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シャニステ?


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―――スティングが死んだ。
カオスで空中に静止し、油断していたところを三機のムラサメに両断されて死んだ。
ネオはアウルとステラにはスティングのことは精神操作で忘れさせることにし、オルガ・シャニ・クロト・フレイにはスティングのことを口に出すことを禁止した。

それから一週間後。
自室のソファに横になりながらイヤホンを耳に装着し、音楽を聴いている男が一人。
目にはアイマスクをつけ眠っているのか音楽を聴いているのかわからない状態だった。
すると突然自室のドアが開いた。
ドアの入り口には軍には不相応なミニスカートを穿いた金髪の少女が立っていた。
「シャニ~?」という掛け声と共に部屋に入ってきたが、ステラに呼ばれた肝心のシャニは返事が無かった。
「また寝てる…」
ステラはそう呟くと、シャニの寝ているソファに近づいた。
―――パキッ
何かプラスチックの板が割れるような音が足元で響いた。
と同時に軍人の習慣が身についているシャニは自分に近づく人の気配とその物音で目を覚ました。
シャニがアイマスクを外し、蛍光灯の光に目を細める。
だんだん光の感覚に慣れ、周りの風景がはっきりしていくとそこに飛び込んできたものは割れたシャニのCDケースを手に持っているステラの姿だった。
「あー、そのCD…」
床に無造作に置かれていたCDの一つがステラによって割られたのだ。
「しかも初回限定版…」
少々きつい目つきでステラの方を見る。
その目つきを向けられたステラは叱られた子供のようにしゅんとなる。
「ごめんなさい…ステラ気づかなくて…」
この姿を見て怒る気が失せたシャニだったが、何分大切にしていたCDだったため少しステラをいじめてやろうと思った。
「普通のCDなら別にいいけど…これ限定品だからなぁ…」
わざとらしくCDの方を見ながらステラに言う。
「げんてい…ひん…?」
「とても大切で二度と手に入らない物ってことだよ」
シャニは割れたCDの破片を集めて机の上に置いた。
「ごめんなさい…ステラ…シャニの大切なもの壊しちゃって…」
ステラがみるみる涙目になっていく。
「壊れたものはもう二度と元には戻らないんだぜ?」
シャニがその言葉を言った瞬間、ステラの目が大きく見開かれどこか見知らぬ恐怖におびえているような状態になった。
「壊れる…戻らない…ヤダ…だめ…」
ステラは両腕で自分を抱きしめ、その場にうずくまってしまった。
その光景を目の当たりにしたシャニはちょっとやりすぎたか…と思い、ステラに向かってCDのことはもういいからと言おうとしたその瞬間、ステラはシャニに抱きついてきた。

「なっ…!お前、何して…」
その行動に関して文句を言おうとしたシャニだったが。
「スティングいなくなっちゃだめ…いや…」
シャニの言葉に反応して消されたはずの記憶がよみがえってしまったのだろう。
大粒の涙をとめどなく零しながら自分の胸にすがり付いてくるその姿を見るとそんなことは言えなくなってしまった。
「大丈夫だよ…俺は死なないし…お前も絶対守るから…なんかこのセリフ死亡フラグっぽいけど、絶対守るから…」
シャニは開いている両の手をステラの背中に回すとその腕で抱きしめた。
あぁ、人間ってこんなに温かいんだな。とシャニは思った。
幼いころから親がいなくて施設育ち。あげくには軍の実験施設に送り込まれて自分と同い年の人間まで殺してきた。
今まで殺し、奪い続けてきた人間が今度は守る側になるなんて思ってもいなかった。
「絶対…絶対だよ?これ以上いなくなるのはいや…」
涙目でシャニを見つめるその瞳をシャニは無言で抱きしめた。
同じような施設で育ったはずなのに、それを微塵も感じさせないようなこの純真さ。
この娘は死なせてはならない…生きていなきゃいけない。
シャニはステラのぬくもりに触れながらそう思った。

「……ZZZ」
いつの間にかステラは寝息を立てて寝てしまっていた。
「泣き疲れたらすぐ居眠りかよ…ほんと子供だな…」
シャニはその流れる金色の髪を無言で撫でた。
「うぇい…絶対だよ…約束…」







おまけ1
シャニ(抱き中)「………」
フレイ「(・∀・)ニヤニヤ」
シャニ「うぇ!?な…なんで!?」
ステラ「うぇーい…むにゃむにゃ…」
フレイ「みんな~ちょっと聞いて~シャニがね~」
シャニ「ちょっと待て!!」
フレイ「あら?何かしら」
シャニ「黙っててくれ…」
フレイ「お昼ご飯一週間分デザート付きでどう?」
シャニ「…うざい」
フレイ「私は別にいいけど~」
シャニ「すんません…おごらせて下さい…」
フレイ「ウフフ…いい子ね」
シャニ「買いたいアルバムあったのに…はぁ…」

小ネタ1
シャニ「ぐぅぁああああああ!死亡フラグは俺の方だったのかぁああ…」
???「…ニ…シャニ…」
シャニ「誰…?」
オクレ(裸)「兄さんね…明日をもらったの」
シャニ「キモい…」

小ネタ2
シャニ(守る立場になるとはな…)
天道「お婆ちゃんが言ってた。人は守る物ができると弱くなる。」
シャニ「…」
天道「しかし、安心しろ。それは本当の弱さじゃない。弱さを知っている人間こそが本当に強くなれるんだ。」
シャニ「出てけ」
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