武勇号出現
使用Ver.:Ver.2.5
サプリメント:絢爛(ヴァージョン1.5)、新型日常編
レベル:第一回=レベルアルファ、第二回=レベルシバムラティック
サプリメント:絢爛(ヴァージョン1.5)、新型日常編
レベル:第一回=レベルアルファ、第二回=レベルシバムラティック
第一回
参加者(敬称略)
- くろがね(PC名 トニー君(ふくろう))
- 広瀬都(PC名 ユミノ(アンドロイド))
- 十五夜(PC名 ユラ・ユーキ(猫少年))
- クレール(PC名 クエイン・メルモート(ホッキョクオオカミの獣人))
- なかだい(PC名 マリン・ナカムラ(猫少女))
- ODD EYES(PC名 榊守 桐人(人間))
- さちひこ(PC名 アルフ(多脚戦車))
登場SDC
- 火星先住民多数
- コータロウ
- 敵RB
シーン1
目的
T*火星先住民大量移動の謎を解き明かす:難易度3:判定単位400:制限時間10分:1ターン10分:難易度決定の前提 10分(つまり1ターン)、太陽系知類の場合:抽出条件は情報収集、推定に使うもの。
シーン2
目的
T*水没する少年を助ける:難易度6:判定単位400:制限時間3分:1ターン3分:難易度決定の前提 3分(つまり1ターン)、太陽系知類の場合:抽出条件は泳ぎに関するもの。
M*核攻撃を回避する:難易度1200:判定単位400:制限時間3分:1ターン3分:難易度決定の前提 3分(つまり1ターン)、太陽系知類の場合:抽出条件は回避に関するもの。
あらすじ
都市船オリンポス──96%までが水に水没した、火星、その最大の都市。富裕層ほど上層に住むその都市船のかなり下層──。
エアカーで空からばらまかれる配給食糧。それに押しつぶされて死ぬ知類も多いが、食えなければ死ぬ。ちょうど昼飯時の時間、PC達はそれが撒かれるのを待っていた。悠長にエアカーが通りすぎた後から拾いに行っていたのでは、火星先住民に先を越されてしまうのだ。
エアカーで空からばらまかれる配給食糧。それに押しつぶされて死ぬ知類も多いが、食えなければ死ぬ。ちょうど昼飯時の時間、PC達はそれが撒かれるのを待っていた。悠長にエアカーが通りすぎた後から拾いに行っていたのでは、火星先住民に先を越されてしまうのだ。
しかし、その日は何故かいつもと様子が違った。火星先住民達は、食料には関心がないらしのだ。しかも、卵や子どもを抱えた人もいて、どうも総出のように見える。
長く伸びた行列を追っていってみるPC達。その行き先は放棄された港地区だった。
獣人のクエインは火星先住民に何があるのかと尋ねる。
尋ねられた子どもを抱いた母親は言った。
「夜明けがね、来るんだよ」
「だから見に行くんだ」
「本物の夜明けだ」
「正義の女神が列をなし、最後の戦いをはじめようとしている」
「だからいくんだ。夜明けを呼びに」
尋ねられた子どもを抱いた母親は言った。
「夜明けがね、来るんだよ」
「だから見に行くんだ」
「本物の夜明けだ」
「正義の女神が列をなし、最後の戦いをはじめようとしている」
「だからいくんだ。夜明けを呼びに」
知り合いの子どもをみつけた猫少年のユラはその子に話しかけた。
「何があるんだい?」
子どもは目を大きく開いて言った。
「あんなに……一杯」
しかし、ユラには何も見えない。ただ暗がりが広がるだけ。
更に夜明けとは何かを尋ねると、その子は「新しい太陽が来るんだ」と語った。
「何があるんだい?」
子どもは目を大きく開いて言った。
「あんなに……一杯」
しかし、ユラには何も見えない。ただ暗がりが広がるだけ。
更に夜明けとは何かを尋ねると、その子は「新しい太陽が来るんだ」と語った。
アンドロイドのユミノは付近にいたまだ機能停止していないBALLSに彼らは何をしようとしているのか問い掛けた。
「迎えに行っている」──それが答えだった。
「迎えに行っている」──それが答えだった。
よくわからないままに港区画に到着。何故か多脚戦車のアレフのセンサーは働かない。天を仰いで歌い始める先住民達。
”絶望は地を覆い、死は癒えぬ爪あとを残す”
”人は苦しむために生まれ、死ぬために育てられる”
”運命を定める剣は、苦しむ未来しか我らにみせない”
”夜明けが来るその前に、きっと我々は死ぬだろう”
”それでも我々は生きるのだ。あの春を忘れない”
”それでも我々は生きるのだ。我らのためではなく”
”明日に夜明けを呼ぶために”
”人は苦しむために生まれ、死ぬために育てられる”
”運命を定める剣は、苦しむ未来しか我らにみせない”
”夜明けが来るその前に、きっと我々は死ぬだろう”
”それでも我々は生きるのだ。あの春を忘れない”
”それでも我々は生きるのだ。我らのためではなく”
”明日に夜明けを呼ぶために”
そのうちに、マイクも働かなくなる。
そのとき、PC達の中で唯一の人間だった榊守は水面にいくつもの光の羽根が舞い落ちるのを見た。まばゆい光も見える。
そう思った次の瞬間。
そう思った次の瞬間。
何かが水面に落ちた。
ごぼごぼと沈んでいく何か──黒い学生服を着た少年。
水に沈む者、水が苦手な者もいる中、なんとか助けあげてみると少年は、
水に沈む者、水が苦手な者もいる中、なんとか助けあげてみると少年は、
「小夜……」
と呟いた。
そこに飛んでくる対地ミサイル。その少しワイルドっぽいかわいい少年一人を追ってきたRB、その数30余。
迎撃する多脚戦車のアレフ。爆風で吹き飛ぶ先住民達。その中にはユラの弟分の子も……。
迎撃する多脚戦車のアレフ。爆風で吹き飛ぶ先住民達。その中にはユラの弟分の子も……。
からくもその攻撃は回避したものの、更にRB達は一斉に核攻撃を開始したのだった。
(第二回に続く)
(第二回に続く)
第二回
参加者(敬称略)
- くろがね(PC名 トニー君(ふくろう))
- 広瀬都(PC名 ユミノ(アンドロイド))
- クレール(PC名 クエイン・メルモート(ホッキョクオオカミの獣人))
- ODD EYES(PC名 榊守 桐人(人間))
- 雅巳(PC名 狐者異(AI))
- 鷹月(PC名 カーキ(人型トンボ))
- まさひろ(PC名 ララウ(エクウス))
登場SDC
- 火星先住民多数
- コータロウ
- 敵RB
- シーカーガン
- 武勇号(RB)