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SRX-6ころころ

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divadiva

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買っちゃいました。'89 SRX-6(キック, 3型, 3GV1)黒。 (2007/1)
写真は外装をシルバーに交換した後のもの。


(追記 2007/01/24)
ショップでは'89と言っていたので3型だと思ってたのですが、よくよくフレーム番号をみると、1JK-011...。あれ?これって、2型じゃないの?2NX。後でショップに確認したところ、初年度登録は'89だが、しばらく登録されなかった車体なのかもしれないと、おっしゃってました。

きっかけは、、よく覚えてませんが(笑)、とにかく欲しくなったんですね。突然。でも、私の初めてのバイクが'90 SRX400(セル付き)だった、というのは確実に影響してますね。
まぁいろいろ思いはあるんですけど、とにかく、、

  美しすぎるデザイン
  いじりがいがありそう

ってことですよ。

あえてのSRX。
あえての600。
あえてのキック式、なのだ!



インプレ

トルクフルなエンジンはなかなか面白く、
飛ばしても、また飛ばさなくても、それぞれ面白く感じます。

驚かされるのは旋回性能。
ペタッと素早く寝かせられ、かつ、トラクションを感じつつ、グリグリ安定して曲がっていきます。初めて寝かせてコーナリングしたとき、予想外の旋回性能に、これが本当に20年前のバイクなのか?と、驚き感動しました。

R6などマルチ車ですと、旋回中にバランスが崩れたら、一気に破綻してしまうような怖さを感じたりするのですが、 SRXはなぜか安心して旋回できます。どこまで曲がっていけるんだろう・・・と思ってしまうぐらいです。たぶん、人間の感覚にあっているのでしょう。
とても気持ちいいですね!

とか言いつつ、最新のSSの感覚で調子に乗ってコーナリングすると、痛い目に(ミューの低い路面でワイドオープンとかは止めた方が身のため)。。そう、g現代のバイクたちと比べれば、絶対性能は決して高くありませんからね。バイクの性能でカバーしてくれる範囲はやはり狭い。でも、絶対的なコーナリング性能はともかく、感覚性能ではSRXの方が上ではないか、と。

さて、エンジンですが、ビッグシングルエンジンを積んだSRX-6、しかも旧型のキック式。600ccと言ってもたいしたことないんじゃ・・・。そう、確かに最新の600cc水冷シングルたちと比べたら、たいしたこと無いです。
ただ、そうは言っても600cc。たとえばSR400と比べた場合、車体自体はSRよりコンパクト。シートも低いし、車体全体も小さい。でもエンジンパワーが当然だけど大違い。強大なトルクでドカン!と発進。中型マシンと比べれば、シフトアップする頻度も少なく、長距離を走るのは断然楽でしょう。もちろん加速は迫力満点!また飛ばさなくとも、ちょい古ビッグシングルは楽しい。ドコドコと走る。ノーマルのマフラーでも十分(と私は思うが・・・)。大型初心者にはあえておすすめしないが、ある程度バイクを乗り継いできたベテランには、楽しいバイクとしておすすめできるかな。

でも、走りを求めるなら、セル付きのⅣ型以降を薦めますが!

拡張インプレ

SRX購入後はじめての峠で転倒し、それ以来まともに峠を走ってこなかったが、先日やっとそれなりに走る機会が得られたのであらためてインプレ。

まず高速道路。納車後すぐの高速移動(京都->東京)の時に驚くほどスピードがでないという印象があったが、今回は、意外なほど走る、という印象に変わってしまった。何年も放置されていた(?)直後と違って、全体的に丸みをおびてきたイメージ。ぬえわkmまでならまぁそれなりに楽しめる、が、その速度域での高速コーナリングはちょっとコワイ。車体が軽くてカウルもないためかダウンフォースのなさが目立つ。一生懸命ステップに体重を載せ、身体を伏せ、バイクごと飛ばされないようにしてる感じ。コワイ、でもある意味ライディングの練習にはなるのだろうか?自分のウデのなさを思い知る。

峠では、まぁ上に書いてある「気持ちイイ」のは確かである。ドコドコ感を感じつつ、あまりカリカリせずに爽やかスポーツ走行するのが吉。うん、確かに気持ち良いデス。
ただ、調子に乗ってアクセルワイドオープンすると、ビッグシングルの唐突なトルクで、ズリッ!とか逝ってしまわないだろうか、という恐怖がどうしてもぬぐえないため、気持ちイイ範囲で抑えて走るのよいかと。なにしろ履いているタイヤのグリップ性能が、現代の基準からすると低いのである。比べるのはおかしいが、R6のような最新バイクの経験があると、ちょっと不安感というか、バイク&タイヤに頼りきれない面を感じすぎてしまう。要は、バイクの性能に頼って適当に走れないのだ。適当な部分をカバーしてくれないんです、マシンが。

ある意味、人間本意というか、繊細なマシンとの対話を要求されて楽しいのだが、そこは好きずき。安全に怪我無くスウィートホームに帰って次の日から会社に行かなければならない身としては、どちらがよいのか、何とも言えないのだった。

ただ、軽いバイクで峠を走るのは実に楽しい。最新の600や1000のSSだと、箱根のような「スピードの出せる」峠は良いが、車がなんとか行き違える細い山道だとけっこうコワイ。最新SSは速度域が低いと接地感が出てこない設計となっている。
でもSRXはそういう少し速度域の低い日本の峠がピッタリ!高速コーナーにつっこむ走りではなく、あくまでも安全な速度域で楽しく峠を快走するのがいいのだ。

各部紹介


Specifications(2型[3型] 2NX[3GV1])

全長(mm) 2,085
全幅(mm) 705
全高(mm) 1,055
軸間距離(mm)/シート高(mm) 1,385[1,395]/760
乾燥重量(kg) 145
エンジン形式 4サイクル空冷単気筒
弁形式 SOHC4バルブ
排気量(cc) 608
内径×行程(mm) 96.0×84.0
圧縮比 8.5 : 1
最高出力(EC表示) 42PS/6,500rpm
最大トルク(EC表示) 4.9kgf・m/5,500rpm
気化器形式/スロットルボディ径(mm) キャブレターYDIS2連Y27PV/低速域VM式27mm, 右側2次中速域以上負圧BS30mm
燃料タンク容量(リットル) 15
変速比 形状 常時噛合前進 5段
フレーム形式 ダブルクレードル
サスペンションF/R テレスコピック正立式(φ36)/スイングアーム ツインショック
ブレーキディスクF/R シングル320mm/?mmソリッド
ブレーキキャリパーF/R 対向式4ピストン/片押し式シングルピストン
タイヤサイズ前輪 100/90-17 55S[110/80R-17 57H]
タイヤサイズ後輪 120/80-18 62S[120/80R-18 62H]


  • いいなぁ -- いしかわ (2007-02-02 17:08:56)
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