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終戦 Phase-47


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キラ「ラクス!一体どうしたんだい?彼達に何かされたの?クソ!僕がいなかったばっかりに!ああ、もう!」
六馬鹿「・・・」
ラクス「落ち着いてくださいな、キラ。この涙は私が自分で泣いたから出たものですわ。彼等に泣かされたわけではありませんよ」
スティング「俺達の身の上話をしてたら感動してくれたみたいでな」
クロト「別に僕達が直接何かしたわけじゃないよ」
キラ「・・・。そうなの?」
ラクス「だからそう言ったでしょう」
キラ「そっか。僕の勘違いだったんだ…」
アウル「そーそー。僕らがラクスさんを泣かせるわけないじゃん」
キラ「よく考えてみればそうだよね。ごめんね、疑ったりして」
オルガ「別にわかってくれりゃあいいけどよ。でも、お前、よく俺達が歌姫さんと話してるってわかったな」
キラ「ああ、それはシャニとステラが教えてくれたんだ」
スティング「じゃあさっきまでいなかったのはコイツの所に行ってたのか」
ステラ「うん!」
シャニ「ハッキリ言って俺達じゃ、どう対応していいかわかんなかったからね」
クロト「でも案外普通にコミュニケーション取れたよね?」
ラクス「そうですわね。もう仲良しですわ」
キラ「それならいいんだけど。でもオルガ達は何でラクスと通信してるの?」
オルガ「ああ、それは・・・」

オルガはキラに通信するまでのいきさつを話しだした。
キラと画面の向こうのラクスは六馬鹿達の悩みをとても真剣な顔つきで聞いていた。

六馬鹿が説明を終えた後、2人は少し考えに浸っていた様子だったがゆっくりと話し出した。

キラ「戦いたくない大切な人。けれどもその人は自分達の敵、か…」
ラクス「キラには他人事ではありませんわよね…」
キラ「うん…」
アウル「何でキラが考えこんでんのさ」
ステラ「キラにも、そういう人、いるの?」
キラ「正確には、いた、だけどね」
オルガ「過去形か。その時はお前、どうしたんだ?まさか、結局戦って、お前だけ生き残ったとかいうんじゃねえだろうな?」
キラ「戦いはしたけど相手は今も生きてるよ」
クロト「何で、今も、ってわかるのさ」
キラ「だって相手ってアスランだもん」
六馬鹿「マジ?」

六馬鹿にとってコレは初耳だった。
オーブ軍に入隊してキラやアスラン達と出会ってから結構な時間が経ったが、よくよく思い返してみると彼らの過去を聞いたことはない。
AAなどと共に二度も戦争を止めたことなら知っているが、逆に知っているのはそれだけだ。

シャニ「アスランってあの赤いヤツ?」
キラ「うん。その赤いヤツ」
アウル「マジでマジで?詳しく聞かせてよ!」

キラは六馬鹿達に二年前の事を説明した。
戦争に参加することになったきっかけ、アスランとの再会、ラクスとの出会いなど六馬鹿が知らなかったことだらけだった。
そしてキラの話はあの死闘の話へと入った。

キラ「あの時はもうとにかくアスランが許せなかったし、アスランも僕を許せなかっただろうね」
クロト「我を忘れて、って感じ?」
キラ「うん。ただアスランを落とすことしか考えてなかった」
アウル「で、その時はどっちが勝ったの?」
キラ「多分引き分けかな?」
オルガ「引き分け?相打ちか?」
キラ「アスランの機体が僕のに組み付いて自爆したんだ。爆発寸前に壊れたコクピットからアスランが脱出するのが見えて、あれれー?みたいな」
スティング「アスランって意外に卑怯だな…」
キラ「それだけ必死だったんだよ、きっと」
シャニ「よくそんな中で生きてたね」
キラ「自分でも不思議だったよ。何でもあるジャンク屋さんが瀕死の僕をマルキオ導師の所まで運んでくれたらしいんだけど」

ステラ「で、その後は?どうなったの?ねえ!教えて!」
キラ「その後は…」

ラクスとの再会、フリーダムの受諾、オーブ侵攻戦など新三馬鹿は初めて聞く話に大興奮だった。

アウル「知ってる知ってる!フリーダムの映像なら前に見たよ。あれはかっこよかったなぁ。仲間の大ピンチに颯爽と現れてさ!」
スティング「あの戦いっぷりはヤバかったな」
ステラ「ビューンって来て、ドカドカと撃って、ズバーッと切ってスゴかった!」
ラクス「キラは人気者ですわね」
キラ「あの時はそんなつもりでやってたんじゃないんだけどなぁ…」

その楽しげな様子を不機嫌な顔で見ている旧三馬鹿

キラ「ど、どうしたの…?」
オルガ「確かにかっこよかったよなぁ…」
クロト「そんでもって強くて速くて…」
シャニ「何よりウザかった」
キラ「いや、だってアレは君達が…」
オルガ「お前等には最後の最後まで邪魔されたからな」
クロト「ま、昔の話ですけどね」
シャニ「忘れてないけど」
キラ「そんな…」

スティング「話は脱線したけどよ、俺達結局どうすんだ?」
オルガ「立場はなんとなく似てたけど、ドミニオンと死闘を繰り広げた上に、ドミニオンに自爆されてもイヤだしな」
シャニ「イヤっていうかドミニオンの自爆って…」
ステラ「じゃあ、ステラ達が自爆?」
クロト「拒・絶!なんで六機揃って特攻しなきゃなんないのさ!」
アウル「じゃあ、どうすんのさ!」

六馬鹿達が再び悩み始めようとしたその時、ラクスが口を開いた。

ラクス「ドミニオンの皆さんとは戦えませんか?」
クロト「当・然!」
ステラ「ステラ、あずらえろ達とは戦いたくないよ…」
ラクス「やはりツラいですよね…。自分の恩人とは戦いたくない。それは私も一緒ですわ。でもそれなら、あなた方はどことなら戦いたいのですか?」
キラ「!!!(そ、そのセリフは…)」
スティング「いや、どことってわけではないんだけどなぁ…」
アウル「おっさん達と戦わなくていいなら僕達はそれでいいんだよ」
シャニ「オーブだって守んなきゃいけないし」
ラクス「ドミニオンの皆さんを気にしながら、戦いに集中できますか?本気で戦えますか?」
オルガ「まぁ、やっぱり出てこられると気になるからなぁ…」
スティング「艦長さんの腕なら落ちることはないとは思うが、万が一ってことがあったりしたら最悪だからな…。多分、気になって本気にはなれないだろうな」
ラクス「あなた方はお優しいのですね」
アウル「恩を徒で返すわけにはいかないからね」
ラクス「とても素晴らしいことだと思います。でも、それは弱さです。それでは何も守れませんわ。」
キラ「!!!…ラクス、それも」
ラクス「お黙りなさいな、キラ」
キラ「ハイ…」
ラクス「そんな甘い事を言っていてはどちらも守れませんわ」
ステラ「そんな…」
ラクス「まあ、今のは過剰表現ですけれど。あなた方は自分達だけで解決しようとするからそうなるのです。あなた方はドミニオンの皆さんを信用していらっしゃいますか?」
六馬鹿「もちろん!」
ラクス「ですよね。きっとそれはドミニオンの皆さんも同じですわ」
六馬鹿「?」
ラクス「ドミニオンの皆さんもきっとあなた方とは戦いたくないはずです。むしろ味方をしたいと思っていると思います」
六馬鹿「・・・」
ラクス「彼等はあなた方の保護者のような方々でしょう?あなた方の考えはきっとわかっていると思います。こうやって悩んでいることも」
ステラ「本当?あずらえろ、ステラ達のこと、わかってる?」

???「当たり前ですよ」
ステラの問いには画面の向こうのラクスよりさらに向こうから答が返ってきた。
ラクスがクスッと微笑み立ち上がる。それによりカメラがラクスの向こうのドアを映し出す。
そこにはアズラエル、ナタル、フレイの三人が立っていた。
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