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オイル下がり - (2007/11/02 (金) 15:19:02) のソース

*オイル下がり
[[4ストロークエンジン]]の不具合の1つ。[[エンジンオイル]]が異常に[[バルブ>バルブ#A1]]の[[ステムシール]]の隙間から[[燃焼室]]内に入り込む事。[[燃焼室]]へ[[オイル]]が上からやってくるので、オイル下がり。

この部分は[[エンジンオイル]]で[[潤滑]]されているため、正常でもごくわずかに[[燃焼室]]内に入り込んでいるが、[[バルブステムシール]]や[[バルブシート]]が劣化したり破損したりしてしまうと、想定以上の[[オイル>エンジンオイル]]が下がってしまうことになる。

症状は、
-[[オイル]]消費量が妙に多い。
-[[排気口]]から[[2ストロークエンジン]]のように白煙を噴く。
-[[吹け]]が悪くなり、[[出力]]が低下する。
-[[エンジン]]や[[排気系]]が汚れてしまう。
-[[バルブ]]の[[潤滑]]がうまく行かなくなる。
-異常な量のオイルが燃えると[[燃焼室]]の温度が変わる。
-最悪の場合、[[エンジン]]破損の危険性あり。
重い不具合なので早めの修理が必要。[[バルブ>バルブ#A1]]周辺の[[メンテナンス]]や[[オーバーホール]]で直ることもあるが、[[バルブシート]]打ち直しになると金銭的にはフル[[オーバーホール]]と何ら変わらなくなってしまう。
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:関連語|「[[エンジンオイル]]」「[[オイル上がり]]」

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