もしも3馬鹿常夏トリオが種死に出てたら 格納庫

終戦 Phase-38

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匿名ユーザー

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ムルタ「まぁ、僕は大人ですからね。こんなことで総攻撃なんかしませんよ」

アズラエルは瞬時に不機嫌だった顔を普段の顔にもどし笑っている。

カガリ「一体、何の用だ!」
ムルタ「何の用?本気で言ってるんですか、ソレ。アナタもわかってるでしょ?例の条約の事ですよ。だって僕、地球軍なんですから」
カガリ「くっ…」

カガリは以前の敵が地球軍からということで焦っていたが、六馬鹿とムウはアズラエルがでてきた事に内心ホッとしていた。アズラエルならなんとか手を打ってくれる、そんな気がしたから。

オルガ「おっさん、何とかならないのか?」
アウル「オーブにきた途端にこれじゃあ、僕達疫病神みたいでヤなんだけど」
スティング「おっさんなら上の連中に掛け合うこともできるんじゃないのか?」
ムルタ「はい?君達は一体何を言っているんですか?」
クロト「だ・か・ら!オーブへの攻撃は中止なり延期なりどうにかしてくれ、って言ってんの!」
ムウ「理事、マジでなんとかならないですかね?」
ムルタ「ちょっとちょっと。待ってくださいよ。君達は何か根本的な勘違いをしていませんか?」
シャニ「は?」

ムルタ「一体いつ、僕がこの条約に反対したなんて言いました?」
六馬鹿「???」
ムルタ「二年前の雪辱を晴らすいい機会じゃないですか。今回は気兼ね無く潰しにかかれますよ。なんといってもコチラは正規の条約に従って動くんですからね、アハハッ!」

このアズラエルの非情な言葉に六馬鹿達は言葉を失った。
彼なら、アズラエルなら何とかしてくれると思っていたの。
始めは戦闘用だったとはいえ、自分達の面倒をみてくれ、除隊や新しい住処まで用意してくれた恩人だったはずなのに。
二年前に比べ、それなりに優しい人物になったはずなのに。
まさか、そんな彼がこの条約に賛成するとは。
まさか自分達のいるオーブを潰しにくるとは。
まさか自分達を裏切るとは。

オルガ「おい!どういうことだ!」
スティング「そういう考え方は捨てたとか言わなかったか!」
アウル「僕達を裏切るっていうのか!」
クロト「最・低、最・悪!信じてたのにさ!」
シャニ「アンタ…」
ステラ「何で?どうして?あずらえろ、ステラ達のこと、嫌いになったの?ねえ!何で!」
アズラエル「・・・」

アズラエルは答えない…。

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