エンコードしにくい素材
全てXvid+mp3.avi-2passの経験です。
管理人の経験上、難敵だったモノどもを挙げて見まつ
順不同、玉石混交
ほとんどはMEncoderを常用するようになってからの例ですが、傾向はなんでも似たようなもんかと。
こんな素材も厳しかったぜ!ってな話があったら是非コメント欄に残していって下さい。
白黒映画:とにかくビットレートを喰う。縮みにくい。
ゴジラとか旗本退屈男とか。
動きの変化を探す手がかりが少ないらしく、関係ない部分を間違って「連続した動き」と解釈しがちなようだ。
色彩情報が少ないせいもあるかも(無いわけではない。視認性を上げる為か、若干負荷されている)
天下御免の向こう傷はブロックノイズにまみれ、そのくせ、フィルム傷はきっちり拾う。
子犬かおまえわ。(それじゃない、ボール取って来て。)
対策は、ビットレートを上げるより、キーフレームを増やす(間隔を減らす)方が良いもより。
色彩情報が少ないせいか、必要なビットレートはそんなに上がらない。
動きの変化を探す手がかりが少ないらしく、関係ない部分を間違って「連続した動き」と解釈しがちなようだ。
色彩情報が少ないせいもあるかも(無いわけではない。視認性を上げる為か、若干負荷されている)
天下御免の向こう傷はブロックノイズにまみれ、そのくせ、フィルム傷はきっちり拾う。
子犬かおまえわ。(それじゃない、ボール取って来て。)
対策は、ビットレートを上げるより、キーフレームを増やす(間隔を減らす)方が良いもより。
色彩情報が少ないせいか、必要なビットレートはそんなに上がらない。
アニメ:意外な映像がビットレートを喰う、事もある。
具体的には不思議の海のナディアと、未来少年コナンのエンディング。
どっちも背景はオレンジ一色。あとは黒の描線とスタッフのテロップしかない。
原因はどうも黒の描線。うねうねと一コマ一コマ動く。
一見、なんて事ない映像なので見過ごしていたが、
CPUは「これは細かいディテイルと大量の動きだ!」と判断したわけだ。
(たしかに描いた人の手間はよくわかる。良く見つけた。偉い。)
take on me(a-ha)PVはスゲェ事になりそう。
どっちも背景はオレンジ一色。あとは黒の描線とスタッフのテロップしかない。
原因はどうも黒の描線。うねうねと一コマ一コマ動く。
一見、なんて事ない映像なので見過ごしていたが、
CPUは「これは細かいディテイルと大量の動きだ!」と判断したわけだ。
(たしかに描いた人の手間はよくわかる。良く見つけた。偉い。)
take on me(a-ha)PVはスゲェ事になりそう。
短いもの:2パスかけてもビットレートを節約できる部分が少ない
端的にはアニメのOPやCMの類い。短時間にインパクトを与える必要がある作品は、動きも多いしディテイルも多い。短いものほど、2048kbpsの2パスでも残念感の漂うケースが多い。
具体名をあげてみようシリーズ
無人惑星サヴァイブ
一時期2048kbpsの2パスを常用していた時に毎週必ず2048ぎりぎりに達していた番組。なんでやねんとよく見ると(実は実験目的以外でちゃんと見る事は少ない^^;)別にOP含めて特に突出した部分があるわけではない。
え?なんでこれが2048で足りないの?
とCPUのキモチになってしつこく見直すと、なにげなく3段マルチとか背景だけズームとか地味〜なパンとか、手ぇ抜いてもわかりゃしねえだろソコ!ってとこに地味に地味に地味に手をかけている。NHKのお金でやりたい放題、、あわわ、とても丁寧に作ったんだなと思った。
え?なんでこれが2048で足りないの?
とCPUのキモチになってしつこく見直すと、なにげなく3段マルチとか背景だけズームとか地味〜なパンとか、手ぇ抜いてもわかりゃしねえだろソコ!ってとこに地味に地味に地味に手をかけている。NHKのお金でやりたい放題、、あわわ、とても丁寧に作ったんだなと思った。
機動戦士Zガンダム
個人的にはど〜でもいい作品だが、やってたので録った。
これも2048kbpsの2パス。1stが開始8秒で8000kbpsに達してびびりまくった。
アニメのオープニングはよく動くものが多いとはいえ、普通は3000〜6000kbpsくらいで収まる。終わってから見直すと、たしかに、開始8秒間「だけ」、ディテイルも動きも大量。CGなんかまだ無いから爆発の煙も飛び散る破片も全部手書きだ。「命削って描いてます」とすら感じて、別の意味でビビった。鬼。動画の鬼。フィルムの退色でしょぼく見えるのが惜しい。CPUにはよくぞ見つけてくれたと感謝しておいた。
これも2048kbpsの2パス。1stが開始8秒で8000kbpsに達してびびりまくった。
アニメのオープニングはよく動くものが多いとはいえ、普通は3000〜6000kbpsくらいで収まる。終わってから見直すと、たしかに、開始8秒間「だけ」、ディテイルも動きも大量。CGなんかまだ無いから爆発の煙も飛び散る破片も全部手書きだ。「命削って描いてます」とすら感じて、別の意味でビビった。鬼。動画の鬼。フィルムの退色でしょぼく見えるのが惜しい。CPUにはよくぞ見つけてくれたと感謝しておいた。
雄呂血(1925:阪東妻三郎プロダクション)
この時代のカメラは15fpsらしい。
24fps用には適切なオプションがあるんだけどまさか15fps専用オプションなどあるハズも無し、只でさえビットレートを喰う白黒映画の上に無駄な9フレームががすがすビットを喰っていく。これはいまだに悔しい。
24fps用には適切なオプションがあるんだけどまさか15fps専用オプションなどあるハズも無し、只でさえビットレートを喰う白黒映画の上に無駄な9フレームががすがすビットを喰っていく。これはいまだに悔しい。
ザッツ・エンタテインメント(1974:MGM)
40~50年代のミュージカル映画の、まとめ映画。細かい事はこちらさんなどで。
これはビットレート以上に音ズレが気になった。
実際に「あ、ずれてる」と認識できたわけでは無く、「ちゃんと同期してるんだよな?」と、漠然と不安になったと言う意味。
これはビットレート以上に音ズレが気になった。
実際に「あ、ずれてる」と認識できたわけでは無く、「ちゃんと同期してるんだよな?」と、漠然と不安になったと言う意味。
だって実写のおっさんが片足でぎゅるぎゅる回転する足の上をアニメのジェリー(トムとジェリーの鼠のほう)がぽんぽん跳ねてんだもん。演奏付きで、着地の瞬間シンバルとか入るし。すっげー速いんだってそれが。
そんな場面満載なので、音感やリズム感に自信の無い身の上では地味に不安。映像は固定fps、音声はCBR、音ズレしないように映音交互配置でケーススタディも山積みのAVIは、まだまだ侮れねぇと思った。
こういう素材をQuickTime Proで「音声に合わせて映像を拡大縮小」とかしても平気なのだろうか?。