光学ディスクメディア
- 構造が単一で輸送時の損失が少ない(ディスク構造体一つ)
- 同一製造プロセスを続けるのでコストダウンが容易
- その代わり技術的ブレイクスルーが無ければ容量の拡大は困難
磁気ストレージメディア
- 大容量化が継続的に進む
- R/Wの性能バランスが良く、常に読み書きを繰り返す領域に最適
- ただし駆動部の故障が無視できないほど発生する
- 構造的に重量がかさみ易い
- 大容量化には常に製造設備の刷新が必要であり、単体価格が一定以下に下がり難い
シリコンメディア
- 非常に軽量であり、駆動部が無い為故障も少ない
- 磁気ストレージに次いでR/Wのバランスが良い
- ただし、書き込み回数の制限がある
- また、磁気ストレージ同様に単体価格が一定以下に下がり難い
以上の性能特性が故に、光学メディアはデータ販売用に、
磁気ストレージは固定型の大容量記録メディアに、
シリコンメディアは可搬性の高い記憶媒体にという
現在の用途が最も的確なのである、と。
最終更新:2009年01月27日 17:32