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スティングの死


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デストロイの広いコックピットが爆発の衝撃で身動きが出来なくなった。
身体の半分が千切れているのに、意識だけはっきりしているのが不快だった。

ああ、やっと”死ねる”んだ。

死にゆくスティングの中にあるのは、恐怖でも、憎悪でも、憎しみでもなく
ただ解放感に満たされた自分がいるだけだった。
これで自分を縛り付けるものは何もないのだから。
実験動物と同じに見る研究員も、露骨に気味悪がる軍人も、
普段は綺麗事しか言わない癖に、俺に薄汚い罵声を浴びせてくる敵も。

唯一自分の環境で幸福だと思った事は”家族”というものがいない事。
”家族”は煩わしく、弱くなる最大の原因だと教えられた。
そんなものいらない。強くなって敵を殺さなきゃいけないのに。
敵の奴等が母親や子供の名前を呼んで死んでいくのが無様で、
おかしくてたまらなかった。馬鹿にして嘲笑った。
自分はそんな奴等とは違う。解放感に満たされて死ねるのだ。

自分はきっと幸福だったのだ。

デストロイは轟音を上げて爆散した。
スティングは消える刹那、自分の頬に涙が伝っていた事に気付かなかった。




スティング「・・・あれ?」
シャニ「起きた? お前唸っててうざかった。」
ステラ「スティング、こわいゆめ見たの?」
スティング「ああ・・・悪い夢だ。」
ステラ「じゃあ、今日はステラが一緒に寝てあげるね。」
スティング「はぁ!?」
アウル「添い寝~?スティングえろいー!!」
スティング「うっせーよ!・・・ばーか。」
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