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Solaris系OSのコマンドTips

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divadiva

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Solarisで使用するコマンドの備忘録です。ほとんどはSolaris10、OpenSolarisで共通だと思いますが、もしかしたらOpenSolarisでしか使えない内容も混じっているかもしれません。基本的にOpenSolarisをいぢっている中での備忘録ですのでご注意ください。


Sunマシンはじめての起動

マシンのはじめての起動
サーバ取り付け後、ノートPCなどをシリアルポート接続し、はじめて電源を入れると、システムコントローラからの起動メッセージが流れてきます。(何も表示されない場合は、シリアル接続を確認後、電源を入れなおす)
はじめての起動の際は、管理ユーザadminのパスワードが未設定であるため、scプロンプトが表示された後、パスワードを設定します。
.........................
TTYD - - PASSED
TTYC - - PASSED
MEMORY - - PASSED
MPC885 - - PASSED
sc> password
password: Changing password for admin
Setting password for admin.
New password: new-password
Re-enter new password: new-password
sc>
設定済みの場合は、adminユーザのパスワードを入力して、ログインします。
TTYD - - PASSED
TTYC - - PASSED
MEMORY - - PASSED
MPC885 - - PASSED
Please login: admin
Please Enter password: password
(Return を 2 回押す)
sc>
システムコントローラの設定をする場合は、scプロンプト越しに、コマンドを入力することになります。(詳細は設置マニュアルなどを参照)
特に作業をせずにSolarisを立ち上げる場合は、scコンソールでpoweronコマンドを入力し、サーバの電源投入シーケンスを開始します。
sc> poweron
SC Alert: Host System has Reset
sc>
consoleコマンドで、マシン初期化メッセージを表示させます。
sc> console –f
Enter #. to return to ALOM.
最後にokプロンプトが出てきますので、bootコマンドでSolarisを起動します。
ok boot / pci@7c0/pci@0/pci@2/pci@0,2/LSILogic,sas@4/disk@0,0
Boot device: / pci@7c0/pci@0/pci@2/pci@0,2/LSILogic,sas@4/
disk@0,0
  ・
  ・
  ・
Solarisがまだインストールされていない場合は、DVD-ROMドライブにSolarisOSのDVDをいれ、
ok boot cdrom
とすると、DVD-ROMからインストーラが起動します。


単純なコマンド

  • /usr/sbin/psrinfo -v : CPUクロックとか見られる
  • mount -F nfs <server>:<shared directory> <local mount point> : NFSマウント
  • mountall -F nfs : /etc/vfstabに記述したNFSマウント設定を実行
  • crle -u -l <library> : システム全体の動的ライブラリパスの管理
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