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なぜ、よりによって、私の娘がガンに……。 しかし私はまだ楽観的でした。現代の進んだ医学なら必ず娘を助けてくれるだろうと、信じていました。私は、私にできる限りの、経済的、精神的な支援をすればいい、あとは現代医学にまかせておけば大丈夫だと……。 そしてつらく苦しい治療が始まりました。抗ガン剤治療です。娘はみるみる衰えていきました。あの元気で活発だった娘が、どんどんやせ細っていくのです。 それでもこれは、ガンを治す過程での、避けられない苦しみなのだ。これにくじけず頑張れば、娘は元の元気で活発な姿に戻るのだ。現代医学を信じてさえいれば、悪い結果になるはずはない……。 そして娘はわが子ながら、本当によく頑張っていました。あの壮絶な吐き気のまえでは、すべての思考回路はストップしてしまうでしょう。中学1年の女の子にとって、髪の毛が抜けていくということが、どんなにつらく悲しいことでしょう。 友達は皆元気で学校に行っているのに、なぜ私だけ病院のベッドで寝ていなければならないのだろう。夜一人で寝ている時、泣いたこともあったのではないでしょうか。 でも娘は泣き言一ついいませんでした。笑顔も忘れることはありませんでした。本当にわが子ながら、頭の下がる思いでした……。 それなのに…、信じていた…、唯一の頼みの綱であった…、現代医学から娘は死の宣告をうけたのです。ガンの転移が発見されたのです。あと半年か1年ということでした……。 -[[第1章 娘がガンにおかされました>第1章 娘がガンにおかされました]] 第1章に書くことはすべて事実です。事実にもとづき、娘のプライバシーに配慮し、あえて実名と商品名はふせてありますが、できるだけ正確に、皆様にお伝えしようと思っています。 悪質な出版社が批判を受けているように、代替医療や抗ガンサプリメントについては、もちろんすべての方が、私の娘と同じ結果になる保障はありません。 しかしこれは、正真正銘事実なのです。 -[[第2章 素人がガンについて考えてみました>第2章 素人がガンについて考えてみました]] 第2章は、娘の闘病中に知った抗ガンサプリメントのセールスコピーから、「ガンは病気でなく、“進化”に関連した生物にとって必要なものなのではないか」という思いつきを、素人流にまとめてみました。 -[[第3章 患者側のガン治療>第3章 患者側のガン治療]] 第3章は、もし身体にガンが発見されたとき、ガンへの最高の対応は「ガンを利用すること」、次は「ガンを治すこと」、そして「ガンを抑えること」、最悪なことは「ガンを取り除くこと」、というガンに対する姿勢を考えてみました。 -[[第4章 白血病>第4章 白血病]] 白血病は血液のガンとよばれています。 かたまりを作らないこのガンに対しては、症状を抑える治療というのは、非常に難しいようです。 いきおい、この病気を克服するためには、その次の、ガンを治す治療というレベルまで、高める必要があると思うのですが……… それには、生命の本質ともいえる部分にまで、立ち入らなければならないようです。 素人は無謀にも、それに挑戦しようと、考えたのですが……… -[[第5章 進化のビックバン>第5章 進化のビックバン]] -[[第6章 多細胞生物の生と死>第6章 多細胞生物の生と死]] -[[こんどは私が痛風になりました>こんどは私が痛風になりました]]
なぜ、よりによって、私の娘がガンに……。 しかし私はまだ楽観的でした。現代の進んだ医学なら必ず娘を助けてくれるだろうと、信じていました。私は、私にできる限りの、経済的、精神的な支援をすればいい、あとは現代医学にまかせておけば大丈夫だと……。 そしてつらく苦しい治療が始まりました。抗ガン剤治療です。娘はみるみる衰えていきました。あの元気で活発だった娘が、どんどんやせ細っていくのです。 それでもこれは、ガンを治す過程での、避けられない苦しみなのだ。これにくじけず頑張れば、娘は元の元気で活発な姿に戻るのだ。現代医学を信じてさえいれば、悪い結果になるはずはない……。 そして娘はわが子ながら、本当によく頑張っていました。あの壮絶な吐き気のまえでは、すべての思考回路はストップしてしまうでしょう。中学1年の女の子にとって、髪の毛が抜けていくということが、どんなにつらく悲しいことでしょう。 友達は皆元気で学校に行っているのに、なぜ私だけ病院のベッドで寝ていなければならないのだろう。夜一人で寝ている時、泣いたこともあったのではないでしょうか。 でも娘は泣き言一ついいませんでした。笑顔も忘れることはありませんでした。本当にわが子ながら、頭の下がる思いでした……。 それなのに…、信じていた…、唯一の頼みの綱であった…、現代医学から娘は死の宣告をうけたのです。ガンの転移が発見されたのです。あと半年か1年ということでした……。 -[[第1章 娘がガンにおかされました>第1章 娘がガンにおかされました]] 第1章に書くことはすべて事実です。事実にもとづき、娘のプライバシーに配慮し、あえて実名と商品名はふせてありますが、できるだけ正確に、皆様にお伝えしようと思っています。 悪質な出版社が批判を受けているように、代替医療や抗ガンサプリメントについては、もちろんすべての方が、私の娘と同じ結果になる保障はありません。 しかしこれは、正真正銘事実なのです。 -[[第2章 素人がガンについて考えてみました>第2章 素人がガンについて考えてみました]] 第2章は、娘の闘病中に知った抗ガンサプリメントのセールスコピーから、「ガンは病気でなく、“進化”に関連した生物にとって必要なものなのではないか」という思いつきを、素人流にまとめてみました。 -[[第3章 患者側のガン治療>第3章 患者側のガン治療]] 第3章は、もし身体にガンが発見されたとき、ガンへの最高の対応は「ガンを利用すること」、次は「ガンを治すこと」、そして「ガンを抑えること」、最悪なことは「ガンを取り除くこと」、というガンに対する姿勢を考えてみました。 -[[第4章 白血病>第4章 白血病]] 白血病は血液のガンとよばれています。 かたまりを作らないこのガンに対しては、症状を抑える治療というのは、非常に難しいようです。 いきおい、この病気を克服するためには、その次の、ガンを治す治療というレベルまで、高める必要があると思うのですが……… それには、生命の本質ともいえる部分にまで、立ち入らなければならないようです。 素人は無謀にも、それに挑戦しようと、考えたのですが……… -[[第5章 進化のビックバン>第5章 進化のビックバン]] 今から5~6億年も前に、地球の生物は大変革を起こしています。 一気に多細胞化し、数も種類も劇的に増えています。 この進化のビックバンが、なぜ起きたか? 私は生物の分裂増殖のシステムに、変化が起きたからではないかと考えました。 ヒントは、「たけやぶやけた」、です。 -[[第6章 多細胞生物の生と死>第6章 多細胞生物の生と死]] -[[こんどは私が痛風になりました>こんどは私が痛風になりました]]

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