あの世だよ全員集合2
?「バトルROワイアル恒例……あの世だよ全員集合2の時間です」(棒読み)
?「こ、殺されちゃった負け犬さんも、惜しくも死んだ英雄さんもっ! 血まみれの殺人鬼さんまで皆和気藹々と語りましょう」(自棄気味)
?「司会進行は……影が薄いままヘルファイアで貫かれて焼かれて殺された私……♀セージ(以下サゲ子)と」(棒読み)
?「どうやら前世がらみがありそうだったのに殺人者側になった最初のヘルファイアの持ち主の♀剣士(以下剣士子)がお送りいたしまーすっ♪」(自棄)
?「こ、殺されちゃった負け犬さんも、惜しくも死んだ英雄さんもっ! 血まみれの殺人鬼さんまで皆和気藹々と語りましょう」(自棄気味)
?「司会進行は……影が薄いままヘルファイアで貫かれて焼かれて殺された私……♀セージ(以下サゲ子)と」(棒読み)
?「どうやら前世がらみがありそうだったのに殺人者側になった最初のヘルファイアの持ち主の♀剣士(以下剣士子)がお送りいたしまーすっ♪」(自棄)
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ちなみにこの場所はあの世といわれる場所らしい。
ユグドラシル根源に広がるフヴェルゲルミルの泉を源とするエリヴァーガル川を挟んであの世とこの世がつながる場所だ。
ユグドラシル根源に広がるフヴェルゲルミルの泉を源とするエリヴァーガル川を挟んであの世とこの世がつながる場所だ。
サゲ子「……というか。何なんだ。この台本は」
思わず、持っている台本を地面に叩きつける♀セージ。
剣士子「まあまあ。本来ならカプラさん用の台本らしいので、私達向けじゃないのです」
もう、ヤケになっているので怖いものがない♀剣士。
サゲ子「ところで。死ぬと精神操作は解けるようだな、♀剣士よ」
剣士子「ええ。ここでは呪いを受けても呪いとして効果を出しませんから。いたって普通にしゃべれるようです」
サゲ子「ほう……それはなかなか面白い。精密に検査を……」
剣士子「ええ。ここでは呪いを受けても呪いとして効果を出しませんから。いたって普通にしゃべれるようです」
サゲ子「ほう……それはなかなか面白い。精密に検査を……」
ジリジリと近寄る♀セージから、やはりジリジリと♀剣士は後退しながら
剣士子「コホン……そ、それじゃ。始まりですー」
カメラ(どこ?)に向かって、スマイルを浮かべて逃げに走ったのだった。
++++++
剣士子「とりあえず、最初は私からですか」
サゲ子「そのようだな。死んだ順番で回ることになっているらしいが」
剣士子「で、何を言えと?」
サゲ子「読者からの手紙が届いてるわけだが……それについて答えてもらおう」
サゲ子「そのようだな。死んだ順番で回ることになっているらしいが」
剣士子「で、何を言えと?」
サゲ子「読者からの手紙が届いてるわけだが……それについて答えてもらおう」
『ヘルファイアの使い心地はどうでしたか?』(16歳男性剣士)
剣士子「……意外と普通の質問なんですね。身構えちゃいましたよ」
サゲ子「変な質問ばかりなら、私が読み上げたくないので安心しろ」
剣士子「えっと、使い心地は覚えてません。精神壊れてましたしー。むしろ、あの特性アンティペイメントが全ての元凶だと思うのですがどうでしょうか」
サゲ子「変な質問ばかりなら、私が読み上げたくないので安心しろ」
剣士子「えっと、使い心地は覚えてません。精神壊れてましたしー。むしろ、あの特性アンティペイメントが全ての元凶だと思うのですがどうでしょうか」
『あなたは、前世は誰だったの? まさか♀プリ?!』(28歳女性モンク)
剣士子「それは、神のみぞ知るだと思うのです」
サゲ子「あいまいだからな。あくまでも」
サゲ子「あいまいだからな。あくまでも」
『エターナル一次職にはあこがれませんか? 剣士スカート萌ぇ』(36歳男性エタノビ)
剣士子「なんか、別の意味で魔法使いみたいな人から質問が……」
サゲ子「最後の部分に心の叫びを感じたので取り上げてみた」
剣士子「変な質問ないって言ったのに……まあ質問内容は変じゃないけど……興味は全くないです。騎士になりたかったんだもの」
サゲ子「最後の部分に心の叫びを感じたので取り上げてみた」
剣士子「変な質問ないって言ったのに……まあ質問内容は変じゃないけど……興味は全くないです。騎士になりたかったんだもの」
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サゲ子「次は、私だな」
剣士子「そうですね。やっぱり、読者から手紙が届いてますので答えてもらいまーす」
サゲ子「といっても、二通しかないではないか」
剣士子「やっぱり、影が薄いせいじゃないでしょーか」
剣士子「そうですね。やっぱり、読者から手紙が届いてますので答えてもらいまーす」
サゲ子「といっても、二通しかないではないか」
剣士子「やっぱり、影が薄いせいじゃないでしょーか」
『整形前の写真が見てみたいです』(19歳男性アルケミスト)
サゲ子「やはり来たか……」
剣士子「私も気になります。どんな顔だったんですか? 今はすっごい美人ですけど」
サゲ子「……見て驚かないように」(そっと写真を見せる)
剣士子「!? ちょ、これは放送できません!!! 編集さん、カットしてー!」(涙目で訴える)
サゲ子「だから、言ったのだ」
剣士子「私も気になります。どんな顔だったんですか? 今はすっごい美人ですけど」
サゲ子「……見て驚かないように」(そっと写真を見せる)
剣士子「!? ちょ、これは放送できません!!! 編集さん、カットしてー!」(涙目で訴える)
サゲ子「だから、言ったのだ」
『裏切られて……とても可愛そうでした。僕が守ってあげたい!』(24歳男性クラウン)
剣士子「外見からして王子様からの告白ですね。イケメンなクラウンの写真が入っていたし」
サゲ子「ちょっとまて。心の準備が……」
剣士子「ただ、この人は歓楽街でホストとして働いてるみたいです」
サゲ子「……」
サゲ子「ちょっとまて。心の準備が……」
剣士子「ただ、この人は歓楽街でホストとして働いてるみたいです」
サゲ子「……」
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剣士子「次は……バードさんですね」
サゲ子「グラリスとの激戦の漢だな」
サゲ子「グラリスとの激戦の漢だな」
ユグドラシルの根の元で、ボーっとした表情で川岸を眺めているバード。
剣士子「あ、いたいた。こんにちはー」
バード「お、やっと来た。[あの世だよ全員集合]でげすね」
サゲ子「わかってるようで助かる。では、ちゃっちゃと進めようか」
剣士子「読者からのお手紙が届いてますので(ry」
バード「お、やっと来た。[あの世だよ全員集合]でげすね」
サゲ子「わかってるようで助かる。では、ちゃっちゃと進めようか」
剣士子「読者からのお手紙が届いてますので(ry」
『最後出血死だったのが残念です。それなら、グラリスと相打ちして欲しかったな』(17歳女性アーチャー)
バード「出血死でも、死に様は凛としていたはずでげす」
剣士子「さり気に死ぬこと前提での意見ですね」
サゲ子「さり気に酷いな。内容的に」
剣士子「さり気に死ぬこと前提での意見ですね」
サゲ子「さり気に酷いな。内容的に」
『過去話が泣けました……でも、どうせなら、もっと酷い虐めを受けていてもらった方が過去的にもステキです』(21歳女性プリースト)
剣士子「これもさり気に酷いですね」
サゲ子「でも、他の手紙もさり気に酷いのばかりだったようだが」
剣士子「とりあえず、残りの手紙は置いて行きますので読んでくださいねー」
サゲ子「次に行こう」
サゲ子「でも、他の手紙もさり気に酷いのばかりだったようだが」
剣士子「とりあえず、残りの手紙は置いて行きますので読んでくださいねー」
サゲ子「次に行こう」
バード(俺のファンて……こんなのばっかりなのか……)
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剣士子「次はー……工務大臣さん?」
サゲ子「この島を作った元凶だな」
サゲ子「この島を作った元凶だな」
体育座りで、川面に石を投げる寂しそうな背中の工務大臣。
剣士子「こんにちはー、工務大臣さん」
工務大臣「な、な、なんだっ」(まだ怯えてる)
サゲ子「早速だが読者からの手紙が(ry」
工務大臣「な、な、なんだっ」(まだ怯えてる)
サゲ子「早速だが読者からの手紙が(ry」
『人妻の味はどうでしたか?』(32歳男性ローグ)
剣士子「ちなみにこの質問は、ほぼ同じ内容で手紙の大半を占めます」
サゲ子「す、ストレートだな……」
工務大臣「おぼえてなどいるかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
剣士子「まあ、そんな物ですよね。アルコールで酔いつぶれていたわけですし」
サゲ子「下手すると、寝てすらいないかもな」
工務大臣「Σ(゚Д゚)」
剣士子「じゃ、次行ききましょう」
サゲ子「す、ストレートだな……」
工務大臣「おぼえてなどいるかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
剣士子「まあ、そんな物ですよね。アルコールで酔いつぶれていたわけですし」
サゲ子「下手すると、寝てすらいないかもな」
工務大臣「Σ(゚Д゚)」
剣士子「じゃ、次行ききましょう」
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サゲ子「次は、♀クルセイダーだな」
剣士子「♂ケミさんを守っての死でしたねぇ」
サゲ子「死にフラグというものを立てていたから、それに違わぬ死に様だったな」
剣士子「♂ケミさんを守っての死でしたねぇ」
サゲ子「死にフラグというものを立てていたから、それに違わぬ死に様だったな」
川原に並ぶ二人の姿……♂ケミと♀クルセ。
剣士子「ちょっと……これは、まずくないですか?」
サゲ子「声をかけづらいな。今回はやめておくか」
サゲ子「声をかけづらいな。今回はやめておくか」
突然♀クルセが泣きながら、♂ケミを殴る。
剣士子「痴話げんかですか?」
サゲ子「どうやら、♂騎士に♀クルセがやきもち焼いているようだ」
剣士子「あー、どうみても薔薇な雰囲気でしたからね」
サゲ子「ああ泣きながら、♀クルセが走っていく」
剣士子「あ、♂ケミさんが追いかけていきますよ」
サゲ子「仲直りできると思うか?」
剣士子「サア?」
サゲ子「どうやら、♂騎士に♀クルセがやきもち焼いているようだ」
剣士子「あー、どうみても薔薇な雰囲気でしたからね」
サゲ子「ああ泣きながら、♀クルセが走っていく」
剣士子「あ、♂ケミさんが追いかけていきますよ」
サゲ子「仲直りできると思うか?」
剣士子「サア?」
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剣士子「気を取り直して、次は♂BSさんですが」
サゲ子「見当たらないが……どうしたものか」
剣士子「他の人先に行きますか」
サゲ子「見当たらないが……どうしたものか」
剣士子「他の人先に行きますか」
木陰で眠る♂アコライトと膝枕しているジルタス。
剣士子「……いましたけど、これもまた声かけづらい」
サゲ子「幸せそうだから、ほっといてやろう」
サゲ子「幸せそうだから、ほっといてやろう」
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剣士子「あ、♂アサシンさんがいます」
サゲ子「♀ノービスもそばにいる見たいだな」
サゲ子「♀ノービスもそばにいる見たいだな」
短剣の使い方を♀ノービスに教えている♂アサシン。
剣士子「こんにちは、ロリコンアサさん」
サゲ子「ごきげんよう、ロリアサ」
♂アサ「だから、ロリコンじゃないとっ」
♀ノビ「説得力ないですよー」
♂アサ「……」
剣士子「まあ、読者からのお手紙が届いてますので(ry」
サゲ子「ごきげんよう、ロリアサ」
♂アサ「だから、ロリコンじゃないとっ」
♀ノビ「説得力ないですよー」
♂アサ「……」
剣士子「まあ、読者からのお手紙が届いてますので(ry」
『単刀直入に。♀WIZのことは今でも忘れられませんか?』(25歳女性チェイサー)
♂アサ「……これ、答えないとだめなのか?」
サゲ子「ノーコメントも可能だが」
♀ノビ(ジーっと♂アサを見つめる)
♂アサ「じゃあ、ノーコメントで」
剣士子「じゃあ、次のお手紙」
サゲ子「ノーコメントも可能だが」
♀ノビ(ジーっと♂アサを見つめる)
♂アサ「じゃあ、ノーコメントで」
剣士子「じゃあ、次のお手紙」
『♀アサとの関係をkwskお聞きしたいです』(30歳男性アサシン)
♂アサ「……これも答えないとだめなのか?」
サゲ子「ノーコメントも可能だが」
♀ノビ(ジーっと♂アサを見つめる)
♂アサ「じゃあ、ノーコメントで」
剣士子「じゃあ、次のお手紙」
サゲ子「ノーコメントも可能だが」
♀ノビ(ジーっと♂アサを見つめる)
♂アサ「じゃあ、ノーコメントで」
剣士子「じゃあ、次のお手紙」
『結局は、ロリコンだよね? ♀ノビ迎えに来てたし』(12歳女性ノビ)
♂アサ「だから、ロリコンじゃないと何度言ったらっ」
サゲ子「まあ、ずっと言われ続けるな」
剣士子「運命です。残念でしたっ♪」
♀ノビ(ジーっと♂アサを見つめる)
サゲ子「まあ、ずっと言われ続けるな」
剣士子「運命です。残念でしたっ♪」
♀ノビ(ジーっと♂アサを見つめる)
♂アサ「俺は、ロリコンじゃなーーーーーーいっっっっっっ」(エコーがかる)
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剣士子「と、そろそろ時間がなくなってきました」
サゲ子「では、残りの人物はまた後でインタビューしよう」
サゲ子「では、残りの人物はまた後でインタビューしよう」
剣士子&サゲ子「では、皆様ごきげんよう」