幸せとは私が求めるものである。
皆、幸せに成りたいと望んでいる。
恐らくそれは間違いの無いことだろうと思う。
恐らくそれは間違いの無いことだろうと思う。
しかし、そもそも「幸せ」とは何であるのか。
辞書を引くと以下のようである。
辞書を引くと以下のようである。
「幸せ」は、物事が望ましい方向に運んで、満足できる状態にあり、
それをやや主観的にいうのに用いられることが多い。
RuigoReikaiThesaurusDictionary,Shogakukan1994/類語例解辞典小学館1994.
自身の望みどおりになること+満足できること、の二つなのか。
「幸せに成りたいと望んでいる。」というとトートロジーであるように感じられる。
「幸せに成りたいと望んでいる。」というとトートロジーであるように感じられる。
私が求めるものが幸せであり、
幸せの意味が求めるものが叶うことであるならば、
私はどう生きるべきか。
幸せの意味が求めるものが叶うことであるならば、
私はどう生きるべきか。
時間における幸せ
「求める」とは未来へ向かう気持ちである。
そのため、将来叶うとも、求める事柄は現在には現れることは無い。
そのため、将来叶うとも、求める事柄は現在には現れることは無い。
過去求めたものは現在において現れうる。
過去の行いが現在に表れることはあるのかもしれない。
しかし、過去の望みと現在の望みは異なっていることは多い。
過去の行いが現在に表れることはあるのかもしれない。
しかし、過去の望みと現在の望みは異なっていることは多い。
そもそも未来や過去とは何であるか。
それは自分自身においては現在の予想(不安)や思い出(後悔)の中に顕れる。
それは自分自身においては現在の予想(不安)や思い出(後悔)の中に顕れる。
自分の進んできた道やこれから進む道は、
今立っているところへ不完全な形で内包されている。
今立っているところへ不完全な形で内包されている。
幸せについて考えるのは人生においてほんの一瞬の「現在」である。
その瞬間において幸せだと感じられることが重要なのだと思う。
その瞬間において幸せだと感じられることが重要なのだと思う。