地球連合軍所属戦艦ドミニオンのブリッジ、そこに一人の女が駆け込んできた。
ナタル「理事!アズラエル理事はどこにいらっしゃる?」
乗組員「アズラエル理事なら先ほどここを出て自室に戻られましたよ」
ナタル「そうか。ありがとう」
フレイ「どうしたんですか?そんなに慌てて」
ナタル「一番心配していた事が起こってしまったのだ!」
フレイ「え?何のことですか?」
ナタル「お前も含め乗組員にはあとで説明する!とにかく私は理事に会うからここは任せたぞ」
フレイ「何なのよ、一体…」
乗組員「アズラエル理事なら先ほどここを出て自室に戻られましたよ」
ナタル「そうか。ありがとう」
フレイ「どうしたんですか?そんなに慌てて」
ナタル「一番心配していた事が起こってしまったのだ!」
フレイ「え?何のことですか?」
ナタル「お前も含め乗組員にはあとで説明する!とにかく私は理事に会うからここは任せたぞ」
フレイ「何なのよ、一体…」
ブリッジから出て全速力で廊下を駆け抜け、アズラエルの自室を目指すナタル。
彼女が全速力で走ることなど滅多にないこと。それほど彼女は焦っていた。
彼女が全速力で走ることなど滅多にないこと。それほど彼女は焦っていた。
ナタル「理事!いらっしゃいますか?アズラエル理事?」
ムルタ「ああ、艦長さんですか。どうぞ入ってください」
ナタル「失礼します」
ムルタ「ああ、艦長さんですか。どうぞ入ってください」
ナタル「失礼します」
部屋の中で前々ブルーコスモス盟主、ムルタ・アズラエルはイスに座り、
彼女とは逆に落ち着き払った様子で机の上のパソコンと向かい合っていた。
彼女とは逆に落ち着き払った様子で机の上のパソコンと向かい合っていた。