SF/FT/HR板大賞2002


第2回 SF/FT/HR@2ch板大賞 2002

このページは「■第2回 SF/FT/HR@2ch板大賞2002」スレッドをまとめたものです。
目次

●概要

【部門】
  1. 国内SF/FT/HRベスト作品
  2. 海外SF/FT/HRベスト作品
  3. 映像作品部門
  4. コミック部門
  5. ゲーム部門
  6. SF/FT/HR界の出来事(イベント・訃報など)
  7. SF@2ch内の出来事(ベストスレッドなど)
  8. ベストキャラクター
部門8.は参加者による追加部門
【対象】
2002年に発行、上映、放映されたSF・ファンタジー・ホラー作品
【投票期間】
2003年1月31日まで
【ルール】◆dONOyTSk さんの発言から抜粋編集)
  • 部門1~5は投票者一人につき持ち点3点、3作品まで(配点は明記してください)
    • 作品にのみ投票した場合―3点
    • 作品に投票した場合―2点対1点、あるいは1点対2点(配分は投票者が明記する)
    • 作品に投票した場合―各1点づつ
  • 作品に関するコメントや総評などあると楽しい
  • 白票、該当なしの扱いについて
    • 今回は順位としてカウントするのやめます┐(´ー`)┌
    • ただし、参考に集計するつもりです。
  • 特筆することがあれば勝手に部門を作って投票してください
    • (部門8は投票者が自主的に作った新部門)
  • マターリ、ぬるーり

●最終結果(有効投票数44)

□ 1 □ 国内SF/FT/HRベスト作品

順位 Pts. 作品名 著者 文庫名 出版社 コメント
1 22 「グラン・ヴァカンス」 飛浩隆 Jコレクション 早川書房 >>50 このシリーズ自体が、グロテスクで美しい構造物ではある。無骨なスタイルのSFを読み慣れた者にとっては、美しく繊細であるが故にどこかしら漂う危うさも感じる。良くも悪くもNW-SFの香り。そのクオリティは極上です。
>>65 蜘蛛の王の方が好きだがw
>>66 Jコレでも白眉ではないかと。
>>71 ほんとJコレってイイのが多くて嬉しいです。
>>81(88,92) 大豊作ナリ♪
2 13 「太陽の簒奪者」 野尻抱介 Jコレクション 早川書房 >>103 長大化する海外作品・先鋭化する国内作品の中、太陽の簒奪者はその簡潔さと力強さに感銘を受けました。難解な最新科学知識や複雑な設定、長大なプロットなどを排し、剥き身のSOWを有したSFを読んだのは久しぶりでした。ナノマシンの描写が「魔法の機械」ではなく、説得力を持って描かれていたのも好印象。
3 7 「群青神殿」 小川一水 ソノラマ文庫 朝日ソノラマ >>115 古き良きジュブナイルSFを思い出させる作品でした。
4 6 「まろうどエマノン」 梶尾真治 徳間デュアル文庫 徳間書店 >>82 たしか去年だったような…
>>82 国内モノってこれ以外に読んだ記憶がない
5 4 「天になき星々の群れ」 長谷敏司 角川スニーカー文庫 角川書店
5 4 「導きの星II 争いの地平」 小川一水 ハルキ文庫 角川春樹事務所 >>9 なんかな・・・視点が面白かった。
>>104 SFもいいなと思う
5 4 「傀儡后」 牧野修 Jコレクション 早川書房 >>11 奇怪なビジュアルイメージのインパクトにやられた。
8 3 「ウロボロスの波動」 林譲治 Jコレクション 早川書房
8 3 「ユアン・スーの夜」(「秘神界」収録) 南條竹則   東京創元社
8 3 「幻影の蔵―江戸川乱歩探偵小説蔵書目録」 新保博久、山前譲 東京書籍 >>13 SFサイドからも評価すべきだわね。近年にない偉業。
8 3 「少年トレチア」 津原泰水   講談社
8 3 「電詞都市D.T」 川上稔 電撃文庫 メディアワークス >>104 こんな話を書けるのはこの人だけでは?
>>139 伝説級怪作
13 2 「あしたのロボット」 瀬名秀明   文藝春秋 >>118 SF板では無視され気味だったけど、「認識の変容」という意味では昨年でもっともSFを感じたよ。瀬名の現在でのベスト。
13 2 「イリヤの空、UFOの夏3」 秋山瑞人 電撃文庫 メディアワークス >>110 去年が野尻の年なら今年来るのはこの二人(1注:秋山、小川)っしょ。秋山は「僕はミサイル」も入れたかった。
15 1 「A君(17)の戦争2/3」 豪屋大介 富士見ファンタジア文庫 富士見書房
15 1 「アイオーン」 高野史緒 Jコレクション 早川書房
15 1 「シャドウ・オーキッド」 柾悟郎   コアマガジン
15 1 「だからドロシー帰っておいで」 牧野修 角川ホラー文庫 角川書店
15 1 「チグリスとユーフラテス」 新井素子 集英社文庫 集英社 >>131 これしか読んでない。文体は少々読むのが痛かったが、ラストシーンは印象的。
15 1 「トラブルシューターシェリフスターズ」 神坂一 角川スニーカー文庫 角川書店 >>139 ライトノベルとしての高水準SFとなりそうだ。 スレイヤーズ(特にアニメ)のために軽薄な印象のある作者だが、軽い語り口にぞくっとした鋭い切り口を突きつけてくれる巧者である事も見過ごせない。「SF」としては軽いかもしれない。しかしその魂は本格であると信じるに足る展開を見せている。
15 1 「ノルンの永い夢」 平谷美樹 Jコレクション 早川書房 >>81(88,92) 大豊作ナリ♪
15 1 「ロミオとロミオは永遠に」 恩田陸 Jコレクション 早川書房
15 1 「強救戦艦メデューシン(上)」 小川一水 ソノラマ文庫 朝日ソノラマ
15 1 「終戦のローレライ」 福井晴敏   講談社
15 1 「星の、バベル」 新城カズマ ハルキ文庫 角川春樹事務所 >>98 新城が今後もこのレーベルで書いてくれることに期待します。
15 1 「天使」 佐藤亜紀   文藝春秋
15 1 「導きの星1」 小川一水 ハルキ文庫 角川春樹事務所
15 1 「封仙娘娘追宝録・奮闘編4・夢の涯」 ろくごまるに 富士見ファンタジア文庫 富士見書房 >>139 少し不思議だからSF…という域を通り越し、ハイファンタジーにしてロジックノベルと化しつつある妙作。健全なライトノベル的冒険ファンタジーの体も維持してはいるが、懲りすぎた構成に若干読者を選ぶ通好みな委嘱作品となりつつある予感も。作者の存在そのものがファンタジーとなりつつある。
15 1 「風よ、龍に届いているか」 ベニー松山   創土社 >>104 燃え萌え
15 1 「陋巷に在り」 酒見賢一 新潮文庫 新潮社
<<参考>>
9 棄権       >>5 投票できるほど読み込んでないので。
>>107
1 「ロミオとロミオは永遠に」 恩田陸 Jコレクション 早川書房 >>81(88,92) 大豊作ナリ♪
1 「素数長歌と空」 笙野頼子 『群像』2002.1  
1 「トロイの木馬 Trojan Horse Program」 森博嗣 カッパノベルズ
講談社ノベルス
光文社
講談社
>>65 SFかどうかは知らないが…ミステリかなぁ??
※「21世紀本格」(カッパノベルズ)、「虚空の逆マトリクス」(講談社ノベルス)所収
1 「アラビアの夜の種族」 古川日出夫   角川書店 >>13 2001年12月25日発行。無効なら『蔵』3点で。でもこの時期の本を2001の方でカウントするのはかわいそうでしょう。
1 該当なし    
1 読んでいない    

□ 2 □ 海外SF/FT/HRベスト作品

順位 Pts. 作品名 著者 文庫名 出版社 コメント
1 27 「クリプトノミコン」 ニール・スティーヴンスン ハヤカワ文庫SF 早川書房 >>11 ストーリーにまったく関係のない部分でのうんちくが面白かったので。
>>43 わくわくした。あと、盗聴が気になりだした。
>>66 笑わせてもらいました。
>>86 良くも悪くもこれの年だったと思う
>>118 笑わせてもらいました。
2 10 「90年代SF傑作選」 山岸真 編 ハヤカワ文庫SF 早川書房 >>50 現代SFのショーケース、買って損は無し。食わず嫌いのオールドSFファンの方も是非。レナルズ、ウイリアムズ、マクラウド、ソウヤー、チャン、マクドナルド、ガードナー、イーガン、リードが激おもろかった。
>>81(88,92) 90年~は面白くて当たり前なんでこの点数(´ー`.)y-~~
>>103 90年代SF傑作選は、80年代のやたらトガった作品傾向からの進歩が感じられて面白かった。
3 9 「イリーガルエイリアン」 ロバート・A・ソウヤー ハヤカワ文庫SF 早川書房 >>73 素直に
>>96 今年はこれしか新刊を読んでないので。
>>103 イリーガルエイリアンは、ようやくエンターテイメント性とハードさの折り合いがついたSFが出始めたということに感動。総じて、90年代にSFはギャグ(ユーモアではなく、ギャグ)とキャラ萌えを身につけたのだなあ、と感じました。
>>131 ↑(注:「最果ての銀河船団」)には一歩譲るかと。ソウヤーって面白いけどどっか外れてるね。
4 7 「グローリアーナ」 マイケル・ムアコック 創元推理文庫 東京創元社 >>79 グローリアーナは懸案の宿題提出ご苦労さんの意味もこめて(訳者に)
>>98 今まで訳された物と毛色が違うけど「グロリア―ナ」は楽しめました。
>>123 600Pオーバーの作品ながら一気に読ませてしまう手腕は見事。未訳作品の翻訳にも期待したい。
4 7 「プランク・ゼロ」 スティーヴン・バクスター ハヤカワ文庫SF 早川書房 >>9 他のも復刊しろよな。期待して一票
>>71 現在「真空ダイヤグラム」読書中。ああ、SF。
6 6 「最果ての銀河船団」 ヴァーナー・ヴィンジ 創元SF文庫 東京創元社 >>73 高かった(藁 異星人物好きなんで。
>>131 傑作だからこそ中学生あたりでも買えるようにもっと低価格で出して、そんでSFの普及につなげて欲しいな。あと邦題はひどいと思う。
7 5 「地球礁」 R・A・ラファティ   河出書房新社
8 4 「プロフェシィ」 エリザベス・ヘイドン ハヤカワ文庫FT 早川書房
8 4 「ラプソディ」 エリザベス・ヘイドン ハヤカワ文庫FT 早川書房 >>65 鶴謙の表紙に惹かれた
8 4 「七王国の玉座」 ジョージ・R・R・マーティン   早川書房
11 3 「グレー・レンズマン」 E・E・スミス 創元SF文庫 東京創元社 >>108 新訳だからいいかなぁ?・・・て。ダメなら「イリーガル・エイリアン」ロバート・J・ソウヤー 1ptに差し替えてください。お手数かけます。「プランク・ゼロ」読んでれば、そっちだったかも知れないが、残念ながら未読…
>>110 新訳で読み返して改めて凄い作品だなと思った。今のSFが忘れている何かが確実にあると思った
11 3 「ダーウィンの使者」 グレッグ・ベア ヴィレッジブックス ソニーマガジンズ >>115 文庫落ちしたんでやっと「ダーウィンの使者」読んだんだよヽ(`Д´)ノウワーン
11 3 「航路」 コニー・ウィリス   ソニーマガジンズ
14 2 「アバラット」 クライヴ・バーカー   ソニーマガジンズ >>79 アバラットはこれからの期待をこめて
15 1 「コレクションズ」 ジョナサン・フランゼン   新潮社 >>100 非SFだが、途中まで「イーガンを凌駕するSFになるのでは」と本気で騙されますた。豊富な自然科学知識を精緻奔放に織り込む文体(・∀・)イイ! クリプトノミコンを彷彿するウェブ冒険や悪ふざけ(・∀・)ニヤニヤ そして主題は、家族──昨年のマイベストです。
15 1 「デイヴィー荒野の旅」 エドガー・パングボーン   扶桑社
15 1 「ミスターX」 ピーター・ストラウブ 創元推理文庫 東京創元社
15 1 「宇宙のエンドゲーム」 フレッド・アダムス、
グレッグ・ラフリン
  徳間書店 >>78 たまには時の果てに思いをめぐらせるのもよろしかろう。
15 1 「銀河パトロール隊」 E・E・スミス 創元SF文庫 東京創元社 >>110 新訳で読み返して改めて凄い作品だなと思った。今のSFが忘れている何かが確実にあると思った
15 1 「昏き目の暗殺者」 マーガレット・アトウッド   早川書房
15 1 「戦乱の大地」 デイヴィッド・ブリン ハヤカワ文庫SF 早川書房
15 1 「第二段階レンズマン」 E・E・スミス 創元SF文庫 東京創元社 >>110 新訳で読み返して改めて凄い作品だなと思った。今のSFが忘れている何かが確実にあると思った
15 1 「不死の怪物」 ジェシー・ダグラス・ケルーシュ 文春文庫 文芸春秋社
15 1 「魔術探偵スラクサス」 マーティン・スコット ハヤカワ文庫FT 早川書房
15 1 「魔石の伝説」 テリー・グッドカインド ハヤカワ文庫FT 早川書房 >>21 真実の剣はラノベ風味ではあるけど、海外FTに手を出したきっかけでもあるので。
15 1 「壜の中の手記」 ジェラルド・カーシュ 昌文社ミステリ 昌文社
<<参考>>
5 棄権       >>107 今年のかどうかさえ、全然分からない…
>>139 古典は幾分読んだのだが…新しい作品への造詣はないもので、申し訳ない。
2 該当なし      
1 「グリーン・マーズ」 キム・スタンリー・ロビンスン 創元SF文庫 東京創元社 >>81(88,92) たとえジジババばかりでも、マーズ三部作が好きだ!
1 「ダイアモンド・エイジ」 ニール・スティーヴンスン   早川書房 >>81(88,92) ダイアモンド~は正直クリプト~の方が面白かったりして…この二つは今年でOKだと思うのだが。12月発行は今年に入れないと可哀想でしょ。「アラビアの夜の種族」も今年でオーケーだと思う。
1 「魔獣売ります」 ジョージ・R・R・マーティン   (SFM 2003.1)

□ 3 □ 映像作品部門

順位 Pts. 作品名 監督など コメント
1 48 「ロード・オブ・ザ・リング」 ピーター・ジャクソン監督 >>5 指輪厨としてはこれに票を投じないわけにはいかない。自分の想像を超えた映像に出会ったのは初めて。
>>21 ナッチ騒動などなど、何かと話題も多かったね。
>>41 翻訳が今年は変わったそうで。
>>66 イメージが凄い。
>>71 あのビジュアル見ちゃったら何も言えません。
>>79 あの原作をあのように纏めあげた力技は認めざるを得ない
>>104 映像に感動
>>115 あそこまで良く作ったと素直に誉めたい。
>>118 WXIII、くれシン映画、千年女優と気に入った小品は多いのだけどLotRから1点を削り取るには至らず。
>>131 好きなシーンが色々削られてしまってるのが残念。
>>134 訳がマトモならいう事ナシだったんだが・・・。
2 7 「スパイダーマン」 サム・ライミ監督 >>73 指輪だけじゃつまらんてことで異端。ダークマンと比較して面白かった。
2 7 「マイノリティリポート」 S・スピルバーグ監督 >>66 トムに笑う。
>>96 「マイノリティ」良かったんだけど、相手が悪いやね。
4 6 「ドニー・ダーコ」 リチャード・ケリー監督 >>43 こんな映画にはなかなか出会えないです。昨年見た映画の中でも一番印象に残った作品。青春モノながら思索的、しかもしっかり時間SF。
>>78 青春映画といってしまえばそれまでじゃけども、良い雰囲気。佳作。
5 5 「コメットさん☆The Cosmic Batton Girl」 神戸守監督 >>110 鎌倉・江ノ島という実在の舞台を上手く生かして日常と非日常を巧みにブレンドしたファンタジーの佳作。その前者のファンが後枠番組の後者を応援すると「裏切り者」と呼ばれそうなんだけど、全く正反対の節操のないハチャメチャぶりにこれはこれで敬意を表して。
5 5 「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」 (スカイパーフェクTV) >>11 「メカは全部CGで描いてます」と聞いて、CG表現の洗練度にびっくりした。
>>81(88,92) 攻殻SACは漫画の2巻はこんな風になって欲しかったという、怨念が籠もっていて好き。
7 4 「ガンダムSEED」 福田己津央監督 >>86 リアルタイムでアニメを見たのは何年ぶりだか…
>>139 一部では散々な叩かれようであるが、無難に面白い作品として評価できるのではあるまいか。主人公に対するステロタイプでない、真綿で首を絞めるような生ぬるい差別感が興味深い。和気藹々とした仲間たち、心通じ合えるライバルにして親友、理解ある大人たち…に囲まれながら限りなく孤独な隔絶間を描いている点に着目したい。…龍騎同様、放送時間を間違えているきらいはありありとするのだが。
7 4 「仮面ライダー龍騎」 遠藤卓司監督 >>82 どちらかというと『今年』の作品として評価したいところではある。日曜朝のお茶の間にふさわしからぬ、しかしある意味で特撮の原点に近い魂を見せ付けた作品であった。去年分としては、年を越してから描かれる怒涛のエピローグを考慮しても1点。
9 2 「PATLABOR THE MOVIE 3」   >>139 とりみきいい仕事したね
9 2 「おジャ魔女どれみ どっか~ん!」40話   >>107 細田守は、良い…
>>139 あまりに話題のためたまたま見た回がこれだった。30分尺の一般放映枠とも思えぬ高密度な一品。 しかしこの回だけで世界観がすべて完結してしまっているのだが、連作の中の一話としてこれはありなのだろうか…?
9 2 「ギャラクシー・エンジェル」 高柳滋仁監督
12 1 「ジェイソンX/13日の金曜日」 ジム・アイザック監督
12 1 「スターウォーズエピソード2」 ジョージ・ルーカス監督 >>82 誰もSWエピソード2を上げてないんで
12 1 「バイオハザード」 ポール・アンダーソン監督 >>115 駄目か?(w ちょっとお上品なエログロマンセー
12 1 「ハリーポッターと秘密の部屋」 クリス・コロンバス監督 >>131 普通に面白かった。
12 1 「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」DVD 原恵一監督 >>107 内容のみならず、クレしん映画のDVD化のきっかけで
12 1 「激闘!クラッシュギアT」   >>107 最終回のバカさはアニメ史に残ります、たぶん。最終回は今年ですが
<<参考>>
9 棄権  
1 該当なし   >>13 あいつもこいつもくだらんかった
-100 雪風OVA 大倉雅彦監督

□ 4 □ コミック部門

順位 Pts. 作品名 著者 レーベル 出版社 コメント
1 10 ''「MOON LIGHT MILE」'' 太田垣康男 ビッグコミックス 小学館 >>73 これはいいね。
2 8 「ふたつのスピカ」 柳沼行 メディアファクトリーフラッパー メディアファクトリー >>66 丁寧な不器用さがイイ。
>>110 誰かも書いていたけれど、あの「不器用さ」がたまらなくイイ!
3 5 「ぱにぽに」 氷川へきる ガンガンファンタジーコミックス エニックス >>104 いいのか、イー君?
4 4 「DOLL MASTER」 井原裕士 電撃コミックス メディアワ-クス >>139 これもSF・FTに含まれるのか? 見かけに似合わず深く、丁寧にまとまった良作。
5 3 「ねこめ~わく 3 …ようやく」 竹本泉 ミッシィコミックス DX 宙出版 >>5 サブタイトル通りようやく出たねこめーわくの新刊。ねこ達の文明はどう進んでいくのであろうか。そして百合子様の浪人生活は?
5 3 「ヒカルの碁」 ほったゆみ ジャンプコミックス 集英社 >>82 漏れが好きなだけだけど、幽霊でてくるし認めてください(w
5 3 「ヘウレーカ」 岩明均 ジェッツコミックス 白泉社 >>86 SFじゃねー
5 3 「ユキポンのお仕事」 東和広 ヤングマガジン連載 講談社
5 3 「宇宙賃貸サルガッ荘」 TAGRO ガンガンファンタジーコミックス エニックス >>71 宇宙の墓場にひっそりと建つ木造アパート。しかも管理人はサルガッソーの魔女……って?
5 3 「魁!!クロマティ高校」 野中英次 講談社コミックス 講談社 >>65 思いつかない…強いて言えば
5 3 「銃夢LastOrder」 木城ゆきと ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ 集英社 >>81(88,92) SF的に大変よろしいです。頭クラクラしました。
5 3 ドラえもんカラー作品集 藤子・F・不二雄 てんとう虫コミックススペシャル 小学館 >>107 良い仕事です
13 2 「T・P・ぼん」 藤子・F・不二雄 アイランドコミックスPRIMO 嶋中書店 >>139 コンビニ復刊。藤子・F・不二男が良質なSF作家であったことを示す貴重な足跡のひとつ。派手さはないがきれいにまとまった世界観と一話辺りの密度の深さを持つ良作。知名度が低くマイナー作品となってしまっていること、作者が既に亡く未完の作となってしまったことが惜しまれる。(一話完結式ではあるが、総合的な物語としての完結をしていない。作者には構想があった模様なのだが……)
13 2 「プラネテス」 幸村誠 モーニングKC 講談社
13 2 「ブレーメンII4」 川原泉   白泉社 >>110 意外にもとっても真っ当な王道を行くスペースオペラ。これまでの作品にもほの見えた作者のSFへの愛情がよく分かる。
13 2 「虫けら様」 秋山亜由子   青林工藝舎 >>79 両者とも、ページを広げたときぱーんと目に入ってくるものだけでその世界に引きこむ力があります。どっちもガロ系、我ながら偏ってマス
17 1 「JIN」 村上もとか ジャンプコミックスデラックス 集英社 >>73 地味にハードで。日本版「闇よ落ちるなかれ」期待。
17 1 「いばらの王」 岩原裕二 月刊コミックビーム連載中 アスキー
17 1 「ベルセルク」 三浦建太郎 ジェッツ・コミックス 白泉社 >>104 定番でしょ
17 1 「下水街」 掘骨砕三   三和出版
17 1 「花田少年史」 一色まこと アッパーズKCDX 講談社 >>134 だ、駄目ですかね。W
17 1 「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」 安彦良和 カドカワコミックスA 角川書店 >>13 普通だけどほかにめぼしいものないので。3点なの?1点だけでいいんだけどな(可能なら1点ね)
17 1 「刑務所の前」 花輪和一 ビッグコミックススペシャル 小学館 >>79 両者とも、ページを広げたときぱーんと目に入ってくるものだけでその世界に引きこむ力があります。どっちもガロ系、我ながら偏ってマス
17 1 「振袖いちま」(完全版) 須藤真澄 Beam comix エンターブレイン
17 1 「創雅都市S.F.」 川上稔&さとやす(TENKY)   メディアワークス >>104 エスエフですよ!?
<<参考>>
14 棄権      
3 該当なし      
3 読んでいない      

□ 5 □ ゲーム部門

順位 Pts. 作品名 製作会社 コメント
1 9 「鉄騎」 カプコン >>71 ゲームが、ってよりコントローラー及びパッケージのデカイ段ボール箱全てがSF。
2 3 「POWER DoLLS 5」 工画堂スタジオ >>86 初めてプレイしたPDがこれなんで
2 3 「WILD ARMS Advanced 3rd」 ソニーコンピュータエンタテインメント >>139 前作までに比べると魅力に欠けるように思われたが、世界観と物語の作りこみは見事だった。紛れもなくSF作品なので誤解のなきよう。ゲーム的な煩雑化がプレイアビリティに貢献していない(足を引っ張っているというほどでもないが…)こと、そして何より主人公たちへの掘り下げが弱すぎ、感情移入度が弱くなってしまったことが残念。 キャラクターたちの連帯感、生活観、意志と感情をシステムと物語両面から体感させてくれることこそ、このシリーズ最大の魅力と思っていたのだが。
2 3 「かまいたちの夜2」 CHUNSOFT
2 3 「ガンダム・ネットワーク・オペレーション」 バンダイ
2 3 「スターウォーズ・バトルグラウンド・クローン戦役」 エレクトロニック・アーツ・スクウェア >>73 ネットゲームにSFっぽさをかけて。
2 3 「ダンジョンズ&ドラゴンズ3e」 Wizards of the Coast >>123 TRPGです、すみません。でもこれが訳されたことはもっと話題になってもいいとおもう。
2 3 「もじぴったん」 ナムコ >>50 SFでなくてスマソ。
2 3 「ヤミと帽子と本の旅人」 ROOT >>104 エロゲ板に帰ります;y=-( ゚д゚)・∵.
2 3 「らいむいろ戦奇譚」   >>106 ;y=-( ゚д゚)・∵.
2 3 「ラグナロクオンライン」 ガンホー・オンライン・エンターテイメント >>41 1年近く公開無料テストを続けたのを評価…。
2 3 「ロケットの夏」   >>110 ただし、やってません(笑)。こういうので18禁ゲームもありなんだな、と意外に思って。
2 3 「斑鳩」(DC版) トレジャー
2 3 「鬼哭街」 Nitro+ >>115 18禁のいわゆる「エロゲー」に分類されますが、“サイバーパンク”なB級映画好きなら手に取ってみるのも。
15 2 「サイヴァリア」 サクセス
15 2 「スーパーロボット大戦IMPACT」 バンプレスト >>108 SFか?まぁ、いいや。
15 2 「パンツァー・ドラグーン・オルタ」 セガ
18 1 「ソウルキャリバー2」 ナムコ
18 1 「ポケットモンスター ルビー/サファイア」 任天堂 >>118 1点だけ(w。
18 1 「幻想水滸伝III」 コナミ
18 1 「真・女神転生NINE」 ATLUS
<<参考>>
15 棄権   >>107 ゲームしない
4 やっていない  
3 該当なし   >>13 ウイニングポストにあけくれた(w
>>21 やってないので

□ 6 □ SF/FT/HR界の出来事(イベント・訃報など)

順位 Pts. 出来事 コメント
1 7 訃報につぐ訃報 >>86 死屍累々って感じですね 今年は誰が死ぬんだか
>>123 フォワード/シェフィールドといったハードSF作家の相次ぐ逝去
>>124 半村良氏を始め多くの方々の逝去を悼み、慎んで御冥福をお祈りします
>>131 ラファティ、フォワード、シェフィールド死去好きな作家がこれだけ立て続けに亡くなるとは。
2 5 Jコレクション刊行 >>50 本屋であまり見ないのが難点。あ~。
>>79 国内SFは総じて豊作と言えるのではないか
>>81(88,92) 国内SFに春が来た?!
3 4 半村良死去 >>50 早すぎる。残念。
>>66 慎んで哀悼の意を表します。
>>82 御悔やみ申し上げます
4 2 雪風DVD化
5 1 「アポロが月面についていなかった論争」 >>41 もうね、アホかと。
5 1 「アルジャーノンに花束を」映像化
5 1 いい事聞かないね。中国の宇宙開発はSFっぽいといったら失礼か。
5 1 スタートレックTNGのDVD-BOX発売
5 1 ナリ助あぼーん >>66 (集計されなくてもいいです、はい)
5 1 ラエリアンのクローン騒動 >>13 テレビで楽しく見ています。「ラエリアン」と「クローン」、もう最高の組み合わせです。
5 1 ラファティ死去
5 1 ろくごまるに復活祭 >>139 申し訳ないが、基本的にライトノベル系列の住人ゆえ……、挙げてもかまわないのならば…作者本人がファンタジーとして扱われた奇例。そしてその後も……(参照。こと100、そして152を境に……)http://natto.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1009726326/
5 1 神林長平氏がTVアニメのノヴェライゼーション!? >>71 やっぱ別物になりましたね。
5 1 成田亨氏死去
5 1 早川の駄目さ加減 >>108 SF読みの中でも狭い層にしかヒットしないと思われる「クリプトノミコン」(&スティーブンスン)を過剰にプッシュする一方で、過去の作品を次々に絶版・在庫切れにしていく早川の駄目さ加減。アレをを好きな人たち、というのが存在すること自体は理解できるし否定はしないが。
5 1 中国の有人宇宙機最終試験に人型ロボット搭載(先行者か?)
5 1 筒井康隆公認HP詐称騒動 >>13 とんちきなクイズから崩壊。はては公認詐称も発覚。あはははは
5 1 日本SF大賞の某選考委員 >>9 呆れた。
5 1 日本の有人宇宙飛行計画。 >>110 早くしないと中国に先を越されるよー。
<<参考>>
10 棄権 >>43 なにかあったのかもしれないけどわからない。
2 該当なし >>72 凶報しかない

□ 7 □ SF/FT/HR@2ch内の出来事(ベストスレッドなど)

順位 Pts. 出来事 コメント
1 13 「2ch全板トーナメント」(本選一回戦含む) >>5 開始前にごたごたがありながら団結していく姿に感動した。
>>41 企画として面白かった。運営もご苦労様ってことで
>>50 盛り上がったようで、なによりです。
>>82 おいらのSF板デビューでしたんで
>>109 様々な世代が初めて一つになれたように思う。
>>139 先生スレくらいでしか知らなかったこの板の、意外な素顔を垣間見させていただいた。
2 4 「ひどい駄作で失望したSF小説と映画」 >>11 伸びの早さにワラタ
>>71 いいなぁ、やっぱ馬鹿話は盛り上がりますね。
>>107 ちょっと参加、面白かった
>>134 妙な盛況ぶりが情けなくもイイ味。w
3 3 OFFとその後の妙な騒ぎ >>86 これも今となっては死屍累々って感じですな
3 3 雪風祭り >>81(88,92) あそこだけ進む時間が違ってました。
5 2 サイドページ(アゲ仙人の洞) >>43 便利になった
6 1 「A・E・ヴァン・ヴォークト」スレ >>73 古典SFの良スレ
6 1 「アルジャーノンに花束を」映像化 >>118 出来がアレで覚悟はしていたけど落胆して記憶を消そうとするSF板住人
6 1 「ウルトラ兄弟について」 >>13 これをベストスレに。よい意味でばかな理屈をこねくりあってるし。ああいうの好き。
6 1 「スティーヴンスン」スレ
6 1 「セシィさん」スレをめぐる攻防 >>6 あくまで見せ物としてだけど
6 1 「ブリン&知性化」スレ
6 1 「ムアコック」スレ
6 1 「基礎知識」スレ >>43 あいかわらずいろいろ勉強になる
6 1 「高校」スレ >>43 あいかわらずいろいろ勉強になる
6 1 「実際に体験した事がある身近なSF」 part1
6 1 「実際に体験した事がある身近なSF」 part2 >>65 SFな毎日を探していますw
6 1 「人型兵器」スレ >>9 良くも悪くも”らしい”感じ。
6 1 SFベストの時に立っていた、凄い勢いで回答するスレ。
6 1 オフ楽しかった >>110 またやろうよ!って何か趣旨が違うけど、ま、いっかー。
6 1 指輪スレ
6 1 書きこみが良くも悪くも全体的に増えたこと
6 1 特攻野郎Aチームネタが他板にも飛び火したこと >>79 (これもトーナメントの影響?)
<<参考>>
11 棄権
1 該当なし

□ 8 □ ベストキャラクター

順位 Pts. キャラクター 作品名 コメント
1 4 ボビー・シャフトー 「クリプトノミコン」 >>66 男らしさに萌え。
2 3 ウラン 「プッシートーク」「ディープスロート」「グリーンドア」牧野修(何れも『メフィスト』掲載) >>130(79,80) ロリ顔三白眼のゴスロリ凶暴女。コドバ責めも得意。ハチェット背負って今日も行く~
2 3 マット・ガファリ 「LEGEND」「ZERO-ONE」 >>98 五輪銀メダリストのプロレスラー。あの見た目であの能力はSF的です。
2 3 将軍様 某劇場国家の元首 >>69(65) あそこはまさしく・・・SFとしか言いようのない設定な国でつヽ(`Д´)ノ
5 2 後藤伝吾 「クリプトノミコン」
6 1 アビ・ハラビー 「クリプトノミコン」 >>100 過去の、そしてこれより起こる全ての大量虐殺に反抗を試みるユダヤ人。 9.11をどう思うのか。もう一度遭いたい。
6 1 ウーナ 「グローリアーナ」
6 1 ソフィー・マルソー 「ルーヴルの怪人」リザ役 >>120(43) まだまだいける。怖がってても綺麗。ホラー映画としてもなかなかですよ。
6 1 テクドロイドKAY-EM14 「ジェイソンX」
6 1 フランク・ハルダー 「スーパー・カンヌ」(J・G・バラード) >>100 ビジネスパークのエリートガードを勤める、野心的な黒人青年。フィッツジェラルド『夜はやさし』を愛読する繊細さを有す。
6 1 ボロミア 「ロード・オプ・ザ・リング」
6 1 メネヒルド・クウェー 「エクエ・ヤンバ・オー」(A・カルペンティエル) >>100 苛酷な新大陸で、黒人たちの文化が如何に継承されたか、生き生きと伝える。
6 1 リーム 「T・Pぼん」 >>139
6 1 ろくごまるに 作家 >>139
>>140
6 1 釈由美子 「修羅雪姫」、「ゴジラ×メカゴジラ」 >>129(118,127) 反則気味だけど、事実上同一キャラだし(w。
6 1 浅羽直之 「イリヤの空、UFOの夏 その3」 >>127(118,129) ついに立ち上がったへなちょこ騎士(ナイト)に。
6 1 仲根かすみ 「八月の幻」めぐみ役 >>120(43) 彼女のプロモーション映画のようだがなかなかしっかりできた作品。彼女の透明感が作品のノスタルジックな感じにぴったり合ってます。
6 1 藤原千代子 「千年女優」 >>127(118,129) タイムスリップ無しで時を超越した自己完結乙女に。(「千年女優」は“ロケットが出てくるからSF”ってことで堪忍)
6 1 鈴木杏 「リターナー」ミリ役 >>120(43) ミリがいなければこの映画は具の入っていないうすーい味噌汁映画だった。なぜなら主演が大味役者だから。
6 1 和穂 「封仙娘娘追宝録」

●総評など(抜粋)

21 :名無しは無慈悲な夜の女王 :03/01/11 02:09
(投票部略)
小説もゲームもコミックも古い作品ばかり掘り返してたんで02年のものは
あまりこれというものが無いのでこれ以外は該当無し。
71 :名無しは無慈悲な夜の女王 :03/01/27 01:34
(投票部略)
こんなもんでしょうか?
「神狩り2」が刊行されていたら結果も違ったのでしょうけど。
72 :名無しは無慈悲な夜の女王 :03/01/27 03:33
(投票部略)
■総評
小説は刊行数が厳しいものの、読ませる作品が増えて来た。
コミックスは宇宙開発ものが一般に好評で心強い。
ゲームは凶状持ち最後の夢だな。
個人的には指輪な一年だった。今後ともよろしく。
96 :名無しは無慈悲な夜の女王 :03/01/29 13:05
(投票部略)
まだ初心者なんでオールタイムベストばっかりなんですよ。
まぁ、今年の個人的なニュースはハイペリオン四部作を読んだってことで。
103 :名無しは無慈悲な夜の女王 :03/01/30 19:56
(投票部略)
総じて、90年代にSFはギャグ(ユーモアではなく、ギャグ)とキャラ萌え
を身につけたのだなあ、と感じました。
107 :蝙蝠男 :03/01/31 00:51
(投票部略)
すんません、普通の作品を全然おぼえてません
※21世紀本格が2002年だったら入れたのに・・・
※人型兵器スレ、面白いのもあったけど”SF”としてはダメかも。
※2002刊行作品を探すだけで凄い時間かかりました。でも・・・
※水色の髪のチャイカが面白かったけど、去年作品はこれ以外読んでない。
※既読の去年作品探しておきます。
108 :名無しは無慈悲な夜の女王 :03/01/31 00:58
(投票部略)
投票状況みてみると、
自分のようなのが少数派だった
と寂しく思い知らされる今日この頃ですが・・・
134 :名無しは無慈悲な夜の女王 :03/01/31 23:14
(投票部略)
(部門2に関してのコメント)
ル・グインの言の葉・・・は闇の左手の再来かと期待したのに
がっかりしたな~。クリプト・・・はまだ未読。

---投票終了後---
148 :名無しは無慈悲な夜の女王 :03/02/01 12:26
やっぱり1強・残りは票が拡散、という傾向が強いなぁ。
149 :名無しは無慈悲な夜の女王 :03/02/01 22:24
2002年の翻訳モノは、3作に絞るのが大変だたーよ。
各自、自分以外に入れる人のいなさげな作品にも
票を投じてたんじゃないかな。<結果、拡散
153 :大網傘茸 :03/02/25 00:54
2003年版「SFが読みたい!」を購入しますた。このスレの順位との比較が楽しい。
こちらの方がライト系がやや強いのは、年齢層の関係でしょうか。
今回のSF板大賞は投票数が少ないにも関わらず、作品傾向については結果のバランスも
取れているのですが、これは、経過を見ながら投票出来る選定者の良識に負うところが大
きいのか、たまたまの結果なのか判断に迷うところです。
暇があれば、いつかSF板でのオールタイムベスト投票もやって欲しいですね。
(国内小説部門1位は「銀英伝」か、・・・凄いオールタイムベストになりそう)


参考資料

《参考1》-「SFが読みたい!」2003年度版

【国内】 【海外】
1、「太陽の簒奪者」  野尻抱介  1、「航路(上・下)」  コニー・ウィリス
2、「グラン・ヴァカンス 廃園の天使Ⅰ」  飛浩隆  2、「ダイヤモンド・エイジ」  ニール・スティーヴンスン
3、「海を見る人」  小林泰三  3、「90年代SF傑作選(上・下)」  山岸真 編
4、「アラビアの夜の種族」  古川日出夫  4、「最果ての銀河船団(上・下)」  ヴァーナー・ヴィンジ
5、「あしたのロボット」  瀬名秀明  5、「イリーガル・エイリアン」  ロバート・J・ソウヤー
6、「ウロボロスの波動」  林譲治  6、「地球礁」  R・A・ラファティ
7、「サムライ・レンズマン」  古橋秀之  7、「グリーン・マーズ(上・下)」  キム・スタンリー・ロビンスン
8、「傀儡后」  牧野修  8、「フリーウェア」  ルーディ・ラッカー
8、「聚楽 太閤の錬金窟」  宇月原晴明  9、「デイヴィー 荒野の旅」  エドガー・パングボーン
8、「どーなつ」  北野勇作  10、「壜の中の手記」  ジェラルド・カーシュ
11、「妻の帝国」  佐藤哲也  11、「クリプトノミコン(全4巻)」  ニール・スティーヴンスン
12、「竜とわれらの時代」  川端裕人  12、「さらば、愛しき鉤爪」  エリック・ガルシア
13、「アイオーン」  高野史緒  13、「グローリアーナ」  マイケル・ムアコック
14、「クロニカ 太陽と死者の記録」  粕谷知世  14、「コカイン・ナイト」  J・G・バラード
14、「五人姉妹」  菅浩江  15、「塵よりよみがえり」  レイ・ブラッドベリ
16、「中国科学幻想文学館(上・下)」
武田雅哉+林久之
 16、「デューンへの道 公家アトレイデ」
ブライアン・ハーバート&ケヴィン・J・アンダースン
16、「星の、バベル(上・下)」  新城カズマ  17、「鳥姫伝」  バリー・ヒューガート
18、「マーブル騒動記」  井上剛  18、「ある日どこかで」  リチャード・マシスン
18、「ロミオとロミオは永遠に」  恩田陸  18、「狂人の太鼓」  リンド・ウォード
20、「シャドウ・オーキッド」  柾悟郎  18、「言の葉の樹」  アーシュラ・K・ル・グィン
 18、「ドラキュラ崩御」  キム・ニューマン

《参考2》-SFマガジン読者が選ぶベストSF2002

【国内】 【海外】
1、「太陽の簒奪者」  野尻抱介  1、「90年代SF傑作選(上・下)」  山岸真 編
2、「海を見る人」  小林泰三  2、「イリーガル・エイリアン」  ロバート・J・ソウヤー
3、「グラン・ヴァカンス 廃園の天使Ⅰ」  飛浩隆  3、「ダイヤモンド・エイジ」  ニール・スティーヴンスン
4、「ウロボロスの波動」  林譲治  4、「グリーン・マーズ(上・下)」  キム・スタンリー・ロビンスン
4、「永久帰還装置」  神林長平  5、「航路(上・下)」  コニー・ウィリス
4、「サムライ・レンズマン」  古橋秀之  6、「最果ての銀河船団(上・下)」  ヴァーナー・ヴィンジ
7、「微睡みのセフィロト」  冲方丁  7、「地球礁」  R・A・ラファティ
8、「妻の帝国」  佐藤哲也  8、「デイヴィー 荒野の旅」  エドガー・パングボーン
8、「アイオーン」  高野史緒  9、「言の葉の樹」  アーシュラ・K・ル・グィン
10、「ストーンエイジCOP 顔を盗まれた少年」  藤崎慎吾  10、「さらば、愛しき鉤爪」  エリック・ガルシア
10、「どーなつ」  北野勇作  10、「塵よりよみがえり」  レイ・ブラッドベリ

《参考3》-第34回星雲賞(第42回日本SF大会 T-CON2003)

日本長編部門  「太陽の簒奪者」  野尻抱介
(次点)「グラン・ヴァカンス」 飛浩隆
日本短編部門  「おれはミサイル」  秋山瑞人
(次点)「素数の呼び声」 野尻抱介
(次点)「蜘蛛の王」 飛浩隆
海外長編部門  「イリーガル・エイリアン」  ロバート・J・ソウヤー
(次点)「最果ての銀河船団」 ヴァーナー・ヴィンジ
海外短編部門  「ルミナス」  グレッグ・イーガン
(次点)「七十二文字」 テッド・チャン
メディア部門 「ほしのこえ」  新海誠
(次点)「少林サッカー」
コミック部門  「クロノアイズ」  長谷川裕一
(次点)「ラスト・ブックマン」 とり・みき、田北鑑生
アート部門  新海誠
(次点)寺田克也
ノンフィクション部門  「宇宙へのパスポート」  笹本裕一
(次点)「こんなにヘンだぞ!『空想科学読本』」 山本弘
自由部門  「HRP-2最終成果機 Promet」  川田工業株式会社
(次点)「ほしのこえ」 新海誠
〔「T3:T-con2003ってどうよ?」スレッドの654~656の情報〕

上記2つのランキングの対象は奥付が2001年11月1日~2002年10月31日の作品
参考3の対象は2002年1月1日~12月31日までに発表された作品
最終更新:2005年09月21日 22:46
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