仮確定事項

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---- &bold(){人物一口設定} 相川 博也……主人公。内科の研修医として鳥之宮医院に赴任。理想と現実のギャップに苦しむ。 藤城 由希……後天性眼疾患。性格自体は暗くない。両親が共働きで、家にこもっていたために、同年代の友達がいる鳥之宮医院のビハーラに入居。 沢越 ひなた……ナース。割と巨乳。 塚原 勲……無声にメロンを贈る老人。かつて無声の手術費用を拠出した。84歳 豊平 あゆむ……塚原の身の回りの世話をする人。外見は十代だが性別不明。 無声少女(片野すず)……幼少期に患った大病がもとで、家族に捨てられる(夜逃げ)。老人が手術費用を出し、病気自体は完治するが、極度の人間不信と、手術のために外国にわたっている間に同じ病気の友達が死んでしまったことにより無声に。 ☆鳥飼 友七郎……主人公の研修監督。かつて外科手術の天才と呼ばれた、百戦錬磨のベテラン。現在は鳥之宮医院最年長医師として日夜医療に励んでいる。 ---- &bold(){人物詳細設定} &bold(){相川博也(あいかわ ひろや)* 主人公} 20代前半。 医科大学卒業後、鳥之宮医院に研修医として赴任。 オーソドックスな主人公の外見。 私服はあまり派手ではない。 あえて地方の小病院での研修を希望するが、現実に直面し挫折感を味わっている。 ビハーラの少女たちや、往診先の患者や医院の人々とのつながりの中で、苦しみながらも理想の医師像に近づいていく。 &bold(){藤城 由希(ふじしろ ゆき)* ヒロイン} 10代。 後天性眼疾患のために高校に通うことができなかった。ほぼ視力をすべて喪失しているため、外出もままならない。両親が共働きのため、ずっと家にこもっていた。見かねた両親が、同年代の友達がいる鳥之宮医院のビハーラに入居させた。 入居後は、かつての明るい性格を少しだけ取り戻しつつあるが、普通の女子高生として高校に通うという夢は叶わず、人生に不安や絶望を感じている。 眼意外は悪くないが、外出するときは常に車椅子に座っている。 &bold(){沢越 ひなた(さわごえ ひなた)* ヒロイン} 20ちょうどぐらい? 看護学校を卒業後、地元である鳥之宮市に帰ってきた。そのまま鳥之宮医院に就職している。 当初は、主人公と同じような理想を抱いていたが、現在ではすっかりスレてしまっている。 背は低いが、胸は大きい。 根元は明るく人懐っこい性格で、主人公や患者ともよく喋るが、厳しい医療の現実がそれを覆い隠している。 主人公の赴任により、かつての自分を思い出す。表には出さないが、心の中では葛藤がある。 &bold(){塚原 勲(つかはら いさお)} 70~80代 第二次世界大戦末期、海軍航空隊のパイロットとして出撃。復員後、会社を興す。戦前憧れていた女性がいたが、終戦後は消息が分からなくなっており、あるとき、女性が亡くなっているという話を風の噂で聞く。 以後、塚原は仕事のみを生きがいとするようになり、会社は大成功を収めて日本有数の富豪となるが、家庭も持たずずっと独り身のままであった。 引退後、莫大な遺産を無為に浪費する日々を送っていたが、ある日訪れた病院で、同じ大病に苦しむ二人の少女に出会う。そのうちの片方、無声少女(当時は普通の孤児)が初恋の女性によく似ていた、というだけで、少女の手術費用だけを出す。 やがて時を経て偶然再会するが、少女は声を失っており、塚原はそれを自分の独りよがりな偽善心からだと思い込み、自らの身分を明かさない。 せめてもの罪滅ぼしにと、毎月メロンを贈り続ける。 塚原の支援によって鳥飼が鳥之宮医院にビハーラを開設した &bold(){豊平 あゆむ} 外見は10代。男(作中では性別不詳) 無声ルートから派生して小間使いENDもある予定 サブ予定なんでキャラデザとか自由に。 塚原の身の回りの世話をする人。出自その他謎。 &bold(){無声少女 as 常盤 小夜子(ときわ さよこ)(名前は仮)* ヒロイン} 10代。 幼少期に患った大病(または先天性障害)が元で、親に捨てられる。 塚原が手術費用を出し、外国で手術を受けて完治するが、帰国後同じ病気で苦しんでいた友達が死亡したことを知ってしまう。人間不信に拍車がかかり、孤児院でも誰とも喋らなくなるうちに声を出せなくなる。 外国にいたころは普通に話すことができていたため、英語(あるいはその他外国語)を多少使うことができるが、学校に通えていないために、文法はあまり出来がよくない。 会話はジェスチャーあるいはテキストボードを使って行う。 英語の詩を作るのが趣味。 ★先天性逼迫脈動症(架空の病気) 生まれつき左右どちらか片側の心筋周囲の血流が他方に比べて異常に多く、その結果脈動の不整合が起こる。 自覚症状としては主に狭心痛。 完全治療には心臓の一時摘出を伴う大手術しかないが、硝酸薬あるいはCCBによる薬物治療が一定の効果を示す。 CCB……カルシウム拮抗剤。作中ではアダラートLCR(作用の強いCCB)を服用。 とある有名な大学病院で腕を振るっていた鳥飼のもとに、半ば研究対象として転院してくる。 同じ病気を持つ同年代の友達が一人。 8歳のころ、偶然病院を訪れた塚原と出会う。 少年のころに恋をしていた女性によく似ていたため、塚原は無声を気にかけるようになる。 まもなくして、鳥飼から無声の病気について知らされる。完治するには、『ケンプフェル術式』と呼ばれる高難度の手術を行わなければならないが、日本ではケンプフェル術式は禁止術式に指定されており、日本国内では執刀することは出来ない。 ★ケンプフェル術式 世界で唯一人、当該術式を成功させたドイツ人外科医ケンプフェルの名をとってこう呼ばれる。バチスタ手術と同じくらい難しい手術である。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー--------------------------- 「自動車にたとえるならば、エンジンがミスファイアを起こしているようなものです」 「ミスファイア……」 「右心あるいは左心、どちらか周囲の血圧が一方に比べて局地的に高く、脈動のタイミングがずれてしまうんです」 「――治療法は?」 「心臓移植、中でも『ケンプフェル術式』と呼ばれる移植術式があるにはあります」 「極めて有効な治療法です。成功した場合の完全治癒率は100%。このレベルの外科手術では異常な高さです」 「100%!? そんな手があるなら――」 「あくまで、『成功した場合』です。同じ術式はこれまでに世界で6例のみ。うち5例が失敗――手術中に患者は死亡しました」 「単純にいうと、いったん心臓を取り出して止め、正しい脈動周期を与えて生体内に戻す。言うなれば、エンジンオーバーホールですよ」 「そんな単純な手術が、どうしてそんなに難しいんだ?」 「そこなんですよ。この術式では、心臓を分離して戻すまでの間は、血液をポンプで循環させます。が……」 「?」 「これが非常に難しいのですよ。体内を流れる血液のリズムを、異常な状態から正常に一気に戻してしまうと、患者の体に多大なダメージを与えてしまう――巧妙にトラップの張り巡らされた爆弾を解体していくようなもので、少しでもミスをすれば、即座に死に至ります」 「そんな……」 「それが最大の障害です。極めて高性能な人工心臓と、それを操る神の手があって初めて、成功する可能性が生まれる手術です」 -------------------------------------------------------- 塚原の援助により、無声はアメリカに渡って手術を受ける。 術前・術後経過を含めて2~3年。完治。 帰国すると、手術を受けられなかった友達は死亡していた。 孤児院に預けられるが、無声は塚原を恨みながらも、命を助けられた事実に葛藤していく。 極度の人間不信に陥り、いつからか失語症に。 療養先の鳥之宮で、塚原が偶然無声を見かけるが、無声のほうは知らない。 ---- ---- &bold(){舞台設定} **鳥之宮市  本州南部、海に面した小都市。市の中心部を川が流れる。 ***鳥之宮医院  主人公が赴任してくる診療所。障害をもった少年少女が入居するビハーラを併設している。設備は貧弱で、救急の受け入れ体制もない。 ***ビハーラ(名称未定)  無声と藤城由希が入居する障害者支援施設。入居者数は少ない。
---- &bold(){人物一口設定} 相川 博也……主人公。内科の研修医として鳥之宮医院に赴任。理想と現実のギャップに苦しむ。 藤城 由希……後天性眼疾患。性格自体は暗くない。両親が共働きで、家にこもっていたために、同年代の友達がいる鳥之宮医院のビハーラに入居。 沢越 ひなた……ナース。割と巨乳。 塚原 勲……無声にメロンを贈る老人。かつて無声の手術費用を拠出した。84歳 豊平 あゆむ……塚原の身の回りの世話をする人。外見は十代だが性別不明。 常盤 小夜子……幼少期に患った大病がもとで、家族に捨てられる(夜逃げ)。老人が手術費用を出し、病気自体は完治するが、極度の人間不信と、手術のために外国にわたっている間に同じ病気の友達が死んでしまったことにより無声に。 ☆鳥飼 友七郎……主人公の研修監督。かつて外科手術の天才と呼ばれた、百戦錬磨のベテラン。現在は鳥之宮医院最年長医師として日夜医療に励んでいる。 ---- &bold(){人物詳細設定} &bold(){相川博也(あいかわ ひろや)* 主人公} 20代前半。 医科大学卒業後、鳥之宮医院に研修医として赴任。 オーソドックスな主人公の外見。 私服はあまり派手ではない。 あえて地方の小病院での研修を希望するが、現実に直面し挫折感を味わっている。 ビハーラの少女たちや、往診先の患者や医院の人々とのつながりの中で、苦しみながらも理想の医師像に近づいていく。 &bold(){藤城 由希(ふじしろ ゆき)* ヒロイン} 10代。 後天性眼疾患のために高校に通うことができなかった。ほぼ視力をすべて喪失しているため、外出もままならない。両親が共働きのため、ずっと家にこもっていた。見かねた両親が、同年代の友達がいる鳥之宮医院のビハーラに入居させた。 入居後は、かつての明るい性格を少しだけ取り戻しつつあるが、普通の女子高生として高校に通うという夢は叶わず、人生に不安や絶望を感じている。 眼意外は悪くないが、外出するときは常に車椅子に座っている。 &bold(){沢越 ひなた(さわごえ ひなた)* ヒロイン} 20ちょうどぐらい? 看護学校を卒業後、地元である鳥之宮市に帰ってきた。そのまま鳥之宮医院に就職している。 当初は、主人公と同じような理想を抱いていたが、現在ではすっかりスレてしまっている。 背は低いが、胸は大きい。 根元は明るく人懐っこい性格で、主人公や患者ともよく喋るが、厳しい医療の現実がそれを覆い隠している。 主人公の赴任により、かつての自分を思い出す。表には出さないが、心の中では葛藤がある。 &bold(){塚原 勲(つかはら いさお)} 70~80代 第二次世界大戦末期、海軍航空隊のパイロットとして出撃。復員後、会社を興す。戦前憧れていた女性がいたが、終戦後は消息が分からなくなっており、あるとき、女性が亡くなっているという話を風の噂で聞く。 以後、塚原は仕事のみを生きがいとするようになり、会社は大成功を収めて日本有数の富豪となるが、家庭も持たずずっと独り身のままであった。 引退後、莫大な遺産を無為に浪費する日々を送っていたが、ある日訪れた病院で、同じ大病に苦しむ二人の少女に出会う。そのうちの片方、無声少女(当時は普通の孤児)が初恋の女性によく似ていた、というだけで、少女の手術費用だけを出す。 やがて時を経て偶然再会するが、少女は声を失っており、塚原はそれを自分の独りよがりな偽善心からだと思い込み、自らの身分を明かさない。 せめてもの罪滅ぼしにと、毎月メロンを贈り続ける。 塚原の支援によって鳥飼が鳥之宮医院にサナトリウムを開設した &bold(){豊平 あゆむ} 外見は10代。男(作中では性別不詳) 無声ルートから派生して小間使いENDもある予定 サブ予定なんでキャラデザとか自由に。 塚原の身の回りの世話をする人。出自その他謎。 &bold(){常盤 小夜子} 10代。 幼少期に患った大病(または先天性障害)が元で、親に捨てられる。 塚原が手術費用を出し、外国で手術を受けて完治するが、帰国後同じ病気で苦しんでいた友達が死亡したことを知ってしまう。人間不信に拍車がかかり、孤児院でも誰とも喋らなくなるうちに声を出せなくなる。 外国にいたころは普通に話すことができていたため、英語(あるいはその他外国語)を多少使うことができるが、学校に通えていないために、文法はあまり出来がよくない。 会話はジェスチャーあるいはテキストボードを使って行う。 英語の詩を作るのが趣味。 ★先天性逼迫脈動症(架空の病気) 生まれつき左右どちらか片側の心筋周囲の血流が他方に比べて異常に多く、その結果脈動の不整合が起こる。 自覚症状としては主に狭心痛。 完全治療には心臓の一時摘出を伴う大手術しかないが、硝酸薬あるいはCCBによる薬物治療が一定の効果を示す。 CCB……カルシウム拮抗剤。作中ではアダラートLCR(作用の強いCCB)を服用。 とある有名な大学病院で腕を振るっていた鳥飼のもとに、半ば研究対象として転院してくる。 同じ病気を持つ同年代の友達が一人。 8歳のころ、偶然病院を訪れた塚原と出会う。 少年のころに恋をしていた女性によく似ていたため、塚原は無声を気にかけるようになる。 まもなくして、鳥飼から無声の病気について知らされる。完治するには、『ケンプフェル術式』と呼ばれる高難度の手術を行わなければならないが、日本ではケンプフェル術式は禁止術式に指定されており、日本国内では執刀することは出来ない。 ★ケンプフェル術式 世界で唯一人、当該術式を成功させたドイツ人外科医ケンプフェルの名をとってこう呼ばれる。バチスタ手術と同じくらい難しい手術である。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー--------------------------- 「自動車にたとえるならば、エンジンがミスファイアを起こしているようなものです」 「ミスファイア……」 「右心あるいは左心、どちらか周囲の血圧が一方に比べて局地的に高く、脈動のタイミングがずれてしまうんです」 「――治療法は?」 「心臓移植、中でも『ケンプフェル術式』と呼ばれる移植術式があるにはあります」 「極めて有効な治療法です。成功した場合の完全治癒率は100%。このレベルの外科手術では異常な高さです」 「100%!? そんな手があるなら――」 「あくまで、『成功した場合』です。同じ術式はこれまでに世界で6例のみ。うち5例が失敗――手術中に患者は死亡しました」 「単純にいうと、いったん心臓を取り出して止め、正しい脈動周期を与えて生体内に戻す。言うなれば、エンジンオーバーホールですよ」 「そんな単純な手術が、どうしてそんなに難しいんだ?」 「そこなんですよ。この術式では、心臓を分離して戻すまでの間は、血液をポンプで循環させます。が……」 「?」 「これが非常に難しいのですよ。体内を流れる血液のリズムを、異常な状態から正常に一気に戻してしまうと、患者の体に多大なダメージを与えてしまう――巧妙にトラップの張り巡らされた爆弾を解体していくようなもので、少しでもミスをすれば、即座に死に至ります」 「そんな……」 「それが最大の障害です。極めて高性能な人工心臓と、それを操る神の手があって初めて、成功する可能性が生まれる手術です」 -------------------------------------------------------- 塚原の援助により、無声はアメリカに渡って手術を受ける。 術前・術後経過を含めて2~3年。完治。 帰国すると、手術を受けられなかった友達は死亡していた。 孤児院に預けられるが、無声は塚原を恨みながらも、命を助けられた事実に葛藤していく。 極度の人間不信に陥り、いつからか失語症に。 療養先の鳥之宮で、塚原が偶然無声を見かけるが、無声のほうは知らない。 ---- ---- &bold(){舞台設定} **鳥之宮市  本州南部、海に面した小都市。市の中心部を川が流れる。 ***鳥之宮医院  主人公が赴任してくる診療所。障害をもった少年少女が入居するサナトリウムを併設している。設備は貧弱で、救急の受け入れ体制もない。 ***サナトリウム(名称未定)  無声と藤城由希が入居する障害者支援施設。入居者数は少ない。

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