もしも3馬鹿常夏トリオが種死に出てたら 格納庫

Dominions Phase1

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<Phase1-01>

オルガ「プラントがオーブに負けたらしいな」
オクレ「ああ、信じられねーぜ。戦力では圧倒的な差があったはずなのによ。」

オルガ「この世界の勝利の女神様は、気まぐれでとんでもねー、
    ブスなアバズレってこったな。 こりゃ、世界は当分荒れるぜ」
オクレ「まったくな。連合もプラントもまとめる力がなくなっちまったのに、
    連合から離反した国は 腐るほどあっからな。当分侵略だの独立だので
    てんやわんやだな。」

ステラ「・・・オルガとスティング・・・何か、むずかしい・・・はなし・・・してる?」
クロト「見栄!!」
アウル「社会問題語って、大人ぶりたい年頃ってんじゃねー、そういうの?」
シャニ「うざ~い」

オルガ「何だとてめらアアアァァッ!」
オクレ「落ち着け。まあ俺等にとっちゃあラッキーだ。」
ステラ「・・・・・?」

オクレ「考えても見ろ。プラントが勝ったら、
    散々連合の手先になって暴れた俺達にとっていいこなんぞ、あると思うか?
シャニ「そうだね。」

オクレ「まあ、それより連合がガタガタってことの方がありがたいがな。
    連合にとっちゃあ、これ以上強化人間がらみで汚点がでるのは嫌だろからな。
    処分しちまえ、ってことになりかねねえ。
    が、連合はガタガタ。リスクは大分減ったな。
クロト「漁夫・の利!!」
アウル「ちがわねぇ、それ?」

オルガ「けど連合の連中には気をつけた方がいいな。とにかく汚点は消しとけとか、
    考えるアホがいねーとはかぎらねえ」
オクレ「だな。」
アウル「・・・まあ僕は別にそんな簡単にやられやしないけど」

その時それまで、会話にくわわれず黙っていたステラが口を開く。
ステラ「アズラエロ・・・最近元気ない」
オクレ「・・・・くたばったプラントの議長の例の報道のせいで、
    ロゴス関連の企業は軒並み大赤字か倒産らしいからな。
    あのおっさんの会社もいつまで持つか」

アズラエル「心配どうも。まあ自業自得ですけどね」
6馬鹿「!!!」
アズラエル「私自身もそれに加担してましたし、覚悟はできています。
      ああ、だけど安心してください。
      君達の身の振り方はなんとかしてみせます。残っているパイプを全てつかっても
      連合の奴等に手出しはさせませんよ」

オルガ「おっさん・・・・」

<Phase1-02>

しばらく後、ドミニオンのブリッジにて。

アズラエル「みなさん。とりあえず、ですが片がつきました。
      君達を抹殺しようとするとする連合の勢力は抑えました。」
6馬鹿「ホッ」
アズラエル「ですが、軍と縁を切った以上、君達もこれからは
      独力で生きていかなければなりません。」

オルガ「どうしたもんかね。」
アウル「いっちょ、NBAでスターにでもなろっかなぁ。」
オクレ「薬物検査に引っかかるぞ。」
クロト「無・職!」
シャニ「めんどうだね・・・。」
ステラ「ウェ~イ。」

アズラエル「そこで、みなさんに一つ提案があります。」
6馬鹿「?」
アズラエル「僕はかなりの資産を失いましたが、
      ドミニオンそして6機のMSを軍から譲り受けました。
      これを使って民間警備会社を興します。」
オクレ「なるほどな。」
アズラエル「ほう・・・流石オク・・・じゃなかったスティング君はさっしが早い」
アウル「スティング、どういうこと?」

オクレ「昨日話したろう。今後世界は荒れるってな。
    だが、そうはいっても企業は活動せにゃならん。
    軍隊ってのはそうそう出られるもんでもないし動かすのにゃ色々面倒だ。
    フットワークが軽い、ゲリラとかの襲撃にも対応できる組織が必要になる。
    それが、民間警備会社だ」
オルガ「ま、傭兵会社をソフトに言い換えたってだけだがな。
    傭兵業もどっちみちやるんだろうしよ。」

アズラエル「正解です。君達の技量そして残った資産を考えて設立したという面は
      否定しません。ただ、それ以上に責任ですかね。
      今世界が混乱している、その責任は僕にもあります。
      その罪滅ぼしをしたい、混乱から生まれる悲劇をなんとかしたい。
      そういうことです。」

6馬鹿「・・・・」
アズラエル「時間はあげますので、考えてみてください。
      戦いはもう嫌だというのなら止める気は毛頭ないです。
      君達には平和に暮らす権利があります。
      出て行く人にはもう薬が必要なくなる処置とできるだけの支度金を
      払うつもりです」

<Phase1-03>

その夜、6馬鹿の部屋。

オルガ「ど~するよ?」
クロト「平和にくらすってのもいいねえ」
シャニ「面倒なのは嫌だしね」
ステラ「・・死ぬの・・・いや。みんなが死ぬのも・・・いや。」

スティング「・・・・俺は入る。」
アウル「マジかよ?スティング?」

スティング「なあ・・・・お前等ラボでのこと覚えてるだろ?」
5人「!!!!!」

スティング「俺達はこうして生きてるけどよ。パイロットになるまでに何人」
シャニ「だまれよ・・・・」
スティング「生きるためだったとはいえ、俺等と同じ立場の奴等を何人も何人も・・
シャニ「お前、お前、お前ェ――ッ!! 」
怒り狂ったシャニがスティングに飛び掛り、部屋は騒然とする。。

アウル「何でだよ!スティング。何で今更そんなこと・・・」
ステラ「・・いや・・・やめ・・・て・・」
クロト「忘・却!忘・却!忘・却!忘・却!忘・却!忘・却!」
オルガ「スティング。てめえ、何がいいてーんだ?」

スティング「俺は・・俺みたいな奴がこれ以上でるのは我慢ならねえ。
      俺等はみんな戦災孤児だ。だからラボに入れられた。
      混乱が続くところでは弱いものから犠牲になる。
      そんなことは絶対にゆるさねえ。それが・・・俺の殺してきた仲間への償いだ。
      アウル、ステラ、すまんな。お前達とはとずっと一緒にいたかったんだが・・・」
アウル・ステラ「スティング・・・」

オルガ「俺も入るぜ。傭兵なら戦場も相手も自分で選べるからな。
    それに戦うことしか知らねえしな、俺は。
    まあ・・・・みんな好きにしろ。
    今まで6人でやってきたが、こっからは誰に強制されるわけでもねえ。
    自分で決められるんだからよ。」
クロト・シャニ「・・・・・」

<Phase1-04>

数日後、並んだ6人にアズラエルが声をかけた。
アズラエル「おはようございます。みなさん、そろそろ答えを聞かせてもらえますか?」

スティング「入らせてもらうぜ。」
オルガ「俺もだ。」
アズラエル「分かりました。他の人たちは?」

と、ステラが一歩前に出た。
一番意外ともいえるステラの行動に流石に全員の目に驚きが走る。

ステラ「・・・死ぬのいや。それ他の人も・・・おなじ。
   だから・・・ステラがまもる。 死なないように・・・まもる」
アズラエル「本当にいんですね?」
その問いにステラは大きく頷く。そして、残りの3人が同時に前に出た。

アウル「暴れるだけ暴れて、平和に暮らそうなんてさぁ。
    カッコ悪いってんじゃね?そういうの」
クロト「僕はねえ、ずっと自由が欲しかったんだよ。
    だから誰かが自由を欲しがってるならそいつを援・助!」
シャニ「フン・・・」
アズラエル「分かりました。私も虐げる側を守るような仕事は受けないと、
      約束しましょう。 では、次に君等の指揮官を紹介します。」

オルガ「んなもんいら・・・・」
ナタル「私では不足か?」
スティング「・・・軍はいいのかよ?」
ナタル「辞表を出してきた。
    今の地球軍は人としては納得できないような命令を下す組織だ。
    そんな組織にい続け、命令に従い続けることにることに、少々疑問を感じてな。
    それに、お前たちだけでは危なっかしいだろう?まあ、よろしく頼む。」

アズラエル「次にオペレーターです。」
フレイ「フレイ・アルスターです。」
ステラ「フレ~イ!!!」
フレイ「私の居場所は、みんなの側だと思うから、戻ってきました。
    みんな、よろしく頼むわね。」

アズラエル「まあなんというか、結局みんなそろっちゃいましたねえ。
      みなさん熟慮の上ですね?
      ではこの場で民間警備及び傭兵会社<Dominions>の設立を宣言します!」
全員「異議なし!」

こうして、民間警備会社<Dominions>は設立されたのだった

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