IRCにはマクロ機能があります。
名前を呼ばれたら挨拶を返すだけのものからおみくじのようなものまで。
今回はそのなかでも簡単な、挨拶マクロを導入してみます。
名前を呼ばれたら挨拶を返すだけのものからおみくじのようなものまで。
今回はそのなかでも簡単な、挨拶マクロを導入してみます。
(1)まずはマクロファイルを作ろう
IRC上部の設定からマクロの設定を開き、新規でマクロファイルを作ります。
ファイル名は自分がわかれば何でもかまいませんが、
今回は仮に挨拶としておきます。
作ったら、そのまま新規を選んでください。
ファイル名は自分がわかれば何でもかまいませんが、
今回は仮に挨拶としておきます。
作ったら、そのまま新規を選んでください。
(2)マクロの設定をしよう
新規でマクロを作ろうとすると、マクロ項目の設定というウインドウが出てきます。
いくつか入力する部分があるので、上から順番に見て行きます。
いくつか入力する部分があるので、上から順番に見て行きます。
- ユーザーとあるところは、誰が…という部分に当たります。
まずは"%me|*"というのを選んでみてください。
これは、自分を含めた、全ての人の発言に反応するという意味です。
これは、自分を含めた、全ての人の発言に反応するという意味です。
- コマンド。これは"Privmsg"を選びます。
- チャンネルのところは、空白でかまいません
- メッセージには、反応するキーワードを入れます。
ニニエという言葉に対して挨拶を返したい場合は、ニニエと入力します。
このとき、"*ニニエ*"と記述すると、
文章中の何処にニニエという言葉が入っても、挨拶を返します。
このとき、"*ニニエ*"と記述すると、
文章中の何処にニニエという言葉が入っても、挨拶を返します。
- 自分の状態・送信者の状態に関しては、特になしでかまいません。
- 動作には"Send"を選びます。
- 送信先は"%f"。
これには、キーワードを発したチャンネルに挨拶を返すという意味があります。
- 動作の情報には、返したい文章を入れます。
とりあえず"[ニニエ]あーあー、本日は晴天なり"と入れてみます。
- 最後のここで実行をとめるには、チェックを入れないでかまいません。
(3)マクロを動かしてみよう
さて、(2)で、マクロの設定をしてみました。今度は動かしてみましょう。
まずは、マクロの設定で挨拶を選んで右クリックします。
挨拶の横に○がつけば、マクロのスタンバイは完了です。
まずは、マクロの設定で挨拶を選んで右クリックします。
挨拶の横に○がつけば、マクロのスタンバイは完了です。
そうしたら任意のチャンネルでニニエと発言してみてください。
ニニエ起きろーでも、勝負だニニエ!でもかまいません。
ニニエ起きろーでも、勝負だニニエ!でもかまいません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
薄い灰色の文字で、
[ニニエ]あーあー、本日は晴天なり
と返ってきましたか?
薄い灰色の文字で、
[ニニエ]あーあー、本日は晴天なり
と返ってきましたか?
返ってくればマクロの設定は成功です。
あとは、もう一度設定ファイルを開いて、
反応するキーワードを変えたり、挨拶を変えて、
ユーザーのところを空白もしくは"*"にすれば、
自分以外の人の発言に対して設定した挨拶を返すようになります。
あとは、もう一度設定ファイルを開いて、
反応するキーワードを変えたり、挨拶を変えて、
ユーザーのところを空白もしくは"*"にすれば、
自分以外の人の発言に対して設定した挨拶を返すようになります。
(4)もうすこしいじってみよう
(3)までで、無事挨拶マクロは導入できました。
ですが、こんなことはありませんか?
ですが、こんなことはありませんか?
ニニエと違って呼ばれ方が幾つもあるんだけど…
私も他の人たちみたいに、いろんな反応返したい!
他のIRCのチャンネルでは動かないようにしたいのですが…
私も他の人たちみたいに、いろんな反応返したい!
他のIRCのチャンネルでは動かないようにしたいのですが…
実はこれらもちゃんと設定しだいでフォローできます。
これも1つづつ片付けていきましょう
- 反応するキーワードを増やすには…
2つ以上のキーワードに反応するようにするには、
メッセージ欄のキーワード同士を"|"で区切って記述します。
"*サンガ*|*ひじき*"
これで、サンガまたはひじきというキーワードに反応するようになります。
メッセージ欄のキーワード同士を"|"で区切って記述します。
"*サンガ*|*ひじき*"
これで、サンガまたはひじきというキーワードに反応するようになります。
- 複数の挨拶文のなかからランダムで返すようにするには…
まず、Limechatの入っているフォルダから、
users→macro→fileと移動してください。
fileフォルダまできたら、任意のテキストファイルを作成します。
ここでは仮に、kurogoma.txtとします。
次に、作ったkurogoma.txtに、複数の挨拶文を記述します。
記述が終わったら、動作の情報を下記のように変更します。
"$file(kurogoma.txt)"
これでkurogoma.txt内から、ランダムで1行を選んで反応を返すようになります。
users→macro→fileと移動してください。
fileフォルダまできたら、任意のテキストファイルを作成します。
ここでは仮に、kurogoma.txtとします。
次に、作ったkurogoma.txtに、複数の挨拶文を記述します。
記述が終わったら、動作の情報を下記のように変更します。
"$file(kurogoma.txt)"
これでkurogoma.txt内から、ランダムで1行を選んで反応を返すようになります。
- 他のチャンネルで反応しないようにするには…
先ほど何も記述せず空白にしておいたチャンネル欄に、
マクロを反応させたいチャンネルを記述します。
"#うとう党"
とすれば、#うとう党チャンネル以外でマクロは反応しなくなります。
マクロを反応させたいチャンネルを記述します。
"#うとう党"
とすれば、#うとう党チャンネル以外でマクロは反応しなくなります。