アフターファイア(after fire(英語))
アフターバーン(after burn(英語))とも。
エキゾースト(未作成)の中に未燃焼や不完全燃焼(未作成)した混合気がが漏れて、シリンダー(未作成)よりも後ろで再び爆発が起こってしまう現象。主にアクセルを戻した時、減速時に発生し、「ポン」とか「ボン」という小さな破裂音、ひどい場合には爆竹が鳴った様な激しい音がする。
別にエキゾースト(未作成)が破裂するようなものではなく、排気口(未作成)からものすごい火を噴いたり、減速(未作成)の度に鳴る様な状況でなければ、それほど心配する必要のある現象ではない。1ヶ月に1、2回程度の頻度や、高回転を多用した後だけに出る場合は異常ではない。しかし、音は結構目立つので、気になることは気になる。
原因は様々だが、最も多いのは混合気(未作成)が薄いため。特にキャブレター(未作成)のスロー(未作成)系統の不調で発生する。また、エキゾースト(未作成)を社外品(未作成)に交換して排気(未作成)の効率が上がっている場合の発生も多く、(完全に燃え切らないうちにシリンダー(未作成)から排気(未作成)されてしまう)いずれも対策はキャブレター(未作成)で行うことになる。
キャブレター(未作成)以外の他の原因としては、
- バルブクリアランス(未作成)ずれ
- バルブの異物噛み込み
- エキゾースト(未作成)のガスケット(未作成)劣化
- キャブレター(未作成)と吸気ポート(未作成)間のガスケット劣化
- エアクリーナー(未作成)のエレメント(未作成)を社外品にした
- エアクリーナー(未作成)のエレメント(未作成)破損
など、混合気が薄くなりそうなもの全ての多岐に渡る。また、気温が上がり、エンジン温度が上がると発生しやすい。構造上排気温度が下がりにくいV型エンジン(未作成)の後方シリンダー(未作成)も発生しやすいとされる。
- 同義語
- 「アフターバーン」
- 関連語
- 「バックファイア(未作成)」「ミスファイア」
2007年04月28日