SF/FT/HR板大賞2003


第3回 SF/FT/HR@2ch板大賞 2003

このページは「【!】第3回 SF/FT/HR@2ch板大賞【!】」スレッドをまとめたものです。
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目次

●概要

【部門】
  1. 国内SF/FT/HRベスト作品
  2. 海外SF/FT/HRベスト作品
  3. 映像作品
  4. コミック部門
  5. ゲーム部門
  6. SF/FT/HR界の出来事(イベント・訃報など)
  7. SF@2ch内の出来事(ベストスレッドなど)
【対象】
2003年に発行、上映、放映されたSF・ファンタジー・ホラー(雑誌はその月号に準じ、1月号から12月号まで)の面白かった作品に投票する。
【投票期間】
2004年5月30日~6月30日
【ルール】大 網 傘 茸 さんの発言から抜粋編集)
投票は一人一回まで。
部門1~5は投票者一人につき持ち点3点、3作品まで。(配点は明記してください)
1作品にのみ投票した場合―1点~3点(配点の指示が無ければ3点として集計)
2作品に投票した場合―2点対1点、あるいは1点対2点、あるいは1点対1点
(配分は投票者が明記する)
3作品に投票した場合―各1点づつ
作品に関するコメントや総評などあると楽しい。(不正防止の意味もあります)
特筆することがあれば勝手に部門を作って投票してください。
マターリ、ぬるーり。
【注意事項】
  • 国内SF/FT/HRベスト作品、海外SF/FT/HRベスト作品は、長編、中編、短編の区別なく投票出来ます。ただし票割れを防ぐために短編、中編の場合は作品が収録された短編集/アンソロジー名での投票をお願いします。雑誌掲載の場合はそのままでOKです。
  • シリーズ作品について
    シリーズが完結していなくても、単体でも読める内容であれば投票出来ます。
  • 2003年の主要な作品について
    第2回のスレッドの179番~255番を参考にしてください。これ以外でも対象期間中の作品であれば投票出来ます。
  • 票の変更について
    投票したレス番号、部門、(変更前→変更後)を明記してください
    変更がありそう・分割して投票したいときはトリップ(名前欄に #[適当な文字列])があると特定できてGood。
  • その他の質問などありましたらお聞き下さい。

●最終結果 (有効投票数21)

□ 1 □ 国内SF/FT/HRベスト作品



1位 12点 「第六大陸」 小川一水 ハヤカワ文庫JA
>>33燃える。最後のあれ木星プロジェクトっぽかったな あれは正直いらんかった。
>>34・・・だってこれしか読んでないんだもの。
>>43若々しさが好きです。
>>70「導きの星」もよかった。わずかにこっちかな。
>>95「第六大陸」は文句なしではないけどよく出来たお話なので
[参照:小川一水 関連スレッド

2位 7点 「マルドゥック・スクランブル」 冲方丁 ハヤカワ文庫JA
>>46取ってつけたように辛気くさいけど文章のドライブ感を評価。
>>70カジノシーンも好きだけど、五人衆との戦いがすごく好き。
>>965月から7月はこれのおかげで多幸症だった。ありがとう。この先リアルタイムで作者を追いかけられるのがうれしくてしょうがない。
[参照:冲方丁 関連スレッド

3位 4点 「ラピスラズリ」 山尾悠子 国書刊行会
>>13山尾悠子は復活記念、期待含み。
>>17ラピスラズリは美しく閉じられた異世界の物語。嘆息。
[参照:山尾悠子 関連スレッド

4位 3点 「ファントム・ケーブル」 牧野修 角川ホラー文庫
>>13牧野修作品では内心「黒娘」を推したいが、バランス取れているのを評価。
>>46サヤカ様。
[参照:牧野修 関連スレッド
4位 3点 「アマチャズルチャ 柴刈天神前風土記」 深堀骨 ハヤカワJコレクション
4位 3点 「疑似科学と科学の哲学」 伊勢田哲治 名古屋大学出版会
>>87「マルドゥック~」にしようか、部門を作らせてもらおうか迷ったがあえてこれで。専門的な知識なしでも読みやすく、おもしろい。

7位 2点 「老ヴォールの惑星」 小川一水 ハヤカワ文庫JA
>>76話題の「第六」の方は個人的にダメでした。仮に同テーマで眉村卓が書いたら絶対そっち。作者の才能に関係なく組織を描くには、ある程度年齢を重ねなければ難しいという事ですね。一方、こちらの短編の方はSFファンのツボを押さえる会心作ですね。マイナス1点の理由ですが、せっかくニュートラルな視点で異星人を描いていながら、「やっぱり人類は宇宙に出るべきだ」という偏った思想(?)がラスト近くにかいま見えてしまう事。←だから小川一水とも言えますが。
[参照:小川一水 関連スレッド
7位 2点 「水晶内制度」 笙野頼子 新潮社
>>17水晶内制度は素晴らしいの一言。純文系ということで読んでない人も多いと思うが、これをSFと呼ばずしてなんと呼ぶ。
7位 2点 「月の扉」 石持浅海 カッパ・ノベルス
>>91一部で話題になっていた、ミステリとファンタジーの融合作。メタ視点を持ち込まず、ミステリとファンタジーが必然性ある形で両立。
7位 2点 「黄泉びと知らず」 梶尾真治 新潮文庫
>>99かじしんファンなんで無条件で(w
[参照:梶尾真治 関連スレッド

11位 1点 「瞳の中の大河」 沢村凛 新潮社
11位 1点 「イリヤの空・UFOの夏」 秋山瑞人 電撃文庫
>>15去年のベストブック。読むのが苦しい作品だけどそのぶんあのラストが・・・・・強烈で鮮烈な夏物語でした。浅羽に拍手。
[参照:秋山瑞人 関連スレッド
11位 1点 「陽気なギャングが地球を回す」 伊坂幸太郎 ノン・ノベル
>>15さくさく読める面白さ。ファンタジーと呼べるかは微妙だけど、ノリは近いので。久遠のキャラが最高に素敵。もちろん響野もいい男。マルドゥック、バウワウとどれに入れるか悩んだけれど。
11位 1点 「楽園の知恵 あるいはヒステリーの歴史」 牧野修 ハヤカワJコレクション
>>17他にも数々の作品を上梓した牧野だが、その独特の奇想のエッセンスが凝縮されたこれに投票。
[参照:牧野修 関連スレッド
11位 1点 「目を擦る女」 小林泰三 ハヤカワ文庫JA
>>46表紙のインパクトでも今期No.1だった。
[参照:小林泰三 関連スレッド
11位 1点 「忘却の船に流れは光」 田中啓文 ハヤカワJコレクション
>>70本当は「邪馬台洞の研究」が大好きなんだけど、あれSFじゃないし。
[参照:田中啓文 関連スレッド
11位 1点 「神は沈黙せず」 山本弘 角川書店
>>91リスト中で、珍しく読んでた。でもあまりSFっぽくない。マージナル作品。変な世界が変な世界でどんどこ変になる。んあ・・・て感じ。
[参照:山本弘 関連スレッド
11位 1点 「星の綿毛」 藤田雅矢 ハヤカワJコレクション
>>95文句なしではないけどよく出来たお話なので
11位 1点 「導きの星」 小川一水 ハルキ文庫―ヌーヴェルSFシリーズ
>>96もう一作品の陰に隠れがちなんでここで一票。エンディングで物議を醸すのが常だけど、むしろ作者の持ち味だと思うのでこのままいってほしい。
[参照:小川一水 関連スレッド
11位 1点 「異形コレクション アジアン怪綺」 井上雅彦・編 光文社文庫
>>96当たり外れの大きいアンソロジーだけどこれは比較的打率が高かった。水木しげるのお面コレクションもいい企画。
[参照:異形コレクション 関連スレッド
11位 1点 「総統の子ら」 皆川博子 集英社
11位 1点 「まぼろし綺譚」 今日泊亜蘭 出版芸術社
[参照:今日泊亜蘭 関連スレッド

参考 (文庫落ち) 「ダブ(エ)ストン街道」 浅暮三文 講談社文庫
>>96復刊、文庫落ち作品がOKだったら投票したかった。やっぱり旅はいいですね。

□ 2 □ 国外SF/FT/HRベスト作品



1位 20点 「あなたの人生の物語」 テッド・チャン ハヤカワ文庫SF
>>13文句ねーだろー
>>17やはり文句なし>テッド・チャン
>>22チャンはもっと書け。イーガンはもっと訳せ。いや、お願いします。ホント。
>>33地獄とは神の不在なりが好き。
>>43やっぱり、表題作がインパクトありました。
>>46バビロンの話にSFの可能性を見た。
>>70イーガンよりはこっちが好み。特にバベルの塔のが良かった
>>87どうしてもひとつに絞れなかった。
>>99投票締め切り前に慌てて読んだ
[参照:テッド・チャン 関連スレッド

2位 12点 「しあわせの理由」 グレッグ・イーガン ハヤカワ文庫SF
>>22チャンはもっと書け。イーガンはもっと訳せ。いや、お願いします。ホント。
>>46順列都市より移送夢のほうが雰囲気出てて好きだな。
>>76イーガンは小説家というより知的求道者ですね。この人はいずれ小説を書かなくなる気がします。表題作の主人公はやはり作者自身の投影ですね。ニヒルな作風の理由がよくわかりました。
>>95肌合いでイーガン、別のもの想像して買ったら予想外に面白かったので「イエス」、「ゲド戦記」に投票できるならとりあえず一票です。
>>96やっぱりイーガンは凄かった。変化球の「闇の中へ」が好み。あと「ルミナス」が収録されてれば完璧だったのに。
[参照:グレッグ・イーガン 関連スレッド

3位 3点 「地球に落ちてきた男」 ウォルター・テヴィス 扶桑社
>>7640年前の小説がようやく翻訳。プロットは単純ながらキャラクター造形が見事で古さを感じません。あまり注目されていないのが勿体ないですね。

4位 2点 「夜更けのエントロピー」 ダン・シモンズ 奇想コレクション 河出書房新社
>>17シモンズはうまいですね
[参照:ダン・シモンズ 関連スレッド
4位 2点 「星海の楽園(上・下)知性化の嵐〈3〉」 デイヴィッド・ブリン ハヤカワ文庫SF
>>103純新作なので一応。
[参照:デイヴィッド・ブリン 関連スレッド
4位 2点 「アースシーの風 ゲド戦記V」 アーシュラ・K・ル=グイン 岩波書店
>>464巻が出たときは「ぶちこわしにしやがって」と思ったが、まあまとまってよかった。
[参照:アーシュラ・K・ル・グイン 関連スレッド

7位 1点 「だれも猫には気づかない」 アン・マキャフリー ハヤカワ文庫SF
>>11こじんまりしていて肩の力を抜いてまったり読める短編。
[参照:アン・マキャフリー 関連スレッド
7位 1点 「夢の灯りがささやくとき/シャーリアの魔女2」 ダイアナ・マーセラス ハヤカワ文庫SF
>>11第一部はいまひとつだったけど、第二部で話が動き始めて漸く面白いと思い始めた。
7位 1点 「魔都の聖戦/真実の剣3」 テリー・グッドカインド ハヤカワ文庫SF
>>11惰性で買っている気もしつつ、安心して読める上、楽しませてもらったので。
[参照:テリー・グッドカインド 関連スレッド
7位 1点 「耳ラッパ―幻の聖杯物語」 レオノーラ・キャリントン 工作舎
>>17耳ラッパは初訳ではないのだが、パンクな老女に乾杯
7位 1点 「ジーリークロニクル」 スティーヴン・バクスター ハヤカワ文庫SF
>>33ジーリーシリーズ絶版ってあほか早川は。
[参照:スティーヴン・バクスター 関連スレッド
7位 1点 「ブレックヴァルドが死んだ―ノサック短篇集」 ハンス・エーリヒ・ノサック 未知谷
>>80海外部門『ブレックヴァルド~』は短篇集。ファンタジーに分類可能な作品は三点だが、評価は全体に対して。ノサック入門は岩波文庫『死神とのインタビュー』がオススメ。
7位 1点 「ケリー・ギャングの真実の歴史」 ピーター・ケアリー 早川書房
>>80『ケリー・ギャング~』は厳密には板違い作品。しかし、豪州のアイルランド系移民の悲惨窮まる開拓史の影に、彼らのルーツであるケルト妖精譚が深く関わり彩りと豊かな意味合いを添えている。
7位 1点 「イエスのビデオ」 アンドレアス・エシュバッハ ハヤカワ文庫NV
7位 1点 「ロブスター」 チャールズ・ストロス SFマガジン2003/08
>>96あと数年でSFじゃなくなりそうな微妙さがなんか好きだ。
7位 1点 「シルトの岸辺」 ジュリアン・グラック ちくま文庫
7位 1点 「見えない都市」 イタロ・カルヴィーノ 河出文庫
7位 1点 「レンズの子供たち」 E・E・スミス 創元SF文庫
[参照:E・E・スミス 関連スレッド

参考 (文庫落ち) 「ドゥームズデイ・ブック」 コニー・ウィリス ハヤカワ文庫SF
>>96同じく文庫落ち作品。コメディから一転しての容赦ない展開に絶句。
[参照:コニー・ウィリス 関連スレッド

□ 3 □ 映像作品



1位 8点 「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」
>>43『王の帰還』の方が好きですが…。
>>97(96)ゴクリ(じゃない、ゴラムか) (*´д`*)ハァハァ。
[参照:J・R・R・トールキン 関連スレッド

2位 5点 「リベリオン」
>>46無駄に熱い。もう大好き。
>>97(96)ガン=カタで大いに楽しませていただきました。

2位 5点 「マトリックス」シリーズ
>>15「マトリックス・リローデッド」どれだけ最終章で株を落としてもこの2作目は強烈だったなー。
>>70「マトリックス・リローデッド」前の話よりも分かりやすく、後の話よりも分かりやすい。つまり、分かりやすい。
>>87シリーズ完結なので、ご祝儀じゃね。
[参照:マトリックス 関連スレッド

4位 3点 「小さな中国のお針子」
>>13すまん、趣味。
4位 3点 「黄泉がえり」
>>99理由は上に同じ(かじしんファンなんで無条件で(w)。出来の良し悪しは関係ない!
[参照:梶尾真治 関連スレッド

6位 2点 「十二国記」
>>91最後のエピソードが弱かったものの、素晴らしかった。
[参照:小野不由美 関連スレッド
6位 2点 「宇宙のステルヴィア」
>>70アニメ全話見たのなんていつ以来だろう。学園ものが好きなので。
[参照:宇宙のステルヴィア 関連スレッド

8位 1点 「KILL BILL Vol.1」
8位 1点 「仮面ライダー555」
8位 1点 「シティオブゴッド」
>>15人の暗黒面をここまで描ききればホラーでありファンタジー。古河日出男の「サウンドトラック」に似たカタルシスがある。
8位 1点 「カスミン」
>>91なんの問題もなく長期シリーズをきちんとまとめた。

□ 4 □ コミック部門



1位 6点 「プラネテス」 幸村誠 モーニングKC
>>501巻と2巻は飄々とした面白さがあったなあ。
>>62(33)4巻が一番面白かった。第二部に期待
[参照:幸村誠 関連スレッド
[参照:アニメ:プラネテス 関連スレッド

2位 4点 「琉伽といた夏」 外薗昌也 ヤングジャンプコミックス

3位 3点 「クレイモア」 八木教広 ジャンプコミックス
>>11女版ベルセルクっぽいけど、こちらの方が個人的に好みなので。

3位 3点 「宇宙賃貸サルガッ荘」 TAGRO Gファンタジーコミックス
>>15なんか懐かしい雰囲気の作品。いいよなー、住みたいなー。でも描く雑誌を間違えてる。

3位 3点 「アフター0 著者再編集版」 岡崎二郎 Gファンタジーコミックス
>>22これが出たってのは、何気に偉業な気がする。
[参照:岡崎二郎 関連スレッド

3位 3点 「クロノアイズ グランサー」 長谷川裕一 マガジンZコミックス
>>91流石の長谷川節が光る。タイムパラッドクスを完璧にアクションドラマに組み込んだのが最高。

7位 2点 「いばらの王」 岩原裕二 Beam comix
>>70まだ完結してないけど、巻を重ねるごとに面白くなっている。

8位 1点 「うたかたの日々」 岡崎京子 宝島社
8位 1点 「PLUTO」 浦沢直樹 ビッグコミックス
[参照:浦沢直樹 関連スレッド
[参照:手塚治虫 関連スレッド
8位 1点 「バーバーハーバー」 小池田マヤ モーニングワイドコミックス
>>50(46)メルヘン。
8位 1点 「蕗のお便り」 菅原雅雪 モーニングワイドコミックス
>>50(46)モーニング唯一の硬派なロードムービー。
8位 1点 「時をかける少女」 ツガノガク 角川コミックス・エース
>>62(33)ちょっとオタクっぽい。まあ、筒井康隆買い。昔、小学生か幼稚園かのときにドラマあったな。たしかフジテレビだったようなきがする。だからラストもうろ覚えながら覚えてる。
[参照:筒井康隆 関連スレッド
8位 1点 「みのりの日々」 井上博和 ヤングキングコミックス
>>70作者の名前忘れた。たまにきらりと光る話がある。全体でも及第点。
8位 1点 「MOONLIGHT MILE」 太田垣康男 ビッグコミックス
8位 1点 「がんばれ酢めし疑獄」 施川ユウキ 少年チャンピオン・コミックス
8位 1点 「TWO突風!」 藤井良樹・旭凜太郎 少年チャンピオン・コミックス
8位 1点 「ジョジョの奇妙な冒険part6 ストーンオーシャン」 荒木飛呂彦 ジャンプ・コミックス
>>97(96)スタンドという概念をついに終わらせたか・・・と感慨。と思ってたらSBRを読むとそうでもないかも。
8位 1点 「閉暗所愛好会」 掘骨砕三 SANWA COMICS No.
>>100時間も性差も消化も逆行してゆく
8位 1点 「王国の鍵」 紫堂恭子 あすかコミックスDX
[参照:紫堂恭子 関連スレッド
8位 1点 「バルバラ異界」 萩尾望都 フラワーコミックス
[参照:萩尾望都 関連スレッド

□ 5 □ ゲーム部門



1位 3点 「ヴィーナス&ブレイブス~魔女と女神と滅びの予言~」 ナムコ
>>11ゲーム的にはボリュームありすぎて疲れるけど、FT系RPGとしては世界観、演出含めて間違いなく良作だったと思う。
[参照:ナムコ 関連スレッド

1位 3点 「真・女神転生3 NOCTURN」 アトラス
>>11ゲーム的にはボリュームありすぎて疲れるけど、FT系RPGとしては世界観、演出含めて間違いなく良作だったと思う。

1位 3点 「SIMPLE2000シリーズ Vol.32 THE 戦車」 D3PUBLISHER
>>95SFです

1位 3点 「ASTRO BOY鉄腕アトム アトムハートの秘密」 セガ/ヒットメーカー
>>100レトロ・フューチャーという言葉に逃げずに原作を再構築してみせた「アトム」が忘れがたい。
[参照:手塚治虫 関連スレッド

5位 1点 「Civilization3: Conquests(英語版)」 シンアイ商会?
>>97歴史改変SF・・・ということにしておいてください。
[参照:シヴィライゼーション 関連スレッド

□ 6 □ SF/FT/HR界の出来事(イベント・訃報など)


エリスン作品のタイトルパクリ問題
>>13エリスンの小説の題名をパクったアニメ作品の題名が恋愛小説の題名にパクられ、その小説がタイトルの妙ゆえに大ヒットし、上の経緯が闇に葬りさられた次第
「世界の中心で愛を叫んだけもの」が、大型書店で平積み
ラッシュボール2003、cocco女史の飛び入り参加に涙 阪神18年ぶりの優勝
晶文社、河出書房新社をはじめとして、短編集が充実/奇想コレクションの成功
国書刊行会、レム・コレクション刊行予定を「表明」
>>22後生ですから、実際に出してくださいよ…
イラク戦争
>>34・・・無論だろう。湾岸んときと比べて規模が小さくなったのが笑えた。
士郎正宗の絵から色気が消えてゆく
Jコレクション、予定していた作品の半分くらいが出なかった
>>70野尻とか藤崎とか菅とか。野尻についてはあきらめ気味。
岩崎書店のジュヴナイルSF復刊
>>76岩崎書店のジュヴナイルSF復刊は、ジュヴナイルからSF入りした私としては喜ばしい出来事。が、SF表示ないのはおかしい。
都筑道夫氏の訃報
ナウル、消息不明に
>>97(96)「こんなん現実に起こるのかよ!」な事件。いろんな憶測も楽しかった。

□ 7 □ SF@2ch内の出来事(ベストスレッドなど)


「SF板 マトリックスはサイバーパンクの最高傑作!!」
マトリックスはサイバーパンクの最高傑作!!
>>13いろんな意味で今のSFについて感じるところがあったので。
「【言語】ジャック・ウォマックって終わったの?【暴力】」
【言語】ウォマックって終わったの?【暴力】
>>171氏の熱いレスがスレを育てました。
「SF1000冊読破していない人は語る資格なし」
SF1000冊読破していない人は語る資格無し 見る 29ch
>>22ありもしないSF国家資格を語るのは、何気に愉快だった(笑)
「ユリアン」スレの盛り上がり
>>46いわく言いがたい
『機動戦士ガンダムSEED』新しい板を一つ作るほど、ある意味で話題作だった
>>91売れたと同時に、出来の悪さが凄かった。
「流石だよなSFな俺ら」
>>97(96)SF板にもまだネタ力が残ってたんだなあと安心した(流行遅れだけど)。初代スレの勢いは今読んでも笑える。
「SF板 AAシアター」
>>99今も続いてるけど去年建ってるし対象になるのかな?ダメだったら無効にしといてください。sage者氏がんばれ!!
アタイ氏
「クリプトノミコン」が、一位
>>103どう考えても、一部ヲタにしか受けないだろうと判断した「クリプトノミコン」が、一位になってしまったこと。漏れにSFファンを名乗る資格はないのか?と思った。。


□ X □ 新設部門

【ワースト】
「ディスチャージ」 クリストファー・プリースト
>>76なぜか、まるでダメでした。

【SFキット部門】
「FRX-00 メイヴ雪風」 PLATZ
>>95贅を尽くした高額キットですが「小さいデカール」の一件といい、このメーカーは楽しませてくれるので・・・。
「スタートレックシリーズ」 バンダイ
「イチゴジャム大好きメイヴちゃん」 WAVE(イベント限定)
>>95いくと頃す

●総評など(抜粋)

11 :名無しは無慈悲な夜の女王 :04/05/30 22:37
(投票部略)
書籍の方は小粒な印象。ゲームは逆に大作化しているものの、
ゲーム性という中身が無いものが多いといった印象。
映画はパイレーツオブカリビアンなどそこそこ盛り上がったのではないかと。
66 :33 :04/06/12 22:39
(投票部略)
なんか投票数がこの板の
住人の数のような気がしてきた…
70 :名無しは無慈悲な夜の女王 :04/06/18 10:48
(投票部略)
ちなみに期間外作品で、去年一番面白かったのは、「「吾輩は猫である」殺人事件」と「エンディミオンの覚醒」
国内はあとイリヤとせちやんと九十九十九にもいれたかった。
80 :イー :03/01/29 13:05
(投票部略)
【感想】
中堅が非採算部門の縮小を継続し、代わって小出版社が特異な発想からジャンル
開拓に成功した一年。
海外部門『ブレックヴァルド~』は短篇集。ファンタジーに分類可能な作品は三
点だが、評価は全体に対して。ノサック入門は岩波文庫『死神とのインタビュー』
がオススメ。
『ケリー・ギャング~』は厳密には板違い作品。しかし、豪州のアイルランド系
移民の悲惨窮まる開拓史の影に、彼らのルーツであるケルト妖精譚が深く関わり
彩りと豊かな意味合いを添えている。
イーガン『しあわせの理由』も素晴らしい短篇集だが、最高傑作である表題作が
既訳の為、個人的に除外しました。
100 :猫舌男爵 :04/06/30 22:58
(投票部略)
“時間”についての作品に印象深いものが多かった。
禁じられた歴史をもういちど語りなおす「総統の子ら」、
国が消えるその直前までを描く「シルト」、
時間も性差も消化も逆行してゆく「閉暗所」、
レトロ・フューチャーという言葉に逃げずに原作を再構築してみせた「アトム」が忘れがたい。

---投票終了後---
128 :名無しは無慈悲な夜の女王 :04/07/01 23:15
(一部略)
この板SF/FT/HRなのに、SFばかり。
SF>>>>>>>(超えられない壁)>>>>>>>>>FT>>HR
と、解釈してもいいですか?
130 :講評 :04/07/02 00:27
国内はそれなりの良作が多かったが、一位と二位は本命が取ったね。
どちらの作家もラノベ板で支持を受けている事実に注目。
国外は小粒ぞろいだったね。一位と二位しか選ぶものがなかった。
「シルトの岸辺」や「見えない都市」などの超名作もあるが、
これらはあくまで復刊であってここで投票するものでもないといった感じ。
映画は唯一FTが上位に出た部門。やっぱり大作は強いね。
リベリオンは意外だったが、思わぬ収穫というところか。
漫画のランキングを見て、改めて「SFとはなにか」論争の愚を悟る。
しかしプラネテス一位はさすが。掲載開始、終了年の縛りをなくしては?
ゲームする暇で本を読む奴ら=この板の住人であることがつくづく分かった。
次回はゲームの項目なくしちゃえ。
Jコレと河出書房がんばれ。超がんばれ。


参考資料

《参考1》-「SFが読みたい!」2004年度版

国 内

1、「マルドゥック・スクランブル」 冲方丁 ハヤカワ文庫JA
2、「第六大陸」 小川一水 ハヤカワ文庫JA
3、「神は沈黙せず」 山本弘 角川書店
4、「忘却の船に流れは光」 田中啓文 ハヤカワJコレクション
5、「神様のパズル」 機本伸司 角川春樹事務所
6、「サウンドトラック」 古川日出男 集英社
7、「ラピスラズリ」 山尾悠子 国書刊行会
8、「イリヤの空・UFOの夏」 秋山瑞人 電撃文庫
9、「ねじの回転」 恩田陸 集英社
10、「記憶汚染」 林譲治 ハヤカワ文庫JA
11、「世界の果ての庭 ショート・ストーリーズ」 西崎憲 新潮社
12、「北野勇作どうぶつ図鑑」 北野勇作 ハヤカワ文庫JA
12、「天使」 佐藤亜紀 文藝春秋
14、「水晶内制度」 笙野頼子 新潮社
15、「アリス Alice in the right hemispher」 中井拓志 角川ホラー文庫
16、「アマチャズルチャ 柴刈天神前風土記」 深堀骨 ハヤカワJコレクション
17、「星の綿毛」 藤田雅矢 ハヤカワJコレクション
18、「終戦のローレライ」 福井晴敏 講談社
19、「小指の先の天使」 神林長平 早川書房
20、「異形の惑星 系外惑星形成理論から」 井田茂 NHKブックス

海 外

1、「あなたの人生の物語」 テッド・チャン ハヤカワ文庫SF
2、「しあわせの理由」 グレッグ・イーガン ハヤカワ文庫SF
3、「海を失った男」 シオドア・スタージョン 晶文社ミステリ
4、「ジーリー・クロニクル」 スティーヴン・バクスター ハヤカワ文庫SF
5、「七王国の玉座」 ジョージ・R・R・マーティン 早川書房
6、「カルカッタ染色体」 アミダブ・ゴーシュ DHC
7、「紙葉の家」 マーク・Z・ダニエレブスキー ソニー・マガジンズ
8、「星海の楽園」 デイヴィッド・ブリン ハヤカワ文庫SF
9、「不在の鳥は霧の彼方へ飛ぶ」 パトリック・オリアリー ハヤカワ文庫SF
10、「イエスのビデオ」 アンドレアス・エシュバッハ ハヤカワ文庫NV
11、「エリアーデ幻想小説全集1」 ミルチャ・エリアーデ 作品社
12、「凶獣リヴァイアサン」 ジェイムズ・バイロン・ハギンズ 創元SF文庫
13、「不死鳥の剣 剣と魔法の物語傑作選」 中村融・編 河出文庫
14、「アースシーの風 ゲド戦記V」 アーシュラ・K・ル=グイン 岩波書店
15、「ヨットクラブ」 デイヴィッド・イーリイ 晶文社ミステリ
16、「文学刑事サーズデイ・ネクスト1 ジェイン・エアを探せ!」 ジャスパー・フォード ソニー・マガジンズ
17、「サラマンダー -無限の書-」 トマス・ウォートン 早川書房
18、「鉤爪プレイバック」 エリック・ガルシア ヴィレッジブックス
19、「モンスター・ドライヴイン」 ジョー・R・ランズデール 創元SF文庫
20、「J・G・バラードの千年王国ユーザーズガイド」 J・G・バラード 白揚社

《参考2》-SFマガジン読者が選ぶベストSF2003

国内

1、「マルドゥック・スクランブル」 冲方丁 ハヤカワ文庫JA
2、「第六大陸」 小川一水 ハヤカワ文庫JA
3、「忘却の船に流れは光」 田中啓文 ハヤカワJコレクション
4、「星の綿毛」 藤田雅矢 ハヤカワJコレクション
5、「イリヤの空・UFOの夏」 秋山瑞人 電撃文庫
6、「小指の先の天使」 神林長平 早川書房
6、「ラピスラズリ」 山尾悠子 国書刊行会
8、「アマチャズルチャ 柴刈天神前風土記」 深堀骨 ハヤカワJコレクション
9、「ノルンの永い夢」 平谷美樹 ハヤカワJコレクション
10、「北野勇作どうぶつ図鑑」 北野勇作 ハヤカワ文庫JA

海外

1、「あなたの人生の物語」 テッド・チャン ハヤカワ文庫SF
2、「しあわせの理由」 グレッグ・イーガン ハヤカワ文庫SF
3、「海を失った男」 シオドア・スタージョン 晶文社ミステリ
4、「ジーリー・クロニクル」 スティーヴン・バクスター ハヤカワ文庫SF
5、「不在の鳥は霧の彼方へ飛ぶ」 パトリック・オリアリー ハヤカワ文庫SF
6、「アースシーの風 ゲド戦記V」 アーシュラ・K・ル=グイン 岩波書店
7、「凶獣リヴァイアサン」 ジェイムズ・バイロン・ハギンズ 創元SF文庫
8、「モンスター・ドライヴイン」 ジョー・R・ランズデール 創元SF文庫
9、「プレイ -獲物-」 マイクル・クライトン 早川書房
10、「星海の楽園」 デイヴィッド・ブリン ハヤカワ文庫SF

《参考3》-第35回星雲賞(第43回日本SF大会 G-CON2004)

日本長編部門 「第六大陸」 小川一水
     (次点)  「イリヤの空・UFOの夏」 秋山瑞人
日本短編部門 「黄泉びと知らず」 梶尾真治
     (次点)  「老ヴォールの惑星」 小川一水
     (次点)  「予め決定されている明日」 小林泰三
海外長編部門 「星海の楽園」 デイヴィッド・ブリン
     (次点)  「アースシーの風 ゲド戦記V」 アーシュラ・K・ル=グイン
海外短編部門 「地獄とは神の不在なり」 テッド・チャン
     (次点)  「適切な愛」 グレッグ・イーガン
メディア部門  「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」
     (次点)  「宇宙のステルヴィア」
コミック部門  「彼方から」 ひかわきょうこ
     (次点)  「クロノアイズ グランサー」 長谷川裕一
アート部門   西島大介
     (次点)  寺田克也
ノンフィクション部門 「宇宙へのパスポート2 M‐V&H‐2Aロケット取材日記」 笹本裕一
        (次点)  「われらの有人宇宙船―日本独自の宇宙輸送システム「ふじ」」 松浦晋也
自由部門    王立科学博物館シリーズⅠ
     (次点)  神舟5号の有人宇宙飛行

〔「その名は、G-CON 2nd GIG」スレッドの535の情報〕

上記2つのランキングの対象は奥付が2002年11月1日~2003年10月31日の作品
参考3の対象は2003年1月1日~12月31日までに発表された作品
最終更新:2005年12月05日 02:08
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