「スフィアマップ機能について」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

スフィアマップ機能について」(2016/01/24 (日) 08:52:03) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

*スフィアマップ機能について MMD Ver.5.07 から「スフィアマップ機能」が追加されました。 この機能は、指定したテクスチャ画像をアクセサリ表面に展開することでテカリを表現できます(映りこみはしません)。 -&b(){注意事項} --スフィアマップ用テクスチャの実体は拡張子を "sph" に変更したBMP画像です。(乗算の場合はspa)&br()なお、PMXではJPEGファイルなどを拡張子を変更せずに適応できるようになりました。&new2(2014/08/14,time=168,show=New!,color=red) --&s(){なお、この機能はモデルデータには対応していません。(アクセサリのみ)} ---(ver.5.09~) モデルデータ対応 &new2(2009/08/25,time=144,show=New!,color=red) ---- &b(){■ 目次 ■} #contents(fromhere) ---- **スフィアマップとは スフィアマップ(球状環境マップ)は、周囲の画像やライティングをオブジェクトに適用する為の特殊なテクスチャです。 オブジェクトの周囲360度の視野を平面状に表現したものを利用します。 MMDではテクスチャとして指定されているBMP画像の拡張子が「sphあるいはspa」となっている場合、この機能を使います。 ---- **アクセサリの作成例 以下、簡単なモデルを利用してMMD用のスフィアマップ対応アクセサリの作成例を示します。 ***スフィアマップ画像の準備 |&blankimg(Sample.png,width=128,height=128)| |BGCOLOR(YELLOW):&b(){スフィアマップ画像例}| スフィアマップ画像を準備します。上記例の通り、球形に周囲の環境が写り込まれた画像です。 画像はBMP形式で準備してください。 ※モデルデータのPMX形式であれば、PNG、JPEGなども使用できます ***スフィアマップ画像のリネーム MMDのスフィアマップ機能で利用できる拡張子は "sph"あるいは"spa"となります。 上記1.で用意した画像のファイル名を変更してください。 -sph"あるいは"spa"として利用可能なファイル形式はBMPのみです ***テクスチャとスフィアマップの共存 テクスチャ名を"テクスチャ名.拡張子*スフィア名." に変更する事で テクスチャとスフィアマップが乗算合成されて展開されます。 またスフィアマップのファイル名拡張子"sph"を、"spa"にすることにより スフィアマップの展開が乗算でなく、加算で行われる仕様が追加されています(ver5.12より) ***アクセサリのモデリング |&blankimg(SphereMap01.png,width=373,height=240)| |BGCOLOR(YELLOW):&b(){今回のサンプル:お玉}| アクセサリ用のデータをモデリングします。 -上記はMetasequoiaを利用している例です。 ***材質設定 |&blankimg(SphereMap02.png,width=313,height=240)| |BGCOLOR(YELLOW):&b(){材質設定}| 材質の設定を変更します。 「模様」の入力欄に準備したスフィアマップ画像のファイル名を直接入力します。 -拡張子が "sph" の為、「参照」による画像の呼び出しは出来ません -また、Metasequoia が対応していない拡張子の為、設定後の画面で反映を確認できません ***アクセサリファイルの書き出し |&blankimg(SphereMap04.png,width=156,height=180)|&blankimg(SphereMap06.png,width=191,height=180)| |BGCOLOR(YELLOW):&b(){ファイルメニュー}|BGCOLOR(YELLOW):&b(){xファイル書き出し}| 設定したモデルデータをアクセサリとして書き出します。 -通常のアクセサリ出力の方法と特に違いはありません。 ---- ***MMD上での動作確認 |&blankimg(SphereMap09s.png,width=320,height=240)|&blankimg(SphereMap07s.png,width=320,height=240)| |BGCOLOR(YELLOW):&b(){成功例}|BGCOLOR(ORANGE):&b(){失敗例}| 通常のアクセサリと同様、MMDに取り込んで表示を確認します。 カメラの視点を変更すると、アクセサリ表面のテクスチャが左図の様に変化するのが確認できます。 もし、右図の用にテクスチャが表示されない場合は、スフィアマップの指定が間違っている可能性があります。 上記設定まで戻り、内容を確認してください。 また、MMDのバージョンが古い (ver.5.06以前) 場合にも同じ現象となります。 利用されているバージョンを確認の上、最新バージョンをご使用ください。 #co(){ ---- **サンプル版の配布について 上記説明に用いたアクセサリおよびMetasequoia用モデルデータを配布しています。 ご自分でアクセサリを作成する際の参考としてください。 -&s(){スフィアマップサンプルアクセサリ ([[Download>http://firestorage.jp/download/1967f6a9764850fd88e4c88a0e26410bb94fd092]] / Pass: mmd315) ← MMDサイコー} &color(red){file削除} } ---- **関連動画 再配布自由な数十種類のサンプルが配布されている。 &nicovideo(sm8076750){} **配布サンプル &s(){[[プロ用フリー素材のクリエイティブマーケット: 3D・HDRI: MMD用スフィアマップ>http://www.cr-market.com/2009/08/29-172120.php]]} &color(red){リンク切れ} &s(){[[プロ用フリー素材のクリエイティブマーケット: 3D・HDRI: MMD用手描き風スフィアマップ>http://www.cr-market.com/2009/08/30-231732.php]]} &color(red){リンク切れ} -[[プロ用フリー素材のクリエイティブマーケット(配布元トップページ)>http://www.cr-market.com/]] スフィアマップの基本的な仕組みについて &nicovideo(sm15511895){} ---- *コメント #comment(below,size=30,vsize=3,num=20) - PMXに関する情報を追記しました。--pianika(2014-08-14) - 掲載しているSample.pngは、MMDに付属しているmetal.sphをpng形式にしたものですので、MMDのreadmeに従って下さい。&font(#999){(ver7.39.のreadmeを読む限り、絶対ではありませんがまず問題ないかと思います。)}--pianika(2012-08-18) - ここで使用されている画像(Sample.png)を自作モデルのスフィアマップ画像として添付・配布するのは現在も可能でしょうか? -- 名無しさん (2012-08-18 15:19:03) - ファイル削除されているようなのでとりあえず打ち消し線を入れました。 &br()配布元ではスフィアマップ化する前の風景パノラマ画像として公開されていますので、スフィア化する場合は画像を球面化させるソフトが別途必要になるかと思います。 -- 名無しさん (2010-02-28 21:31:12) - サンプル版は削除?されています… &br()クリエイティブマーケット配布サンプルは先方が仕様変更したようですので &br()Homeに誘導するほうがよいと思われます。 -- 名無しさん (2010-02-21 19:09:40) ----
*スフィアマップ機能について MMD Ver.5.07 から「スフィアマップ機能」が追加されました。 この機能は、指定したテクスチャ画像をアクセサリ表面に展開することでテカリを表現できます(映りこみはしません)。 -&b(){注意事項} --スフィアマップ用テクスチャの実体は拡張子を "sph" に変更した画像ファイルです。(加算スフィアの場合はspa)&br()以前のMMDではBMP形式のみでしたが、現在のMMDではPNGやJPEGファイルなどを拡張子を変更せずに適応できるようになりました。&new2(2014/08/14,time=168,show=New!,color=red) --&s(){なお、この機能はモデルデータには対応していません。(アクセサリのみ)} ---(ver.5.09~) モデルデータ対応 &new2(2009/08/25,time=144,show=New!,color=red) ---- &b(){■ 目次 ■} #contents(fromhere) ---- **スフィアマップとは スフィアマップ(球状環境マップ)は、周囲の画像やライティングをオブジェクトに適用する為の特殊なテクスチャです。 オブジェクトの周囲360度の視野を平面状に表現したものを利用します。 MMDではテクスチャとして指定されている画像ファイルの拡張子が「sphあるいはspa」となっている場合、この機能を使います。(PMX形式の場合は別途指定するため拡張子の変更は不要です。) ---- **アクセサリの作成例 以下、簡単なモデルを利用してMMD用のスフィアマップ対応アクセサリの作成例を示します。 ***スフィアマップ画像の準備 |&blankimg(Sample.png,width=128,height=128)| |BGCOLOR(YELLOW):&b(){スフィアマップ画像例}| スフィアマップ画像を準備します。上記例の通り、球形に周囲の環境が写り込まれた画像です。 画像はBMP形式で準備してください。 ※モデルデータがPMX形式であれば、PNG、JPEGなども使用できます ***スフィアマップ画像のリネーム MMDのスフィアマップ機能で利用できる拡張子は "sph"(乗算スフィア)あるいは"spa"(加算スフィア)となります。 上記1.で用意した画像のファイル名を変更してください。 -&s(){sph"あるいは"spa"として利用可能なファイル形式はBMPのみです}&br()現在のMMDではPNG,JPEG等も使えます。 ***テクスチャとスフィアマップの共存 テクスチャ名を"テクスチャ名.拡張子*スフィア名." に変更する事で テクスチャとスフィアマップが乗算合成されて展開されます。(ファイル形式がpmdやxの場合) またスフィアマップのファイル名拡張子"sph"を、"spa"にすることにより スフィアマップの展開が乗算でなく、加算で行われる仕様が追加されています(ver5.12より) pmd形式の場合ファイル名が最大20byteまでなので、ファイル名の長さに注意してください。 ***アクセサリのモデリング |&blankimg(SphereMap01.png,width=373,height=240)| |BGCOLOR(YELLOW):&b(){今回のサンプル:お玉}| アクセサリ用のデータをモデリングします。 -上記はMetasequoiaを利用している例です。 ***材質設定 |&blankimg(SphereMap02.png,width=313,height=240)| |BGCOLOR(YELLOW):&b(){材質設定}| 材質の設定を変更します。 「模様」の入力欄に準備したスフィアマップ画像のファイル名を直接入力します。 -拡張子が "sph" の為、「参照」による画像の呼び出しは出来ません -また、Metasequoia が対応していない拡張子の為、設定後の画面で反映を確認できません ***アクセサリファイルの書き出し |&blankimg(SphereMap04.png,width=156,height=180)|&blankimg(SphereMap06.png,width=191,height=180)| |BGCOLOR(YELLOW):&b(){ファイルメニュー}|BGCOLOR(YELLOW):&b(){xファイル書き出し}| 設定したモデルデータをアクセサリとして書き出します。 -通常のアクセサリ出力の方法と特に違いはありません。 ---- ***MMD上での動作確認 |&blankimg(SphereMap09s.png,width=320,height=240)|&blankimg(SphereMap07s.png,width=320,height=240)| |BGCOLOR(YELLOW):&b(){成功例}|BGCOLOR(ORANGE):&b(){失敗例}| 通常のアクセサリと同様、MMDに取り込んで表示を確認します。 カメラの視点を変更すると、アクセサリ表面のテクスチャが左図の様に変化するのが確認できます。 もし、右図の用にテクスチャが表示されない場合は、スフィアマップの指定が間違っている可能性があります。 上記設定まで戻り、内容を確認してください。 また、MMDのバージョンが古い (ver.5.06以前) 場合にも同じ現象となります。 利用されているバージョンを確認の上、最新バージョンをご使用ください。 #co(){ ---- **サンプル版の配布について 上記説明に用いたアクセサリおよびMetasequoia用モデルデータを配布しています。 ご自分でアクセサリを作成する際の参考としてください。 -&s(){スフィアマップサンプルアクセサリ ([[Download>http://firestorage.jp/download/1967f6a9764850fd88e4c88a0e26410bb94fd092]] / Pass: mmd315) ← MMDサイコー} &color(red){file削除} } その他、ユーザーが配布してるスフィアファイルは[[その他のデータ>その他のデータ##id_6084486d]]のページにまとめられています。 ---- **関連動画 再配布自由な数十種類のサンプルが配布されている。 &nicovideo(sm8076750){} **配布サンプル &s(){[[プロ用フリー素材のクリエイティブマーケット: 3D・HDRI: MMD用スフィアマップ>http://www.cr-market.com/2009/08/29-172120.php]]} &color(red){リンク切れ} &s(){[[プロ用フリー素材のクリエイティブマーケット: 3D・HDRI: MMD用手描き風スフィアマップ>http://www.cr-market.com/2009/08/30-231732.php]]} &color(red){リンク切れ} -[[プロ用フリー素材のクリエイティブマーケット(配布元トップページ)>http://www.cr-market.com/]] スフィアマップの基本的な仕組みについて &nicovideo(sm15511895){} ---- *コメント #comment(below,size=30,vsize=3,num=20) - PMXに関する情報を追記しました。--pianika(2014-08-14) - 掲載しているSample.pngは、MMDに付属しているmetal.sphをpng形式にしたものですので、MMDのreadmeに従って下さい。&font(#999){(ver7.39.のreadmeを読む限り、絶対ではありませんがまず問題ないかと思います。)}--pianika(2012-08-18) - ここで使用されている画像(Sample.png)を自作モデルのスフィアマップ画像として添付・配布するのは現在も可能でしょうか? -- 名無しさん (2012-08-18 15:19:03) - ファイル削除されているようなのでとりあえず打ち消し線を入れました。 &br()配布元ではスフィアマップ化する前の風景パノラマ画像として公開されていますので、スフィア化する場合は画像を球面化させるソフトが別途必要になるかと思います。 -- 名無しさん (2010-02-28 21:31:12) - サンプル版は削除?されています… &br()クリエイティブマーケット配布サンプルは先方が仕様変更したようですので &br()Homeに誘導するほうがよいと思われます。 -- 名無しさん (2010-02-21 19:09:40) ----

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示:
記事メニュー
目安箱バナー