もしも3馬鹿常夏トリオが種死に出てたら 格納庫

禁断症状

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匿名ユーザー

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オルガ・シャニ・クロト
「あっ・・・ゥアア"auAあぁaああ"Aああああーー!!!」
(奇声を発し、小刻みに震える3人)

アウル「ちょっ・・・なんなんだよ3人共!?」
スティング「(インターフォンを取り)おい、衛生兵!衛生兵~!!」
ステラ「しっかりして~・・・」

数分後。

アズラエル「もう~・・・五月蝿いですよ貴方達。」
ステラ「めーしゅ、シャニ達が大変なの~」
スティング「何とかしてくれよ!あんた責任者だろ!?」
アズラエル「そんな事言われましてもねぇ・・・」
アウル「何だよこの役立たず!!汚物!!」
アズラエル「(汚物!?)グリフェプタンMk-Ⅱの開発には、多少の禁断症状が付き物なんですよ。」
ステラ「じゃあ助けてあげられないの?」
アズラエル「これを乗り越えないと今より強くなれませんからね。」
アウル「でもさぁ・・・」

オルガ「あぁあぁぁやめろぉ!!自転車に乗ったパンダが汗だくで襲って来るぅう!!」
クロト「何か体中が痒いぃいいい・・ぃ・・・・あ、あんな所に豊臣秀吉公が・・・」
シャニ「ただいま語り申す物語、国を申さば、丹後の国、金焼きは地蔵の御本地を、
    あらあら説きたてひろめ申すに、これも一度は人間にておわします。人間にて・・・」
スティング「・・・どうすんだよ、これ?特にシャニ。」
アズラエル「う~ん・・・」

プシュー(←ドアの開く音)
ナタル「お前達、サブナック少尉達がどうかしたのか?」

アズラエル「やばっ・・・MK-Ⅱの事は艦長さんには秘密なんですよ!!」
アウル「えぇええ!?どーすんだよ!!」

ナタル「おや、盟主もいらっしゃったんですか。」
アズラエル「え、えぇ・・・艦長さん。奇遇ですねぇ。」
クロト「はっ・・・ひゃははははは!!」
ナタル「ブエル少尉!?どうした!??」
アズラエル「やっ、やだなぁ。艦長さん。ゲームやってるだけですってば。」
ナタル「ゲーム?」
アウル「うおぉクロトとオルガすっげー!!これで横山やっさんに勝てるぜ!」
ナタル「え・・・何ですかこれ?」
アズラエル「知らないんですか?中世日本のファミコンソフト「さんまの名探偵」じゃないですか!」
ナタル「いや、普通知らないですよ・・・」
アズラエル「ボタンの連打スピードに連動して速くなる訳ですね!いやぁ、僕連打が
      苦手だからゲーム好きのクロト君にやってもらおうって思って、そしたら
      オルガ君が「俺もやるー」、って言ってきて・・・」
ナタル「わ、わかりました。もういいです・・・ん、そういえばアンドラス少尉は?」
シャニ「太い円柱が処々に立つて、ほの暗い隅をつくつてゐる。安良は音も立てないで
    つつましやかに堂のまはりをあるいて見た。ひとまはりして、もとの・・・」
ナタル「こっ、これはまさか・・・!!」
アズラエル「ご存知でしょう、艦長さん。中世日本民俗学の巨匠、折口信夫の
      「口ぶえ」からの一文ですよ。」
ナタル「アンドラスが民俗学を暗記するなんて・・・」
アズラエル「いやぁ、彼も学ぶ事の素晴らしさに気付いたんでしょうねぇ。
      ただあまりの衝撃にこの子達ってば衛生兵を呼んじゃったみたいで・・・
      ほら、君達。艦長さんに謝りなさい。」
アウル・スティング・ステラ「ごめんなさい。」
ナタル「いや・・・お前達のせいではないだろう。私も驚いている。
    勘違いの様でしたら、私はこれで・・・。」
(ナタル退室)
アズラエル「何とかごまかせましたねぇ・・・」

数時間後。
オルガ「やああっと治まったぜぇ・・・あー、コーヒーが美味ぇー!!」
クロト「気・分 爽・快!」
アズラエル「良かったですねぇ」
スティング「ただ・・・」

シャニ・ステラ「それ、天地陰陽の理、吉凶、禍福のことは、人の智と・・・」
4人「どうすんだよ、あれ?」

アズラエル「・・・・・」

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