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#CONTENTS ---- **Me262にはロケットランチャーが装備されていると聞きましたがロケットの命中率、戦果はどの程度のものだったのでしょうか >高速で飛行している航空機にロケットが命中するのでしょうか >また第二次世界大戦でこれ以外にロケツトを装備した航空機はあったのでしょうか? Me-262に搭載されたのは、R4M 55mm回転安定式ロケットです。12~24基を翼下に装備。 1945年3月18日に初めて実戦で使用された時の成績は、12基搭載のMe-262、54機と24基フル搭載のMe-262、 6機によって13機の敵爆撃機あるいは戦闘機の撃墜が記録されています。 使用対象は、主として敵爆撃機でした。R4MロケットはBa-349、ナターにも搭載されました。 英米も二次大戦中に航空機搭載無誘導ロケット弾を使用していたはずです。 上記はゲシュヴァデールでの話ですが、同日、ベルリンにも1200機の爆撃機と600機の護衛戦闘機からなる編隊が来襲し、 立ち向かった37機のMe-262が4機の犠牲を出しながらも、8機の爆撃機と1機の戦闘機を撃墜しています。 これもR4Mロケット弾(重量4kg)によるものが大とされています。総じて、爆撃機相手にはかなり有効だったようです。 #right(){(7:504-505)} **韓国のF-15Kと自衛隊のF-15Jの違いってなんですか 一番大きな違いは、F-15JはF-15Cを元にした制空型、F-15KはF-15Eを元にしたデュアルロールファイター(戦爆)で有るという事です。 #right(){(27:G_Tomo)} **Me163や、Ar234(の初期型)は切り離し式のドリーで離陸し、ソリで着陸する事になったのでしょうか 車輪は離着陸にしか必要有りませんね。 つまり、Dead Weightな訳です。 ならば、車輪を外部に装備して切り離してしまえば、そのDead Weightが必要なくなり、 しかも、空いたスペースに燃料を詰め込めば、初期のジェット機、 ロケット機のように燃費が悪い機体で有れば、それは有用な訳で。 しかも大量生産を予定した機体でないので、 ドリーと橇で十分…という机上の空論があったかと記憶しております。 ま、これはどの国も一度は辿るわけで、英国でも胴体着陸Vampireを作ったりしてます。 #right(){(34:眠い人 ◆ikaJHtf2)} **イスラエルのF-15はガンガン戦ってるのに1機も撃墜されてないって本当ですか? 最近、イスラエル自身が1機撃墜されているのを認めています また、シリアなどの主張が正しければ20~30機が撃墜されていることになります ソースは今年3-4月のアビエーションウイークです たしか軍事研究のニュースページでも翻訳が載ったと思いますが #right(){(37:126)} **イギリスの戦闘機ライトニングって、パイロットの評判とか実際の能力とかはどうだったんでしょうか。 「世界の傑作機」のライトニング編にパイロットの手記が載っています それをご覧になると良いと思います まぁ操縦していてとても面白い戦闘機のようですが、実用性には大きな疑問符が #right(){(40:931)} **スウェーデンのJAS39グリペン戦闘機は機首の機番号と垂直尾翼の機番号が違っているのですが、これは何故ですか? 尾翼の番号は配属師団名、機種番が機体の固有番号のはず #right(){(43:75)} **ミラージュIIIとミラージュ2000との間での設計の共通性ってどれくらいあるんですか? ミラージュIIIとミラージュ2000の共通性は、フランス製である事と、無尾翼 デルタ機である事ぐらいしか有りません。 #right(){(43:622)} 同じ会社の製品ですから、部品一つ一つを見れば 共用できるパーツは少なからずあるでしょうけど、ね。 要するに、昔懐かしレゴブロックを想像していただければ。 それぞれのブロックは共通ですが、組みあがった形は全く異なります。 勿論、ブロックそのものも新製品が完成して種類が増えてます。 これ、輸出まで考えたら結構重要です。 取引先は開発元の本国ほどの整備能力を持ってないことがほとんどですから、 先代兵器と共用できるパーツがあったり流用できる整備マニュアルがあるというのは ものすごく大きなウリになります。 #right(){(43:ゆうか ◆1boPv5wk)} **なぜ、カナダの軍用機はアタマに「C」が付いてるんですか? カナダのCです。F-15Jのようにしようにも、アメリカ空軍自体がF-15Cを配備しているので 使えません。したがって頭につけました。 #right(){(45:473)} **中国戦闘機の名の読み方を教えて 戦闘機は殲撃(中国では略字になるけど)になりますから。 Jian-Jiではなかったか、と。 Shenyangは都市ですよ。 #right(){(45:眠い人 ◆gQikaJHtf2)} **スターファイターウィドーの真相を教えてください まず、西ドイツでF104の事故が多発し、アメリカとの運用の違いが 問題視され、爆装してしまったことが原因とされました。 しかし、アメリカが調査に乗り出し、事故状況をチェックしたところ、 第二次世界大戦を経験した基地・部隊の司令クラスが、機種転換訓練が不十分なまま、 F104に乗ってしまったことが原因であると判明しました。 ジェット機、それも、ちょっと癖のありそうなスターファイターの操縦には、 時速600km台のころの「昔とったきねづか」は通用しないと言うことを理解していなかったわけですね。 (敗戦後、10年のブランクを無視していることも。) #right(){(47:684)} **Me163 コメートの燃料は人体だ溶けてしまうと言うのは本当ですか? 燃料は、過酸化水素と水酸化ヒドラジン この化学反応=爆発を推進力にしてました。 どちらも腐食性が強く、燃料液がコックピットに漏れて、そいつを被るはめになると、 人体が溶けることになります。 #right(){(47:881)} Me163、コメトの燃料の危険性は燃料側、つまりヒドラジンではなく 酸化剤の方です。つまりコメトはロケット機であり、燃料は液体燃料 ミサイルと同様、燃料(C剤=ヒドラジン+メタノール+水)と酸化剤 (T剤=過酸化水素)の2剤を混合燃焼するヴァルターエンジンで飛行し、 これまたスカッドなどと同様、酸化剤は非常に危険です。 酸化剤の過酸化水素は、30%の過酸化水素でも取り扱いには注意が 必要。コメトのはたしか50%だか90%だかで、可燃物にふれれば即発火。 有機物である人体も分解されそう…ではありますが、さすがに 溶けて骨しか残らないとゆーのはマンガの話でしょう > 松本零士 じっくり漬ければ、あるいは溶けるかも知れませんが。 #right(){(47:934)} **ラファールの機首近くにあるニョッキリ出てるのは、何に使うんですか? あれは空中給油を受けるためのプローブです。収納はできません。 抵抗もステルスへの影響もほとんどないというのがメーカの公式見解です。 実際には結構あると思うんですが、おそらくは収納するための機構を設けると その分故障の可能性が増え重量も重くなるので、それを嫌ったのでしょう。 #right(){(48:735)} **現在、南アフリカでは、戦闘機は開発されてないのでしょうか? 現在の所、開発されていないようです。 国連制裁が解除されて、自国産戦闘機開発に拘る必要が無くなったというのもありますが…。 #right(){(67:眠い人 ◆gQikaJHtf2)} **ユーロファイターはステルス戦闘機? 一般的にはもっとステルス性が高くなければそうは呼ばれないと思われ ユーロファイター程度でステルス戦闘機なら ではスーパーホーネットもステルス戦闘機になってしまいますよ #right(){(82:182)} まあ、先代のトルネードに比べればステルス性が高いでしょうが、ロシアの一桁台SAMシステムにすら 簡単に発見、迎撃されそうですから、やはりステルス戦闘機とは呼べないでしょう。ステルス性というのも 相対的なものと言えば言えますが、ユーロファイターは限度超えてると思います。 #right(){(82:system)} **台湾がF-16を運用していますが、どういうプロセスで導入されたんですか? ・大統領が変わった ・中国の軍備増強 ・仏のミラージュ2000導入に呼応 #right(){(82:500)} 具体的なきっかけは知りませんが、米国の対台湾政策は政権によってふらつきはあるものの 基本的にバランス維持、中国が台湾に侵攻出来ないように台湾の力を維持する範囲で、最小限の 軍事援助を行う、というものです。やりすぎると中国の反感を買いますし、台湾が強気になって独立 独立と騒ぎすぎ緊張を高めてしまうからです。中国がSu-27を導入するとか、弾道ミサイルを増やすとか するたびに、米もペトリオットを輸出したり、ある程度の対空艦を供与したりしてバランス取ってるわけです。 F-16もその一環と言うことです。 #right(){(82:system)} フォード大統領の時代まで、ソ連を不必要に刺激しないように、NATO、同盟国 以外の第三世界諸国には高性能のアメリカ空軍第一線機を輸出せず、輸出機 の性能向上、技術移転は米国政府の支援無しに行えないようにし、更に輸出用 軍用機の開発は許可しないというガイドラインがありました。 1977年にカーター政権によって緩和され、輸出専用機の開発が許可されましたが、 専用機の性能には特に中国を意識して、厳格な枠が嵌められました。 これが、F-20であり、F-16/79です。 ところが、1981年のレーガン政権になって対中政策が変更され、親中国政策が 取られましたので、台湾への高性能兵器売却が出来なくなりました。 その後天安門事件で、米国の対中政策が軌道修正され、再び台湾シフトが強く なり、また冷戦構造崩壊に伴う軍縮により、F-16の売却先を求めていたメーカー が政府を突き動かしたこと、更に、F-16自体が最新鋭戦闘機ではなくなってきた ことから売却が認められています。 #right(){(82:眠い人 ◆gQikaJHtf2)} **ある国がアメリカの戦闘機とかを大量に買う場合その戦闘機は購入国へどのようにして運ばれるのでしょうか? フェリーと言うことで完成機を空輸する場合もありますし、 部品状態で海上輸送する場合もあります。 大抵は完成機空輸が多いのではないでしょうか。 昔は、護衛空母を艦種変更した航空機運搬用の専門艦がありましたけどね。 韓国、インドネシアは部品状態からでも、自国の工場で組み立てることが出来ますので、 ばらしもあるかもしれませんが。 (中進国の場合は、ノックダウン生産の方が一般的) #right(){(87:眠い人 ◆gQikaJHtf2)} **Me262は格闘戦が苦手だったと聞きましたが? 当時のどの戦闘機より最高速で150km/hも優速でしたから、味方のレーダーの誘導で接敵するまえに充分に加速して 「一撃離脱」に徹すれば容易に連合国の護衛戦闘機を突破して爆撃機を撃墜できました。 侵攻側は通常爆撃機の速度に合わせて侵攻するし、当時はAWACSはなかったので侵攻側は目視するまで加速せず、 実質は250km/h近く速度差がある状態で戦うため。 ドイツ側3機の損害で連合国爆撃機11機・戦闘機1機を撃墜しており、交換比は1対4でした。 (しかも四発爆撃機は戦闘機の数倍高価だった) ただし、理論的な推力は6tの機体で1.8tあり、上昇力も1分1000m前後あったのですが、低空低速時は実質は 加速・上昇力とも弱く、それが「一旦、格闘戦をやって速度を失うと弱い」という評価に繋がっているようです また、スロットルレスポンスが極端に悪く、着陸は非常に難しかったために、連合国側は着陸直前に襲う戦術を 編み出して対抗しています。 全般的に当時最強・最速の「迎撃」戦闘機ではあったけれど加速が悪く、着陸も難しいのが泣き所といったところ。 #right(){(533:867)} **ドイツ海軍の TF-104Gの任務を教えてください 練習用&連絡任務が主 攻撃任務には使われなかったよう たしか、たった2機だったと思うが #right(){(9:740)} **タイフーンとラファールって形が似てるのですが何か関係があるのでしょうか。 タイフーンとラファールは、一時期 EFAという共通のプロジェクトとして開発が進められましたが、(その後決裂) 基本デザインは、それ以前のTKF-90(ドイツ)、ACT(フランス)計画からそれぞれ引き継いでいると思います。 基本構成が似ているのは、この時期 次世代の高機動戦闘機はカナード付きデルタが最適と思われていた(まあ所謂トレンド)為だと思います。 (逆にATFのデザインが発表された際は結構反響が大きかったですね) #right(){(10:G_Tomo)} **タイフーンとラファールは同じ計画からスタートしたのにタイフーンのカナードは前の方でラファールのカナードは後ろよりについてるのは何故ですか? タイフーン 今現在アピールされてるタイフーンのマルチロール性は後付けにすぎず 開発当初イギリスとドイツが対空専門としての戦闘機を欲したために 要撃任務のため超音速での3.5G旋回が要求された。 そのためカナード取り付け位置は超音速での旋回を重視して モーメントアームを十分とり、「舵としてのカナード」の性質が強い設計がされている。 その反面マルチロール性については妥協されたため、 「渦放出のためのカナード」としての性質は劣り、 カバーのため別個にボルテックス・フィンが取り付けられるなどしている。 ラファール フランスの戦闘機と攻撃機を丸々代替できる機体として計画されたため マルチロール性に優れた機体特性が要求されており、 カナードの主な存在意義もそのためにある。 つまりロシアやスウェーデンと同じ様にいかに前縁剥離渦を活性化するかという 制御カナード(渦放出のためのカナード)としての性質を強く要求され、 反面で旋回のためのモーメントアームは要求されてないためあの位置につけられた。 これによりカナードから出る自由渦が主翼上の自由渦に的確に供給され 高迎角や高G旋回で良好な空力特性を誇るが、舵としての能力ははっきり言ってしょっぱい。 つうか初めからそういうものとして割り切られてる。 #right(){(695:451)} **ラファールやミラージュ2000などの戦闘機で、コックピット右側前方から、棒のようなものが突き出ているのですが、あれはいったい何のためについているのですか? 空中給油用プローブ。 #right(){(14:206)} **イスラエル空軍のF-16IってどんなF-16なんでしょう? イスラエル空軍は複座型F-16Dを独自に改造し、キャノピーの後ろから尾翼にかけて 機体の背中部分に電子戦装備を積んだ、F-16D「プラキート(雷電)」を使用しているそうです。 主な任務はいわゆるワイルドウィーゼルで敵の地対空ミサイル防空システムの制圧。 イスラエルが開発し、アメリカ軍にも採用されたポパイ対地ミサイルなどの塔載が可能、とのことです。 ちなみに、イスラエルではF-16A/Bを「ネッツ」(隼)、F-16C「バラク」(雷光)と呼んでるそうです。 #right(){(20:437)} **ナット戦闘機は、なぜあんなに活躍出来たのですか? 敵のレンジングレーダーが役に立たないほど小型だったことと、戦場の 高温とナットの軽快さのおかげでサイドワインダーが回避しやすかった ことが勝因の一つとされているそうです。 #right(){(24:434)} **韓国軍がF16のブラックボックスを破ってしかられたという話を聞きました。 >ブラックボックスは定期的に調査されているのでしょうか? >封印自体はどのようなものなのでしょうか? >もとどうりにしてごまかせないの? まず「ブラックボックス」というのは箱がついているわけなくて、正体はソフト アナログ時代は回線を調べることである程度、機構/機能が解析できたそうで、 それを防ぐために重要機密部分には解析の試みから機密を物理的に守るために 破壊用爆薬が仕掛けてあったもんだが、今でもあるのかな? 現在のデジタルコンピュータなら、解析をかけられた瞬間にデータを全て消去 する仕組みがあってもおかしくない また、仮にソフトデータを取り出せたとしても、自力でCCVもFBWも 研究開発したことがない韓国の技術力では、例えばアメリカが10年かかって開発 したフライトコードの解析に10年かかっちゃう これがなんでもデッドコピーした中国が最新戦闘機をコピーできない理由でも あるんだけどね で、結論は「韓国はF-16のブラックボックスを破る技術力はない」ということになる #right(){(34:266)} **スウェーデンの戦闘機は雪対策として、車輪を横に並べずにタンデム形式にしていたんじゃなかったかな? ビゲンの主脚車輪はたしかにタンデムだが、あれは引き込みスペースの制限のため またわざわざダブルタイヤにしたのは、短距離で急制動をかけるので シングルタイヤでは苦しかったため 積雪対策としてはタイヤの数が増えれば増えるほど、 着雪による故障の確率が高くなるので好ましくない #right(){(40:918)} **F-4-2000とは何処がどうF-4と違うのでしょうか。 イスラエルのものなら、エンジンをJ79からPW1120にしたのが最大の相違点で、 後、機首のレーダーをAN/APG-76にして、HOTASコクピットにしたものです。 但し、PW1120への換装は中断しています。 #right(){(44:眠い人 ◆ikaJHtf2)} **He280は武装していた? MG151 20mm機関砲を3門搭載していて実用状況にあったはず、と記憶しています。 #right(){(47:眠い人 ◆gQikaJHtf2)} **第二次世界大戦で爆撃機の護衛戦闘機のパイロットはトイレはどうしていたんでしょう。 ホース付き漏斗のようなものが用意されていてそれで機外に排出していますた #right(){(53:425)} **台湾の経国戦闘機はF-16がベースなんですか?それとも独自? F-16を開発したジェネラル・ダイナミックス社が、台湾の航空工業開発センターに 協力して出来た戦闘機です。 ですので独自といえば独自なのですが、F-16の思想を色濃く反映しています。 #right(){(53:909)} **ラファールってスーパークルーズできるんですか? ラファールはスーパークルーズできます。 #right(){(55:181} **朝日新聞を読んでいたら「韓国はF-15Kを買うことをアメリカに強要された」とありましたが事実なのでしょうか? F-15Kを購入しなければ在韓米軍の半分を撤退させると言ったとか 韓国は本当はラファールが欲しかったという話もあります #right(){(59:536)} **中国は何故、アメリカ軍の戦闘機に対抗できないようなオンボロの戦闘機を大量に生産したのですか? 昔、中国は勘違いしてソビエトにケンカ売ったからです。 #right(){(64:822)} 純粋に技術的な問題。 中国がいくら背伸びしても米軍の最新鋭機とまともに対抗 できる戦闘機は開発することができませんでした。 あと、822氏も言っているようにフルシチョフの政策を批判し、 ソ連を修正主義と批判したことから中ソ関係は悪化し、ソ連 の技術支援を受けられなくなったこともあげられます。 #right(){(64:823)} **VTOL機はハリアーの後なぜF-35まで新機種が出なかったのでしょうか? 簡単に云えば、設計するのがむっちゃ厄介らしい。 単に飛んで戻ってくるだけでなく、実用(つまり戦闘)に成るモノとしてはね。 大出力のジェットエンジンが一般化した頃には各国で研究されたらしが、 結局モノに成ったのは、粘り強く改良に改良を繰り返した英国のハリアー位。 力技で無理矢理実用化したソ連のフォージャーの例も在るけどね。 >運用面で垂直離陸を行う必要はそれ程無いとかそんな理由なのでしょうか? よって、使えるモノが出来るのならばどの国も欲しいと思うよ。 #right(){(67:フェチ ◆kK77XB6/ug)} 元々、垂直離着陸が可能な戦闘機や攻撃機は、東西冷戦下で、敵飛行場を破壊して機甲戦力で電撃的に勝利 しようとか、護送船団の防衛に便利だろう何てなことを東西が考えたから研究されたに過ぎません。 空中給油や緊急時の短距離離陸が研究されてしまった現在となっては、存在意義を大幅に減じています。 #right(){(67:49)} **BAe ライトニングの現場の評判てどうだったんですか? 初めてのパイロットにとって、Lightningと言う飛行機は古めかしいくせに カリスマ的で、イギリス空軍のどの機とも違う存在だった。 匂いからしていかにも古い飛行機臭いし、コクピットを見ても、「賞味期限」が 切れてから大分経つ感じだった。 Modernで、SimpleでCleanなHawk練習機からそのまま上がってきた、 ピカピカのパイロットには、Lightningはまるで19世紀の作家 Charles Dickensの小説に出てきそうな代物だった。 英空軍の元パイロットだった、Ian Black大尉が書いている文章です。 #right(){(68:眠い人 ◆gQikaJHtf2)} **ターボプロップの戦闘機ってありますか? あります。フォッケウルフからスーパーツカノに至るまで。 ただ、当時のドイツには使えるターボプロップエンジン なんてなかったから、構想だけでしたけどね。 ああ、そういえばプレデターBは世界最初の無人ターボプロップ 戦闘機になるかも。プレデターAはイラクのミグ25にスティンガー 撃ったとゆー話ですし(射程足らずでダメだったけど。んで落とされたけど)。 Bの方はサイドワインダー積む気満々だから、すこーし戦闘機の気分に近づくかも知れません。 まともに飛んだ、初めてのターボプロップ戦闘機は英の グロスター・ミーティアのターボプロップバージョンのようです。 #right(){(69:system)} **中国がF-16を持ってるって本当ですか? 持ってません #right(){(74:名無しAPG ◆T8Jo8csczo)} っていうかそれはJ-10のことではないかと。 イスラエルがかつて開発した「ラビ」の技術を流用して中国に設計協力した代物。 インテーク周りとかF-16に微妙に似てはいますが、まったく違う機体です。 #right(){(74:名無し軍曹)} はい、台湾島に配備されてます、、 てのはどうでもいいけど、J-10(殲撃10型)の話題の流れから出てきたのかな? もともとイスラエルがF-16をベースにラビってのを開発してたんだけど それをアメリカに潰されたもんで、中国に売って‥という生い立ちの #right(){(74:557)} **北の空軍がミグ19を徹底的に改造しミグ29と同じだけの性能をもたせることは可能ですか? できません。そもそも充分な改修を行うための予算と技術があるかどうか… #right(){(78:327)}っていうか技術・予算以前にあれだけ古い機体を最新鋭機と同様の 性能をもたせるのはむりでしょう。 それができるなら新鋭機作る 必要ないしw #right(){(78:328)} ノーズコーンの大型化には限界があり十分な探知距離が得られません #right(){(78:329)} 彼の国に限らず あの時代の戦闘機をMiG-29並にするのは不可能です 電子機器、エンジンを総とっかえしてもコスト的には合いませんし 性能も及びません それどころか旧ソ連製の古い機体は消耗部品の確保すらままなりませんよ #right(){(78:330)} **「F-15K」というのは、F-15Eの韓国版ということでしょうか。 そうです 韓国への輸出用のF-15Eです #right(){(82:名無しAPG ◆yvNqrnvsYY)} **ヨーロッパの戦闘機はデルタ翼が多いけどそれは何で? ヨーロッパの戦闘機にデルタ翼が多いというよりも、 デルタ翼の戦闘機を開発している国はヨーロッパに多い…という方が的確じゃないかな。 トーネードとか見ても分かる通り、必ずしも欧州の戦闘機がデルタ一辺倒ってわけではないから。 #right(){(84:356)} **ナット戦闘機はなぜ、遥かに強力な米製戦闘機を落としまくる事が出来たのですか? ナットが「落した」と主張しておるのはF-86かまたはそのライセンス生産型で 特にナットより強力というわけではありません #right(){(87:179)} 強力と言っても、Pakistanの戦闘機はF-104Aですけどね。 Viet Namでは、F-4など米国製の戦闘機がMiG-15/17と言ったソ連製の 旧式戦闘機に落とされまくってました。 米国製戦闘機はそのころ、運動性ではなく、ミサイル運搬機としての役割しか 果たしていませんでした。 近接戦闘用の機関砲も持っていなかったくらいです。 Gnat戦闘機は、そう言った米国製戦闘機のアンチテーゼとして作られた物で、 運動性重視、しかも、高級な装備など付いていませんから、稼働率も良く、 操縦士の方も直ぐになれることが出来たため、結構な数のPakistan空軍機を 落とすことが出来ました。 >うろ覚えだが、地対艦タイプのエグゾゼ持ってなかったかな? う~ん、調べてみたけど、艦船搭載タイプと航空機搭載タイプはあるけど、 地対艦ミサイルタイプはMilitaryBalanceにも掲載されていなかったです。 軍の編成中にも、地対艦ミサイル部隊もしくは沿岸砲兵部隊というのが存在 していないので、無いと判断したのですが…。 #right(){(87:眠い人 ◆gQikaJHtf2)} **「パリは燃えているか」この話って実話なのでしょうか? はい、実話です。 本にもなっています。 「パリは燃えているか」で書籍販売のサイトでサーチすれば、 ハヤカワ文庫NF(ノンフィクション)から出ている書籍も見つかりますよ #right(){(91:777)} **ビゲンがカナードで機首上げ出来たとして、何故それがSTOLと呼べるのか判りません。 ビゲンが離陸する時にはカナードと主翼の両方が上向きの揚力を発生するんだよ。 尾翼付きの飛行機が離陸時に機首上げの姿勢を取るときには主翼は上向きの 揚力を発生するけど、尾翼は機尾を下げなきゃならないから下向きの揚力を 発生させなきゃならないんだよ。 どっちの形式がトータルの揚力が大きくなるか、よーく考えてごらん。 #right(){(93:796)} **ビゲンのカナードで何でSTOL性が得られるのか判りません。 無尾翼デルタは機首上げのために揚力を一時的に犠牲にしなきゃならない ために滑走距離が長くなるという短所があるわけです。 ビゲンの場合、機首上げをカナードで行うため揚力の損失がありません。 従って、離陸滑走距離も短くてすみます。 非常時にはアウトバーンを滑走路として使うことを想定しているスウェーデン にとっては切実な問題だったんですね。 #right(){(93:766)} >ビゲンのカナードは離陸時に動くのですね? フルフライングではありませんが、動きます。 #right(){(93:768,769)} **中国の戦闘機「梟龍(FC-1)」って純国産なんですか 機体そのものは成都飛機工業公司(CAC) による国産です。 しかし、アビオニクスとエンジンはそれぞれイスラエルのElta-2032レーダー およびロシアのRD-93 ターボファンエンジンが取り付けられます。 設計そのものもかなりロシアのミグ設計局が係わっているようです。 #right(){(97:名無し軍曹 ◆Sgt/Z4fqbE)} **タイフーンやラファールの実力(ここでは空対空の場合)はどの程度のものなのでしょうか? F-15以上を目指して開発してるから機体性能はそれ以上のはず・・・ でも機体性能だけが戦闘機の優越を表すとは言えないし #right(){(97:520)} **仏戦闘機の「ラファール」ってどういう意味なんでしょうか? 疾風とか突風とか。そんな感じ。 #right(){(98:173)} **イラクにあったミラージュはどうなってるんでしょうか? 湾岸戦争の初期に多くがあぼーん、残りの多くはイランに避難したものの、イラン政府に没収。 戦後残った機体は整備不良に苦しむことに。イラク戦争で残った機体もほとんどすべて破壊されちまった。 #right(){(101:871)} **イギリスはライトニングの後継機としてトーネードADVを採用していますが、 >競合したF-14、15、16を押しのけて採用された決め手はなんだったのでしょうか? 大型爆撃機によるミサイル発射阻止が目的でしたから、 空対空ミサイルのプラットホームとしての機能が果たせれば良かったと言えます。 大型のレーダーとミサイルを搭載して、長時間の作戦行動に耐える機体ですし、 艦載機のように頑丈すぎて手に余ることも無く、まずまずの選択では。 長距離戦闘機フランカーの存在が伝わった時に、だいぶ慌てたようですが。 #right(){(102:374)} ADV開発決定当時(1976年)F-16の空対空装備はサイドワインダークラスだけ #right(){(102:375)} 最大着艦重量はクリアーできるんだけど、そのためには燃料をほぼすっからかんにせねばならず、 ウェーブオフして着艦復航できない(やり直しなしの一発勝負)ので、運用上不可……だったかと。 #right(){(102:376)} **戦闘機 超七(FC-1 梟龍) の 七 ってなんの7なんでしょうか? 超7は殲7と言う機体の発展型なので、「殲7を超える戦闘機」で超7なのです (今は「梟龍」FC-1型と言われているようですが) これは想像ですが、殲7の7は他にも殲6,殲8,殲10等があるので、ただの連番でしょう #right(){(102:689)} 中国の戦闘機については、漏れも余り資料がないのですが。 国産化した際に、独自の名前が付いています。 まず、殲撃-2がMiG-15です。 殲撃-4が昼間戦闘機型のMiG-17F、殲撃-5が制限全天候型のMiG-17PF (但し、殲撃-4は供与されたもので、殲撃-5が国産化されたものという説が  あります)、殲撃-6は昼間戦闘機型のMiG-19F、殲撃-7がMiG-21F-13で、 これから各種の機体が発展しています。 そして、殲撃-8以降は一応、国産になっています。 殲撃-1、殲撃-3が飛び番になっています。 此処からは推定ですが、1は、初めてソ連から供給されたジェット戦闘機である MiG-9F、3は同じく同時期に供給されたYak-23かもしれません。 #right(){(102:眠い人 ◆gQikaJHtf2)} **韓国軍はF/A-18Eではなく、F-15E(F-15K)を採用したのはなぜですか? 選定当時にF/A-18Eがまだテスト段階だったから #right(){(103:744) **ミラージュシリーズに4000という試作機があったと聞いたのですが、どんな戦闘機ですか? ミラージュ2000を双発にしたような奴です F-15の向こうを張る予定でしたが購入国はなく計画自体が中止に #right(){(107:439)} 一言で言って、ミラージュ2000の双発、大型化版です。 F-14、15が独占している大型戦闘機の市場を狙った物で、大型化に伴い劣化した運動性能を、 ミラージュ2000でフィンだった物をカナードに発展させた機体でした。 #right(){(107:440)} **コメートの燃料であるT液の、「虫が一匹入っただけで爆発する」と言うのは一体どういうことだったんでしょうか? 過酸化水素はそれだけで触媒を通して一液式推進剤として使われます、 また首都高でタンクローリーが爆発事故起こしたのも記憶に新しいところ。 つまり触媒や有機物の酸化が起点になって分解反応が進み爆発につながる事があるのです。 そのためT液では濃度をコントロールしてる訳です。 #right(){(108:900)} **イスラエルがミラージュをコピーしたとき、工業所有権の問題はなんらかの方法で回避されたのでしょうか? イスラエルが盗み出したミラージュVの設計図を参考に、 クフィルを開発したという話でしょう。 大巾にリデザインされていますから、ライセンスを主張できないのでわ? 補足 確かイスラエルはミラージュIIIのライセンス生産権はもっていた はずなので、そこで得た技術を基にクフィルを開発したのであって、 盗んだ設計図は単なる確認用だった、とか主張できそうな。 実際には不可欠、少なくとも時間節約のために不可欠だったようですが。 #right(){(112:system)} イスラエルはミラージュIII導入後、その昼天改修型ミラージュ5を導入しようとしますが フランスの政策転換により一転禁輸、ミラージュIIIの補修部品にも事欠く事となり、 ミラージュIIIのコピー生産 ミラージュIIIのJ79エンジン換装 ミラージュ5の設計図盗用、エンジン換装型の開発 などの計画を一斉に(大慌てで)始めます。 これらは後に、ダガー・ネシュル・バラク・クフィル等の機体となって結実します。 いずれもフランス側には無断で行っております。 >確かイスラエルはミラージュIIIのライセンス生産権はもっていた これは初耳です、何らかのソースは有りますでしょうか? #right(){(112:508)} クフィル、ネシェル等のイスラエル製コピーミラージュの設計図は 当時ライセンス生産に着手したばかりのスイスから、 ユダヤ人技術者の協力で盗みだされました この技術者は後にスイス警察によって逮捕され、 20年の刑に服した後にイスラエルに移住して回顧録を出しておりますし、 これを基にした小説映画等も複数あります #right(){(112:511)} イスラエルは1967年に特許法を制定、同時に各種知的財産保護の国際条約に加盟しており、 条約に従い、他国で認められた特許・意匠等はイスラエル国内においても優先権が与えられます。 但し知的財産保護の法律は国内法ですので、条約を無視することも可能です(当然報復措置はあり得ます)。 この場合は、仏:イスラエル向けミラージュの契約を一方的に破棄 イ:ミラージュをコピー で双方脛に傷を持つ身という事で、2国間で政治決着が付けられたようです。 #right(){(112:655)} **西ドイツ空軍がF-104を近接航空支援任務に就かせようとしたところ事故が続発、って話を偶に聞きますが >どうして西ドイツ空軍はF-104に地上攻撃を行わせようとしたのでしょうか? 西ドイツ軍には、第二時世界大戦で近接航空支援が大戦果を上げたため、 飛行機というものは、陸軍を支援する為に存在するという考え方が強くあった。 F-104は、搭載能力は少ないものの高速性能が高いため、 「支援要請が来たら直ちに急行、素早く爆弾を落として帰る」 という近接航空支援任務には最適、という間違った期待をしていた。  #right(){(115:238)} >飛行機というものは、陸軍を支援する為に存在するという考え方が強くあった。 それが航空機の本質じゃん #right(){(115:242)} 実際は,米国が徹底調査した結果, ドイツパイロットがミスをした結果と判明.爆撃高度が低すぎるとか,機種転換訓練をしなかったとか #right(){(115:249)} 整備もいいかげんなところがあったりしたらしいよ 液体タンクの清掃溶剤の取り除きが完全に行われず パイロットが中毒になったり #right(){(115:254)} まだF-104が我が国の主力戦闘機だった30年前には、 「あれは西ドイツ空軍の無茶な運用のせい。  晴天つづきのカリフォルニアで開発された華奢な機体に1000ポンド爆弾を積み、 天候の変化が激しい欧州の空で 超低空を高速で飛行をしながら 敵のレーダーサイトに 黎明爆撃をかける訓練を繰り返せば、 米空軍のパイロット でも同じような犠牲を出すだろう」 と言われていたと記憶しています。 また、104がこの任務に選ばれた理由の一つに、前面投影面積の小ささ (レーダーに映りにくい)があったと聞きました。 いずれにせよ、いつ核戦争が起きるかわからない冷戦時代の犠牲者の一つだと思います。 #right(){(115:263)} 西ドイツ空軍がF-104Gに期待したのは核爆弾1発を抱いて超低空で東側に突っ込む いわば核特攻任務(阻止攻撃という)と制空任務です 近接支援任務を期待したことも訓練したこともありません #right(){(115:295)} 事故原因自体は爆装したからではなく、乗員の訓練不足だったと言われています。 必要な高度を厳守しなかったり、やってはいけないことをやってしまう慣熟度の低さ。 #right(){(115:368)} 回答済み(西ドイツ空軍はなめていた)かと思うが付記しておくと、西ドイツ空軍の主要な役割は 東側へ先陣切って攻撃に当たることで(大戦の罪滅ぼしだね)西ドイツ領空の防空/制空任務は 主に英国空軍、補助的に在欧州米空軍が担っておったので、中距離AAMはさほど必要としなかった のです この事情は旧東側勢力圏の崩壊と英国/米国経済の没落で大きく変わり、新生ドイツ空軍には自国の 領空防衛が主要任務として復活したので、AIM-120の採用となったわけだね #right(){(115:524)} **ラファールが装備する30mm機関砲の装弾数は何発なのでしょうか? 1門当たり125発です。 #right(){(115:眠い人 ◆gQikaJHtf2)} 60発説が今のところもっとも信憑性があると思う でも資料によってバラバラで、どれが最新情報なのかよーわからん #right(){(115:524)} **サーブグリペンは軽量だし整備性が高く高速道路から発着できるので専守防衛の日本に最適だと思うのですが スウェーデンと日本の高速道路は作り方が違います。 元々スウェーデンの高速道路は航空機の離着陸可能なように設計されています。 日本のように曲がりくねった高架型では着陸どころか離陸だって無理です。 #right(){(115:787)} グリペンに関し、頭ごなしに否定するつもりは有りませんが、空自の運用の実情にはかなり合わない機体です。 分散配備に関しても、離着陸できる場所があれば運用できる訳ではないのです。 スウェーデンがそれに費やしている努力をもう少し知るべきでしょう。 (移動式管制施設、運用整備班、シェルター・物資の分散、交通規制、地元とのネゴ等) #right(){(115:802)} 政治的、経済的理由を無視しても(軍事では許されないことですが) グリペンは小型のため発展性が無く、航続距離が短く、 また同等のミッションを果たすために より多くの機体=パイロット&インフラが必要です。 #right(){(115:system)} **西ドイツがF-104を核攻撃機にしていたことは、世傑で初めて知りました。 >これまで世傑以外の指摘していた資料はあったのでしょうか? 西ドイツは、F-104の運用目的を最初から公表しています。 ご閲読の『世傑』のF-104特集は、これが最初ではありません。 何度目の特集かはわかりませんが、私が30年ほど前に同じ『世傑』で F-104特集を読んだときも、この話は載っていましたよ。 #right(){(117:605)} **世界唯一のロケット戦闘機として有名なMe164コメートですが、離陸の際にありえないほど直角に発進してました。 >この場合、中の人にかかるGも当然凄まじいものになりますよね Me163 コメートの推力は1700kgf、重量は4310kg 推力だけでは離陸時は最大でも1Gも出ない 燃料を消費して軽くなれば加速度も上がるが 揚力による上昇時の加速度はちょっと判らないけど、推力が自重の半分以下なら そこまで大きなものにはならないかと あと、コメートは「実用化された」世界唯一のロケット戦闘機であって、 実用化されていないロケット戦闘機なら他にもある #right{(538:630)} **F-4やF-14などの風防はフレームで分割されていますが、なぜでしょうか? >視界が悪く特にメリットがないように思います。また、F-1はバードストライク対策としてT-2の分割タイプから >一体タイプへ変更されていますが、分割タイプの風防で鳥とぶつかるとどうなるのでしょうか? 風防が分割されているのは、風防のような曲面は 昔はゆがみなく造るのが難しかったから。 正面の視界がゆがむと操縦や射撃に支障があるからね。 それで真正面だけは平面ガラスにして、両脇は曲面のアクリルにした。 いまはポリカーボネートで一体整形出来るようになった。 ただ場所によって厚みを変えたりするのは難しいので、 鳥衝突対策に正面を分厚くしたい場合には、キャノピーと風防を別に造る。 #right{(352:113)} **自衛隊のF2と韓国のF-15Kは用途は同じでOK? >価格が同じときいて少しショックでしたが。 用途は同じ。 ただし対艦攻撃能力に片寄っているF-2とは違って、 F-15KはFCS、タイガー・アイなどによる対地・対艦攻撃能力の高さは勿論、 IRSTシステムとAIM-9X、JHMCSを組み合わせた高いオフボアサイト攻撃能力を有して、 AIM-120の運用能力と共に高い空対空戦闘能力も有しています。 マルチロール性に関していえばF-15Kの方が断然上。 ただしF-2も空対空能力を得る為に2010年から、 AIM-120やR-77といったミサイルと比較して優れた射程距離、追尾・撃破性能、ECCM性能を誇る、 AAM-4を搭載する予定なのでこの作業が完了すれば、 F-2は巡航ミサイルへの高水準な対処能力も持つとされる同兵装を運用可能にする事で、 マルチロール性能においてはF-15Kに引けを取らない第4.75世代機に生まれ変わります。 #right{(空自次期主力戦闘機スレ488:ぬこ ◆T3E65tDKhc)} **せっかく完成していたミラージュ4000が破棄され、ラファールが新たに開発された理由は何ですか? M4000はF-15のライバルとして開発された機体。 サウジアラビアがF-15の導入を考えていると聞き、これまでのミラージュシリーズよりも 大型の機体であっても需要は以外とあるかも、ということで開発された。 F1がF-16に完全にセールス面で負けそうなので、単発の軽量小型戦闘機以外にも販路を 広げようとした、という事情もある。 結局あまりにも高価な機体になってしまったためにフランス軍にすら売れなかったが、 M4000開発で得た経験はラファールの開発に大きく役立った。 でもラファールは艦上機にするために小型化することが求められてその過程で開発が難航し、 結果的に量産型の性能は若干削られてるのは皮肉と言うかなんというか。 ラファールと違い艦上で運用できないから。 仮にミラージュ4000を採用しても、艦上機は別に開発しなければならない。 なら、調達数や軍事予算の限られるフランスの場合、 陸上機と艦上機を統合したラファールの方が運用面で有利。 ミラージュ4000の艦上機型を開発すればいいじゃないという話なら、 ミラージュ4000は艦上運用を前提として開発されていないから不可能。 #right{(546:287,288)} **英空軍のジャギュアやライトニングは主翼上面に燃料タンクを搭載しますが、投棄する際はどうするんでしょうか? >やっぱり背面になって切り離すのですか? 増槽を投棄する時は普通に切り離す。 後方宙返りみたいな形で機体から離れていく。 #right(){(346:188)} **タイフーンは、なぜ尾翼が一枚なのですか? 二枚と何か違いがあるのですか? >ステルス性を考えたとしても、ラプターは二枚ですし 高AOA時の気流のコントロールがうまくいって、垂直尾翼が一枚ですんだから ぶっちゃけていえばカナードのおかげ。異論が出そうな悪寒もするが、面倒臭いので細かく解説するつもりなんかない ステルスについていえば、タイフーンやらラファールやらの設計が始まった時点では欧州の設計者は何も知らなかったに等しく、 あまり考慮されていない ついでながら空力やステルスを突き詰めるとみんな似た形になるとかいうのはパクリを正当化する屁理屈に過ぎない ついに形にはならなかったYF-22のライバルたちを見ればそのことがとてもよく分かる #right{(531:210)} **Jー11の性能ってどれくらいと言われてるの? J-11はSu-27SKのライセンス版。 最近、アクティブレーダー誘導AAMの運用能力を付与する近代化が 施されている。当初からこの能力を有しているのが後期ライセンス型 のJ-11A。 コンポーネントの多くを中国製に換装しているのがJ-11B。複座多用途 戦闘機型がJ-11BS http://cnair.top81.cn/J-10_J-11_FC-1.htm http://www.sinodefence.com/airforce/aircraft.asp ロシア本国仕様のSu-27SKと比べてアビオニクスのグレードは下げられてるが 代わりにF-15EのTEWSと同等な性能を誇るシステムや オリジナルのSu-27より高い多目標攻撃能力を持つレーダーを積んでるらしい けど中国は予定していた半数まで生産したところで生産中止したから 中国が満足する程の性能ではないのは確か 大幅な近代化改修にマルチロールファイター化したJ-11Bについてはまだ不明 #right(){(中国軍スレ14:96,97)} **クフィルはミラージュIIIのコピーなの? クフィールはコピーではありません。 フランスに対する諜報活動で設計したネシェル、エンジン換装型であるサルボの折衷型ですが。 カナード装備で高速飛行時の揚力中心後退に対処しているあたり、外見的に目立つとこだけでなく機体の重心位置なども設計 変更しているはずで、かなりの改変があります。 当初はネシェルのコピーもままならず、正規に輸入したミラージュIIIのパーツを流用したと言われています。 エンジンも開発できず、某国(どう考えても南ア)から回してもらっている始末。 また、諜報活動と言ってもミラージュIIIを購入したスイスの技術者を買収した訳だけれど、実はフランスは 非公式にイスラエルの行動を支援していたとされています。 実際、ネシェルが旧式化した後、ダガーとしてアルゼンチンに輸出する際にフランスは許可を与えています。 つまり、陰に日向に支援を受けて生産した戦闘機を改造したのがクフィールです。 #right(){(574:552)} **ぶっちゃけ秋水って戦力になりえたの? おそらく無理。 飛行試験前の段階でB29は既に夜間低空爆撃に戦術を切り替えている。 (元々の用途としては高高度且つ高速度の重爆迎撃用) テストパイロット殺しの状態が改善されたとして その頃には艦載機やらP51やらが飛び回っている。 ロケット戦闘機は速度差が大きすぎて対戦闘機戦は不得手であり、離着陸中や 滑空中は全く無防備。 モデルになったMe163も戦果がはっきりしない位だから…。 自軍の損害記録と相手方の遭遇報告は有るけど。 #right(){(592:261)} **F15-JとかF15-Eって対艦攻撃できますか? F-15J:出来ません。本格的な対艦攻撃にはF-4EJ改レベルのかなり大規模な改修が必要となります。 F-15E:可能です。ハープーン等搭載運用可能です。 #right(){(27:530)} **Me262のような初期の初期のジェット戦闘機の加速が悪い理由を教えてください。 1、当時、ジェットの推力がレシプロのプロペラ推力より小さかった。だから上昇力も劣る 2、さらにMe262はエンジンのタービンブレード強度に問題があり、急激に推力を上下させるとブッ壊れる(一定速度で飛んだほうが良い) 加速性が悪いのは、スロットルの急速な操作が出来ないからです。 何でかと言うと、下手にスロットル急増加すると、冷却が追いつかずエンジンが燃えるからです。 >推力はユモ109-004-B-1で静止推力900kgで、紫電改の推定推力500kgと比べて、低いとはいえません。 では紫電改の推定推力500kgfと書かれているがこれは350ktくらいの最高速あたりでの値だろう、 150kt以下では推力は1000kgfを超えユモを上回るだろう。 >それでいてレシプロ機より速いのはどうしてですか? 一般的に、800km/h以下の速度域では、プロペラが効率が良い。 これは、それ以上の速度を出そうとすると、プロペラ先端の速度が音速に達してしまい、プロペラ効率が極端に低下するため。 それ以上では、ジェットエンジンが効率が良い。 というより、ジェットエンジンは速度による影響を受けにくいエンジン。 なので、速度が上がるにつれて効率が下がるプロペラに比べ、ジェットは高速に向いている。 #right(){(309:447-592)} **WW2頃によく見られた後部に一本脚がある脚配置のジェット戦闘機ってあったのでしょうか? 尾輪式ジェット機と言えば、Yak-3の機体に無理矢理RD-10(Jumo004)を 取り付けて、お手軽ジェット戦闘機にしたYak-15が有名だが、Italyにも 同種の機体が試作されていた。 Ambrosini S.7「高等練習機」の木製胴体に、45度の後退翼と後退角の付いた 尾翼を取付け、機首にフランス製のチュルボメカ マルボレ2を取り付けた、 Ambrosini Sagittario研究機で、その設計最大速度は、Mach=1.05を予定していた。 恐るべき…イタリア人。 ちなみに、写真はこれ(上から2つめ) http://www.cofe.ru/Avia/A/photos_avia_A-67.htm #right(){(信じられないが本当だ:眠い人 ◆ikaJHtf2)} **XF2Yシーダートってなんで浮いてられるんでしょう? >水上機といえば離水着水のために大きなフロートが必要なのでは? 胴体の浮力です。旅客機も不時着水時には浮いて救命筏に乗り移る時間があるわけで、 胴体内に十分な空間を設ければ、けっこう航空機は浮くものです。逆に、浮力を考慮しないで 胴体を作ればフロートが必要です。また、シーダートみたいに吸気口を上に置けば水を 吸わないですむジェットエンジンと違って、プロペラエンジンを胴体ごと水に漬けたら まあ、ろくな事にはなりません。エンジンを水漬けしないためにもフロートで浮かす必要があります。 #right(){(692:system ◆systemVXQ2)} **ドイツはHe162を大量生産する計画を持っていたようですが、Me262は生産中止にするつもりだったんですか? Me-262は継続生産する予定でした。 He-162の生産工場は、HeinkelとJunkersの両社で受け持っています。 従って、Messerschmittは絡んでいません。 #right(){(274:眠い人 ◆gQikaJHtf2)} **ミラージュI(MD550)とミラージュII、IIIの開発経緯を教えて下さい 朝鮮戦争の戦訓から、世界的に軽戦闘機重視の方向が打ち出され、1950年代初期に France空軍は、小型軽量、高度18,000mまで6分で上昇可能という性能を持つ超音速 迎撃機の仕様を公開します。 これに基づき、Franceの各航空機メーカーが色々な機体を開発します。 Sud-EstはS.E.212 Durandal、Sud-Ouestは、S.O.9000/9050 Trident、SFECNASが、 1402/1405 Gerfautなどを開発しています。 Dassault M.D.550もその一つで、軽量高性能を達成するために、前縁後退角60度、 翼厚比5%の無尾翼デルタ翼形式を採用し、エンジンにArmstrong-Siddley Viperの ライセンス生産品である、Dassault M.D.30(推力770kg)を2基搭載、これによって 総重量5,000kgに抑えた機体としました。 しかし、初めての形式の機体だったため、不具合が続出し、翼端を27cm延長したり、 胴体全長を1.3m短縮という大手術を施しました。 こうして、軽いDiveでM.1.15を達成しますが、更に改造を加え、エンジンをオリジナルの ものにアフターバーナーを加えたM.D.30R(A/B 980kg)に換装し、SEPR66ロケット(1500kg) を追加して、水平飛行でM.1.3を達成します。 これら軽量小型戦闘機のうちで、一番高い性能を持っていましたが、実用機としての装備 を施すと著しく性能が低下することが予想できたため、MirageIIが開発されることとなり、機 体を大型化してエリア・ルールを採用、動力にはより推力を増強したTurbomeca Gavizo (A/B 1,500kg)を搭載する予定でしたが、これでも大型化した機体には推力不足だったこと、 更にFrance空軍の要求仕様がM.2級となったため開発を中止し、次のMirageIIIになりました。 #right(){(263:眠い人 ◆gQikaJHtf2)} **太平洋戦争末期の日本陸海軍のジェット機のまとめお願いします。 陸軍  キ201「火龍」(参考:Me-262/試作中に飛行せず) ジェット戦闘機  キ200「秋水」(参考:Me-163/8月10日、滑空試験に失敗、飛行できず) ロケット戦闘機  キ148(参考:無し/イ号一型甲ならびに乙/試作・生産) 誘導弾  キ48(九九式双発軽爆撃機/エンジンテストベッド) 試験機 海軍  「橘花」(参考:Me-262/8月7日、飛行試験成功、試作のみ) ジェット有人特攻機  MXY7「桜花」22型(参考:C.C.2+桜花11型/8月12日、飛行試験失敗、生産中) ジェット有人爆弾  P1Y1「銀河」試作機(参考:なし/エンジンテストベッド) 試験機  J8M1「秋水」(参考:Me-163/7月7日、飛行試験に失敗、試作のみ) ロケット戦闘機  MXY7「桜花」(参考:なし/実用化) ロケット有人爆弾  技研「奮龍」(参考:なし/試作実験直前に敗戦、試作のみ) 対空ミサイル   以後、計画機  桜花43型(参考:桜花22型)  震電改(参考:震電)  景雲改(参考:景雲)  銀河改(参考:銀河) #right(){(153:眠い人 ◆gQikaJHtf2)} **ミラージュは西側の機相手に戦うことが多いですか? >それともミグなどとも結構戦歴があるのでしょうか? フランス最初の「まともな」国産ジェット戦闘機である、Ouraganは、インドとイスラエルに輸出されました。 1955年末までにイスラエルに供給された機体は、1956年4月に、エジプト空軍のVampireを撃墜して初戦果を挙げ、 その後も国境紛争に於いて、MiG-15と戦闘を繰り広げています。 また、1967年の第三次中東戦争では、旧式機ながら奮戦しました。 1980年代に、エンジンをA-4の余剰部品であるJ52に換装する魔改造をやって、中米に輸出され、そこで対ゲリラ戦に 投入されています。 1953年に104機を購入したインド空軍機も、パキスタンとの戦争に投入しています。 その後に作られたMystereIVも同様にインドとイスラエルに供給され、インドでは印パ戦争、イスラエルでは、1956年10月の シナイ侵攻と六日戦争などにも出撃しています。 特に地上攻撃に活躍した模様です。 MirageIIIは最初に輸出されたのが、イスラエルで、CJを72機、BJ5機を受領しました。 これらは6個飛行隊に配属され、第三次中東戦争では、シリアのMiG-17を撃墜したのを手始めに、第四次中東戦争では、 エースを複数輩出しています。 このエレクトロニクスを簡易化して稼働率を上げるように要請して、Dassaultが作り上げたのがMirage5ですが、これは、 アラブに軸足を移したフランス政府に禁輸され、完成した機体はフランス空軍に配備されました。 諦めきれなかったイスラエル政府は、この設計図を入手して国産化を図り、この機体がアルゼンチンに後に輸出され、 フォークランド紛争で用いられました。 また、アルゼンチンはそれとは別にMirageIIIEA/DAを購入しています。 オーストラリアのMirageIIIOは、マレーシアとの協定で同国の基地に配備され、共産ゲリラ攻撃に使用されたこともあります。 先述の印パ戦争では、パキスタンはMirageIIIEP/DP/RPを導入し、使用していますが、撃墜記録は無い模様です。 #right(){(249:眠い人 ◆gQikaJHtf2)} **KF-16とF-15Kって何で"K"の位置が違うんですか? マジレスするとKF-16は「韓国初の国産主力戦闘機」だからKを先に持ってきた F-15Kは輸入品だから後でもいいってことになった(朝鮮日報の報道による) #right(){(328:389)} **韓国はF-15Kを買うことをアメリカに強要されたの? 強要はされてないでしょ。 アメリカの反対を押し切ってロシア製兵器を導入したこともあるくらいだし。 #right(){(戦争板初質スレ7:264)} 他に選択肢がなかっただけだろ 2002年の選考時には他の候補がタイフーンとラファールとSu-35しかなかった 当時はまだタイフーンはできてなかったし、ロシア機を導入するわけにも行かなかっただろうし もし日本も10年前にF-X選考をやってたらF-2の増産かF-15系にするしかなかったと思うぞ #right(){(戦争板初質スレ7:265)} **現在、南アメリカでは、戦闘機は開発されてないのでしょうか? ブラジルが企業内研究のレベルではやっているが、国家プロジェクトとしてはない アルゼンチンには開発能力はあると思われるが、経済的な問題で無理っぽい 既存機の改良レベルならエクアドルなど、過去にやった経験があり、いまでも低いレベルで継続している国がいくつかある #right(){(俺初質スレ30501:502)} **どうしてアメリカはF-16を台湾に売らなかったん? ? アメリカはF-16Aを台湾に売ってるじゃないか 中身はCだけどね #right(){(俺初質スレ50505:482)} 望む時に望む数を売ってくれなかったので、経国を作るハメになった。 #right(){(俺初質スレ50505:485)}**BAeのハリアーⅡなんですが、 他のハリアーと同じようにAV-8のような型式は無いのですか? 無い。 というかハリアーはAV-8じゃないイギリスのが本場物で、AV-8シリーズはイギリスのハリアーの 米国版から始まってる。 一応AV-8A/CがハリアーのGR.1/3やT.2/4相当。 (この際シーハリアーは置いておく) で、そのハリアーの米国版を米国で独自にアップデートしたのがAV-8BハリアーⅡで、これは 逆にイギリスにはイギリス版として導入されて、GR.10以降になってる。 AV-8シリーズはあくまで米国で運用されているのと、米国から輸出された米国仕様のみ。 (スペインからタイにお下がりされたAV-8Sマタドールや、スペイン現用のEAV-8BマタドールⅡがそれ) イギリスやインドで使われてるハリアーはイギリス仕様なのでAV-8という型番はつかない。 #right(){(俺初質スレ435:499)} **J-31は推力不足気味なの? 一説(中国ネットの書き込み)では、中国製コピーエンジンはライセンスの有無にかかわらず ロシア製の6割程度の推力しか出ないなどと言われている まぁそこまで行くかどうかは別にして、スペック通りの性能が出なくて、いろいろと困ってる らしい様子はうかがえる #right(){(戦争板初質7:555)} **ドイツのMe262はジェットエンジンを2基搭載していたに関わらず何故音速を越えられなかったのですか? 非公認だが降下中にM1を超したと言う主張があることはある #right(){(俺初質スレ436:632)} 単純に推力が足りないからだし、Me262は単発じゃ推力不足だから双発にした 練習機とかA-10とかも、双発機だが音速が出ないのと同じだし、旅客機なんて四発でも音速出ない #right(){(俺初質スレ436:633)} ----
#CONTENTS ---- **Me262にはロケットランチャーが装備されていると聞きましたがロケットの命中率、戦果はどの程度のものだったのでしょうか >高速で飛行している航空機にロケットが命中するのでしょうか >また第二次世界大戦でこれ以外にロケツトを装備した航空機はあったのでしょうか? Me-262に搭載されたのは、R4M 55mm回転安定式ロケットです。12~24基を翼下に装備。 1945年3月18日に初めて実戦で使用された時の成績は、12基搭載のMe-262、54機と24基フル搭載のMe-262、 6機によって13機の敵爆撃機あるいは戦闘機の撃墜が記録されています。 使用対象は、主として敵爆撃機でした。R4MロケットはBa-349、ナターにも搭載されました。 英米も二次大戦中に航空機搭載無誘導ロケット弾を使用していたはずです。 上記はゲシュヴァデールでの話ですが、同日、ベルリンにも1200機の爆撃機と600機の護衛戦闘機からなる編隊が来襲し、 立ち向かった37機のMe-262が4機の犠牲を出しながらも、8機の爆撃機と1機の戦闘機を撃墜しています。 これもR4Mロケット弾(重量4kg)によるものが大とされています。総じて、爆撃機相手にはかなり有効だったようです。 #right(){(7:504-505)} **韓国のF-15Kと自衛隊のF-15Jの違いってなんですか 一番大きな違いは、F-15JはF-15Cを元にした制空型、F-15KはF-15Eを元にしたデュアルロールファイター(戦爆)で有るという事です。 #right(){(27:G_Tomo)} **Me163や、Ar234(の初期型)は切り離し式のドリーで離陸し、ソリで着陸する事になったのでしょうか 車輪は離着陸にしか必要有りませんね。 つまり、Dead Weightな訳です。 ならば、車輪を外部に装備して切り離してしまえば、そのDead Weightが必要なくなり、 しかも、空いたスペースに燃料を詰め込めば、初期のジェット機、 ロケット機のように燃費が悪い機体で有れば、それは有用な訳で。 しかも大量生産を予定した機体でないので、 ドリーと橇で十分…という机上の空論があったかと記憶しております。 ま、これはどの国も一度は辿るわけで、英国でも胴体着陸Vampireを作ったりしてます。 #right(){(34:眠い人 ◆ikaJHtf2)} **イスラエルのF-15はガンガン戦ってるのに1機も撃墜されてないって本当ですか? 最近、イスラエル自身が1機撃墜されているのを認めています また、シリアなどの主張が正しければ20~30機が撃墜されていることになります ソースは今年3-4月のアビエーションウイークです たしか軍事研究のニュースページでも翻訳が載ったと思いますが #right(){(37:126)} **イギリスの戦闘機ライトニングって、パイロットの評判とか実際の能力とかはどうだったんでしょうか。 「世界の傑作機」のライトニング編にパイロットの手記が載っています それをご覧になると良いと思います まぁ操縦していてとても面白い戦闘機のようですが、実用性には大きな疑問符が #right(){(40:931)} **スウェーデンのJAS39グリペン戦闘機は機首の機番号と垂直尾翼の機番号が違っているのですが、これは何故ですか? 尾翼の番号は配属師団名、機種番が機体の固有番号のはず #right(){(43:75)} **ミラージュIIIとミラージュ2000との間での設計の共通性ってどれくらいあるんですか? ミラージュIIIとミラージュ2000の共通性は、フランス製である事と、無尾翼 デルタ機である事ぐらいしか有りません。 #right(){(43:622)} 同じ会社の製品ですから、部品一つ一つを見れば 共用できるパーツは少なからずあるでしょうけど、ね。 要するに、昔懐かしレゴブロックを想像していただければ。 それぞれのブロックは共通ですが、組みあがった形は全く異なります。 勿論、ブロックそのものも新製品が完成して種類が増えてます。 これ、輸出まで考えたら結構重要です。 取引先は開発元の本国ほどの整備能力を持ってないことがほとんどですから、 先代兵器と共用できるパーツがあったり流用できる整備マニュアルがあるというのは ものすごく大きなウリになります。 #right(){(43:ゆうか ◆1boPv5wk)} **なぜ、カナダの軍用機はアタマに「C」が付いてるんですか? カナダのCです。F-15Jのようにしようにも、アメリカ空軍自体がF-15Cを配備しているので 使えません。したがって頭につけました。 #right(){(45:473)} **中国戦闘機の名の読み方を教えて 戦闘機は殲撃(中国では略字になるけど)になりますから。 Jian-Jiではなかったか、と。 Shenyangは都市ですよ。 #right(){(45:眠い人 ◆gQikaJHtf2)} **スターファイターウィドーの真相を教えてください まず、西ドイツでF104の事故が多発し、アメリカとの運用の違いが 問題視され、爆装してしまったことが原因とされました。 しかし、アメリカが調査に乗り出し、事故状況をチェックしたところ、 第二次世界大戦を経験した基地・部隊の司令クラスが、機種転換訓練が不十分なまま、 F104に乗ってしまったことが原因であると判明しました。 ジェット機、それも、ちょっと癖のありそうなスターファイターの操縦には、 時速600km台のころの「昔とったきねづか」は通用しないと言うことを理解していなかったわけですね。 (敗戦後、10年のブランクを無視していることも。) #right(){(47:684)} **Me163 コメートの燃料は人体だ溶けてしまうと言うのは本当ですか? 燃料は、過酸化水素と水酸化ヒドラジン この化学反応=爆発を推進力にしてました。 どちらも腐食性が強く、燃料液がコックピットに漏れて、そいつを被るはめになると、 人体が溶けることになります。 #right(){(47:881)} Me163、コメトの燃料の危険性は燃料側、つまりヒドラジンではなく 酸化剤の方です。つまりコメトはロケット機であり、燃料は液体燃料 ミサイルと同様、燃料(C剤=ヒドラジン+メタノール+水)と酸化剤 (T剤=過酸化水素)の2剤を混合燃焼するヴァルターエンジンで飛行し、 これまたスカッドなどと同様、酸化剤は非常に危険です。 酸化剤の過酸化水素は、30%の過酸化水素でも取り扱いには注意が 必要。コメトのはたしか50%だか90%だかで、可燃物にふれれば即発火。 有機物である人体も分解されそう…ではありますが、さすがに 溶けて骨しか残らないとゆーのはマンガの話でしょう > 松本零士 じっくり漬ければ、あるいは溶けるかも知れませんが。 #right(){(47:934)} **ラファールの機首近くにあるニョッキリ出てるのは、何に使うんですか? あれは空中給油を受けるためのプローブです。収納はできません。 抵抗もステルスへの影響もほとんどないというのがメーカの公式見解です。 実際には結構あると思うんですが、おそらくは収納するための機構を設けると その分故障の可能性が増え重量も重くなるので、それを嫌ったのでしょう。 #right(){(48:735)} **現在、南アフリカでは、戦闘機は開発されてないのでしょうか? 現在の所、開発されていないようです。 国連制裁が解除されて、自国産戦闘機開発に拘る必要が無くなったというのもありますが…。 #right(){(67:眠い人 ◆gQikaJHtf2)} **ユーロファイターはステルス戦闘機? 一般的にはもっとステルス性が高くなければそうは呼ばれないと思われ ユーロファイター程度でステルス戦闘機なら ではスーパーホーネットもステルス戦闘機になってしまいますよ #right(){(82:182)} まあ、先代のトルネードに比べればステルス性が高いでしょうが、ロシアの一桁台SAMシステムにすら 簡単に発見、迎撃されそうですから、やはりステルス戦闘機とは呼べないでしょう。ステルス性というのも 相対的なものと言えば言えますが、ユーロファイターは限度超えてると思います。 #right(){(82:system)} **台湾がF-16を運用していますが、どういうプロセスで導入されたんですか? ・大統領が変わった ・中国の軍備増強 ・仏のミラージュ2000導入に呼応 #right(){(82:500)} 具体的なきっかけは知りませんが、米国の対台湾政策は政権によってふらつきはあるものの 基本的にバランス維持、中国が台湾に侵攻出来ないように台湾の力を維持する範囲で、最小限の 軍事援助を行う、というものです。やりすぎると中国の反感を買いますし、台湾が強気になって独立 独立と騒ぎすぎ緊張を高めてしまうからです。中国がSu-27を導入するとか、弾道ミサイルを増やすとか するたびに、米もペトリオットを輸出したり、ある程度の対空艦を供与したりしてバランス取ってるわけです。 F-16もその一環と言うことです。 #right(){(82:system)} フォード大統領の時代まで、ソ連を不必要に刺激しないように、NATO、同盟国 以外の第三世界諸国には高性能のアメリカ空軍第一線機を輸出せず、輸出機 の性能向上、技術移転は米国政府の支援無しに行えないようにし、更に輸出用 軍用機の開発は許可しないというガイドラインがありました。 1977年にカーター政権によって緩和され、輸出専用機の開発が許可されましたが、 専用機の性能には特に中国を意識して、厳格な枠が嵌められました。 これが、F-20であり、F-16/79です。 ところが、1981年のレーガン政権になって対中政策が変更され、親中国政策が 取られましたので、台湾への高性能兵器売却が出来なくなりました。 その後天安門事件で、米国の対中政策が軌道修正され、再び台湾シフトが強く なり、また冷戦構造崩壊に伴う軍縮により、F-16の売却先を求めていたメーカー が政府を突き動かしたこと、更に、F-16自体が最新鋭戦闘機ではなくなってきた ことから売却が認められています。 #right(){(82:眠い人 ◆gQikaJHtf2)} **ある国がアメリカの戦闘機とかを大量に買う場合その戦闘機は購入国へどのようにして運ばれるのでしょうか? フェリーと言うことで完成機を空輸する場合もありますし、 部品状態で海上輸送する場合もあります。 大抵は完成機空輸が多いのではないでしょうか。 昔は、護衛空母を艦種変更した航空機運搬用の専門艦がありましたけどね。 韓国、インドネシアは部品状態からでも、自国の工場で組み立てることが出来ますので、 ばらしもあるかもしれませんが。 (中進国の場合は、ノックダウン生産の方が一般的) #right(){(87:眠い人 ◆gQikaJHtf2)} **Me262は格闘戦が苦手だったと聞きましたが? 当時のどの戦闘機より最高速で150km/hも優速でしたから、味方のレーダーの誘導で接敵するまえに充分に加速して 「一撃離脱」に徹すれば容易に連合国の護衛戦闘機を突破して爆撃機を撃墜できました。 侵攻側は通常爆撃機の速度に合わせて侵攻するし、当時はAWACSはなかったので侵攻側は目視するまで加速せず、 実質は250km/h近く速度差がある状態で戦うため。 ドイツ側3機の損害で連合国爆撃機11機・戦闘機1機を撃墜しており、交換比は1対4でした。 (しかも四発爆撃機は戦闘機の数倍高価だった) ただし、理論的な推力は6tの機体で1.8tあり、上昇力も1分1000m前後あったのですが、低空低速時は実質は 加速・上昇力とも弱く、それが「一旦、格闘戦をやって速度を失うと弱い」という評価に繋がっているようです また、スロットルレスポンスが極端に悪く、着陸は非常に難しかったために、連合国側は着陸直前に襲う戦術を 編み出して対抗しています。 全般的に当時最強・最速の「迎撃」戦闘機ではあったけれど加速が悪く、着陸も難しいのが泣き所といったところ。 #right(){(533:867)} **ドイツ海軍の TF-104Gの任務を教えてください 練習用&連絡任務が主 攻撃任務には使われなかったよう たしか、たった2機だったと思うが #right(){(9:740)} **タイフーンとラファールって形が似てるのですが何か関係があるのでしょうか。 タイフーンとラファールは、一時期 EFAという共通のプロジェクトとして開発が進められましたが、(その後決裂) 基本デザインは、それ以前のTKF-90(ドイツ)、ACT(フランス)計画からそれぞれ引き継いでいると思います。 基本構成が似ているのは、この時期 次世代の高機動戦闘機はカナード付きデルタが最適と思われていた(まあ所謂トレンド)為だと思います。 (逆にATFのデザインが発表された際は結構反響が大きかったですね) #right(){(10:G_Tomo)} **タイフーンとラファールは同じ計画からスタートしたのにタイフーンのカナードは前の方でラファールのカナードは後ろよりについてるのは何故ですか? タイフーン 今現在アピールされてるタイフーンのマルチロール性は後付けにすぎず 開発当初イギリスとドイツが対空専門としての戦闘機を欲したために 要撃任務のため超音速での3.5G旋回が要求された。 そのためカナード取り付け位置は超音速での旋回を重視して モーメントアームを十分とり、「舵としてのカナード」の性質が強い設計がされている。 その反面マルチロール性については妥協されたため、 「渦放出のためのカナード」としての性質は劣り、 カバーのため別個にボルテックス・フィンが取り付けられるなどしている。 ラファール フランスの戦闘機と攻撃機を丸々代替できる機体として計画されたため マルチロール性に優れた機体特性が要求されており、 カナードの主な存在意義もそのためにある。 つまりロシアやスウェーデンと同じ様にいかに前縁剥離渦を活性化するかという 制御カナード(渦放出のためのカナード)としての性質を強く要求され、 反面で旋回のためのモーメントアームは要求されてないためあの位置につけられた。 これによりカナードから出る自由渦が主翼上の自由渦に的確に供給され 高迎角や高G旋回で良好な空力特性を誇るが、舵としての能力ははっきり言ってしょっぱい。 つうか初めからそういうものとして割り切られてる。 #right(){(695:451)} **ラファールやミラージュ2000などの戦闘機で、コックピット右側前方から、棒のようなものが突き出ているのですが、あれはいったい何のためについているのですか? 空中給油用プローブ。 #right(){(14:206)} **イスラエル空軍のF-16IってどんなF-16なんでしょう? イスラエル空軍は複座型F-16Dを独自に改造し、キャノピーの後ろから尾翼にかけて 機体の背中部分に電子戦装備を積んだ、F-16D「プラキート(雷電)」を使用しているそうです。 主な任務はいわゆるワイルドウィーゼルで敵の地対空ミサイル防空システムの制圧。 イスラエルが開発し、アメリカ軍にも採用されたポパイ対地ミサイルなどの塔載が可能、とのことです。 ちなみに、イスラエルではF-16A/Bを「ネッツ」(隼)、F-16C「バラク」(雷光)と呼んでるそうです。 #right(){(20:437)} **ナット戦闘機は、なぜあんなに活躍出来たのですか? 敵のレンジングレーダーが役に立たないほど小型だったことと、戦場の 高温とナットの軽快さのおかげでサイドワインダーが回避しやすかった ことが勝因の一つとされているそうです。 #right(){(24:434)} **韓国軍がF16のブラックボックスを破ってしかられたという話を聞きました。 >ブラックボックスは定期的に調査されているのでしょうか? >封印自体はどのようなものなのでしょうか? >もとどうりにしてごまかせないの? まず「ブラックボックス」というのは箱がついているわけなくて、正体はソフト アナログ時代は回線を調べることである程度、機構/機能が解析できたそうで、 それを防ぐために重要機密部分には解析の試みから機密を物理的に守るために 破壊用爆薬が仕掛けてあったもんだが、今でもあるのかな? 現在のデジタルコンピュータなら、解析をかけられた瞬間にデータを全て消去 する仕組みがあってもおかしくない また、仮にソフトデータを取り出せたとしても、自力でCCVもFBWも 研究開発したことがない韓国の技術力では、例えばアメリカが10年かかって開発 したフライトコードの解析に10年かかっちゃう これがなんでもデッドコピーした中国が最新戦闘機をコピーできない理由でも あるんだけどね で、結論は「韓国はF-16のブラックボックスを破る技術力はない」ということになる #right(){(34:266)} **スウェーデンの戦闘機は雪対策として、車輪を横に並べずにタンデム形式にしていたんじゃなかったかな? ビゲンの主脚車輪はたしかにタンデムだが、あれは引き込みスペースの制限のため またわざわざダブルタイヤにしたのは、短距離で急制動をかけるので シングルタイヤでは苦しかったため 積雪対策としてはタイヤの数が増えれば増えるほど、 着雪による故障の確率が高くなるので好ましくない #right(){(40:918)} **F-4-2000とは何処がどうF-4と違うのでしょうか。 イスラエルのものなら、エンジンをJ79からPW1120にしたのが最大の相違点で、 後、機首のレーダーをAN/APG-76にして、HOTASコクピットにしたものです。 但し、PW1120への換装は中断しています。 #right(){(44:眠い人 ◆ikaJHtf2)} **He280は武装していた? MG151 20mm機関砲を3門搭載していて実用状況にあったはず、と記憶しています。 #right(){(47:眠い人 ◆gQikaJHtf2)} **第二次世界大戦で爆撃機の護衛戦闘機のパイロットはトイレはどうしていたんでしょう。 ホース付き漏斗のようなものが用意されていてそれで機外に排出していますた #right(){(53:425)} **台湾の経国戦闘機はF-16がベースなんですか?それとも独自? F-16を開発したジェネラル・ダイナミックス社が、台湾の航空工業開発センターに 協力して出来た戦闘機です。 ですので独自といえば独自なのですが、F-16の思想を色濃く反映しています。 #right(){(53:909)} **ラファールってスーパークルーズできるんですか? ラファールはスーパークルーズできます。 #right(){(55:181} **朝日新聞を読んでいたら「韓国はF-15Kを買うことをアメリカに強要された」とありましたが事実なのでしょうか? F-15Kを購入しなければ在韓米軍の半分を撤退させると言ったとか 韓国は本当はラファールが欲しかったという話もあります #right(){(59:536)} **中国は何故、アメリカ軍の戦闘機に対抗できないようなオンボロの戦闘機を大量に生産したのですか? 昔、中国は勘違いしてソビエトにケンカ売ったからです。 #right(){(64:822)} 純粋に技術的な問題。 中国がいくら背伸びしても米軍の最新鋭機とまともに対抗 できる戦闘機は開発することができませんでした。 あと、822氏も言っているようにフルシチョフの政策を批判し、 ソ連を修正主義と批判したことから中ソ関係は悪化し、ソ連 の技術支援を受けられなくなったこともあげられます。 #right(){(64:823)} **VTOL機はハリアーの後なぜF-35まで新機種が出なかったのでしょうか? 簡単に云えば、設計するのがむっちゃ厄介らしい。 単に飛んで戻ってくるだけでなく、実用(つまり戦闘)に成るモノとしてはね。 大出力のジェットエンジンが一般化した頃には各国で研究されたらしが、 結局モノに成ったのは、粘り強く改良に改良を繰り返した英国のハリアー位。 力技で無理矢理実用化したソ連のフォージャーの例も在るけどね。 >運用面で垂直離陸を行う必要はそれ程無いとかそんな理由なのでしょうか? よって、使えるモノが出来るのならばどの国も欲しいと思うよ。 #right(){(67:フェチ ◆kK77XB6/ug)} 元々、垂直離着陸が可能な戦闘機や攻撃機は、東西冷戦下で、敵飛行場を破壊して機甲戦力で電撃的に勝利 しようとか、護送船団の防衛に便利だろう何てなことを東西が考えたから研究されたに過ぎません。 空中給油や緊急時の短距離離陸が研究されてしまった現在となっては、存在意義を大幅に減じています。 #right(){(67:49)} **BAe ライトニングの現場の評判てどうだったんですか? 初めてのパイロットにとって、Lightningと言う飛行機は古めかしいくせに カリスマ的で、イギリス空軍のどの機とも違う存在だった。 匂いからしていかにも古い飛行機臭いし、コクピットを見ても、「賞味期限」が 切れてから大分経つ感じだった。 Modernで、SimpleでCleanなHawk練習機からそのまま上がってきた、 ピカピカのパイロットには、Lightningはまるで19世紀の作家 Charles Dickensの小説に出てきそうな代物だった。 英空軍の元パイロットだった、Ian Black大尉が書いている文章です。 #right(){(68:眠い人 ◆gQikaJHtf2)} **ターボプロップの戦闘機ってありますか? あります。フォッケウルフからスーパーツカノに至るまで。 ただ、当時のドイツには使えるターボプロップエンジン なんてなかったから、構想だけでしたけどね。 ああ、そういえばプレデターBは世界最初の無人ターボプロップ 戦闘機になるかも。プレデターAはイラクのミグ25にスティンガー 撃ったとゆー話ですし(射程足らずでダメだったけど。んで落とされたけど)。 Bの方はサイドワインダー積む気満々だから、すこーし戦闘機の気分に近づくかも知れません。 まともに飛んだ、初めてのターボプロップ戦闘機は英の グロスター・ミーティアのターボプロップバージョンのようです。 #right(){(69:system)} **中国がF-16を持ってるって本当ですか? 持ってません #right(){(74:名無しAPG ◆T8Jo8csczo)} っていうかそれはJ-10のことではないかと。 イスラエルがかつて開発した「ラビ」の技術を流用して中国に設計協力した代物。 インテーク周りとかF-16に微妙に似てはいますが、まったく違う機体です。 #right(){(74:名無し軍曹)} はい、台湾島に配備されてます、、 てのはどうでもいいけど、J-10(殲撃10型)の話題の流れから出てきたのかな? もともとイスラエルがF-16をベースにラビってのを開発してたんだけど それをアメリカに潰されたもんで、中国に売って‥という生い立ちの #right(){(74:557)} **北の空軍がミグ19を徹底的に改造しミグ29と同じだけの性能をもたせることは可能ですか? できません。そもそも充分な改修を行うための予算と技術があるかどうか… #right(){(78:327)}っていうか技術・予算以前にあれだけ古い機体を最新鋭機と同様の 性能をもたせるのはむりでしょう。 それができるなら新鋭機作る 必要ないしw #right(){(78:328)} ノーズコーンの大型化には限界があり十分な探知距離が得られません #right(){(78:329)} 彼の国に限らず あの時代の戦闘機をMiG-29並にするのは不可能です 電子機器、エンジンを総とっかえしてもコスト的には合いませんし 性能も及びません それどころか旧ソ連製の古い機体は消耗部品の確保すらままなりませんよ #right(){(78:330)} **「F-15K」というのは、F-15Eの韓国版ということでしょうか。 そうです 韓国への輸出用のF-15Eです #right(){(82:名無しAPG ◆yvNqrnvsYY)} **ヨーロッパの戦闘機はデルタ翼が多いけどそれは何で? ヨーロッパの戦闘機にデルタ翼が多いというよりも、 デルタ翼の戦闘機を開発している国はヨーロッパに多い…という方が的確じゃないかな。 トーネードとか見ても分かる通り、必ずしも欧州の戦闘機がデルタ一辺倒ってわけではないから。 #right(){(84:356)} **ナット戦闘機はなぜ、遥かに強力な米製戦闘機を落としまくる事が出来たのですか? ナットが「落した」と主張しておるのはF-86かまたはそのライセンス生産型で 特にナットより強力というわけではありません #right(){(87:179)} 強力と言っても、Pakistanの戦闘機はF-104Aですけどね。 Viet Namでは、F-4など米国製の戦闘機がMiG-15/17と言ったソ連製の 旧式戦闘機に落とされまくってました。 米国製戦闘機はそのころ、運動性ではなく、ミサイル運搬機としての役割しか 果たしていませんでした。 近接戦闘用の機関砲も持っていなかったくらいです。 Gnat戦闘機は、そう言った米国製戦闘機のアンチテーゼとして作られた物で、 運動性重視、しかも、高級な装備など付いていませんから、稼働率も良く、 操縦士の方も直ぐになれることが出来たため、結構な数のPakistan空軍機を 落とすことが出来ました。 >うろ覚えだが、地対艦タイプのエグゾゼ持ってなかったかな? う~ん、調べてみたけど、艦船搭載タイプと航空機搭載タイプはあるけど、 地対艦ミサイルタイプはMilitaryBalanceにも掲載されていなかったです。 軍の編成中にも、地対艦ミサイル部隊もしくは沿岸砲兵部隊というのが存在 していないので、無いと判断したのですが…。 #right(){(87:眠い人 ◆gQikaJHtf2)} **「パリは燃えているか」この話って実話なのでしょうか? はい、実話です。 本にもなっています。 「パリは燃えているか」で書籍販売のサイトでサーチすれば、 ハヤカワ文庫NF(ノンフィクション)から出ている書籍も見つかりますよ #right(){(91:777)} **ビゲンがカナードで機首上げ出来たとして、何故それがSTOLと呼べるのか判りません。 ビゲンが離陸する時にはカナードと主翼の両方が上向きの揚力を発生するんだよ。 尾翼付きの飛行機が離陸時に機首上げの姿勢を取るときには主翼は上向きの 揚力を発生するけど、尾翼は機尾を下げなきゃならないから下向きの揚力を 発生させなきゃならないんだよ。 どっちの形式がトータルの揚力が大きくなるか、よーく考えてごらん。 #right(){(93:796)} **ビゲンのカナードで何でSTOL性が得られるのか判りません。 無尾翼デルタは機首上げのために揚力を一時的に犠牲にしなきゃならない ために滑走距離が長くなるという短所があるわけです。 ビゲンの場合、機首上げをカナードで行うため揚力の損失がありません。 従って、離陸滑走距離も短くてすみます。 非常時にはアウトバーンを滑走路として使うことを想定しているスウェーデン にとっては切実な問題だったんですね。 #right(){(93:766)} >ビゲンのカナードは離陸時に動くのですね? フルフライングではありませんが、動きます。 #right(){(93:768,769)} **中国の戦闘機「梟龍(FC-1)」って純国産なんですか 機体そのものは成都飛機工業公司(CAC) による国産です。 しかし、アビオニクスとエンジンはそれぞれイスラエルのElta-2032レーダー およびロシアのRD-93 ターボファンエンジンが取り付けられます。 設計そのものもかなりロシアのミグ設計局が係わっているようです。 #right(){(97:名無し軍曹 ◆Sgt/Z4fqbE)} **タイフーンやラファールの実力(ここでは空対空の場合)はどの程度のものなのでしょうか? F-15以上を目指して開発してるから機体性能はそれ以上のはず・・・ でも機体性能だけが戦闘機の優越を表すとは言えないし #right(){(97:520)} **仏戦闘機の「ラファール」ってどういう意味なんでしょうか? 疾風とか突風とか。そんな感じ。 #right(){(98:173)} **イラクにあったミラージュはどうなってるんでしょうか? 湾岸戦争の初期に多くがあぼーん、残りの多くはイランに避難したものの、イラン政府に没収。 戦後残った機体は整備不良に苦しむことに。イラク戦争で残った機体もほとんどすべて破壊されちまった。 #right(){(101:871)} **イギリスはライトニングの後継機としてトーネードADVを採用していますが、 >競合したF-14、15、16を押しのけて採用された決め手はなんだったのでしょうか? 大型爆撃機によるミサイル発射阻止が目的でしたから、 空対空ミサイルのプラットホームとしての機能が果たせれば良かったと言えます。 大型のレーダーとミサイルを搭載して、長時間の作戦行動に耐える機体ですし、 艦載機のように頑丈すぎて手に余ることも無く、まずまずの選択では。 長距離戦闘機フランカーの存在が伝わった時に、だいぶ慌てたようですが。 #right(){(102:374)} ADV開発決定当時(1976年)F-16の空対空装備はサイドワインダークラスだけ #right(){(102:375)} 最大着艦重量はクリアーできるんだけど、そのためには燃料をほぼすっからかんにせねばならず、 ウェーブオフして着艦復航できない(やり直しなしの一発勝負)ので、運用上不可……だったかと。 #right(){(102:376)} **戦闘機 超七(FC-1 梟龍) の 七 ってなんの7なんでしょうか? 超7は殲7と言う機体の発展型なので、「殲7を超える戦闘機」で超7なのです (今は「梟龍」FC-1型と言われているようですが) これは想像ですが、殲7の7は他にも殲6,殲8,殲10等があるので、ただの連番でしょう #right(){(102:689)} 中国の戦闘機については、漏れも余り資料がないのですが。 国産化した際に、独自の名前が付いています。 まず、殲撃-2がMiG-15です。 殲撃-4が昼間戦闘機型のMiG-17F、殲撃-5が制限全天候型のMiG-17PF (但し、殲撃-4は供与されたもので、殲撃-5が国産化されたものという説が  あります)、殲撃-6は昼間戦闘機型のMiG-19F、殲撃-7がMiG-21F-13で、 これから各種の機体が発展しています。 そして、殲撃-8以降は一応、国産になっています。 殲撃-1、殲撃-3が飛び番になっています。 此処からは推定ですが、1は、初めてソ連から供給されたジェット戦闘機である MiG-9F、3は同じく同時期に供給されたYak-23かもしれません。 #right(){(102:眠い人 ◆gQikaJHtf2)} **韓国軍はF/A-18Eではなく、F-15E(F-15K)を採用したのはなぜですか? 選定当時にF/A-18Eがまだテスト段階だったから #right(){(103:744) **ミラージュシリーズに4000という試作機があったと聞いたのですが、どんな戦闘機ですか? ミラージュ2000を双発にしたような奴です F-15の向こうを張る予定でしたが購入国はなく計画自体が中止に #right(){(107:439)} 一言で言って、ミラージュ2000の双発、大型化版です。 F-14、15が独占している大型戦闘機の市場を狙った物で、大型化に伴い劣化した運動性能を、 ミラージュ2000でフィンだった物をカナードに発展させた機体でした。 #right(){(107:440)} **コメートの燃料であるT液の、「虫が一匹入っただけで爆発する」と言うのは一体どういうことだったんでしょうか? 過酸化水素はそれだけで触媒を通して一液式推進剤として使われます、 また首都高でタンクローリーが爆発事故起こしたのも記憶に新しいところ。 つまり触媒や有機物の酸化が起点になって分解反応が進み爆発につながる事があるのです。 そのためT液では濃度をコントロールしてる訳です。 #right(){(108:900)} **イスラエルがミラージュをコピーしたとき、工業所有権の問題はなんらかの方法で回避されたのでしょうか? イスラエルが盗み出したミラージュVの設計図を参考に、 クフィルを開発したという話でしょう。 大巾にリデザインされていますから、ライセンスを主張できないのでわ? 補足 確かイスラエルはミラージュIIIのライセンス生産権はもっていた はずなので、そこで得た技術を基にクフィルを開発したのであって、 盗んだ設計図は単なる確認用だった、とか主張できそうな。 実際には不可欠、少なくとも時間節約のために不可欠だったようですが。 #right(){(112:system)} イスラエルはミラージュIII導入後、その昼天改修型ミラージュ5を導入しようとしますが フランスの政策転換により一転禁輸、ミラージュIIIの補修部品にも事欠く事となり、 ミラージュIIIのコピー生産 ミラージュIIIのJ79エンジン換装 ミラージュ5の設計図盗用、エンジン換装型の開発 などの計画を一斉に(大慌てで)始めます。 これらは後に、ダガー・ネシュル・バラク・クフィル等の機体となって結実します。 いずれもフランス側には無断で行っております。 >確かイスラエルはミラージュIIIのライセンス生産権はもっていた これは初耳です、何らかのソースは有りますでしょうか? #right(){(112:508)} クフィル、ネシェル等のイスラエル製コピーミラージュの設計図は 当時ライセンス生産に着手したばかりのスイスから、 ユダヤ人技術者の協力で盗みだされました この技術者は後にスイス警察によって逮捕され、 20年の刑に服した後にイスラエルに移住して回顧録を出しておりますし、 これを基にした小説映画等も複数あります #right(){(112:511)} イスラエルは1967年に特許法を制定、同時に各種知的財産保護の国際条約に加盟しており、 条約に従い、他国で認められた特許・意匠等はイスラエル国内においても優先権が与えられます。 但し知的財産保護の法律は国内法ですので、条約を無視することも可能です(当然報復措置はあり得ます)。 この場合は、仏:イスラエル向けミラージュの契約を一方的に破棄 イ:ミラージュをコピー で双方脛に傷を持つ身という事で、2国間で政治決着が付けられたようです。 #right(){(112:655)} **西ドイツ空軍がF-104を近接航空支援任務に就かせようとしたところ事故が続発、って話を偶に聞きますが >どうして西ドイツ空軍はF-104に地上攻撃を行わせようとしたのでしょうか? 西ドイツ軍には、第二時世界大戦で近接航空支援が大戦果を上げたため、 飛行機というものは、陸軍を支援する為に存在するという考え方が強くあった。 F-104は、搭載能力は少ないものの高速性能が高いため、 「支援要請が来たら直ちに急行、素早く爆弾を落として帰る」 という近接航空支援任務には最適、という間違った期待をしていた。  #right(){(115:238)} >飛行機というものは、陸軍を支援する為に存在するという考え方が強くあった。 それが航空機の本質じゃん #right(){(115:242)} 実際は,米国が徹底調査した結果, ドイツパイロットがミスをした結果と判明.爆撃高度が低すぎるとか,機種転換訓練をしなかったとか #right(){(115:249)} 整備もいいかげんなところがあったりしたらしいよ 液体タンクの清掃溶剤の取り除きが完全に行われず パイロットが中毒になったり #right(){(115:254)} まだF-104が我が国の主力戦闘機だった30年前には、 「あれは西ドイツ空軍の無茶な運用のせい。  晴天つづきのカリフォルニアで開発された華奢な機体に1000ポンド爆弾を積み、 天候の変化が激しい欧州の空で 超低空を高速で飛行をしながら 敵のレーダーサイトに 黎明爆撃をかける訓練を繰り返せば、 米空軍のパイロット でも同じような犠牲を出すだろう」 と言われていたと記憶しています。 また、104がこの任務に選ばれた理由の一つに、前面投影面積の小ささ (レーダーに映りにくい)があったと聞きました。 いずれにせよ、いつ核戦争が起きるかわからない冷戦時代の犠牲者の一つだと思います。 #right(){(115:263)} 西ドイツ空軍がF-104Gに期待したのは核爆弾1発を抱いて超低空で東側に突っ込む いわば核特攻任務(阻止攻撃という)と制空任務です 近接支援任務を期待したことも訓練したこともありません #right(){(115:295)} 事故原因自体は爆装したからではなく、乗員の訓練不足だったと言われています。 必要な高度を厳守しなかったり、やってはいけないことをやってしまう慣熟度の低さ。 #right(){(115:368)} 回答済み(西ドイツ空軍はなめていた)かと思うが付記しておくと、西ドイツ空軍の主要な役割は 東側へ先陣切って攻撃に当たることで(大戦の罪滅ぼしだね)西ドイツ領空の防空/制空任務は 主に英国空軍、補助的に在欧州米空軍が担っておったので、中距離AAMはさほど必要としなかった のです この事情は旧東側勢力圏の崩壊と英国/米国経済の没落で大きく変わり、新生ドイツ空軍には自国の 領空防衛が主要任務として復活したので、AIM-120の採用となったわけだね #right(){(115:524)} **ラファールが装備する30mm機関砲の装弾数は何発なのでしょうか? 1門当たり125発です。 #right(){(115:眠い人 ◆gQikaJHtf2)} 60発説が今のところもっとも信憑性があると思う でも資料によってバラバラで、どれが最新情報なのかよーわからん #right(){(115:524)} **サーブグリペンは軽量だし整備性が高く高速道路から発着できるので専守防衛の日本に最適だと思うのですが スウェーデンと日本の高速道路は作り方が違います。 元々スウェーデンの高速道路は航空機の離着陸可能なように設計されています。 日本のように曲がりくねった高架型では着陸どころか離陸だって無理です。 #right(){(115:787)} グリペンに関し、頭ごなしに否定するつもりは有りませんが、空自の運用の実情にはかなり合わない機体です。 分散配備に関しても、離着陸できる場所があれば運用できる訳ではないのです。 スウェーデンがそれに費やしている努力をもう少し知るべきでしょう。 (移動式管制施設、運用整備班、シェルター・物資の分散、交通規制、地元とのネゴ等) #right(){(115:802)} 政治的、経済的理由を無視しても(軍事では許されないことですが) グリペンは小型のため発展性が無く、航続距離が短く、 また同等のミッションを果たすために より多くの機体=パイロット&インフラが必要です。 #right(){(115:system)} **西ドイツがF-104を核攻撃機にしていたことは、世傑で初めて知りました。 >これまで世傑以外の指摘していた資料はあったのでしょうか? 西ドイツは、F-104の運用目的を最初から公表しています。 ご閲読の『世傑』のF-104特集は、これが最初ではありません。 何度目の特集かはわかりませんが、私が30年ほど前に同じ『世傑』で F-104特集を読んだときも、この話は載っていましたよ。 #right(){(117:605)} **日本が作った最初のロケット戦闘機「秋水」の武装を教えて下さい。 海軍型:2式30ミリ機関砲(99式20ミリのボア・アップ)×2 陸軍型:ホ155 30ミリ機関砲×2 いずれも弾丸は50発ずつ。 関連装備:Me163に装備されていた風力発電機は廃止、バッテリーを大容量化 海軍が開発中だった迎撃管制盤に対応する無線受信機、与圧ヘルメット関連装備 結果として、これは日本初のGCI対応高高度戦闘機でありました。 #right(){(118:856)} **世界唯一のロケット戦闘機として有名なMe164コメートですが、離陸の際にありえないほど直角に発進してました。 >この場合、中の人にかかるGも当然凄まじいものになりますよね Me163 コメートの推力は1700kgf、重量は4310kg 推力だけでは離陸時は最大でも1Gも出ない 燃料を消費して軽くなれば加速度も上がるが 揚力による上昇時の加速度はちょっと判らないけど、推力が自重の半分以下なら そこまで大きなものにはならないかと あと、コメートは「実用化された」世界唯一のロケット戦闘機であって、 実用化されていないロケット戦闘機なら他にもある #right{(538:630)} **F-4やF-14などの風防はフレームで分割されていますが、なぜでしょうか? >視界が悪く特にメリットがないように思います。また、F-1はバードストライク対策としてT-2の分割タイプから >一体タイプへ変更されていますが、分割タイプの風防で鳥とぶつかるとどうなるのでしょうか? 風防が分割されているのは、風防のような曲面は 昔はゆがみなく造るのが難しかったから。 正面の視界がゆがむと操縦や射撃に支障があるからね。 それで真正面だけは平面ガラスにして、両脇は曲面のアクリルにした。 いまはポリカーボネートで一体整形出来るようになった。 ただ場所によって厚みを変えたりするのは難しいので、 鳥衝突対策に正面を分厚くしたい場合には、キャノピーと風防を別に造る。 #right{(352:113)} **自衛隊のF2と韓国のF-15Kは用途は同じでOK? >価格が同じときいて少しショックでしたが。 用途は同じ。 ただし対艦攻撃能力に片寄っているF-2とは違って、 F-15KはFCS、タイガー・アイなどによる対地・対艦攻撃能力の高さは勿論、 IRSTシステムとAIM-9X、JHMCSを組み合わせた高いオフボアサイト攻撃能力を有して、 AIM-120の運用能力と共に高い空対空戦闘能力も有しています。 マルチロール性に関していえばF-15Kの方が断然上。 ただしF-2も空対空能力を得る為に2010年から、 AIM-120やR-77といったミサイルと比較して優れた射程距離、追尾・撃破性能、ECCM性能を誇る、 AAM-4を搭載する予定なのでこの作業が完了すれば、 F-2は巡航ミサイルへの高水準な対処能力も持つとされる同兵装を運用可能にする事で、 マルチロール性能においてはF-15Kに引けを取らない第4.75世代機に生まれ変わります。 #right{(空自次期主力戦闘機スレ488:ぬこ ◆T3E65tDKhc)} **せっかく完成していたミラージュ4000が破棄され、ラファールが新たに開発された理由は何ですか? M4000はF-15のライバルとして開発された機体。 サウジアラビアがF-15の導入を考えていると聞き、これまでのミラージュシリーズよりも 大型の機体であっても需要は以外とあるかも、ということで開発された。 F1がF-16に完全にセールス面で負けそうなので、単発の軽量小型戦闘機以外にも販路を 広げようとした、という事情もある。 結局あまりにも高価な機体になってしまったためにフランス軍にすら売れなかったが、 M4000開発で得た経験はラファールの開発に大きく役立った。 でもラファールは艦上機にするために小型化することが求められてその過程で開発が難航し、 結果的に量産型の性能は若干削られてるのは皮肉と言うかなんというか。 ラファールと違い艦上で運用できないから。 仮にミラージュ4000を採用しても、艦上機は別に開発しなければならない。 なら、調達数や軍事予算の限られるフランスの場合、 陸上機と艦上機を統合したラファールの方が運用面で有利。 ミラージュ4000の艦上機型を開発すればいいじゃないという話なら、 ミラージュ4000は艦上運用を前提として開発されていないから不可能。 #right{(546:287,288)} **英空軍のジャギュアやライトニングは主翼上面に燃料タンクを搭載しますが、投棄する際はどうするんでしょうか? >やっぱり背面になって切り離すのですか? 増槽を投棄する時は普通に切り離す。 後方宙返りみたいな形で機体から離れていく。 #right(){(346:188)} **タイフーンは、なぜ尾翼が一枚なのですか? 二枚と何か違いがあるのですか? >ステルス性を考えたとしても、ラプターは二枚ですし 高AOA時の気流のコントロールがうまくいって、垂直尾翼が一枚ですんだから ぶっちゃけていえばカナードのおかげ。異論が出そうな悪寒もするが、面倒臭いので細かく解説するつもりなんかない ステルスについていえば、タイフーンやらラファールやらの設計が始まった時点では欧州の設計者は何も知らなかったに等しく、 あまり考慮されていない ついでながら空力やステルスを突き詰めるとみんな似た形になるとかいうのはパクリを正当化する屁理屈に過ぎない ついに形にはならなかったYF-22のライバルたちを見ればそのことがとてもよく分かる #right{(531:210)} **Jー11の性能ってどれくらいと言われてるの? J-11はSu-27SKのライセンス版。 最近、アクティブレーダー誘導AAMの運用能力を付与する近代化が 施されている。当初からこの能力を有しているのが後期ライセンス型 のJ-11A。 コンポーネントの多くを中国製に換装しているのがJ-11B。複座多用途 戦闘機型がJ-11BS http://cnair.top81.cn/J-10_J-11_FC-1.htm http://www.sinodefence.com/airforce/aircraft.asp ロシア本国仕様のSu-27SKと比べてアビオニクスのグレードは下げられてるが 代わりにF-15EのTEWSと同等な性能を誇るシステムや オリジナルのSu-27より高い多目標攻撃能力を持つレーダーを積んでるらしい けど中国は予定していた半数まで生産したところで生産中止したから 中国が満足する程の性能ではないのは確か 大幅な近代化改修にマルチロールファイター化したJ-11Bについてはまだ不明 #right(){(中国軍スレ14:96,97)} **クフィルはミラージュIIIのコピーなの? クフィールはコピーではありません。 フランスに対する諜報活動で設計したネシェル、エンジン換装型であるサルボの折衷型ですが。 カナード装備で高速飛行時の揚力中心後退に対処しているあたり、外見的に目立つとこだけでなく機体の重心位置なども設計 変更しているはずで、かなりの改変があります。 当初はネシェルのコピーもままならず、正規に輸入したミラージュIIIのパーツを流用したと言われています。 エンジンも開発できず、某国(どう考えても南ア)から回してもらっている始末。 また、諜報活動と言ってもミラージュIIIを購入したスイスの技術者を買収した訳だけれど、実はフランスは 非公式にイスラエルの行動を支援していたとされています。 実際、ネシェルが旧式化した後、ダガーとしてアルゼンチンに輸出する際にフランスは許可を与えています。 つまり、陰に日向に支援を受けて生産した戦闘機を改造したのがクフィールです。 #right(){(574:552)} **ぶっちゃけ秋水って戦力になりえたの? おそらく無理。 飛行試験前の段階でB29は既に夜間低空爆撃に戦術を切り替えている。 (元々の用途としては高高度且つ高速度の重爆迎撃用) テストパイロット殺しの状態が改善されたとして その頃には艦載機やらP51やらが飛び回っている。 ロケット戦闘機は速度差が大きすぎて対戦闘機戦は不得手であり、離着陸中や 滑空中は全く無防備。 モデルになったMe163も戦果がはっきりしない位だから…。 自軍の損害記録と相手方の遭遇報告は有るけど。 #right(){(592:261)} **F15-JとかF15-Eって対艦攻撃できますか? F-15J:出来ません。本格的な対艦攻撃にはF-4EJ改レベルのかなり大規模な改修が必要となります。 F-15E:可能です。ハープーン等搭載運用可能です。 #right(){(27:530)} **Me262のような初期の初期のジェット戦闘機の加速が悪い理由を教えてください。 1、当時、ジェットの推力がレシプロのプロペラ推力より小さかった。だから上昇力も劣る 2、さらにMe262はエンジンのタービンブレード強度に問題があり、急激に推力を上下させるとブッ壊れる(一定速度で飛んだほうが良い) 加速性が悪いのは、スロットルの急速な操作が出来ないからです。 何でかと言うと、下手にスロットル急増加すると、冷却が追いつかずエンジンが燃えるからです。 >推力はユモ109-004-B-1で静止推力900kgで、紫電改の推定推力500kgと比べて、低いとはいえません。 では紫電改の推定推力500kgfと書かれているがこれは350ktくらいの最高速あたりでの値だろう、 150kt以下では推力は1000kgfを超えユモを上回るだろう。 >それでいてレシプロ機より速いのはどうしてですか? 一般的に、800km/h以下の速度域では、プロペラが効率が良い。 これは、それ以上の速度を出そうとすると、プロペラ先端の速度が音速に達してしまい、プロペラ効率が極端に低下するため。 それ以上では、ジェットエンジンが効率が良い。 というより、ジェットエンジンは速度による影響を受けにくいエンジン。 なので、速度が上がるにつれて効率が下がるプロペラに比べ、ジェットは高速に向いている。 #right(){(309:447-592)} **WW2頃によく見られた後部に一本脚がある脚配置のジェット戦闘機ってあったのでしょうか? 尾輪式ジェット機と言えば、Yak-3の機体に無理矢理RD-10(Jumo004)を 取り付けて、お手軽ジェット戦闘機にしたYak-15が有名だが、Italyにも 同種の機体が試作されていた。 Ambrosini S.7「高等練習機」の木製胴体に、45度の後退翼と後退角の付いた 尾翼を取付け、機首にフランス製のチュルボメカ マルボレ2を取り付けた、 Ambrosini Sagittario研究機で、その設計最大速度は、Mach=1.05を予定していた。 恐るべき…イタリア人。 ちなみに、写真はこれ(上から2つめ) http://www.cofe.ru/Avia/A/photos_avia_A-67.htm #right(){(信じられないが本当だ:眠い人 ◆ikaJHtf2)} **XF2Yシーダートってなんで浮いてられるんでしょう? >水上機といえば離水着水のために大きなフロートが必要なのでは? 胴体の浮力です。旅客機も不時着水時には浮いて救命筏に乗り移る時間があるわけで、 胴体内に十分な空間を設ければ、けっこう航空機は浮くものです。逆に、浮力を考慮しないで 胴体を作ればフロートが必要です。また、シーダートみたいに吸気口を上に置けば水を 吸わないですむジェットエンジンと違って、プロペラエンジンを胴体ごと水に漬けたら まあ、ろくな事にはなりません。エンジンを水漬けしないためにもフロートで浮かす必要があります。 #right(){(692:system ◆systemVXQ2)} **ドイツはHe162を大量生産する計画を持っていたようですが、Me262は生産中止にするつもりだったんですか? Me-262は継続生産する予定でした。 He-162の生産工場は、HeinkelとJunkersの両社で受け持っています。 従って、Messerschmittは絡んでいません。 #right(){(274:眠い人 ◆gQikaJHtf2)} **ミラージュI(MD550)とミラージュII、IIIの開発経緯を教えて下さい 朝鮮戦争の戦訓から、世界的に軽戦闘機重視の方向が打ち出され、1950年代初期に France空軍は、小型軽量、高度18,000mまで6分で上昇可能という性能を持つ超音速 迎撃機の仕様を公開します。 これに基づき、Franceの各航空機メーカーが色々な機体を開発します。 Sud-EstはS.E.212 Durandal、Sud-Ouestは、S.O.9000/9050 Trident、SFECNASが、 1402/1405 Gerfautなどを開発しています。 Dassault M.D.550もその一つで、軽量高性能を達成するために、前縁後退角60度、 翼厚比5%の無尾翼デルタ翼形式を採用し、エンジンにArmstrong-Siddley Viperの ライセンス生産品である、Dassault M.D.30(推力770kg)を2基搭載、これによって 総重量5,000kgに抑えた機体としました。 しかし、初めての形式の機体だったため、不具合が続出し、翼端を27cm延長したり、 胴体全長を1.3m短縮という大手術を施しました。 こうして、軽いDiveでM.1.15を達成しますが、更に改造を加え、エンジンをオリジナルの ものにアフターバーナーを加えたM.D.30R(A/B 980kg)に換装し、SEPR66ロケット(1500kg) を追加して、水平飛行でM.1.3を達成します。 これら軽量小型戦闘機のうちで、一番高い性能を持っていましたが、実用機としての装備 を施すと著しく性能が低下することが予想できたため、MirageIIが開発されることとなり、機 体を大型化してエリア・ルールを採用、動力にはより推力を増強したTurbomeca Gavizo (A/B 1,500kg)を搭載する予定でしたが、これでも大型化した機体には推力不足だったこと、 更にFrance空軍の要求仕様がM.2級となったため開発を中止し、次のMirageIIIになりました。 #right(){(263:眠い人 ◆gQikaJHtf2)} **太平洋戦争末期の日本陸海軍のジェット機のまとめお願いします。 陸軍  キ201「火龍」(参考:Me-262/試作中に飛行せず) ジェット戦闘機  キ200「秋水」(参考:Me-163/8月10日、滑空試験に失敗、飛行できず) ロケット戦闘機  キ148(参考:無し/イ号一型甲ならびに乙/試作・生産) 誘導弾  キ48(九九式双発軽爆撃機/エンジンテストベッド) 試験機 海軍  「橘花」(参考:Me-262/8月7日、飛行試験成功、試作のみ) ジェット有人特攻機  MXY7「桜花」22型(参考:C.C.2+桜花11型/8月12日、飛行試験失敗、生産中) ジェット有人爆弾  P1Y1「銀河」試作機(参考:なし/エンジンテストベッド) 試験機  J8M1「秋水」(参考:Me-163/7月7日、飛行試験に失敗、試作のみ) ロケット戦闘機  MXY7「桜花」(参考:なし/実用化) ロケット有人爆弾  技研「奮龍」(参考:なし/試作実験直前に敗戦、試作のみ) 対空ミサイル   以後、計画機  桜花43型(参考:桜花22型)  震電改(参考:震電)  景雲改(参考:景雲)  銀河改(参考:銀河) #right(){(153:眠い人 ◆gQikaJHtf2)} **ミラージュは西側の機相手に戦うことが多いですか? >それともミグなどとも結構戦歴があるのでしょうか? フランス最初の「まともな」国産ジェット戦闘機である、Ouraganは、インドとイスラエルに輸出されました。 1955年末までにイスラエルに供給された機体は、1956年4月に、エジプト空軍のVampireを撃墜して初戦果を挙げ、 その後も国境紛争に於いて、MiG-15と戦闘を繰り広げています。 また、1967年の第三次中東戦争では、旧式機ながら奮戦しました。 1980年代に、エンジンをA-4の余剰部品であるJ52に換装する魔改造をやって、中米に輸出され、そこで対ゲリラ戦に 投入されています。 1953年に104機を購入したインド空軍機も、パキスタンとの戦争に投入しています。 その後に作られたMystereIVも同様にインドとイスラエルに供給され、インドでは印パ戦争、イスラエルでは、1956年10月の シナイ侵攻と六日戦争などにも出撃しています。 特に地上攻撃に活躍した模様です。 MirageIIIは最初に輸出されたのが、イスラエルで、CJを72機、BJ5機を受領しました。 これらは6個飛行隊に配属され、第三次中東戦争では、シリアのMiG-17を撃墜したのを手始めに、第四次中東戦争では、 エースを複数輩出しています。 このエレクトロニクスを簡易化して稼働率を上げるように要請して、Dassaultが作り上げたのがMirage5ですが、これは、 アラブに軸足を移したフランス政府に禁輸され、完成した機体はフランス空軍に配備されました。 諦めきれなかったイスラエル政府は、この設計図を入手して国産化を図り、この機体がアルゼンチンに後に輸出され、 フォークランド紛争で用いられました。 また、アルゼンチンはそれとは別にMirageIIIEA/DAを購入しています。 オーストラリアのMirageIIIOは、マレーシアとの協定で同国の基地に配備され、共産ゲリラ攻撃に使用されたこともあります。 先述の印パ戦争では、パキスタンはMirageIIIEP/DP/RPを導入し、使用していますが、撃墜記録は無い模様です。 #right(){(249:眠い人 ◆gQikaJHtf2)} **KF-16とF-15Kって何で"K"の位置が違うんですか? マジレスするとKF-16は「韓国初の国産主力戦闘機」だからKを先に持ってきた F-15Kは輸入品だから後でもいいってことになった(朝鮮日報の報道による) #right(){(328:389)} **韓国はF-15Kを買うことをアメリカに強要されたの? 強要はされてないでしょ。 アメリカの反対を押し切ってロシア製兵器を導入したこともあるくらいだし。 #right(){(戦争板初質スレ7:264)} 他に選択肢がなかっただけだろ 2002年の選考時には他の候補がタイフーンとラファールとSu-35しかなかった 当時はまだタイフーンはできてなかったし、ロシア機を導入するわけにも行かなかっただろうし もし日本も10年前にF-X選考をやってたらF-2の増産かF-15系にするしかなかったと思うぞ #right(){(戦争板初質スレ7:265)} **現在、南アメリカでは、戦闘機は開発されてないのでしょうか? ブラジルが企業内研究のレベルではやっているが、国家プロジェクトとしてはない アルゼンチンには開発能力はあると思われるが、経済的な問題で無理っぽい 既存機の改良レベルならエクアドルなど、過去にやった経験があり、いまでも低いレベルで継続している国がいくつかある #right(){(俺初質スレ30501:502)} **どうしてアメリカはF-16を台湾に売らなかったん? ? アメリカはF-16Aを台湾に売ってるじゃないか 中身はCだけどね #right(){(俺初質スレ50505:482)} 望む時に望む数を売ってくれなかったので、経国を作るハメになった。 #right(){(俺初質スレ50505:485)}**BAeのハリアーⅡなんですが、 他のハリアーと同じようにAV-8のような型式は無いのですか? 無い。 というかハリアーはAV-8じゃないイギリスのが本場物で、AV-8シリーズはイギリスのハリアーの 米国版から始まってる。 一応AV-8A/CがハリアーのGR.1/3やT.2/4相当。 (この際シーハリアーは置いておく) で、そのハリアーの米国版を米国で独自にアップデートしたのがAV-8BハリアーⅡで、これは 逆にイギリスにはイギリス版として導入されて、GR.10以降になってる。 AV-8シリーズはあくまで米国で運用されているのと、米国から輸出された米国仕様のみ。 (スペインからタイにお下がりされたAV-8Sマタドールや、スペイン現用のEAV-8BマタドールⅡがそれ) イギリスやインドで使われてるハリアーはイギリス仕様なのでAV-8という型番はつかない。 #right(){(俺初質スレ435:499)} **J-31は推力不足気味なの? 一説(中国ネットの書き込み)では、中国製コピーエンジンはライセンスの有無にかかわらず ロシア製の6割程度の推力しか出ないなどと言われている まぁそこまで行くかどうかは別にして、スペック通りの性能が出なくて、いろいろと困ってる らしい様子はうかがえる #right(){(戦争板初質7:555)} **ドイツのMe262はジェットエンジンを2基搭載していたに関わらず何故音速を越えられなかったのですか? 非公認だが降下中にM1を超したと言う主張があることはある #right(){(俺初質スレ436:632)} 単純に推力が足りないからだし、Me262は単発じゃ推力不足だから双発にした 練習機とかA-10とかも、双発機だが音速が出ないのと同じだし、旅客機なんて四発でも音速出ない #right(){(俺初質スレ436:633)} ----

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