからたくさん歩いてきますよ」 オルガ「あー。先に飲んでやがる、食ってやがる!!」 ネオ「我々も休憩しよう」 シャニ「はー。歩きつかれた」 フレイ「私も抹茶アイス!!」 ナタル「…あとの二人は?」 スティング「俺たちも結構歩いたけど、見てないなぁ」 ステラ「さっきちらっと見たよ。凄い勢いで…」 リー「凄い勢い?また口げんかでもしてるんですかね」 …どどどどどどど ムルタ「うぉー!!この街のゴミを全て拾うんだぁ!!」 ジブリ「貴様には負けん!!タバコ、空き缶、お菓子のゴミ!!」 理事×2「青き清浄なる世界のためにぃぃぃ!!!!」 どどどどどどど…ぴたっ ムルタ「艦長さん、それからお前達!!この街を綺麗にするのを手伝え!!」 ジブリ「大佐。やってくれ。手は多いほうがいい」 ナタル「…はぁ?」 ネオ「…はい?」 ムルタ「20M先にガムの捨てカス発見!!直ちに確保ぉ」 ジブリ「43M先にペットボトルの蓋。燃えるゴミとして回収に向かう」 クロト「美・化!!」 アウル「どうしちゃったの。あの二人」 ステラ「…ふはぁ~。お茶が美味しい」 スティング「ふぅん…こっちの団子もよさそうだ」 リー「とりあえず…集合時間には遅れないように。それだけだな」 ナタル「あの二人…熱中して気づかないんじゃないですか?」 オルガ「そのときは…置いてけばいいじゃん」 シャニ「同感。じゃあ。抹茶あんみつ一つ」 ナタル「こいつら…完全に食べ物に集中してるな…」 リー「はぁ…なかなかに充実した三日間でしたね」 ナタル「はは…みんな寝てますよ」 ネオ「結局ゴミ拾いであの二人は拍手されてましたからねぇ」 ムルタ「あ…蒼き…清浄なる…」 ジブリ「世界のため…にぃ…」 ナタル「…寝言ですか…」 ネオ「…逝っちゃってますね。今の内に薬でも撃っておこうか?」 リー「せめて鎮静剤程度にしたほうがいいでしょう…」 ナタル「…では我々も休みましょう。まだ目的地まで数時間はありますし」 ネオ「同感…では、いい夢を…」 ムルタ「…いやったぁ…無限の動力の掃除機だぁ…むにゃ」 ジブリ「…デストロイサイズのクリーンロボットぉ…量産だぁ…ぐぅ」 リー「…五月蝿い…」

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