説明
概要
「アイスカウンター」と専用フィールドカードを用いることによって攻撃力の差を作り出し攻めて行くデッキ。
どちらのフィールド魔法を用いるかによって戦術は大きく変わるものの、基本的には優秀な下級モンスターを並べて攻めることになるだろう。
詳しい説明は各カードの項を参照のこと。
相手の攻撃力をアイスカウンターによって下げ、突破していく。
アイスカウンターで自陣のモンスターの攻撃力を増強していく。
じっくり貯めていけば攻撃力は驚愕的な数値になることもある。
OCGで相性の良い主なカードの紹介
アイスカウンターを乗せる起動効果と、アイスカウンターが乗ったモンスターを全て破壊する効果を持つ。
主に使うのは一つ目の効果だろう。
自身を特殊召喚できる効果も相まって、優秀な上級として活用できる。
フィールドに存在するアイスカウンターによって自身の攻撃力を上げ、また手札コストこそ必要なものの
フィールド上のモンスターにアイスカウンターを乗せる事も出来る。
《コールド・ディヴィニティー》軸ではアタッカーとして高い性能を発揮できる。
《フリージングコフィン》と併用する事によって爆発的な攻撃力を得られるかもしれない。
OCGに比べ、咲夜さんCGIではかなり優遇されていると言えよう。
このデッキには
《氷精チルノ》ら攻撃力1500以下の優秀な下級モンスターが多いので、それらを呼び出せる上壁にもなるこのカードは3積みしても損ではない。
同じく便利な下級モンスターをサルベージするカード。
《コールド・エンチャンター》
《神獣 フィーグムンド》の手札コスト確保にも使える。
ただし、対応カードが少ないと事故の元になるので安易な3積みは避けたい。
- 《水の精霊 アクエリア》《水霊術-葵》《ペンギン・ナイトメア》等
デッキのモンスターの大半は水属性となるため、これら水属性サポートカードも有効に働くだろう。
このデッキの弱点
前述の通りフィールド魔法への依存が高いため、除去されると力差で負けてしまうということが多々ある。
そのため、《フィールド・バリア》を用いて守るという方法もあるが
チェーンされ破壊されてはもう泣くに泣けないような状態になってしまうのは致し方ないというものだろう。
また、このデッキは下級モンスターを大量展開するデッキなので《ライトニング・ボルテックス》始め全体除去を食らうと壊滅的ダメージを被ることがある。
除去カードが少ないのも難点で、モンスター除去は《アイス・ブリザード・マスター》、魔法罠対策は
《冬の忘れ物 レティ・ホワイトロック》《パーフェクトフリーズ》程度しかないので、ロックデッキ相手には苦戦を強いられるだろう。
最も、戦闘破壊耐性を持つモンスターならほとんど《絶対氷壁》で対処できるが。
貯めたアイスカウンターを一瞬でチャラにされてしまう《月の書》なども天敵。
総じて、「フィールド魔法」「アイスカウンター」「モンスター」いずれかでも欠けるとうまく機能しなくなるコンボ性の高いデッキであるため、それらをどう守っていくかプレイヤーの力量が問われるところ。
派生デッキ
【アイスマジシャン】
たぶん水族の次に多い上に使い勝手のいい魔法使い族とそのサポートカードを主軸にしたデッキ。
フィールド魔法を採用する場合、
《ヘイル・サイバー》や
《妖怪 雪女》の効果上
《絶対氷壁》が良い。もちろんフィールド魔法を採用しないでアイスカウンターを魔力カウンターのように運用する手もあるけど。
上級モンスターが《アイス・ブリザード・マスター》しかいないので、《氷の女王》や《執念深き老魔術師》がデッキのテーマにあっててそれを入れるのもいいかも。
代表的なカード
関連リンク
最終更新:2011年02月07日 03:37