祭歌 - 桑名のアレ 石取祭wiki

めでた

町屋川の撫子の花よ
昼は萎れて　夜は開く　　　ア～　デンヤー　デンヤー

わしが娘を福じゃとおっしゃる
福は福でも　お多福め福　ア～　デンヤー　デンヤー

めでためでたの若松様よ
枝も栄えて　葉も繁る　　　ア～　デンヤー　デンヤー

待ちに待った今夜の叩き出し
日頃鍛えた　この腕示す　ア～　デンヤー　デンヤー

石取祭

桑名の石取り祭りは　鉦や太鼓でゴンチキチン
叩くときゃ良かったが　後でお手々がマメだらけ

町々の宿では　笹を立てて注連張って
飲んだり喰ったり　飛んだり跳ねたり
山形にちょいと付けたる十二張り

子供は浮かれて　お勝さんはうちにか
蟹が桃を挟んで　鋏ちぎってほったった
ほったたの　ほったたの　ほったった

お勝さん

お勝さんはうちにか　蟹が桃を挟んで　
鋏ちぎって　ほーったった　ほったった
何にもかも　ほったった

もーったいない　もったいない
鍋釜ほっても　かかほるな
かかには　大事な穴がある

(もーったいなくない　もったいたくない
ついでに……もほったった)