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連合国立ドミニオン学園 9日目」(2005/12/07 (水) 12:37:14) の最新版変更点

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ジブリ「唐突ですが、力とはなんでしょう?」 オルガ「何かを戦うための手段」 クロト「絶対的な差」 シャニ「あれば全てが上手くいくもの」 ステラ「強さ」 アウル「自らの正義を現すもの」 スティング「存在しているものに対する抑止」 ジブリ「…ふむ。皆さんは単純に力というと、強さとしての力量と捉えるのですか。いや結構」 オルガ「なんなんだよ」 ジブリ「いえ。それはおかしいことではありません。しかし、今日やる力は、パワーではなく、フォースです」 シャニ「ス○ーウォーズ?」 ジブリ「…まぁ、あれは意味がちがいます。さて、この力というのは一体なんなんでしょうか。     結論を言うと力というのは、物体全てに必ず存在し、ひいてはそれが世界を成り立たせているといっても誇張では     ないかもしれません」 ステラ「重力とか?」 ジブリ「重力というのも力の一つです。皆さんは重力を苦痛だと感じることはありますか?」 アウル「寝起きにはつらいものがあるよ」 ジブリ「そう。意識が覚醒していれば重力は、ただあると認識しているだけなんです。     さて、力ですが。全てのものに存在するといいました。では、そこの壁は今力があるでしょうか?」 オルガ「重力ぐらいしかねぇんじゃねぇの?」 ジブリ「そうですね。しかし…スティング。そこの壁を思いっきり押してください」 スティング「へーい。……ふっ!!!んんんんんん~」 ジブリ「ああ。それくらいでいいでしょう。さて、力を感じましたか?」 スティング「んにゃ?何も。押してもびくともしないってくらいか…」 ジブリ「そうです。感じはしません。いや。感じているんでしょうが、それを力であると認識できるわけではないのです。     力は確かに存在していますが、それを捉えることはできません。だから概念で織るんです。     今君が壁を押したとき。壁には君から力を受けていました。それと同時に壁は君に力をかけていたんです。     これが、作用、反作用の関係です」 オルガ「それも全てに存在するのか?」 ジブリ「そう言えばそうですが、これは力が起きていることを表す表現の一つです。     例えば机にコーヒーの入ったカップを置くとします。机もカップも地面と平行に立っていれば、     大抵落ちませんね。このとき、カップには重力が下向きに働き、机はそれを支えています。     このとき、机はかかった力に対しては、限界までのうち、必要な分だけを使い支えますが、     この限界を超えるとどうなるか…」 クロト「落・下!!」 ジブリ「そうです。机は壊れてしまい、カップは地面へと叩きつけられます。しかし、作用反作用の力は、     たとえ一瞬でもかかったことになります」 シャニ「へー。不思議なもんだ」 ジブリ「力とはあってないようなものです。遠心力や引力、慣性力も実は本来ないものかもしれません。     しかし、人間は力というものを定義し、利用してきました。それでわれわれは力を有用に使って生きたいですね」 ステラ「ただ壊すだけでないってこと?」 ジブリ「そうですね。それもありますか。さて、次は、『仕事』です」 スティング「は?また戦闘?」 ジブリ「いえ。そういう意味ではなく、力学としての仕事。まぁ、簡単にやってみてもらいましょう。     アウル。その箱をちょっと持ち上げてくれ」 アウル「は?ああ。……ふっ。って、結構重いな」 ジブリ「…いいですか?この高さ。覚えていてくださいね。ああ。もう結構。おろしてかまいません」 アウル「っと…ふぃー」 ジブリ「今、あの箱には20キログラムのうさぎの餌が入っています。ああ、後で持って行く様に。     と、話を戻しまして、さてその20Kgの重さのものを、今、これくらい…1mとしますか。     持ち上げてもらったわけです。地球上では20kgといえば、196Nですか?このときの仕事は、     196×1で、196N・mになります。つまり、力×距離。ですね」 シャニ「で?それが俺達に何の関係があるんだよ」 ジブリ「仕事率というのがあるんですが、それは単位時間にどれだけ仕事ができるか。を表します。     例えば、1分で、100Kgの物体を2m運べる機械と、2分で200Kgの物体を1m運べる機械。     これは前者のほうが効率がいいことが分かります。まぁ、人間自体にはあまり影響はないかもしれませんが、     機械などを表現するのには分かりやすいでしょう。こういったことに使われますね」 オルガ「なるほど。効率がいいものを選びたくはなるわな」 ジブリ「ま、燃費や値段とも相談したほうがいいでしょうが。     さて。では問題です。今、50Nの荷物を、30秒で50cm運ぶ機械があります。では、100Kgの物体を3m運ぶには     どれだけの時間がかかるでしょうか?」 スティング「えーっと…まず50Nを50cm運ぶから…」 ステラ「30秒だから、0.5分?」 アウル「で、今運ぼうとしてるのが100Kg…」 ジブリ「では答えをどうぞ。代表でクロト」 クロト「へーい。答えは…6・分!!」 ジブリ「ほぉ?正解です。これは驚きだ。では、明日も頑張ってくださいよ?」 ステラ「すとらいく~、い~じす~。ごっはんだよ~」 クロト「うーん。さわり心地が快・感!!」 スティング「衛生には気をつけてっと」 オルガ「?なぁ、誰かストライクにリボンなんてつけたか?」 シャニ「あ、イージスには鈴がついてる」 ナタル「私だ。…いいではないか。うさぎがかわいいんだ」 アウル「艦長さんは意外と少女趣味だった。という隠し情報が…」 クロト「あん?」 アウル「アウル君のメモによると、ステラがこの間の休暇の際、町で、ファンシーな建物に入っていく艦長さんを見たとか…」 ナタル「なっ。何だそれは…そ、そんなことはないぞ。そう、ないんだ。だからもうその辺でいいだろう」 ネオ「実は自室にはフリフリの世界が…とか?」 ムルタ「お姫様ドレスとか買ってそうですねぇ」 ナタル「はははははは。そ、そんなことは…」 ステラ「ステラねぇ。このあいだナタルの部屋できれいなドレス着た~」 ナタル「!!!ルーシェ少尉!!そのことは黙っていろと!!」 ジブリ「ほう。でしたら今度パーティの招待状でも送りましょうか?」 ナタル「でででででですから、ち、ちちがうと」 シャニ「ねぇ。どうでもいいけど…」 オルガ「あん?どうしたシャニ?」 シャニ「またあの2匹出て行ったよ」 クロト「だからなんで止めない!!」 シャニ「いや、何か2匹で考えたいことがあるのかなと思って」 アウル「んな分けないだろ馬鹿!!!」 スティング「あーもう!!また探すぞ!!まったく…」 ムルタ「まぁ、艦長さんには後でブルーコスモス主催のパーティの招待じょ…ぶはっ」 ナタル「さぁ。探しに行くぞ。余計なことは言うな。私に殴られたいか?」 ネオ「おーこわ。流石の貫禄ってやつ?」 続く…

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