リーンアウト(lean-out(英語))
上半身の傾きよりも車体のバンク角(未作成)を深くするコーナリング(未作成)方法。上半身は立ったまま、腰から下だけが傾いたような状態となる。
以下のようなメリットを備えており、
- 視点が下がらないので、遠くまで見わたせる。
- 体は大きく動かないので、素早い切り返し(未作成)が行える。
- 体の自由が利くので、とっさのコントロール性に優れている。
ただし、他の方法よりもあまり荷重(未作成)が乗らないので、速度が高い場合は同じRのカーブ(未作成)を曲がるためにより深いバンク角(未作成)を取る必要があり、スリップ(未作成)してもコントロールしやすいがスリップ(未作成)もしやすい。特に雨天では、過剰に使わない方が良い。
逆に、滑ることを前提としているオフロード走行では、基本的に常時この方法を使う。モタード(未作成)やトラッカー(未作成)でのドリフト(未作成)、アクセルターンやブレーキターン(未作成)なども、滑った状態が必要なのでこの体勢が基本である。この場合は、上半身を立てるだけでなく、反対側のシートの角まで尻をずらすハングオフ(未作成)の正反対のような極端な方法も珍しくない。
速度は乗らないが小回りをする必要があるジムカーナ(未作成)でも使われる。Uターン(未作成)も、一発で決めるならばこの方法がやりやすい。
2007年06月18日