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無いシーンをあたかも~スレ風、賢そうな?6馬鹿編


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強化人間計画第163次報告書

「強化人間の思想および思考調査実験」の全記録を以下に記す。
お題:コーディネイターについて

シャニ「どうでもいい」
ステラ「うん」
オルガ「だな」
クロト「終・了!」

スティ「待て待て待て。それじゃ調査にならねえだろうが。
    もっと他に言うことないのかよ」
アウル「ンなこと言われてもねえ。これ、どういう主旨の実験なの?」
クロト「つかさ、そもそも『お題:コーディネイターについて』って何?
    調査ったって何を喋ったらいいわけ?」
オルガ「連中をどう思うかっていうんなら、さっきので終わりだしな。
    それともあれか、『コーディネイターの定義』でもしろってか?」

シャニ「えー……遺伝子組み換え人間?」
ステラ「『宇宙のばけもの』、『新人類』、『間違った生き物』、
    『進化した種』、『生命倫理の冒涜』、『来るべき橋渡し』……」
クロト「あと『連合の敵』とか?」
アウル「とも限らないんじゃね? 連合にもコーディ居るらしいし」
オルガ「見たことねえけどな」
スティ「まあ、連合の敵ってのは、コーディネイターっていうより、
    プラントの連中がそうってことだな」

シャニ「でもさあ、たまに居るじゃん。
    プラント=コーディ、コーディ=プラントみたいな奴」
ステラ「……? コーディネイター、地球にもいるよ。
    ナタルが言ってた。昔、一緒にいたって」
クロト「そんな単純な構図なら苦労しないってね。
    まあ、それだけ地球のコーディネイターが少ないってことだろ」
オルガ「結局は声が大きい奴の勝ちだからな。
    数が少ないってのは、それだけで弱いことの条件だ」
スティ「圧倒的マイノリティの強化人間(おれたち)が言うのも
    変な感じだけどな。まあ、だからプラントに集まるんだろうが」
アウル「行き損なった連中は不幸だけどねえ。この上、
    一芸でも無けりゃ、それこそブルーコスモスのいいカモ」

ステラ「ブルーコスモス……アズラエル?」
オルガ「あのオッサンはー……またちょっと別口だろう」
クロト「でも一応、あいつも嫌ってはいるよね。コーディネイター」
アウル「そうでなきゃ盟主なんて引き受けないっしょ。
    あれ? そういや何で盟主やめたんだっけ」
シャニ「やめたっていうか……やめさせられた?
    あいつはあいつでタカ派だけど、それでも生ぬるいからって」
スティ「ユニウスセブンのテロの後は、ブルーコスモスはタカ派を通り越して
    過激派になっちまったからな。しょうがねえよ」

クロト「情報統制仕込む暇もなく全面戦争ムードだからね。
    やれやれ、全く恐ろしいことで」
ステラ「『再構築戦争の再来』、だし。あれは、いくらなんでも、やり過ぎ」
スティ「各国主要都市に加えてエルサレムにメッカ、ヴァチカンまで
    狙いすましたように壊滅だからな。そりゃ殲滅したくもなるだろうさ」
アウル「あ、それ僕ちょっと驚いた。旧宗教勢力ってこんな残ってたのかって」
オルガ「宗教が衰退したなんてのは政府のプロパガンダだよ。
    組織としては確かに無力だが、個人レベルじゃ宗教はまだまだ元気だ」
シャニ「ていうか、ニュートロンジャマーとかぶち込まれた所為で、
    中東じゃますます仕事が無くなって宗教以外やることねえってのに、
    これで衰退とか言われてもね。あそこは環節社会に絶賛・逆行中だよ」

オルガ「そもそも、現代の思想に宗教が与えた影響を度外視して
    話をしてる時点で妙だと思うけどな、俺は」
スティ「どうだろうな。その辺は証明が難しい。一概にどうとも言えんだろ」
オルガ「そんなもんかねえ」

アウル「で、話戻すけどさ。結局、
    コーディネイターってのは嫌われてんだよね」
シャニ「能力格差で下地を作って、S2インフルエンザで生地をこねて、
    NJと前の戦争で具を乗せて……ブレイク・ザ・ワールドでとどめ」
クロト「単に『あいつらは“できる”から妬ましい』ってだけじゃなくて、
    コーディネイター犯罪の被害とかもね。目立つから、あいつら」
スティ「コーディに限って言えば、犯罪率はむしろ低いくらいなのにな。
    コーディネイション処理自体が富裕層の特権みたいなもんだから」
オルガ「まあ、貧しいからって犯罪に走る訳でもねえけどな。
    何つうか、そこはほら、あれだ、」
ステラ「……結局は、声が大きい奴の勝ち。些細なことでも、
    マスコミにクローズアップされれば、大きなことに見えてくる」

オルガ「まあ、そういうことだな。にしても、デュランダルの
    ナチュ・コーディ融和策は成功してるように見えたんだけどな」
アウル「本質的なところは何も変わってなかったってことだろ。
    オーブ辺りはいい感じだったかも知れねえけど、肝心の対大西洋・ユーラシアの
    外交策は失敗。まあ、これは悪因が多すぎたんだけどさ」
クロト「何せ『青き清浄なる世界の為に』っつって本気で銃を撃つような連中が
    うようよ居ますから。それこそ、政府が振り回されるくらいに」
スティ「ロード・ジブリールのコーディ嫌いは理屈じゃねえからな。
    けど、こいつはあくまできっかけに過ぎないんじゃねえかと思う」
シャニ「そもそも世論が開戦を支持してたし、溜まりに溜まった鬱憤のはけ口を
    探してた。ある意味、ユニウスセブンだって単なるきっかけだよ。
    先にアーモリーワンに手を出した俺らが言えた義理じゃないけど」
ステラ「……コーディネイター=プラントじゃ、ないのにね。
    溜まったものは、いつか吹き出すけど、それがいつ、どんな形で
    吹き出すかは分からない。こういう時『もしも』は言ったら駄目だけど……」

オルガ「まあ、戦争が回避できたかどうかなんてのは、50年後の歴史家にでも
    考えてもらえばいいさ。何せ俺たちは戦いが仕事だ」
クロト「始まったからには勝たなきゃならねえ。けど、
    皆殺しは最悪だ。きりがないし、勝っても何にもならないから」
スティ「それ、上層部の絶滅論者に言ってやれよ。
    あいつらマジで殲滅戦を展開する気だぜ。頭おかしいんじゃねえのか」
アウル「言うのは勝手さ。実際にやらされる方の身にもなれってね。
    ていうか、今の連合は完全に暴走してるよ」
ステラ「違う、と思う。暴走してるのは一部だけ。ブルーコスモス過激派と、
    ジブリール閥の奴らだけ。それを国民が後押ししてる……」
シャニ「それを暴走って言うのさ。まあ、後はもう、アズラエルのオッサンが
    ストップかけてくれるのを期待するしかないんじゃねえの」

クロト「ああ、明後日だっけ。オッサンが上と交渉しに行くの」
シャニ「望み薄だって言ってたけどね」
スティ「ジブリールとガチで対決する訳か……旗色は悪そうだな」
オルガ「けどよ、コープランドが講和派に転身したって噂だぜ。
    上手くやればあいつを味方に引き込めるかも知れねえ」
ステラ「講和は……今の戦況じゃ、ちょっと厳しいかも。
    ユーラシアからザフトを追い出さないと」
アウル「最低でも6:4……いや、7:3に持ち込まないと
    納得させんのは難しいだろうね。国民感情的にもそこらへんが限界だろ。
    むしろ8:2だって良いくらいだし」

スティ「てことは、ますます明日は俺たちもしくじる訳にいかねえな。
    それが俺たちにできる最大限のバックアップだろう」
クロト「カーペンタリア陥落とくれば、ユーラシアのザフトだって
    ただじゃ済まない。状況は一気にこっちに転ぶ筈だ。そうすれば……」
オルガ「プラントも交渉のテーブルにつかない訳にゃいかねえな。
    8:2の講和ってのもあながち夢物語じゃなくなるぜ」
シャニ「政治のことは手が出せない。オッサンに任せるしかない。
    だから、俺たちは戦って何とかしないと」
アウル「負けられないってんじゃね? こういうの」
ステラ「ステラ、戦う。戦ってあいつらを追い出す。
    そうしたら、きっとアズラエルの為になる」

ここで実験終了。各員、明日の作戦に備えての準備作業に復帰する。
なお、以下にステラ・ルーシェよりアズラエル理事にあてた伝言を追記する。

ステラ「あのね、アズラエル、ステラたち頑張るから。
    だから、アズラエルも、頑張ってね」



――大戦の趨勢を決定したと言われる「アトランタ会談」にて、
ムルタ・アズラエルが「お守り」と称してポケットに忍ばせていた紙片より。

終わり。
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