20 :学生さんは名前がない:2008/02/07(木) 19:02:23 O
俺は最強だと思っていた。強い奴を片っ端から葬ってきた。
だがある日、武器も持たない華奢な老人…俺は奴に手も足も出なかった。
人を殺しまくってきた俺は遂に自分が死ぬ番だと感じた
だが老人は俺の命を取らずそのまま去った。人に着いて行くなんて
生まれてこの方、一度もないが、俺は老人の後を追うことにした。
その強さの秘密を知り、真の強さを手に入れるために
22 :学生さんは名前がない:2008/02/07(木) 23:35:37 0
燃える太陽を背に受けて、マシンが唸って発進する。
機械鉄人が今、鋼の魂を解き放ち行く!
悪しき者共をぶち壊し、必殺の限界パワーで百烈拳
そう、我は豪華 ああ衝撃
24 :学生さんは名前がない:2008/02/08(金) 13:18:06 O
J.J「青春充実大学の菩地ランページは2つの力を持っている
一つはオーラ
あらゆる干渉物を遮断し拒絶する絶対遁甲の力
一つはゼロの騎士団
ぼっちによる彼の軍団
この異なる2つの力を使い菩地はリア充帝国に反逆を挑む
脳内妹が住みやすい世の中を目指して」
29 :学生さんは名前がない:2008/02/08(金) 20:20:41 O
テスト終了後にスペルミスに気づいたその日。
鬱になりながらも家路に着く俺。
その途中、黒髪のロングヘアーな美少女に出会う。
といっても、すれ違っただけだけど。しかし数歩離れた瞬間、
後ろから突然衝撃が走った!すれ違った少女が俺の背中に飛び付いてきたのだ!
そして俺の衣服を剥ぎ取り始めた
俺「な、なにをするんだ!?」
少女「だって性欲を持て余してるんだもん。あなた、そこそこいい男だったし。
だからあたしの性欲を満たして。あなたのも満たされて一石二鳥!」
女とは思えない力と速さで俺をあっという間に全裸にしてしまう。
夜とはいえ、こんな道端で犯されるなんて…いつ人が来るのか気にしながら
少女を引き離そうとするが、上手くいかない。
少女「嫌がってる割りにはここは正直みたいね。てか、包茎なんだ」
しっかりそそり立つ俺の肉棒。そしてコンプレックスを言われ、屈辱を感じた。
少女「じゃああたしが剥いてあげるね。それ!」
包皮を剥かされ、痛みと同時に言葉では言い表せない衝撃が走る
少女「もう感じだしたんだ。犯されてるのにとんだ変態さんね」
反論も出来ず、されるがままの俺…童貞卒業かもしれないのに苦すぎる…
32 :学生さんは名前がない:2008/02/09(土) 01:51:01 0
昨日見た夢をSS風にしてみた
朝起きて、いつも通り身支度を整えて学校へ向かう。
家を出ると、そこは見渡す限り瓦礫の山でした。
真っ先に考え付いたのは大地震の可能性だが、もしそうであれば自分の家が無事なはずが無い。
それを不思議に思い、後ろに振り向くと、さっきまで自分が居た家は廃墟と化していた。
得も言われぬ恐怖と気味の悪さを確かに感じてはいるのだが、
「ああ、視界内に電線が無いところで空を見上げるのは久しぶりだな」
などと頭の中では妙に冷静だった。
とにかくここにいても仕方が無い。しかし公共交通機関が無事かどうかなどは考えるまでもない。
学校に行くことは諦め、とりあえず生存者の確認と情報収集、
当分の食料と必要な生活雑貨を確保するために、
まず向かうべきはバイト先のコンビニであろうと判断した。
周囲の建物に比べ道路は割と状態が良かったので、原付のセルを始動し店へと向かう。
その道中、何人かのルー大柴が何か誘いの言葉を掛けてきたが先を急いだ。
33 :学生さんは名前がない:2008/02/09(土) 01:52:59 0
無事店に着いたは良いが、そこもやはり他の建物と同様の有様だった。
米飯や生鮮食品は崩れ落ちた瓦礫に押しつぶされ、
カップラーメンなどの加工食品も容器が破損し、とても安全に食べられるような状態ではない。
かろうじて無事だったのは缶詰類、頑丈な商品保管用冷凍庫に入っていた冷凍食品、
容器や包装の汚損が商品自体の品質や使用にあまり影響しない雑貨類程度だ。
使えそうな商品を通学で使用しているバッグにかき集めているとき、ふと重要なことが頭を過ぎった。
「そうだ、生存者は?」
大規模な自然災害だったとしたら自分だけしか生存者がいないというのは妙だ。
原付を再始動させ、周辺を探索してみる。
しかし周辺に人の気配は全く感じられない。
それどころか、空気が死んでいるように感じられるほど周囲は静寂に包まれている。
原付に乗っているというのに風圧や重力が存在しないかのような感覚に陥っている。
まるで時間が止まってしまったかのようだ。
それを自覚した瞬間、思考も感情も自分の何もかもが絶望に支配され、
果たしてこんな世界で生きていく意味はあるのか、生き抜いたとしても先に何かあるのか、
そういった負の思考に囚われ、何かをする気力は完全に消えうせた。
店・・・・・・正確には店のあった場所に戻り、崩落の危険性が低いであろうと思われる場所に腰を下ろし、
そのまま悲しみに打ちひしがれながらうずくまり、そして眠りについた――
39 :161:2008/02/09(土) 22:15:17 0
194 : ぼっちスレでもぼっち(関東地方):2007/10/29(月) 06:23:45
冴えない学生である俺
授業中にいきなり軍隊が押し入ってきて
「お迎えにあがりました。」
「だははは!学生姿も似合ってんじゃねーか!」
「笑いすぎだ!…約束の時か。状況は?って」
ドーン!
「お察しの通りです。指示を。」
40 :学生さんは名前がない:2008/02/09(土) 22:15:34 0
196 : ぼっちスレでもぼっち(関東地方):2007/10/29(月) 06:43:00
>>195
俺もだ…
俺「まずは生徒の避難だ!同時に迎撃態勢で展開しろ!」
「アイアイサー!つか一応避難させるんだ、感情移入?」
俺「ふ…あるかもな、一応誰とも仲良くしないように常に一人だったんだが。」
先生「ちょ…○○!これは一体…」
DQN「てかマジなに?この状況w戦時中かよw」
「口を慎まんか!この方は…」
俺「まあまあ、こいつら一般人だし。それより状況開始を優先しろ。」
DQN「はぁ?おい○○、オマエさっきからなんなの?パシリのくせに!マジ説明しろよ!ってうわ!イテえ!」
「司令wパシリとかやってたんですか!?こわ~w」
俺「まーこれも仕事っしょ。もういいから、とっとと戦争始めようや。」
46 :学生さんは名前がない:2008/02/10(日) 21:46:14 O
西部劇で正義の保安官が賞金首の悪に馬で引きずられるシーンなんか
たまにあるが、今の僕はまさにそんな状況。雷電某という相撲取りが
江戸時代に実在していたが、彼よりも二回り大きな、認めたくはないが
同級生の女子に校庭まで引っ張られている。腕がシオマネキみたいな
バランスになってしまうので滑りながら蹴りをお見舞いしてやった
なんとか解放された僕はそこの人形の豚さんに話を聞くことにした…
48 :学生さんは名前がない:2008/02/11(月) 00:50:41 0
俺はとあるロボットだ。昔はコマ回したり、ブロック運んでいたりしたが、
今は殺し屋をしている。今回のターゲットは赤い服のヒゲオヤジと
ピンク玉と光線銃持った狐だ。しかし殺し場所が戦艦の上とはまた大胆な。
57 :学生さんは名前がない:2008/02/12(火) 04:33:57 O
今日もぼっち
とぼとぼ夜道を帰る俺の前に少女が現れた
「お兄ちゃん寂しいんだね」
少女はそのまま宙に浮かび手を広げた
「力が欲しい?」
光る少女の体
俺は
「うん」
そう答えた・・・
20XX年
突如として日本は隣国に攻め込まれた
歩行機甲機-カージナルを擁する隣国は容易く日本の中枢を制圧した
「これから東京を制圧する・・・な、あれは何ダ!?」
東京上空を飛ぶカージナルの編隊の前に突如青い歩行機甲機が現れた
そのコクピットに乗るのは俺だ
58 :学生さんは名前がない:2008/02/12(火) 04:44:00 O
あの日、俺は天使に会った
彼女が差し伸べる手を取った俺は・・・
この歩行機甲機、いや、彼女ライジングメサイアーの乗り手となったのだ
機体下部センサーが俺の大学、
遂にこの日本の中枢に現れたカージナルの群れに恐れおののき逃げまどう
リア充と肉便器の群れを捉えた
『いいの?ここも戦闘になるわよ?』
彼女は俺の意志に直接語りかける
センサーが敵の砲撃を感知した、一斉射だ
俺は、もう、躊躇わない。
そう、あの日から決めた、この道を行くことを
「ああ」
右手のスロットルを引く
現れる8つのライトが円を描くように青く点滅し敵のカービンをマークした
「火を吹いて墜ちてゆけ」
俺は赤く燃えて墜ちてゆく敵の機体を見下ろしながら呟いた
そしてマイクをつかみオープンチャンネルで全回線に繋ぐ
ライジングメサイアーが持つ力
放送局、ネット、ラジオ、家庭の電話全てに繋がる媒体で
「全ぼっちよ!喜べ!機は満ちたぞ!機は、満ちたりた!」
下から歓声が沸き起こる
スマイルトゥモロートゥザぼっち!スマイルトゥモロートゥザぼっち!スマイルトゥモロートゥザぼっち!スマイルトゥモロートゥザぼっち!
第4話『ぼっち公国建国』終
59 :学生さんは名前がない:2008/02/12(火) 04:48:10 O
DVD2巻
ぼっち公国建国
要塞可変大学
宇宙から来たぼっち
60 :学生さんは名前がない:2008/02/12(火) 10:12:53 O
三巻は?
61 :学生さんは名前がない:2008/02/12(火) 11:10:46 O
苦情で2巻打ち切りED
DVD特典のピクチャードラマで最終回
ぼっちが妄想から現実に戻され絶望する
65 :学生さんは名前がない:2008/02/13(水) 03:44:39 0
ツバサはヒーローだった。
自分はヒーローだと信じ込み、まだ幼い右手を握り締めた。
弱いものが強いものをいじめている、それがツバサにはどうしても許せなかったのだろう。
「おい、ヒロキをいじめるのはやめろよ」
「なんだ、チビ。なんか文句でもあるのか」
その瞬間、ツバサはガキ大将に殴りかかった。
彼の頭の中には体格差なんて微塵もなかったのだろう。
自分より一回りも大きいガキ大将の左頬に、小さなツバサの拳が不器用にヒットした。
「く、くそ」
もちろん、ガキ大将にダメージはほとんどなかった。
およそ怪獣のような巨体が、猛然とツバサに向かっていく。
風をきるようなダッシュに体重が加わって、ツバサは空中に吹き飛ばされた。
まるで、静止画のように鮮明にツバサの体が軌道を描いていく。
クラスの誰もが、その光景に目を奪われ、恐怖と興奮で周りが埋め尽くされる。
水を打ったような静寂の中、訪れる喧騒と共にツバサの体が机の団塊に吸い込まれていく。
66 :学生さんは名前がない:2008/02/13(水) 03:45:40 0
「ガッシャーン」
再び、教室の中に静けさが訪れた。
ツバサは、大丈夫だろうか。
どうしよう、先生を呼びに言った方がいいのだろうか。
誰もがそう思い始めたとき、崩れ果てた机を押しのけ、血だらけになったツバサが立ち上がった。
きっと、その時のツバサを突き動かしていた衝動はこんなものだったんだろう。
「ヒーローは悪に負けてはいけない」
ツバサは弱弱しく震える両手で、彼にとっては重く、大きな椅子を握り締めた。
悪を倒すため、ただそれだけのために。
一方、ガキ大将の方は動くことができなかった。
血だらけになったツバサの姿を見て、急に現実が彼に差し迫ってきたからだ。
後悔や、反省はもちろん、もうどうすればいいのかさえわからなかったのだ。
ツバサは凶器を振りかざし、獲物へと駆け寄っていく。
それから、ものの数秒たっただろうか、凶器は獲物の頭を貫くように打ち付けられ、
ガキ大将は地面に崩れ落ちた。
67 :学生さんは名前がない:2008/02/13(水) 03:47:02 0
終わった。ツバサがそう思った瞬間、
鮮血ににじむ二人の姿と教室を見て、女生徒が大きく悲鳴を上げた。男子生徒も大差なかった。
誰ひとりとして状況が飲み込めず、誰ひとり揺さぶり溢れてくる感情を抑えることができる者はいなかった。
ガキ大将は意識を失い、痙攣を起こしていた。
ツバサはというと、疲れたのか、貧血の為からか放心状態でその場に立ち尽くしていた。
ツバサが振りかざした正義は、いつの間にか凶器になり。
ガキ大将が打ち出した暴力は、たった一瞬で後悔へと変わった。
照りつける秋の夕日は、赤く染まる教室と二人の少年を、モンブランのように不恰好に包み込んでいた。
71 :学生さんは名前がない:2008/02/13(水) 17:42:31 O
平和だなぁ…いつまでもこんな時間が過ぎていけばいいのに…
しかし今日も携帯が鳴る。
俺『もしもし』
ボス『元気かね、晋吾?』
俺『生憎、睡眠不足と単位落としそうで参っている』
ボス『ふむ、お大事に。だが君にはやってもらうことがある』
俺『ちっ、やっぱりな。また無茶を言うなよ、この前は北極点の
破壊兵器工場潰しに行った時、危うく撃ち殺されるとこだったんだからな』
ボス『安心しろ。今回の任務先は東京だ。調布のどこかに
潜んだ、北の回し者が例の設計図を持っているらしい』
俺『調布とは、随分と穏やかだな。それは助かるが
例のあれか…なんとしても見つけ出すよ、ボス』
ボス『うむ。くれぐれも注意してくれ』
電話を切った俺は、調布へ向かう。例のあれ…破壊人形兵器の設計図。
あんなものが完成したら核以上の驚異となってしまう。
なんとしても阻止してみせる!
78 :男:2008/02/15(金) 00:11:56 0
「会うのはまた今度にしましょう。」
これじゃあ、ダメだ。なんて返信すればいいんだろう。
まだ進路も決まっていないし、生活自体もまとまっていない。
遊んでばかりいる日々、後悔が募らないはずは無い。
二年前に高校を卒業したが、進路を決めることができなかった。
多少は周りの動きに焦らされたが、それでも僕は遊んで暮らしていたんだ。
結局、そのせいで彼女とは別れることになったんだが、今もその生活は変わっていない。
大学に行くにしろ、就職するにしろ、なんとなく一歩を踏み出すことができないんだ。
別に、自分に偉大な可能性を感じているわけでも、
束縛されるのが嫌だとか、そういうわけでもない。
ただなんとなく、今はフリーターで十分なのだ。
79 :女:2008/02/15(金) 00:13:46 0
彼は今、何をしてるんだろう。
久しぶりにメールしたあの日からそんなことばかり考えてしまう。
元の鞘に収まりたいという気持ちも幾らかはあるが、なんとなく今はダメな気がするのだ。
別に、仕事していないからとか、大学に行っていないから、とかそんなことは気にしていない。
どちらかというと、「自分自身」について真剣に考えようとしない彼そのものに腹を立てているのだ。
それを証拠に、今でも彼のことを思い出すと少しだけイライラする。
不快感なイライラではないが、なんとなく放ってはおけない。
私って、なんでこんなにおせっかいなんだろう、そんな思いばかりが積ってしまう。
彼は誰よりも素晴らしい才能を持っているのだ、私は知っている。
二人が出会ってから一度だけ、彼を本気で怒らせたことがある。
他の思い出が遠く色褪せてしまっても、あの思い出だけは今でも鮮明に残っているのだ。
80 :男:2008/02/15(金) 00:15:50 0
「…。」
ふと、静寂で息が詰まりそうになる。
こんな時、何て言ってあげるのが模範解答なんだろうか。
振られた女の子を慰める言葉なんて、持ち合わせていない。
自分の不甲斐なさと、器量の無さについ落胆してしまう。
ただ傍にいて、涙を拭いてあげることしかできない。
肩を震わせ、声を押し殺して、じっと黙り込んでいるクラスメート。
いつも気丈で強引に振舞っているこの人とは打って変わって、今は確かに女の子だ。
何も語り掛けない僕と、何も話そうとしない彼女。
まるで言葉なんて失われてしまったかのように、ここだけは闇に包まれている。
こうしてもうどのくらいの時間が経っただろう。彼女も僕もずっと、息を潜めている。
81 :女:2008/02/15(金) 00:20:03 0
嫌だ。別れたくない。意味がわからない。悪いのは・・・わたし?
さっきから同じ事を何度も何度も自分に問い掛ける。
心の痛さを感じる暇がないほどに、何かに焦っている。
今なら、まだ巻き戻せるような、それでもやっぱりどうにもできないような…
「もういいよ」
彼は私の言葉に少しだけ驚いたのか、困ったような顔で私を見つめている。
本当は誰にもこんな姿見せたくなかったのだ。こんなにも情け無くて、弱い私。
いつもの私とは明らかに違っている。
「もういいから、ありがとう」
「あ、うん」
そこで会話が途切れ、彼もまた何も言ってこない。
何も言わないことが一番だとでも思っているのだろうか、
それとも、言葉が思い浮かばないだけなんだろうか。こんな時に、私は何を考えているんだろう。
自分の汚さに、また怒りがこみ上げて来る。
「私のこと、惨めだと思った?」
不意に、彼の瞳孔が開いたかと思うと、あきれたように、すぐに背を向けどこかへと歩き出した。
「何なのよ!もう!!」
彼は立ち止まり、怒りを抑えるかのごとく、静かに口を開いた。
「きみが、悲しいのも苦しいのも、俺にはそんなことわからない。
だから、おれも傍にいることしかできないし言葉をかけてやることもできない。
でも、自分を否定するようなこと言うなよ。
明るくて活発なところだけがきみじゃないんだ。
誰にだって、深く落ち込んでしまう瞬間くらいあるよ。
だからといって、きみがきみでなくなるわけでもないし。俺は何とも思わない」
もっともだと思った。全面的に正しいのは彼のほうだ。
頭がうまくまわっていない今でも、彼の言葉は透き通るように私の体の中に入ってきた。
泣いてもいいんだ、そう思った瞬間。また、涙が溢れ出した。
82 :男:2008/02/15(金) 00:22:20 0
結局、メールの返信にはなんて書けばいいんだろう。
あれから2日経った今でも、いい言葉が思い浮かばない。
元の鞘に収まりたいという気持ちも幾らかはあるが、なんとなくこのままじゃダメな気がするのだ。
だから僕は返信をしないことにした。
返信さえしなければ彼女と繋がり続けることができる。
それが僕から彼女に贈る、最初で最後のラブレターだ。
84 :学生さんは名前がない:2008/02/15(金) 02:50:46 0
黒い空から舞い降りる雪。いつもと変わらぬ日常。
世間はバレンタインだっていうのに、おれは何をしているんだろう。
何もしなければ何も変わらないと、外には出てみたものの何をすればいいのかがわからない。
いつものように本屋で立ち読みをして、下を向きながら街を早足で歩く。
(あの子は何をしてるんだろう・・・)
心にはそんなことを考えながら、鳴らない携帯を取り出し、ため息をはく。
真っ白な吐息がやけに息苦しい。バレンタインなんてなければいいのに・・・。
誰にというわけでもなく苛立ちはつのるばかり。
結局、何も起きぬまま家路を目指し、いつものようにコンビニで夕飯を買う。
(こんな日にまで一人でカップラーメンかよ・・・)
泣き言しか思い浮かばない。
今日はもう家に帰って寝よう。そう思いながら、エレベーターの前で鍵を取り出す。
飾り下のない廊下は、冷たく俺の心を締め付ける。
鍵を開けようとしてドアノブに目をやると、小さな紙袋が下がっていることに気がついた。
中には手紙とチョコレート。胸の内が急に温かくなった。
「いつもありがとう。」と書かれた手紙には、大切なあの子の名前。涙があふれてしまいそうだった。
たった一つのチョコレートが運命を変えることもある。
大切なあの人に、明治ブルガリアヨーグルト
85 :学生さんは名前がない:2008/02/15(金) 07:16:27 O
ギアスの予告風に昨日の日記と明日の予定
しくじった!
今日がバレンタインだったということ
見渡す限りつがいのイレブン
駅前のこの惨状
わかってはいた
わかってはいたはずなのに我ながら脆いこの心
涙目に揺れるこの瞳
だが俺はやり遂げる
やり遂げるだけの力があるのだから・・・
Next Stage「フィギュア、買う」
86 :学生さんは名前がない:2008/02/15(金) 07:19:29 O
これじゃ15秒予告はダメだな
やり直す
迂闊だった!
今日という日の意味と見渡す限りの惨状を
わかってはいた
わかってはいたはずなのに
だが俺はやり遂げる
そう、全てを捨ててまでやり遂げるだけの覚悟があるのだから・・・
Next Stage「フィギュア、買う」
110 :学生さんは名前がない:2008/02/16(土) 23:09:21 0
ある日、何故だが知らないが、俺のロボット魂に火がついた。
俺は天才だから、ただの自律型だの、搭乗型だのそんな
ありふれたロボットは作らん!俺は自分自身をロボットにしたのだ!
…あれ?サイボーグとかアンドロイドじゃんwまあいいや。
俺はブロックメンと名乗り、街の平和を守ることにした。
しかし、電池が切れてしまった
120 :学生さんは名前がない:2008/02/18(月) 17:38:04 0
こんな話を考えてみた。
舞台は限りなくこの世と近いどこかの別世界。
主人公は高校生で、やりたいことが特に無くて、毎日平凡に過ごしていた。
しかし、ある日落ちてきた隕石に興味本位で近づくと、隕石の中から現れた
宇宙人に超能力を与えられて、宇宙人は去った。与えられた超能力とは
引力を利用し、物体を遠くへ飛ばすか、引き寄せるかというもの
せっかく手に入った力を利用して、人助けをしていこうという話
178 :学生さんは名前がない:2008/02/23(土) 17:29:20 0
その姿は凛々しく、美しい。
その太刀筋はまるで芸術品のようだ。
私は彼女に仕えて全国を回る商人である。
商人の私がなぜ、彼女のような騎士に仕えることになったのか。
もう覚えていない。記憶が何故か無いのだ。
彼女と全国を回り、各地で露店を開き、物の売り買いをする。
商売の時間以外は彼女の身の回りのお世話をする。
彼女は私のような薄汚い商人にも何故か優しく接する。
女神のようなお方だ。しかし、どうしても気にかかる。
彼女のような腕が立つ騎士様が何故、どこにも所属せずに傭兵のようなことをしているのか…。