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装備」(2023/12/15 (金) 18:15:38) の最新版変更点

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#CONTENTS ---- **「ピープルスニッファー」っていう臭いで敵兵を感知する装置を米兵が背負ってた。 >その後そんな物はトンと見ないので、あれがどうなったかご存知の方いませんか? 人間の出すアンモニア成分を嗅ぎつける装置だそうだ。 もともとは食品メーカの腐敗物監視用に開発された技術の応用でこの開発には在日米軍の発注に日本のメーカーが応じたそうだ。 結局、その装置に生物の発する臭いの区別が付かなかったことから使われなくなったらしい。 #right(){(5:678)} **アスベストの表面にアルミを蒸着して空中に散布するとミノフスキー粒子のかわりになりますか? チャフという意味合いならアスベスト+アルミは重いので滞空時間に難があります ガラス繊維を相手のレーダーの波長に合わせて切る方が有効です #right(){(5:732)} **Z旗って"皇国ノ興廃コノ一戦ニアリ"という意味なんですか ありゃ日本の独自仕様みたいなもんですから。 #right(){(55:ゆうか ◆9a1boPv5wk} 「皇国の・・・」、っていうのはその当時の日本海軍がZ旗にそういう意味(暗号) を持たせただけの代物なのでZ旗=「皇国の・・・」、ってわけじゃないんですよ。 実際日本海海戦の時だって、航海士が暗号帳を見て全船に通達するまでほとんどの人間 はZ旗の意味なんて知らなかったので。 #right(){(55:485)} **軍隊ってブーツを履きますが蒸れとか水虫対策とかはどうするんですか 耐えるのみだよ。あと必要ないときは脱いで風呂に入ったら良く洗う。 何年か前テレビで水虫の特集やってたな。 そこで中病が出てきて水虫の自衛官が情けなさそうにうつってた。 そこの医官がインタビューでひどいときは切断なんて言ってたけど普通の人は信じないよな。 #right(){(13:807)} 自衛隊は極めて強力な水虫撃退薬を装備しています。 消毒系のヨードチンキに近い薬なんですが、塗り続けると皮膚がボロボロになります。 意地でも塗り続けると水虫も根負けして退却します。 その代わり皮膚は破れて血がにじんで治療中は死ぬほど痛いですよ。 抗生物質系の水虫薬は、水虫がすぐに耐性を獲得するのであまり効かないんです。 #right(){(13:827)} **軍が装備に加えているというワイヤーソーは普通の糸ノコとは別のものなんでしょうか? 軍用でなく民間用ですが手元に有ったので 1本の針金に細い針金が巻き付いて それを3本で三つ編みしてあり 両端にキーホルダーについている様な輪っかが有る 5年ぐらいほったらかしだがさびないのでステンレスかも #right(){(18:予備海士長)} **軍艦で、おエライさん(艦長だけ?)が乗艦する時とかに笛を「ピイーーーーーウーーーーー」って鳴らすのを映画か何かで観たんだけど、 海自でも使っていますよ、笛の名前は「サイドパイプ」 歴史・伝統は分かりませんがイギリス製のがドブ板でも売ってるので イギリスでも使ってると思います。 自衛隊では当直海曹・当番が使いますが別の国では上級海曹が使うと聞きました 音色は基本な物で、開音(ホー)、閉音(ヒー) 総員(ホーヒヒヒヒヒヒヒ、ホヒーホー)、雑令(ホヒーホー) 別れ((舌を振るわせながら)ホヒーホーヒ)、短ぷ(ピッ) 舷門送迎(ホーヒーホー・(舷門に上がったら)ホーヒーホー) 二佐の艦長では着任・離任の時のみで 司令や一佐の艦長は舷門を通るごとにすると思いました ちなみにそれ以外のサイドパイプの使い方 艦内マイクで「(ピー)、総員集合5分前」 マイクでは5分前と入るがもう整列している(はず) 当直士官「総員集合」(当番に指示) 当番「総員集合」(当直士官に敬礼し復唱する) 当番「(ホーヒヒヒヒヒヒヒ、ホヒーホー)、        そぅいんーしゅぅご(独特のいいまわしで)」 地方隊ごとに若干違うとこが有りますがだいたいこんな感じです。 あれは海軍の伝統か何かなんですか? #right(){(21:予備海士長)} **アメリカ兵の背嚢から突き出てる棒みたいなのは一体なんなのでしょうか? あれはスコップ。塹壕掘ったり野営したり、敵兵を殴り倒す、軍隊の必携の品。 最近はあのような木の柄の物は少なく、プラスチックの折り畳み式のものが主流。 刃部のフチを研いでおけば殺傷能力が向上するので尚可。 #right(){(23:ミロシェビッチマニア)} **よく燃料などを備蓄するタンク(ポリタンク?)の側面にはバツ印のへっこみがついてますけど、あれはなんか意味があるんですか? 強度を上げる為のリブです。 #right(){(24:428)} **無線とかで言ってる「オクレ」とか「オーバー」の意味を教えて頂きたい。 トランシーバは電話と違って「話す」と「聞く」を同時に出来ないので (航空無線で送信と受信のラジオ周波数が同じなど) AからBに話すには ・Aがマイクを入れて送信モードに切り替え ・Bがマイクを切って受信モードに切り替えないといけない それを知らずにBが送信モードのままだと通話が成立しないので どちらかが通話した後に「オーバー」と呼びかけて、 相手を送信モードにさせてこちらは受信モードに切り替える。みたいな事 #right(){(25:57)} **略帽ってなんなんですか? りゃくぼう【略帽】 1 略式の帽子。正帽でない帽子。 2 もと軍隊で、戦闘・訓練・作業などのときに用いた帽子。戦闘帽。 #right(){(29:427)} **よくミリタリーショップで「放出品」ってあるんですけど、兵隊が使っていた中古の品物っていう意味ですか? 色んなものがあります。実際に使われたものもありますし、倉庫に保管された まま在庫になって民間の業者に払い下げられたものもあります。 #right(){(31:928)} **どんな油圧カッターでも切れない鍵を探しています。超頑丈な軍事用の強力な鍵は無いですか? 米軍の兵器開発部???だったかで、硬い合金で作った鎖を作って、 陸軍だったかに、「切れるもんだったら切ってみな」と挑発したら 陸軍側がにやりと笑って、液体窒素のボンベを持ってきて、 鎖を凍らせてハンマーで叩き割ったという逸話を聞いたことがある・・・・ #right(){(33:442)} **戦闘服の下に赤いマフラー(?)をした隊員の赤いマフラーってどんな意味があるのでしょうか? 陸上自衛隊は、職種のシンボルカラーは、 旧軍の兵科色をそのまま受け継いでいます。 赤は、あの、軍歌「歩兵の本領」に、 「バンダの桜か、襟の色」と歌われたように、 歩兵の兵科色でした。 これが、特科=砲兵だと、 黄色のマフラーになります。 細部は、自衛隊版できくとよい? で、旧軍の兵科色の元は、健軍当初、 フランス軍のものを取り入れています。 実は、巴里モードという、、、(大本営的発言) #right(){(34:23)} **咽頭マイクって女性でもちゃんと使えるんですか? >女性の声は男性と違って喉があまり震動しないと聞いたのですが。 男性でも、喉仏の真上だけでなくその横(胸鎖乳突筋の上)でも しっかり振動してます。声が十分ならば筋肉も骨格もそれだけ振動してますよ。 違いは帯域だけで、それもイコライザで対応可能です。(イコライザの性能次第) (女性の喉をさらわせてもらえばよくわかるかと。) 「あまり振動しない」の程度がわかりませんから、その意見が正しいのかどうか判断つきません。 #right(){(34:69)} **映画プライベートライアンの冒頭の上陸シーンで、アメリカ軍兵士が小銃にビニールの袋をかぶせてますが当時からビニールは普及していたのですか? ビニールはアメリカではかなり普及していたが、 (装備品にも使用している写真有り) 今ほど安価ではない模様。やはり用途は限られているようだ。 日本ではあるにはあるが、普及してない。石油製品だし。 #right(){(38:39)} **薬莢回収袋なんて付けてるのは自衛隊ぐらいですかね 室内戦闘で空薬きょうを踏んで転倒ってことが多発してから海外の特殊部隊も 薬莢受けを装備するようになった。 #right(){(39:425)} **スコップは死体の穴をほるためですか? 自分の身を護る穴を掘る為で、世界中の歩兵の基本装備です。 戦場では弾や砲撃による爆風、破片から身を守る為に歩兵は塹壕や蛸壺を掘ります。 掘る為の必需品がスコップ。白兵戦では武器としても使われる事もあった。 ま、弾に当たって死んだ場合、墓穴は別の人間が別の場所に掘るんでしょうが。 #right(){(39:468*加筆)} **WWⅡのころ米兵が背中のバッグにいれてさきっぽだけでている管みたいなものはなんですか スコップ。管みたいなのはスコップの柄。 #right(){(40:672)} **空母とかで戦闘機が離着陸する時に甲板の上で作業してる人がヘッドホンみたいな奴で戦闘機の爆音から耳を保護してますが、正式名称を教えてください。 イヤーマフ(イヤーマフラー) #right(){(41:609)} **兵士全員が時計を携帯するようになったのはいつごろからなんですか? WW1までは懐中時計が一般的で、高価な精密機械だったので 所持は将校などに限られていました。 作戦遂行上の必須アイテムとなり、動きやすさから腕時計の重要性が 高まり、戦争によって腕時計は普及しました。 WW2当時も高級品であることは変わりなく、米軍なども戦利品として ドイツ兵から略奪しています。ドイツ製のほうが精度が高かったのです。 WW2のソ連軍は兵士などは所持していません。 戦後のソ連時代でも時計は高級品でKGBの兵隊でも持っていなかったのです。 日本軍でも同じでしょう。 #right(){(42:一等自営業 ◆O8gZHKO.)} **アメリカ人は懐中電灯を持つとき、なぜつり革を持つようなスタイルなのでしょう。 懐中電灯のバッテリー部分を警棒代わりに使うためと聞いたことがある 一度でダメになってしまうだろうが #right(){(42:884)} **将官が付ける場合、飾緒にはどんな意味があるのですか? 飾緒がナポレオン時代の野戦筆記具のなごりであることは有名ですが、 もちろんこの時代には本来の意味は薄れ去っていたと思います。 名前通り単なる将官用の飾りと思われていたと言っていいのでは? #right(){(46:718)} **図嚢ってなんですか? 地図などの書類用ケース。特に携帯式のもの #right(){(46:機甲自転車)} **映画とかで塹壕の中から潜望鏡みたいにプリズムだけ出してる望遠鏡って実際にあるのですか? あります 特に逆ハ形の双眼でのぞくものは、距離が計れるようになっていて 相手が何処にいるかを正確に調べることができます #right(){(51:37)} ありました。 特に敵味方が塹壕を掘って対峙した第一次世界大戦時では 頭部の露出は敵陣地から狙撃される危険性があることから 塹壕内から敵を視察できる潜望鏡や砲兵観測に使う砲隊鏡↓は重宝されたようです。 #right(){(51:38)} **陸自とかの装備品に、パイルドライバーってありませんか? pile driver(大型の杭打ち機)のこと。 工兵が持ってるかもしれない #right(){(52:機甲自転車)} **サープラス系ってなんですか? 軍隊からの払い下げ品を扱う店です。 戦闘服(作業服)、装備品(ザック、マガジンポーチ、ベルト等)などが入手可能です。 ドッグ・ダグ(認識票)もこの範疇に含まれるということで。 #right(){(52:ちゃぎ ◆m6O6.vzjpM)} 軍の放出品を扱っているお店です。有名なのが、東京上野のアメ横に有る 「中田商店」なんかです。 横田や横須賀など、米軍基地が有る街など、多く有ります。 「コンバット☆マガジン」とか「GUN」、「丸」なんかに広告が載っていますよ。 商品の中にはレプリカ物として新品なんかも有ります。 #right(){(52:456)} **旧日本軍の歩兵が脚に巻いてるテーピングのようなものは何ですか? 「ゲートル」でググってみてください。 当時は兵隊だけではなく民間にも強制されていました。 http://www.rikuryo.or.jp/magazine/no29/04.html #right(){(57:256)} 第一次大戦のころは英軍などもゲートルまいていた。 #right(){(57:258)} ゲートルを巻いてると長時間歩いても足が疲れにくいそうです。 #right(){(57:259)} **軍用のジャングルブーツやコンバットブーツも靴先に鉄板とか入っているんですか 入ってるのもある・・・と思う 某白い船の出動靴には入ってます #right(){(57:874)} 米軍のをぱらっとぐぐって見た限りでは、鉄板入り、つまりsteel toeは 見当たらなかったですね(陸軍歩兵、海兵隊)。まあ、部署とかに依るんだろうけど、 むしろ整備兵とかに必要なのでは > 鉄板入り靴 兵隊では軽くて防水で蒸れないのが なによりなのでは #right(){(57:894)} **ドッグタグの正しい刻印方法をおしえてください。 上田信先生の本より。 1・2行目:着用者姓・名 3行目:軍籍番号(8ケタ) 血液型 4行目:所属軍 ガスマスクサイズ 5行目:本人の宗教 #right(){(58:名無し軍曹)} **重要施設のトーチカやシェルターはコンクリートに替わる材料というのは無いのでしょうか? いまだに鉄筋コンクリートですね。結局ある程度大規模な施設を 作ることになると、費用、建設工期の問題から、どうしても特殊な材料は 使えないと言うことです。ただし、使用する鉄筋を太いものにしたり、 間隔を詰めて使用することで強度を増しているようです。また、山や洞窟 を使用して「天然の強度材料」を利用することも良く行われてますよね。 #right(){(58:9)} **軍隊で時計って自前の物を使うんですか 時計が支給された時代は、時計自体が高価で、私物で保有している人が将校クラスだけだったから 現在は個人持ち。 現在官給品を使っている国は、後進国や貧乏国だけと思われる #right(){(58:341)} 自衛隊は自前 やぱーりGショックが人気。 #right(){(58:343)} **からだが資本の軍人さんってタバコ吸わないのがフツーなんでしょか… 旧軍では支給されてた。ドイツ軍でも、ロシア軍でも支給されてた。米軍でも ベトナムまでは支給されてたはず。現代は知らないが、普通の兵隊は吸ってるだろう。 #right(){(58:486)} 自衛隊はよく知らないけど、米軍ではほとんど禁煙を強要されるらしいぞ 食堂でも吸えなくなったとか言ってた #right(){(58:488)} 煙草は作戦中、特に夜間は禁止される 理由 目立つ、煙草の火は2、3km先から見える 臭いがする、夜間斥候は聴覚嗅覚を重視するので、発見されやすい。 しかし、それ以外なら結構吸う。 #right(){(58:489)} **ドッグタグはなぜ2枚も必要なのですか。 一枚は死体に噛ませ 一枚は戦友が保持 ドックタグは、戦死者の身元確認に使われることを想定すれば 重複させるのは当然 #right(){(60:323)} 名前、認識番号、所属、血液型、宗教 などが書いてあります。 ドッグタグに書いてるのは2枚とも全く同じです。戦友が戦死して貴君が戦友の死体を置き去りに して退却しないといけないときは、1枚をもって帰り、もう1枚は戦友の死体の口に縦にかませて ください。白骨死体になっても頭蓋骨にドッグタグが残るための工夫です。 ちなみにイラクに派遣されていた英国兵士のドッグタグには宗教欄が無くなっているそうです。 ユダヤ教徒がイラク兵に捕まったときの対策だそうです。 #right(){(76:37)} >戦死した兵士に銜えさせて、その状態で強い衝撃(頭を蹴っ飛ばす?)を与えて歯形を『打刻』して >本当に死んだのかどうかの検索の手がかりにするために2枚一組にしてあると聞いたことがあります。 >これって本当なんですか? 率直に言うと嘘。一つは死体につけておいて身元確認用、もう一つは然るべき 部隊・機関に渡して死亡の確認のために。 #right(){(79:ミリ屋哲 ◆qmwryStCos)} ウソですそんなことしたら歯が折れます。っていうか戦友の遺体に何をする。 遺体の回収がままならないようなときはドッグタグの一枚を口の中に入れます (白骨化しても個人の識別が出来るように)が。 #right(){(79:56)} **軍用のブーツはクッション性では緩衝材の入ったランニングシューズより劣りますよね? クッションよりも、耐久性重視なのでしょう 足の幅は、ソール(靴底)の型によります 通常、日本向けは3E(Eが多いほど幅広)ですが直輸入物は違うでしょう 甲高には編み上げが合います #right(){(62:337)} **軍では編み上げ靴を使用してますが、理由を教えて下さい。 前提として野外行動用にはブーツを使いますよね。 ブーツを締める方法には主に、紐、マジックテープ、ジッパー、締めないブーツ これが主な方法ですね。 マジックテープは、泥濘で使い続けると汚れて閉まらなくなり ジッパーは、壊れることがありますね。 締めないブーツは、泥や砂が入りやすくなります。着脱も難しい すると、紐が一番耐久性もあり、堅実な方法になるわけです。 戦車兵などは、引っかかるので紐を使わないなどの例外も多数ありますので 編み上げのみとは言えませんが、主流だとは思われます。 #right(){(62:319)} ブーツは靴より足を保護する事ができ、編み上げだと編み上げ以外のブーツより 紐で足に合わせてフィットさせることができる等のメリットがあります。 国にもよりますが、部隊や任務によってはもちろん編み上げ以外もあります。 #right(){(62:322)} あとふくらはぎを編み上げ靴で締め付けて圧迫することでうっ血を 防いで長時間行軍でも疲れにくくするため、とかいう効果もあった、 と質問スレで見たことがあります #right(){(62:325)} **映画大空のサムライを見たんですがパイロットが首に巻いているのは何でしょうか パイロットが絹のマフラーを巻いたのは防寒用の意味ももちろんありますが、襟首の保護が最大の 目的です。飛行中は常に全周囲を警戒しなければなりませんから、首が擦れるのを防ぐわけです。 その巻き方はそれぞれの自由です。 #right(){(62:536)} **第2次大戦中のソ連軍兵士は腕時計を持っていなかった? 当時は時計は非常に高価で貴重品でした。 WW1で軍隊が懐中時計に代わり、腕時計が普及します。 時計といえばスイスかドイツ製が誤差が少なかったそうです。 WW2当事の当時の写真を見ますと腕時計とカメラを持ってる ドイツ兵は多いですね。 日本軍は士官か下士官くらいで、兵隊の所持は高価なので 少なかったはずです。 ソ連軍は更に貧乏で下士官ですら所持してないはずです。精密機械の 生産技術が未熟さのせいで、1980年代のモスクワ空港のKGB兵士でも 腕時計は高価で持ってません。 #right(){(65:一等自営業 ◆JYO8gZHKO.)} **ジャックブーツは走り難くないんでしょうか? キチンとサイズの合った物を履いてみるとわかりますが、あれは長靴では なく編み上げ靴ですから、足首からふくらはぎにかけて締め上げますので、 足にフィットして、思いの他走り易いですよ。 #right(){(66:259)} **軍隊では30~50メートル程度の距離でもスコープを使ったりするんですか? 近年の小銃(ブルパップ式など)の中にはメタルサイトではなくスコープが 標準装備されている銃があります。 そういった小銃であれば当然スコープを使う事になります。 ちなみに、それらのスコープは倍率が低い物で、精密射撃用と言うわけではありません。 #right(){(69:61)} 普通は使いません 夜間に暗視眼鏡を使うことはあるかも。 #right(){(69:62)} **昔の軍靴で編上靴にゲートル巻きは皮長靴と比べて安いと聞きましたが、編上靴+ゲートルと皮長靴はどれくらい値段の差があったのでしょうか? 具体的な値段はわからんのだが、皮革資源の問題もあると思う。 大戦時の日本軍なんかでは皮革が不足して、豚皮やサメ皮まで 使ってたくらいだから。皮革は当時は重要な戦略物資のひとつ。 布製のゲートルのほうがまだ量産がきくし。 #right(){(69:153)} **ごっつい編み上げのブーツは靴下はきますよね。実戦で靴下の替えは持って行くものなんですか? プライベートライアン見ればわかる。 換えの靴下は持ち歩く。 無論、例外はある。 (北朝鮮は足に包帯みたいなのを巻く奴←物資不足というより伝統) えとねーまあ、寒冷地の戦闘とか、ちょーと汗書くと凍傷になるんで、換えの靴下や下着は重要な補給品ですな。 #right(){(69:312)} **巨大なバックパックを背負って行軍しているアメリカ兵の映像が流れていましたが、中に何が入ってるんですか? >あんな大きなものを背負っていて、とっさの戦闘行動の時に邪魔じゃないんですか? 武器・食料・飲料水・衣類・医薬品・土嚢を作るための袋・その他各種サバイバルキット。 もちろん戦う時は降ろします。 #right(){(73:280)} **降伏する兵士は白旗掲げますが、これは普段から装備しているんですか? 降伏してると相手がわかれば何でもいいです。 武器捨ててバンザイポーズでも構いません。 #right(){(73:615)} 要は降伏の意志があることを示せばいいわけなので、 軍艦ならマストに降伏の意を表す信号旗を掲揚し、艦を停止させます。 #right(){(73:626)} **ドックタグはアメリカだけですか? >それと、陸軍・海軍・空軍・海兵隊 全て身につけているのですか? もちろん自衛隊も持ってます。 自衛隊の認識票、例 JAPAN GSDF       自衛隊 G1500000        認識番号 TSUNEMITU TURUGI    氏名 BLOOD TYPE O      血液型 書きわすれたが、アルファベットのとこだけですよ。材質はステンレス。 旧アメリカ軍の欠けがあるドッグタグに似ています(そのまま) アメリカ軍も全軍で使用していると思います。自分がじかに確認したのは陸軍と海兵隊ですが。空軍は映画で見たな。 #right(){(74:剣恒光@自衛隊板 ◆yl213OWCWU)} **ドッグタグってサイレンサーが付いてるものの方が一般的なんですか? ベトナム頃では既に標準装備だった記憶 #right(){(74:28)} **フランス軍の航空部隊(かな?)が採用している時計の名前をご存知の方、ご教示願います。 Breguetではないかと思います。 Breguet Type XX Aeronavale ではないですか? きちんと思い出せませんが、戦前の航空機メーカーと同じ名前だけど、 関係あるんでしたかな。 #right(){(75:眠い人 ◆gQikaJHtf2)} **ベトナム戦争中は体に弾薬ベルトを体に巻きつけた兵の映像を多く見ましたが、 >現在イラクに行っている米兵を見ても、弾薬ベルトを巻きつけている人はいないようです。 >弾薬ベルトはどこに持っているのでしょうか。 今は弾帯は箱に入れているからです。 #right(){(75:542)} 現在米ライフル分隊の分隊機関銃はヴェトナム戦争時のM60からM249SAW"ミニミ"に 移り変わっています。 ミニミは200発のベルト弾薬を軽量なプラスチック弾薬箱に収納してレシーバーの低部に 装着します。また、ミニミはM16の30発マガジンがそのまま装着できます。 したがって、一人の射手の携行段数は200発+180発(M16マガジン6個)となっています。 これだけあれば、体に巻きつけて運ぶ必要はありませんね。 #right(){(75:名無し軍曹)} **旧陸軍のゲートルの素材を教えてください。 素材は布です(どんな布地かは不明)。 巻き方は千差万別でとくにこれというものはありません。 #right(){(76:眠い人 ◆gQikaJHtf2)} **極寒地で歩兵が腰に付けている水筒はどうしているのですか? >水は八分に入れて揺らして凍らないようにするそうですが、常に動き回るわけではないし、 >動いていても八甲田山行軍の弘前連隊の水筒も凍ってしまったとか。 二重構造になっていて凍らないようになっている寒冷地用水筒は米軍装備にあるよ。 #right(){(76:615)} **戦争で降参するときみんな白旗揚げるけど、誰がいつ何処で決めたんですか? 17世紀頃ヨーロッパの戦時国際法(慣習的なもの)で成立 #right(){(77:392)} **米海兵隊、米陸軍で使っている軍用双眼鏡TASCO 327MRってどうなんでしょう? >性能等々、誰か詳しい人いますでしょうか? 軍用の双眼鏡を買おうかと思ってるんですが、他にお勧め等ありますね? なぜ”軍用”双眼鏡がほしいのですか? 正直、ニコンあたりのほうが よほど性能いいのじゃないかと思いますが... っていうかあなたのいう「性能」とはどういう点でしょうか? #right(){(78:111)} 一般的双眼鏡としては、かなり大きく、重いです。 なんと言っても価格が高いのが難点。 まあ、ミルスケールが読めるのなら悪くはないのですが、 山などに持って行くのならコンパクトタイプ(M33など) の方が実用的でしょう。 いわゆる軍用ではありませんが、オフショアーシリーズは コンパスが内蔵されていて、なかなか便利です。ミルスケールも 付いています。 ところが、実際使うとなるとミルスケールを用いて 距離を計測する機会というのは少なく、 視界のじゃまというのが正直なところ。 完全防水タイプの双眼鏡は他にもいろいろありますよ。 タスコやニコンなどのメーカーなら性能的に不満は出ないでしょう。 防水機能、あとは倍率で決めて大丈夫だと思います。 #right(){(78:121)} **歩兵が体につけている水筒に関して質問です。 >1 水筒は水がゆれて音が出ないように満タンにしておかなければならない。 >2 寒冷地においては水が凍らないように水筒に八文目まで水を入れ揺らす > >この二つを聞いた事があります。 >1の場合、のどが渇いて水を何口か飲んだら水筒が音を立てるようになり >ますが、水筒に水を補給できない場合はどうするのでしょうか。一度に水筒 >全部飲むとは思えないし。 > >2の場合、やはり音が出ますが、隠密行動をとる場合どうするのでしょうか。 >寒冷地でも水は必需ですので持っていかないわけにはいきませんし。 水筒の音はたいした音じゃありません。むしろ、装備の金属類の擦れる音の方が厄介です。 どうしても満タンにしてかつ凍結を防ぎたければ、少量の塩を混ぜます。 #right(){(79:823)} **アメリカの映画(政府関係の)で硫黄島で星条旗を建てる銅像を良く見るんですがアメリカのどこにあるんですか? ヴァージニア州アーリントン国立共同墓地に海兵隊記念碑としてある #right(){(79:846)} **日本の場合、国旗(日の丸)と軍旗?(旭日旗でしたか、朝日の旗みたいなの)が異なりますが、世界的に珍しいのでしょうか。 全然珍しくないです。 現在「世界の艦船」で各国の軍艦旗の紹介が連載されています。 立ち読みでもいいですから目を通してみてください。 #right(){(80:240)} **トリチウム入りの時計やコンパスは健康に良くないですか? 基本的にケースが破損しない限り被爆量は極めて少なく問題ないとのことです。 #right(){(81:25)} **積雪地で歩兵がスキーを使う事がありますが、そのスキーは戦闘が始まったら、あるいは始まる前にどうするのでしょうか? Finlandのスキー連隊は、スキーを履いたまま射撃とかをこなしていましたね。 #right(){(83:眠い人 ◆ikaJHtf2)} 私フィンランド軍の簡単な教本持っているんですが その射撃図を見るとスキー板つけたまま伏せて射撃しています。 #right(){(83:563)} スキーに毛皮のカバーを被せる。 そうすると射撃しても反動でひっくりかえらない。 #right(){(83:599)} **軍用無線機について、素朴な質問させてください。 >司令部から部隊に、緊急に連絡を取りたい時ってどうするのですか? >特殊部隊なんかで敵地に何日も潜伏する場合、電源つけっぱなしにしてたらバッテリーすぐなくなっちゃいませんか? 現代でも長距離用の通信機は背中に背負ってる。 #right(){(90:65)} 軍事小説の名作”チームヤンキー 出動せよ”のはじめの方で 副長が無線封止が順守されているかの監視を兼ねて無線機のかたわらにいる 描写が出てきます。従って常に電源はONにして特定の周波数をモニターしている わけです。 チームヤンキーは戦車中隊(1個小隊欠)+機械化歩兵1個小隊+ 火力支援車両1両からなる戦闘団で熱戦を繰り広げることになります。 #right(){(90:67)} 特殊部隊はさすがにつけっぱなしにはしないでしょうね 送受信自体なるべく行わないでしょうし #right(){(90:69)} 状況によって違うんでないかい? 交戦中に指令が届かないと困りそうだ それに交戦している時間って結構短いし ちゃんと答えになってなくてスマソ #right(){(90:76)} 電源に関して。 長距離行動が予測される場合は、クランク式の手動発電機を携帯します。 #right(){(90:78)} **スターリングラード市包囲網のパウスルと外部のマインシュタインがテレタイプなるもので会話をしていたと言う事ですが、これはどんなものですか? テレタイプは電動タイプライターの入力と出力を電線で結んだものです。 簡素な仕組みながら、確実な情報伝達を行えるスグレモノです。(でした か今や) #right(){(90:529)} テレタイプは1920年代から使われていたようです。 ファクシミリが一般化した1980年代半ば頃も、結構使われていたようですね。 #right(){(90:530)} **建機のミリタリー仕様ってあるんですか? 軍隊には工兵隊(自衛隊では施設科)というものがあり、土木工事を担当します。 専用の器材も保有していますが、一般土木機に関しては民生用を転用することもあります。 #right(){(91:283)} **WW2時のパイロットのサングラスの普及率はどのくらいでしょうか? 70年代に発行されたモノマガジンのサングラス特集では米軍パイロットの 官給品にはサングラスが含まれていたという記述がありますが、事実なのか どうかは判断できかねます 私が持っている米軍大戦機の写真集にはサングラスをかけたパイロットが けっこう映ってますけど #right(){(92:151)} 一寸何処で見た写真か思い出せないのですが日本海軍のパイロットが色眼鏡を 掛けて愛機とともに写っているのを見たことがあります 色眼鏡自体は大正頃に日本にも入ってきたと記憶しているので私物として持っていた パイロットも稀にいたのかもしれません #right(){(92:152)} 米軍機のガラス製品はほとんどボシュロム社が製造していて、大戦中にサングラスはタダで配ってたそうですが。 #right(){(92:201)} 日本軍も夜間防空部隊のパイロットや夜間見張り員に、 夜目を鍛える目的でサングラスを支給していたと記憶する。 日本軍の写真でサングラスが登場したら ほぼ官給品と見て間違いないと思われ #right(){(92:358)} **兵士の過剰装備による重量負担をへらそうというのが現在大きな注目を集めているそうですが、 >現在、特殊部隊ではない、平均的な機械化歩兵小隊の兵士、つまりブラッドレーの下車班のライフルマンの装備などについて、 >たとえばM16とSS109クリップいくつ、ハンドグレネード、水筒、ボディアーマー、 >などの標準的な装備についての規定(つまり小銃弾はいくつ携帯するのか、 >ハンドグレネードやグレネードランチャーはどのぐらいもつべきかについての規定というか、 >標準的な教本での指導)について詳しく述べたページというか、解説してあるページをどなたかご存じないですか。 ブラッドレーの下車班でないのですが、FOOTMARCHがそれに該当するかもしれません。 またTOEなどで調べてもある程度のっているページがあると思います。 FMでなくその他の資料を当らないと該当するものは見当たらないと思います。 #right(){(92:284)} なんかそれらしい教則本の一部らしき文書みつけた。91年制定の行軍訓練 での規定装備らしい。 COMBAT LOAD: Fighting Load-- Helmet, ballistic = 3.4 lbs. Pistol belt, suspenders, and first aid pounch = 1.6 lbs. Canteen, 1 quart, and cover with water (2 each) = 5.6 lbs. Case, small arms (2 each) = 1.8 lbs. Bayonet, with scabbard = 1.3 lbs. Protective mask w/decontamination kit = 3.0 lbs. Rifle, M16A2 w. 30 rds 5.56mm in magazine = 8.8 lbs. Magazines (6) with 180 rounds 5.56mm = 5.4 lbs. Grenade, Fragmentation (4) = 4.0 lbs. TOTAL FIGHTING LOAD = 34.9 LBS.(15.8446kg) Approach March Load: ALICE, medium with frame = 6.3 lbs. Rations, MRE (2 each) = 2.6 lbs. Canteen, 2-quart and cover with water = 2.6 lbs. Toilet articles = 2.0 lbs. Towel = 0.2 lbs Bag, waterproof = 0.8 lbs. E-tool with carrier: 2.5 lbs. Poncho, nylon = 1.3 lbs. Liner, poncho = 1.6 lbs. TOTAL APPROACH MARCH LOAD = 22.1 LBS.(10.0334kg) TOTAL COMBAT LOAD = 57 LBS.(25.878kg) 以外なのは、規定の装備の中にボディアーマーが含まれていないこと、拳銃が 入っていること。今ならボディアーマーは必須じゃなかろうか。それから一般の兵士の 装備に拳銃が必要なのか、どうか。あとSS109のクリップ数が7つで計210発というのは、 多いのか少ないのか(もっぱらセミオートで撃つのだからこのぐらいでちょうどいい、ということなのか。) それと、水筒と水が以外に重い、というのは気がつかなかった。 #right(){(92:302-303,305)} **ドッグタグのチェーンがチタン製のありますか? 正式装備品には無いです。 タグのチェーンは最終的に引きちぎったりするので余り強くしません #right(){(93:85)} **旧日本海軍の機密文書には海に沈むよう鉛が使われている、と元海軍中尉のお爺さんに聞いたけどどの部分に使われているか教えて下さい紙は普通の物です 鉛でできた重い筒に入れられていました #right(){(93:586)} **ゲートルって何のために巻くのでしょうか? ブーツの代わりとでも思ってくれ。 #right(){(94:458)} 足首からすねの保護、ズボンの裾の保護、動きやすさなどの他、 疲労軽減の効果があるそうです>ゲートル スポーツ時のテーピングと似ているかな? 自衛隊発足間もない時はゲートルを使用した時期もありましたが、 現在は使われていません。 #right(){(94:459)} 蒸れにくいし、編んである靴下と違って引っかかりにくいし、 濡れても裾と違ってまといつきにくいなど、高温多湿のところで利点がありますね。 しかも安いからいかにも戦前日本向き。 #right(){(94:461)} **昔の海軍などで、、海水用の専用石鹸なるものが開発され使用されていたということですがどのような物なのでしょうか? 全然答えになって無くて申し訳ないんですけど、 空母の整備員などは油で汚れた作業服を航空ガソリンで洗ってた そうです。 無論禁じられた行為だったんですが、汚れ落ちは最高だったそうです。 #right(){(94:637)} 合成洗剤って奴じゃない? ミセルを形成して汚れを除去する訳だな。 ほいで、石鹸ってのは、高級脂肪酸、あるいはその混合物のナトリウム塩からなるアニオン界面活性剤なのさ。 その水溶液は弱アルカリってんだからpH10くらいか。 だた、硬水とか海水とか、pHが7から外れた環境だとかだと中和したりして界面活性剤自体が化学変化を起こすってな困った事がおこる罠。 ほいで、それを解決しているのが合成洗剤で、まぁ、トリポリリン酸ナトリウムなんかをbuilderとして付与するなんてな、教科書でもでるわな。 とはいえ、今なら無リン洗剤が好まれるから微粉化したゼオライト(沸石)なんか混ぜているかもしれん。 つか、一種類じゃないから何がどうだかまでは具体的には言えないのは申し訳ない。 >海水用石鹸という物は現在では使われていないのでしょうか? 温泉行った事あるかいな?南伊豆とか行くとな、海水温めて作った温泉なんかある。 まぁ普通に海水浴場のシャワーとかでも海水用石鹸なんて売っているから、 ちょっとでかいDIYショップ行ったら絶対あるとおもうぞ。 #right(){(94:644)} **「ステルス戦闘機(多分F-117の事だと思うんですが)には釣り道具が装備されている」というのは本当ですか? >本当だとしたら、何故釣り道具を装備してるんですか? 自活するためのサバイバルキットに含まれる物です。 #right(){(95:804)} 戦闘機に装備されているのではなく、パイロットが携行している #right(){(95:809)} **特攻隊員がかぶっているメガネつきの帽子は何か名前がついているのですか? 飛行帽な。 #right(){(96:429)} **空挺降下時に主傘をあきらめて予備傘を開く場合、主傘は何らかの方法で体から切り離すのでしょうか? 切り離すための装置がついています。 切り離した後、絡まないよう一定時間降下した後、予備傘を開くと聞いたことがあります。 #right(){(97:剣恒光 ◆YR1Hskt.M.)} **日の丸以外に、左上に太陽のモチーフ、そこから太陽光線が出るようになってる旗があるんです。 >あれはなんという名前なんですか? >それとその旗が朝日新聞の旗に似てるのは偶然なんでしょうか? 旭日旗(きょくじつき)と言う。 海軍旗とも言う。今でも海上自衛隊の旗である。 似ているには偶然だと思われ。 #right(){(98:447)} 旭日旗。割と昔から用いられていた意匠で、 特に軍事ネタというわけではありません。 そういうわけですので、朝日新聞の社旗に似てるのは もちろん偶然です。 #right(){(98:458)} 陸軍国旗(日布、紅日光線章)は、明治3年5月15日制定です。 海軍旗(旭日旗)は、明治22年(1889年)10月7日公布の海軍旗章条例で制定されました。 朝日新聞のも同じと言えば同じですが、陸軍国旗の方が早いので、そちらのモチーフを 採用したものと考えられます。 #right(){(98:眠い人 ◆gQikaJHtf2)} **第二時大戦時 パラシュート無しで飛び降りて助かった兵隊がいたって本当ですか 例外的事例としてなら実に数多くのパラシュート無し降下 または未開傘降下の生還例がある 今でも2,3年に1回ぐらいは「奇跡の生還」として報道されてるよ 「世界丸見え」なんかで何度も何度も再現ビデオを流しているし #right(){(98:692)} **アメリカ兵が死んだときにつける、楕円形のものの名前って何って言うんですか? 認識票(Dog tag)のことを言っているのでしょうか? 銀色の首から下げるやつです。 これは死んだ時に付けるのではなく、普段から付けておいて、 死んだ時に誰だかわかるようにするためです。 #right(){(100:776)} 通称ドッグ・タッグ(犬の鑑札)とも呼ばれる認識票。 認識票には氏名、認識番号、血液型、宗教(プロテスタントならP、ユダヤならJ、仏教ならBなど)が刻印されている。 二枚一組になっており、前線等で着用者が死亡しその場に埋葬しなければならない場合、 一枚を死者の口腔中に入れもう一枚を指揮官が持って帰る。 これによって後日回収にきた場合でも、白骨化していてもそれが誰かが識別できる。 通常は二枚をチェーンに通して首から下げるが、擦れ合って音がしないようにゴム製のライナーをはめる場合が多い。 #right(){(100:780)} 宗教欄に“ユダヤ”とあったら、捕虜になった時になぶり殺しに遭う…かもしれないという懸念から、 先のイラク戦争で同項目はなくなってます。 #right(){(100:イスラエル国防相 ◆3RWR.afkME)} **バックでアリスバック・キャメルバックなどはどういう時に使うものなのでしょうか? キャメルバックは米CAMELBAK社の商標で、日本では背負い式水袋全般を指す一般語となってます。 元々は80年代後半に米軍が行った新型水筒開発から派生したもので、ガスマスク着用時 用の「密閉水筒+口元に延びるチューブ」が原型になっています。 自転車等のクロスカントリー競技などでも使われています。 #right(){(101:613)} **中田商店は米軍などの装備品で実物新品って売ってますか? 勉強するしかないねえ 鑑定書が付く訳じゃないんでな #right(){(102:230)} 軍装スレできけば識別ポイントと、本物だったと名無しさんが主張する物を 買った店を教えてくれるよ あとは自己責任 #right(){(102:231)} **軍隊ラッパの二巻、三巻ってなんのことですか? 信号らっぱの事 (かなり)昔は真っ直ぐ、一巻きと変遷し、 2巻きや3巻きが現在主流。 陸自で現在採用されているのは3巻きだけど、 2巻き使用者もいる。 理由は高い音色が出て綺麗に聞こえるし、吹きやすいかららしい。 言い忘れてた、以前は2巻きが主流だったけど、 音の伝導の関係で、3巻きになったとか。 #right(){(102:682-683)} **日本軍では基本的に将校以下はゲートルだったはずだと思いますが何故なんでしょうか? 部隊によって微妙に違いますが、長靴は下士官以上(下士官は半長靴も)、 それ以下はゲートルです。 #right(){(102:511)} **東部戦線の写真で、WWIIのソ連兵士が肩から斜めに(駅伝のタスキのように)、毛布のようなモノを掛けてるのを見かけるんですが >あれは何でしょうか? 数日分の食糧をくるんでる。 布は夜間の防寒に使う。 んで、補給の回数を減らす。 #right(){(106:204)} **アメリカ陸軍歩兵装備のアリスパックって何の略なの? A      L       I      C     E All Purpos Lightweight Individual Carrying Equipment #right(){(106:630)} **WWⅡのドイツで、国民突撃隊が付けている腕章にはどんな文句が書かれていたのでしょうか? "DEUTSCHER VOLKSSTURM WEHRMACHT" 「ドイツ国民突撃部隊」だと思われ。 #right(){(108:眠い人 ◆gQikaJHtf2)} **旧陸軍で連隊旗は歩兵連隊と騎兵連隊だけにしか与えられ無かったと聞きました。 >そうすると砲兵連隊や工兵連隊は連隊旗をもらえないということになりますが、 >なぜ、歩兵・騎兵だけに連隊旗があり他の兵科には連隊旗がないのでしょうか? 明治7年(1874)に陸軍歩騎砲工兵連隊軍旗、歩兵大隊旗、歩兵嚮導旗が制定されていますよ。 #right(){(110:眠い人 ◆gQikaJHtf2)} **軍人手帳(軍隊手帳)は現在貴重なものになってしまったのでしょうか? 実物は程度によるが数千円~数万円、複製品は1000円程度で入手可。 #right(){(111:13)} **ネイビーシールズはルミノックスというメーカーの腕時計を着けているそうですが、他の軍隊はどんな時計をしているのですか? SEALS全員はがルミノックスをつけてるわけでもありませんが。 それはさておき、自国産業の保護目的で自国製の時計を 採用している場合もありますが、各国各人バラバラです。 ステータスが高い場合は高級なブランド時計を つけている例が多々見られますし、Gショックをつけた 兵士は自衛隊、米軍の報道写真でよく見られます。 事例が多すぎて、簡単に「こんなものをつけている」と回答できないのです。 あとは該当スレでも見て参考にしてください。 ☆銃と時計は良き伴侶・軍用時計スレ☆ http://hobby3.2ch.net/test/read.cgi/army/1053573047/ #right(){(111:592)} **米国などではドッグタグをよく見かけますが、旧日本軍はそれに似たようなものを用いていたのでしょうか? 軍人手帳 #right(){(111:455)} 認識票(部隊番号と個人番号が刻印された真鍮のタグ。成田山のお守りくらいの 大きさだったとか)が配布され、それを被服に縫いつけることになっていた。 ただし、末期はそれどころじゃなくなってしまい、支給されなかった兵士も多かった。 #right(){(111:457)} **陸自の野外炊具1・2号で調理できるメニューってどんなのがあるんですか? 1号は焼き物がNGでしたが、1号(改)では焼き物もOKになりましたので、炊飯から汁物、 焼、炒、煮、揚げ物を調理することが可能です。 2号についても、献立のレパートリーについては1号(改)に準じているようです。 流石に、どんなメニューが多いかまでは存じませんが・・・ ただ、カツカレーを調理するのはかなり大変とのことです。 (揚げ物と煮物を同時進行で調理しなければならないため) #right(){(111:ちゃぎ ◆fSfdiYoeFc)} **軍装店で売っている弾薬箱ですが、一回きりの使用で処分してしまうのでしょうか? 軍装店にあるということはアーモ缶のことだと思いますが あれは納入ではなく軍で運搬のために使うものです。 弾薬メーカーがあの箱に入れて軍に収めるためのものではありません。 #right(){(112:298)} **陸上自衛隊の自衛隊旗って、普通の旭日旗より赤い線が太くて少ないようですが、戦前からのものでしょうか? 不完全なレスなので補完よろ。 よく目にする連隊旗と軍艦旗は十六条、自衛隊旗は八条なので別物。 ただし海軍には「将旗」という八条の旗があった(但し自衛隊旗とは紅白の配置が逆)。 問題は旧陸軍で八条の旗を使ったかがわかれば解答完了なのだが、そこを補完よろ。 #right(){(112:鷂 ◆Kr61cmWkkQ)} 軍艦旗は16条で中心は左にずれる、昔とおんなじ。 自衛隊の連隊旗は8条でまんなか。 旧陸軍は16条でまんなか。 #right(){(112:ふみ)} **第二次大戦中の日本軍の部隊間、戦艦同士などの連絡手段について教えてください http://www.yokohamaradiomuseum.com/tenjitop.html #right(){(113:885)}※リンク修正 **軍手の軍って軍事とかに関係ありますか? 旧軍の軍用手袋(作業用手袋)を略して軍手といいます #right(){(115:883)} 江戸末期からの起源です。 #right(){(115:884)} **仙台第二師団若松第二十九連隊を少年時代に見た方によると、将校の一人が持っていた軍旗は房だけだったそうです >この房だけの軍旗は有名なのでしょうか? 明治創設の歩兵連隊・騎兵連隊は、連隊旗が房だけになってるのがデフォ。 連隊旗は最初に下賜されたものをずっと使い続けるから、古豪連隊のはたいていボロボロになってる。 #right(){(116:722)} **キャンティーンの代わりにキャメルバッグが使われ始めてるみたいですが、体を覆う面積が広いから被弾率高くないのかな? 代わりっつーか、あれは行動中でも容易に水分補給出来るようにするためのシステムでしょ。 今でも、腰周りに1qtのキャンティーンつけてるから、 全部キャメルバック式に代替してる訳じゃないし。 #right(){(116:827)} キャメルバックはかなり丈夫で、破れるくらいに物に引っ掛けると、固定のベルトちぎれます(ホースはそれほど強くない) 最大の欠点は転げまわったときに、飲み口から水漏れすること インドアだと、遮蔽物に背中を押しつけた場合に漏れる可能性があります(上寄りに背負えばあまりないでしょうが) 行動中に周辺警戒をしながらも給水できるのがメリットですね 元々はバイクの耐久レースとに使われていたものです 登山用品店やオフロード主体のバイク用品店に行くと現物見れると思います #right(){(116:830)} **軍用無線機(歩兵用)は民間の無線機と比較してかなり大型ですがもっとコンパクトに作れないのですか? 軍事用の無線機は、以下のような理由で民間用よりも大きく重くなります。 1:長時間使用するのでバッテリーが大きい。 2:衝撃や悪環境に耐えねばならないので頑丈に作る。 3:通信距離が大きいので、出力も大きい。 実際、小隊や中隊間の近距離通信に使う無線機は、より小さいものです。 #right(){(121:33)} 米陸軍では、1個小隊につき一人の無線兵がいて、常に小隊長のそばに ひっついてる、という事になっております。 民生用との違いは、>>33氏の挙げている他に、最近のものでは デジタル無線だったり、暗号化装置がついてたり、とかく高級です。 壊れたときは……どうすんだろ? #right(){(121:34)}※デジタル無線や暗号化装置は米国以外でも使われています隣接小隊か中隊本部に、伝令を出すと言うのが無難な答えかな。 自衛隊の普通科中隊には中隊本部の中に通信班という物が有ります。 ここから予備機材を出すような感じになります。 持ってきて貰ったり、取りに行ったり、 臨機な処置を取るので、答えはいくつも有るんじゃないかな。 (陸)自衛隊の車載無線機級は、ワザと出力を抑えてます。 携帯無線機もそうかな? 携帯無線機でも電波状況がよければ東富士から北海道に届いた事が有ったので、びっくり。 #right(){(121:37)} 携帯電話を使う (冗談ではなく、湾岸戦争の時に無線の壊れた指揮官が 報道陣の持っていた衛星携帯を徴発して連絡に使用した。 以後、どこの国の部隊も必ず携帯電話を持たせるようになった) #right(){(121:54)} 大型である理由 >33>34に加え、点検・部品交換の容易性。民間無線機器に比較し、更新時期が遅いため旧式大型である部分も一応皆無ではない。 故障時の対処 伝令、予備無線機の使用、重要度の低い無線機の転用等。 予備手段は準備するのが当然。 携帯電話は施設への依存度が高く、野戦部隊の通信として不適。衛星携帯はコスト及び他所通信の点で不利。 無線機の割り当て 部隊の特性により違う。中隊で1つ程度の部隊から、2名程度の組で持つところもある。 なお>37後半、出力を押さえているのは万国共通。電力消費等、機材の問題だけでなく電子戦上の理由。 携帯無線機で北海道に通じたことについて興味が有れば、電離層反射について確認すること。無線板の方が詳しいのでそちらに行くのも可。 >36>54は事実だが、断片的な情報資料であって、全体の理解には不適 #right(){(121:57)} **現代の兵士はトイレットペーパーみたいなの携行しているのですか? >イラクの米兵など、基地にいる時はいいだろうけど戦闘やパトロール中にしたくなったらどうするんでしょう? 一応レーション(軍用携行食)のパックにはティシュペーパーが一緒に入ってるのが一般的。 駐屯地や基地の外に出て活動中の時は、携行スコップで穴を掘って埋めろ、と教育される。 米軍の場合最近はレーションの食物組成を工夫して、なるべく排便の回数が少なくなるように工夫しているそうだ。 MREの紹介。 http://www.special-warfare.net/data_base/310_field_gear/ration_01.html #right(){(初心者スレ471)} **トランシーバーのような携帯無線機はいつごろ実用化され、軍や警察に導入されたのでしょうか? 1930年代初期に、米のパトロールカーにAM通信機が装備されていますが、これは受信専用でした。 1950年代初期から米のパトロールカーにはFMの両方向無線通信機が装備され始め、同時に 携帯できる無線機の使用も始まっています。 軍の可搬無線機については、米の場合、本格的な使用は第二次大戦に入ってからです。 下記サイトに詳しいのでご参照ください。 http://www.nj7p.org/history/portable.html 携帯通信機SCR-536「ハンディ・トーキー」が最初の軍用トランシーバー http://en.wikipedia.org/wiki/SCR-536 これ以前に背負い式の可搬通信機(「ウォーキー・トーキー」は本来これのこと)が発明されている。 http://en.wikipedia.org/wiki/Walkie-talkie#History #right(){(初心者スレ471)} **映画ブラックホークダウンの通信機について >ウォーキートーキーってトランシーバーみたいなものですよね? >しかしマクナイト中佐はそれを使って、C2ヘリや本部のガリソン少将と通信している描写がありますが >ウォーキートーキーでそのくらいの距離で通信できるものなのでしょうか? >もしできるとすればムーア上等兵の背負っていたような大きな通信機はいらないようにおもえるのですが 司令部から命令を受けたり他の部隊と交信したりする長・中距離用無線機と 隊員同士が相互の交信に使用する短距離無線機は使い分けるのが普通。 個人間のトランシーバーは状況によってはわずか数百メートルしか通じない場合もあり、 出力の大きな無線機で部隊間の通信網を構築し、それをトランシーバーで補完するわけです。 #right(){(522:名無し軍曹 ◆Sgt/Z4fqbE)} **日本軍の装備で足にくるくる巻いてる布みたいな奴ってなんか意味があるんでしょうか? >名称とかはあるんでしょうか 教えて下さい ゲートル 行軍時の足の保護むくみ予防などの為の物、別に軍だけの装備ではない、 きゃはんなど昔からある旅支度のひとつ。 #right(){(480:508)} **護身用に電気式のスタンガンでも持ち歩けと言われているんだけど 実際問題としてあんなの役に立つのでしょうか スタンガンは素人さんの持つものじゃないよ。 ちょっと触れただけで相手が気絶してくれるのは駄漫画やTVの中だけ。 気絶させるには高出力のやつを、相手を完全にホールドした状態で数秒間 押しつけて(できれば肌の露出した首筋など)おかなくちゃならない。 素人さんが持っても、熊を散弾で撃つようなもの。相手を怒らせるだけ。 #right(){(1:316)} **戦場で兵士が家族のボロ写真を取り出す・・・なんてことは映画のお約束ですが、実際の軍隊でも兵士が私物を携帯する事は認められているのでしょうか? 写真や手紙程度なら、保全上の必要がない限り認められています。 この権利は捕虜にも適用され、勝手に取り上げてはいけません。 ちゅうか、長期間外部との接触を断たれるわけだから、家族からの手紙を遅滞なく届けたり、 嗜好品や娯楽用具を持ち込んでストレス発散させないと軍規が崩壊するよ。 旧日本軍ですら、戦地への郵便や慰問品の配送には力を注いでた #right(){(369:298)} **戦車のりとか飛行機パイロットとかが、喉に通信機みたいなものを巻いているのですが、なぜ口元につけないのですか? あれね、雑音を拾わないようにああなってるの。 たしか「咽頭マイク」とかいって、喉から直接声を拾うの。 似たようなのでは、頭蓋骨に音を振動の形で送り込むことによって、 大音量で聞いてても音が洩れない「骨伝導イヤホン」なんてのもあるでね。 #right{(498:733)} **軍事用双眼鏡で目標を見るだけで、そこまでの距離が表示される物ってあるんですか? >あるなら、一般人も買えるんですか? 軍事用としても使われてると思うけれど、普通に民生品として販売されてる。 主にゴルフ用としての需要が高いみたい。 http://www.hanshinco.com/lrf.html リンク先に「各国軍事産業への実績」とか書いてある。 #right{(514:620)} レーザーを使わないタイプのものもある。 これらは距離でなく「MIL(ミル)」のゲージで距離を測るもので、市販もされている。 1MILというのは、1mの大きさの物体が1km先にあるときに見える大きさ。 双眼鏡の目盛り1MILにピッタリのものがあったとして、その対象の大きさが 1mだと判明しているなら、その物体との距離は1Kmと計算できる。 狙撃銃や対戦車ロケットのスコープなどでは、対象が「標準的な人間の身長」とか 「標準的な装甲車両の全長」とかを前提にして、MILの代わりに距離を示しているものが あるけど、この手のは軍用以外に役立たないので、市販はされていない。 #right{(514:622)} **部隊玉砕のとき軍旗を奉焼するみたいなのですがどういった理由があるのでしょうか? 敵の手に渡さないため。 むかしから、軍旗は部隊の象徴であり、これを奪われるのは恥だから。 #right(){(俺初質スレ430:206)} **装備の中にあるナイフって主に何に使うものなんですか? ナイフはあらゆる作業に使える万能工具。 例えば茂みを切り払って道を作ったり、木を切って薪にしたり、 寝床を作ったり、獲物を解体したりすることができる。戦闘に使うだけじゃない。 サバイバル状況の中では、兵士は何があってもナイフだけは手放すなと叩き込まれる。 #right(){(344:200)} **先進国の一般的な(特殊部隊などではない)歩兵は無線機を全員に配布しているのですか? >それとも、分隊や小隊に通信兵が一人配置されてるような感じなのでしょうか? 有効範囲数百メートルぐらいしかない隊内無線機(トランシーバー)はもらえることがあるけど 遠くの部隊と交信するための無線機はでかくて重いので通信兵しか持ってません RMAに代表される戦場の情報化の進展しだいでは一人一台の時代もくるのかも なおガワを小さくすればいいのかと言えばそうでもなく ちゃんと周波数を管理しないと混信しまくるし ハードを解決しても情報の受け手が対応仕切れなければパンクするので 通信機だけ増やせばいいって物でもなく 戦場の情報化はその辺を含めて解決しないといけない 現状、兵卒は分隊員や下士官と交信すれば十分だよねって事で 隊内無線がもらえる事があるしもらえないこともある #right(){(571:モッティ ◆uSDglizB3o)} **寒いところで銃を使う時に手袋が邪魔になったりしないんですか? >太い指と手袋の太さだとトリガーガードいっぱいになってしまって引き金が引けちゃう気がするんですが 防寒専用の手袋には、射撃用にできた薄手の6本目の指袋がある。 ちなみに陸自の防寒用大手袋はミトンタイプで、右人差し指用の袋がでてる。 #right(){(341:641)} 独ソ戦の際、ドイツ軍は手袋に小枝を付けたり手袋に切り込みいれて 中から小枝を突き出したりしてそれで引き金を引いてた。 朝鮮戦争の時、アメリカ軍は防寒手袋がミトン型だったために 銃の引き金が引けずに難渋した。 みんな革手袋をはめた上に指が出せるように切り込み入れた 防寒ミトンをはめたが、指を凍傷で失う兵士が続出した。 今は大概人差し指だけが別れた3つ指の防寒ミトンが使われ、 銃のトリガーガードもそういう時のために外せるようになっている。 5本指が分かれてる必要がある時は、革手袋と軍手の重ねはめで 何とかする。 #right(){(619:38)} **ランド・ウォーリア計画で搭載しようとしている、電子機器の操作は何処で行なうのでしょうか? >コントローラーの様な物があるんですかね? ブラックベリーのような端末を介してFCSを操作する方式や 火器本体にインターフェイスを配置する方式が考えられて居ます。 参考 http://www.f5.dion.ne.jp/~mirage/hypams06/w_1.html #right(){(575:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s*加筆)} **ゲートルの利点と欠点及びWW2後に各国の軍隊で使われなくなった理由を教えて下さい。 ゲートル着用の主な目的はふくらはぎを締め付けて長時間の徒歩行軍時に脚のむくみを防ぐこと。 第二次大戦後は歩兵の自動車化が進んでそこまでする必要がなくなった。 利点はコストがかからないこと、包帯代わりに使えることなど。欠点は装着がめんどくさく時間がかかること。 米軍などはレギンス(スパッツ型の半脚絆)に移行したし、戦後は編上げ式の軍用ブーツが主流になったので、廃れた。 #right(){(592:32,33)} **陸自では高性能照準機や赤外線スコープなどを使用しているようですがサーモグラフィー的なものは、配備されているのでしょうか? サーモグラフィーは高価であり、冷却装置や冷却用電源が必要なことが多い。 感度の高いマイクロチャンネル増幅では表示プレートの発光素子に波長特性がないので、 カラーにしても意味がない。(擬似)カラーにこだわると絶対的な感度で劣る。 表示装置の重量、体積、消費電力も増える。ほとんどの軍事用途では擬似カラーにする必要がない。 このためサーモグラフィーは特別な偵察用途にしか使いません。 #right(){(322:598)} **現代の四角いタイプのパラシュートなら編隊が分散せずに着地可能なの? 現在でも大規模な空挺降下では丸いタイプも依然として使われていますし、 四角い操縦性の高いタイプも別に編隊組んだり揃った状態で 綺麗に着地できるわけじゃなかったりしますし、 丸いタイプよりはというだけで、結局風の影響は受けてます また、降下時に兵士それぞれがぶつかる危険性があるので、お互い安全距離をとって 降下~着地を行うために、一人当たりの面積をとるので 結局大規模部隊ではそれなりの範囲に拡散して着地する事は変わりがありません そりゃあ、昔の空挺降下よりは離れすぎて行方不明とか合流しそこないとかは減ってますが… 自衛隊の展示訓練における空挺降下では四角いタイプを使用しており、 これは降下人数が少数で、降下の拡散範囲も狭いだけです 「現代の空挺降下は拡散しない」という類のレスを付けている人は、おそらくそういう展示の例だけを見て 思い違いをなさっているのだと思われます #right(){(616:316)} **自衛官は、勤務中サングラス着用はおkですか? 陸の場合、部隊長の許可がいる。車両を操縦するとき、スキー訓練の時など一時的な使用については、口頭で足りる。 最近では、ゲリコマ訓練で統制して着用する部隊もある。 派手な腕時計やリング、メガネは服務規則で禁じられているし、 営門の歩哨は駐屯地の看板だと教育されて、頭髪や制服のプレスはもちろん 態度まで厳しく指導されるのが陸のデフォ めったに見られない光景を見た、というところでしょうか。 #right(){(自衛隊板初質スレ82:陸自某 ◆JEGWE3PaU.)} **サスペンダーを防弾チョッキの上に付ける場合と、下に付ける場合を比較した場合の長所短所は何でしょうか? サスペンダーをチョッキの上につけた場合 ・がさがさして固定されない 下につけた場合 ・チョッキの間に挟まって痛い ← サスペンダーを伸ばすことで解決 チョッキに装備をつけた場合 ・チョッキを基本的に脱げなくなる ・脱落防止が面倒 ・取り出し動作に腕を上まで上げるのがきつい ・椅子に座ってからもたれると痛い #right(){(自衛隊板初質スレ109:208)} **バンダナ(ランボーやスネークみたいな)は、実用面での利点はあるんでしょうか? 鉄帽の下にしてる人もいます。汗をとるためです。 また車両走行時の砂埃を吸わないようにバンダナ等で口を覆ってる人もいます。 #right(){(自衛隊板初質スレ81:213)} **旧ソ連や、中国、北朝鮮など、社会主義の軍人のお偉いさんの胸にジャラジャラついている勲章はどういう基準でもらえるのですか? 複数授与されて位が低い勲章も着用するからジャラジャラになっちゃう。 普通の国では最高位の勲章だけ着用すれば良い。 ソ連の場合はスターリン時代、特に大祖国戦争のときに一気に勲章の種類が増えたせいもある。 それ以前は赤旗勲章とかレーニン勲章くらいしか種類がなかったので、 1935年に最初に任命された五人の元帥がその時に撮影した記念写真で 付けてる勲章は意外なほど少ない。 #right(){(304:45,87)} **最前線の歩兵たちは耳栓装備済みなんですか? >耳栓の類いを付けてると命令が聞こえないような気がするのですが。 米陸軍では、完全にふさいでしまう耳栓ではなく、伝える音量をコントロールする耳栓などが 2002年から標準配布されています。なくしにくいように紐も付いてます。 http://www.armytimes.com/news/2009/09/army_ear_protection_090509w/ #right(){(654:364)} **白兵戦スコップ最強説は本当ですか あれは簡易な手斧に相当します 中世において、手斧は薪を取るなど日常生活に欠かせない道具であり、世界的にメジャーな武器でした。 ただ日本ではあまり人気がありませんでした。 ひらけた場所で槍に負け、近接戦で打刀に負け、組み付きで短刀に負けたから出ないかと思います。 現代の白兵戦では槍に相当する着剣小銃と短刀(銃剣)はあったのですが、 中間となる軍刀が限られた人しか持っていなかったのでスコップのニッチがあったのではないでしょうか。 そして人間はとっさに殴りつけるという動作を好む傾向があるためよく使われました。 スコップは手斧と同じように当たりさえすれば、殺傷力が高かったようです。 刺突に比べて傷が派手なのも印象に残る上で有利に働いたでしょう #right(){(俺初質スレ431:モッティ ◆uSDglizB3o)} **塹壕の中から敵を確認する屈折望遠鏡のような物は無いんでしょうか? 砲隊鏡の事かな? 弾着観測(修正)等で今でも使われてる筈ですよ。 自衛隊でも特科・普通科・戦車種当たりが持っているかと。 #right(){(101:20)} **無線の代わりに携帯電話が使われないのは何故ですか? 無線はダイレクトに端末同士が会話出来るが、ケータイは中継基地局が無いと通話出来ない。 一つは暗号化されていてそれは基地局でないと変換出来ない。 もう一つは機種によって出力方式が違うためその変換もする必要がある。 僅か数メートルの距離の人間と話すために膨大な施設と電波の迂回が必要。 戦場ではそれは非現実的。 #right(){(戦争板初質スレ5:326)} **ボディアーマーやバックパックにつけられたベルト状のものを何と呼びますか PALSテープとか、ウェビングとか #right(){(俺初質スレ30501:237)} **安全靴のブーツと軍用ブーツの差はなんでしょうか? 軍用ブーツの仕様は国によってマチマチだから一概には言えないが 靴底の耐久性を高めるためにリベットを仕込むことが多いかな #right(){(俺初質スレ30501:282)} 安全ブーツというのはうっかり重量物落としたり、台車に轢かれても 大丈夫なように、つま先に鉄板のガードが入ってる作業靴。 軍用ブーツってのは基本的にヘビーデューティ仕様のアウトドアブーツ。 あとロスコは米軍の納入メーカーなので、基本的には軍納入品に 準じたものを出してる。中国辺りの国外製造のローブランドが ウルトラフォース、米国内製造がミリタリーディビジョンといった 企業内ブランドがあるけどね。 #right(){(俺初質スレ30501:283)} **軍隊がはいてるような本格的なブーツって一般人にも手に入る物なんでしょうか? ブーツは国や組織によってマチマチだねえ。 以前、米海兵隊のゴアテックスブーツ履いていたけど、belleville(ベルヴィル)社の納入品だった。 支給品番号(コントラクトナンバー)がタンの部分に打刻されている事以外は同社の700STブーツと同じもの。 単に番号が打たれていないだけの同等品ならミリタリーショップで新品が買える。 ここ近年は砂漠向けのサンドイエロー色のやつ(belleville790相当品?)をよく見る。 米海兵隊は近年のものだとCORCORAN(コーコラン)とか他何社かで同仕様のブーツを納入していた筈。 #right(){(俺初質スレ30501:286)} **軍隊では戦術的に携帯電話を使用しているんでしょうか? 韓国軍では使ったぞ携帯 >韓国軍の幹部を含む兵士らが、訓練中に軍事用の無線装置を使わず、携帯電話で連絡を取り合っていたことが明らかになり、韓国内で波紋が広がっている。 >さまざまな技術が必要な無線より、携帯電話の方が簡単に使えて便利-というのが理由のようで、幹部が使う携帯は“軍フォン”と呼ばれる。 >当然、盗聴され放題で、作戦内容が敵に筒抜けになる可能性が指摘されるが、改善に向けた“本気度”は伝わってこない。(岡田敏彦) 作戦が常に国内で、しかも携帯が通じる地域とは限らないんだがなあ #right(){(俺初質スレ435:766)} それは昔の話で、2012年だか13年にスマホで「現在野外訓練で○○(伏字ではなく、実際の地名)now」とか 「わが部隊の隊長はこんな顔」と寝顔をSNSで公開したりする馬鹿将校、馬鹿兵士がいっぱい現れてさすがに 問題になり、14年初めに私物スマホ携帯一切合財禁止になってしまった 見つかると営倉送りになるらしい #right(){(俺初質スレ435:768)} 軍用無線機は、秘話装置がついていて、第3者が傍受しても内容がわからないようになっているものが多い 携帯やスマホの通信内容もデジタル化されてはいるが、その気になれば内容の解析は可能 (軍用の秘話装置も、手間をかければ解読することは出来るかもしれないが、難易度は一気に上がる) #right(){(俺初質スレ435:773)} *暗視装置 **ナイト・ビジョンってありますよね。いわゆる暗視スコープ。あれってどのくらい見えるもんですかね。 >例えば遮光カーテンで見た目には室内にいるかいないか分からない場合でも暗視スコープを使えば電気がついてるかどうかくらいはわかりますかね。 ナイトビジョン(スターライトスコープ)は微弱な光を増幅する装置なので、 完璧に光の無い状況では使えません。ご質問のシチュエーションだと 現行の暗視鏡なら充分視認できうると思います #right(){(9:441)} あえて補足しますと、完璧に遮光すれば光増幅装置(スターライトスコープ)ではさすがに見えなくなります (長時間露光写真に写らないものは見えない)。 引用されているサイトのものは光増幅装置のようですから、この場合中に人がいるかどうかわかりません。 **ソニーのビデオカメラの機能で「ナイトショット」はいわゆるパッシブ型赤外線暗視装置になるのでしょうか? ナイトショット機能では赤外線ライトを照らして撮影します。 つまり、アクティブ式暗視装置ということです。 #right(){(9:611)} しかし、赤外画像式のナイトビジョンであれば、中に人がいることによる室温上昇を 遮光カーテンからの赤外輻射増加として感知することができます。つまり、人が いる部屋のカーテンだけ、他より明るく見えるわけです。 #right(){(9:system)} **現在米軍兵士などが目に付けている暗視装置もパッシブ赤外線方式なのでしょうか? いえ、そこまではまだ普及していません。開発段階はとっくに赤外が主流に なっていますが、実際に配備されているのはほとんどが第3世代の光増幅装置です。 赤外ゴグルが歩兵レベルで実用になるには、室温で作動する赤外センサー が必要であり、車両や航空機に比べて実戦配備は遅れています。 #right(){(12:388)} **歩兵などが使用するゴーグル型の暗視装置でパッシブ赤外線方式になっているものは存在するのでしょうか? >歩兵用のゴーグル型の夜間暗視装置は光増幅式かアクティブ赤外線方式のものだけなのでしょうか? 歩兵用の暗視装置は、いまではアクティブ赤外はほとんどないと思います。 光増幅式もパッシブ赤外に座を譲りつつあり、このため歩兵の迷彩も赤外に配慮したものが普及してきています。 強いていえば、赤外の照準用レーザーポインターがアクティブ赤外と言えるでしょうか。 #right(){(12:383)} **スターライトスコープ装備した集団に追われた人物が発光弾とかで相手の目をくらませるなんてシーンがあるけどあれって本当? 80年代以降のスターライトスコープは、全て光量急増対策が 施されています あれは60年代のベトナム戦争からその後しばらくの間だけの話です #right(){(28:479)} **赤外線スコープの画像がモノクロなのは何故なんですか? 単純に、 人間が色として認識出来ない赤外ライトで照らして見てるわけだから モノクロなんじゃないの? #right(){(58:195)} 赤外画像 赤外線にも可視光同様、近赤外から遠赤外までのスペクトルがあり、それを 波長ごとに可視光の色に割りふって疑似カラー表現することは可能ですし、 目的によっては行われています。つまり、軍用赤外のモノクロ画像は、カラー 撮影できるのに白黒写真を撮っているようなものです。理由は二つ。一つは 多波長の赤外線を受光、分離する機器はどうしても高価で重量も体積も大きくなります。 また、フィルムのカラー、白黒同様、全光エネルギーを波長フィルターなしで ひとつの受光素子で受けることが出来る白黒の方が感度が高いのです。軍用の場合、 赤外波長を分離して表示できるメリットよりも、感度、重量、体積、価格などのメリットの方が 優先されるので、モノクロ受光、表示となっているわけです。 従って、今後赤外カモフラージュなどが進歩してモノクロでは識別困難な ケースが増えてきた場合、また技術進歩によって多波長センサーが軽量化、低価格化された場合には 疑似カラー赤外画像も軍用に使用されるかも知れません。フルカラー(三色)よりも 二色表示(二波長センサー)あたりから始まるかな。 その場合、感度を要求される場合には、なんらかの方法で波長フィルター (あるいはそれに相当する装置)をキャンセルして高感度モノクロとして使用できる システムが付随しないと困ることもあるでしょう。 #right(){(58:203-204)} **WWII時のドイツ軍の赤外線暗視装置は、赤外線燈を備えているようですが、最新のものもそうなのでしょうか。 最近の暗視装置はパッシブ型で、赤外線を照射することによりその反射波を拾うアクティブ型と違い、 目標そのものが出す赤外線を捉えます (しかし、なんらかの赤外線を照射できるなら、パッシブ型も能力は上がります)。 最近の暗視装置について、小型の銃に取り付けるタイプであっても、 400m先の鹿がくっきりと見えるそうです。 サインドワインダーは生命体や焚き火程度の赤外線量は感知できないはずです。 #right(){(61:303)} アクティブ型の赤外線暗視装置でいちばん有名なのは74式戦車の砲塔についている箱 最近の赤外線センサはこちらから赤外線を出さないパッシブ型が主流。 #right(){(61:305)} 最新の赤外線暗視装置は、対象の発する赤外線を捕らえ映像化する もので目標に向かって赤外線を照射する必要はありません。 また、暗視装置には、微光増幅型のものもあり(いわゆるスターライトスコープ)こちらも広く使われています。 赤外線照射型は、使われていないわけではないですが、現在では旧式化したものといえます。 ミサイルなどに使われる赤外線追尾システムは、ある程度高温のもの の発する赤外線でないと追尾できないので、生命体のようなものを追尾する可能性は低いです。 ただし、焚き火や太陽を目標と誤認する可能性はあります。 ですから、ミサイルをかわすために、高熱発生体(フレアと呼ばれている)を投下する方法があります。 最新のミサイルには、最初に述べたような、目標の発生する赤外線を捕らえ映像化し、 目標の形態を識別して追尾するようなものが登場してきています。 #right(){(61:308)} **映画等で”暗視装置”の視界を表現すると大概モノグリーンの映像になっていますが本物もそう見えるのでしょうか? コンストラストが明瞭な割りに目に負担を与えないからと言われています。 人づてに聞いた話ですので、話半分に… #right(){(67:386)} 昔々のコンピュータの画面が黒地に緑色の文字だったのと同じ理由ですね。 #right(){(67:388)} 暗視装置には2種類あって、自前で光源を持っているもの(勿論可視光では無くて他の 帯域の電磁波を使います。多いのは赤外線でしょう)と、スターライトスコープといって 自然状態で僅かに存在する光(夜間だと月や星、太陽光の大気輻射とか、その他の 人工光源でも可)を電流に変えて増幅するタイプがあります。自分から光源を持つ必要が 無いので最近は後者のスターライトスコープの方が主流になっています。  当然ですがスターライトスコープ(以下パッシブ式と仮称)は完全に光学的な暗闇では 何も見えませんが、普通そんな空間は無いのでOK。また、自前で光源を持つもの (アクティブ式と仮称します)は敵が同等の暗視装置を持っていれば自分の光源がはっきり 見えてしまいます。  さて、アクティブ式の場合、元々の光が可視光では無いので「可視光帯域での色」の 情報は最初から手に入りません。ですのでモノクロにしかできません。パッシブ式も、従来 の方式では単純に光子の衝突を電流に変換するだけでしたので色の情報は失われて いました。しかし、同じ強度の光なら色によってエネルギーの高さが異なるのを利用して、 最近では色の情報を復元する機能を持ったパッシブ式暗視装置もあります。  モノクロで得た情報をどんな色で投影するかは完全に自由です。上で他の方が言うように 目に優しいという理由で緑なのかもしれませんが、別に希望ならショッキングピンクでも可能です。 #right(){(67:426)} おーい、スターライトスコープなんて70年代の遺物だぞ 使ってる国はあるかも知れないが、よほどの貧乏国だろう 現在主流なのはパッシブ方式の赤外線スコープ 単なる監視だけじゃなくて、いろんな情報を集められるからね #right(){(67:442)} あと、新しい方式のスターライトスコープとしてはCCDを用いたやつがありますな。 photoelectric boosterよりも検出効率は悪いけど、これだともっとずっと簡単に カラーが取り出せる。民間の夜間監視カメラなんかは今は殆どこれを使ったカラー カメラになってます。 #right(){(67:479)} **スターライトスコープって、サーマルイメージャより消費電力が少ないので、バッテリまで含んだ総重量が軽く済む。 >だから陸戦用機材としては便利…… >というような説を聞いたのですが、どの程度信憑性がありますか? 使われる技術によります 光増幅管(真空管の一種)を利用する光増幅式が単純ゆえに同時代のパッシブ赤外線方式より 消費電力で優れていたことはありましたが、今では大差ありません #right(){(67:461)} パッシブ赤外は、背景雑音の処理が問題。なにしろ熱を画像として 映しちゃうわけだから、カメラの熱も映ってしまう。そこで画像素子を 冷却すると、重くなったり冷却ガスを消耗したりする。で、熱雑音の 少ない素子を開発し、背景熱の少ない設計をしないといけない。感度を 上げるほど、この熱雑音との戦いがシビアになり、戦場で使えるパッシブ 赤外開発は大変なのです。 #right(){(67:462)} **ベトナム戦争を題材にした映画で陸軍の兵士が胸のあたりに赤いレンズのようなものの付いた筒状のものを持っていたのですが何ですか? それは多分L形ライトだよ。懐中電灯。前に赤フィルターをつけているんだ。  赤フィルターは、暗所視における目への刺激が白色光より弱く、明順応を起こしにくい。また目に残像が、残りにくい。また波長が長いためきりや煙の中でも透過性が高く、ビームが横から比較的見えにくい。  青・緑フィルターは、目への刺激が強く、またこの色は銃火との区別がつきやすいためにフラッシュ信号や、航空機の誘導に用いる。  白フィルターは減光で、灯火管制下に赤フィルターが色覚の都合などで使えないときに用いる。 以上は、米軍のL形ライトの使用法からの抜粋 #right(){(67:剣恒光@自衛隊板 ◆yl213OWCWU)} フネでも夜は赤のビニールテープ巻いたライト使う #right(){(67:863)} **ボールファスナー式のピストルベルトはウェストと隙間を作る(ダブダブの状態で装着する)とすぐに外れてしまわないんでしょうか? そう簡単に外れませんね。自衛隊の旧弾帯もボールファスナーだったが。 #right(){(71:剣恒光@自衛隊板 ◆yl213OWCWU)} **何で戦争関係の映像は黒と緑の映像が多いんですか? 夜間の暗視映像だから。 #right(){(73:277)} **映画とかでよく、赤外線センサーの光を見れるサングラスが出てきますが本当にあるのですか? 「服を透視できるメガメ」と同じレベルの現実性だと思いますよ>赤外線サングラス 実際にその「赤外線」を見ることができそうな、いわゆる赤外線暗視装置は電源を 必要とするためにもっと大型で、双(単)眼鏡付きマスクみたいなカッコしてます #right(){(91:769)} 赤外線が見えるメガネはありませんが、いくつかの方法があります。 テレビカメラやデジカメに使用されるCCDは赤外にも感度がありますから、 これを利用すると赤外光を見る事ができます。実際には色調補正のため CCDの前にカラーフィルターがある事が多く、取り去るのが理想ですが、 そのままでもある程度見えます。デジカメを赤外リモコンに向けて モニター見ながらリモコンのスイッチを押すと光るのがわかります。 メガネにこだわるなら、超小型カメラをメガネの縁に取り付け、別の モニターで画像を見るというのはどうでしょう。 #right(){(91:system)} **現在の米軍の暗視ゴーグルは単眼ですが、歩いたり射撃したりするときに距離感が掴めなくて足を引っ掛けたり、 >正確に射撃できないなどの問題が出そうに思えるんですが、実際はどうなのでしょうか? 単眼の方が軽くて安価です。また両眼視でまともに距離の検討がつくのはせいぜい数メートルです。 熟練者でも十数メートル離れた場合の距離感覚(雰囲気ではなく、測定値として)は 片眼も両眼も変わりません。 これは両眼の感覚が0.1mもないという解剖学的制限によるものです。 また、暗視ゴーグルの視野は狭いので、距離感以前に気をつけないと足を引っかけます。 とはいえ、両眼の方が自然であり疲労も少ないので、許される環境では両眼用暗視ゴーグルもよく使用されています。 #right(){(94:system)} **ナイトビジョン使用時に強い光を浴びた場合、どんな症状がおきますか? >白く見えるのですかねぇ?目に負担などはおきませんか? 世代にもよるけど。 どれを使っても目に後まで残るような症状は起こさないはず。 負担といえば「まぶしいなあ」となる可能性位か。 光電増倍管を使っているタイプでは、 大電流を検出して回路を切るタイプでないと強い光で壊れることもある。 #right(){(122:197)} **暗視装置って先進国の軍隊では歩兵一人につき一つ持ってるものでしょうか?でないと夜の戦闘がやりにくいですよね? できれば全員に支給したいんだろうけど、実際には予算の関係で難しい。 自衛隊でも、一人に一つ行き渡るほどの数があるのは、ごく一部の部隊のみ。 #right(){(初心者スレ467)} **暗視装置で質問だけど、通常の歩兵が使ってるようなNVGは連続で装用できないんだよね? >具体的に一晩に何分くらい・連続で何分くらいまで使って大丈夫なん? >あと現在の米軍が使ってるNVGと、ロシアとかその辺りの国が使ってるNVGでは性能も違う? 一晩使うくらいだったらバッテリーが持つ限りは連続使用できる。 正確な性能はあんまり発表されないけど、軍用のものであれば連続12時間、 総寿命は4000時間ほどと言われる。 長時間連続使用すると総寿命が短くなって行くそうだが。 ただしこれはあくまで機械の話で、暗視装置を連続12時間も覗いてたら人間の方が持たない。 アメリカ製のものは他の国のものに比べて優秀な性能だと言われる。 それ以上に、高価で機器の寿命がある暗視装置をあんなに大量かつ大規模に使えるような 軍隊はアメリカぐらいだ。 #right(){(初心者スレ487:902)} **パッシブ式赤外線暗視装置って熱をみているんですか? パッシブ赤外線暗視装置は物体が放射する赤外線(主に遠赤外線)を特殊な半導体を使って検知して 映像化する装置。 熱そのものではなく、物体が放射する赤外線を検知してるんだよ。 あらゆる物質は赤外線を出してる。絶対零度近い低温の物質でも例外じゃない。 だから赤外線を使って目標を検出できるわけ。 でも、その物体が背景と同じ温度とコントラストをしていたら、判別はすごく難しくなるだろうね。 将来的なステルス技術には、こういう赤外線隠蔽技術も含まれてくると思うよ。 #right(){(343:976,965)} **暗視装置にはどんな種類のものがあるの? 暗視装置、と言われるものは大きく分けると3つある。 まず第1世代の「投光式赤外線暗視装置」。アクティヴ式(赤外線)暗視装置、とも 呼ぶ。 これは赤外線だけを発光できるようにしたサーチライトで照らして、その光を赤外線 が増幅できる装置の内蔵されたスコープで捉える。 装置が大掛かりになって使用電気量も多い(大きなバッテリーが必要になる)し、 そもそも増幅スコープがあれば投光機で照らしている方は位置がバレバレになる。 なので廃れた。まだ使われてたりするけど。 第2世代の暗視装置は「光増幅式暗視装置」といい、別名スターライトスコープとも呼ぶ。 これは光電管を利用してほんの僅かな光(それこそ星の光でも。スターライト、という 名はそこから)でもあればそれを増幅して映像を映す。 欠点としては光を増幅するので本当に全く光の指してない環境(屋外なら滅多にないけど 洞窟の奥深くとか)だと何も映らない事。 それと、構造上強い光に弱く、不意に照明や照明弾、カメラのフラッシュなんかが視界に 入ってしまうと機械が壊れる。壊れなくてもヒューズが飛んで使用不能に。 最近のニュース報道なんかでも使われている「高感度カメラ」というものもあり、これは 「光増幅式」の仲間だ。メカニズムはほぼ一緒。 で、第3世代の「受光式赤外線暗視装置」。パッシヴ式赤外線暗視装置とも。 これは上の投光式の増幅スコープの能力をもっと上げたもので、物体の発する赤外線を 捕らえることができる。 人間や動いてる車両なんかは熱を発しているので、周囲の光景からは浮いて見える。 解像度を細かくすれば普通の映像のように見える(色はモノクロだが)ので、昼間 目で見てるように夜でも物が見える。 ただし、雨とか霧が降ると空気中の水滴が熱を乱反射するので使えなくなるし、 エンジン切って長く経ってる機械や熱を外部に放射しないように加工した服を着てたり する人間は捉えられない事がある。 蛇足ですが、パッシブの暗視装置(赤外に限らない)は次のような世代分けになります。 第1世代:ベトナム戦争時から使用。可視光対象。真空管式増幅のため、重く、電力消費大。解像度低く視野狭い。 第2世代:ベトナム戦争終わり頃から登場。マイクロチャンネルプレートによる増幅で軽量化。可視光対象。 このあたりまではいわゆる「スターライトスコープ」。 第3世代:赤外暗視装置。受光素子材料をGaAsに変更。赤から赤外域の光を感知。さらに可視光を完全に シャットするフィルターを併用して、緑や青の光が点いていても暗視妨げなくしたものもある(航空機などで 計器の照明光がじゃまにならない)。解像度、視野も広い。 現在では、これに可視光の増幅も行い、赤外画像と合成して2波長で見る装置も配備されている。 (Enhanced Night-Vision Goggle: ENVG)。 #right(){(323:434,442)} **夜戦用の赤外線装置を昼間の索敵に使うことはあるのでしょうか? 赤外画像装置を昼間使うことは普通に行われています。 可視光より、煙、霧、砂埃などを通過しやすいので、視程が悪いときには 赤外の方が有利だからです。湾岸戦争時にも、砂埃や油田火災の煙で 視程が悪いことが多く、優秀な赤外画像装置を持った米軍は、目が見えない イラク軍を一方的に撃破することができました。 寒冷地については、積雪していると太陽光の反射が強いので、かえって 見にくい場合があるかも知れませんね。 #right(){(677:system ◆systemVXQ2)} *自衛隊 **警衛中の自衛官は小銃を携帯してますが何故、弾倉が付いていないんでしょうか? 実弾を装填していないからでは?改正自衛隊法の施行前までは 基地ゲートなどの警備の場合は実弾を装填できなかったはずです。 少なくとも法令上は。 今は法令上は可能ですが、実際にはまだ空のところもあるのでしょう。 #right(){(18:233)} **自衛隊にある軍刀って、やっぱ旧軍のように日本刀こしらえなんでしょうか?  自衛隊には「軍刀」はないはずです。 「儀仗隊」や、礼装の時のみ、サーベルタイプの儀仗刀を使うことがあるようです。 おそらく、儀仗刀には刃をひいていないのではないでしょうか? #right(){(22:愚考)} **陸自は標準装備といえるぐらい暗視ゴーグルが普及しているの? >暗視ゴーグル 普及していません。高いから。 #right(){(75:剣恒光@自衛隊板 ◆yl213OWCWU)} **富士総合火力演習で、空挺隊員が落下傘の不具合で負傷したと聞きました。 >空挺隊員の自由降下では、予備の緊急用落下傘を装備していないのでしょうか。 主傘を切り離し、低空とはいえ予備傘を開いたから負傷ですんだのです。 民間のスポーツ降下よりも主傘を低空で開き降下速度も速いので負傷は仕方ないでしょう。 #right(){(97:剣恒光 ◆YR1Hskt.M.)} **自衛隊ではランタンって使ってますか? 業天の内容品にたしかコールマンのマントル式があったハズ。 #right(){(自衛隊板初質スレ13:jsdf-erai.shacknet.nu ◆ERAI.FezHQ)} 宿営用天幕(新型6人用)にわなかったかと(笑) #right(){(自衛隊板初質スレ13:緑装薬4 ◆.4aL5K3vps)} そのかわり6人用はストーブがランプとも言えます。 なんせ灯油が熱エネルギーより光に変換されとりますから・・・。(笑 #right(){(自衛隊板初質スレ13:ドカン・オオカミ ◆s6tJH5.Vu)} **自衛官の制服についている○の中に「優」って書いてあるバッジは何を意味するのですか? 確か優良運転手だったかな。優秀だったかも。 #right(){(自衛隊板初質スレ13:剣恒光 ◆YR1Hskt.M.)} **部隊章・防衛記念章・職種徽章って手で簡単に引き剥がせますか? 部隊章は最近はマジックテープで着脱します。 徽章類はピン留めですよ。 #right(){(自衛隊板初質スレ15:ドカン・オオカミ ◆s6tJH5.VuA)} **自衛隊も、「ドッグ・タグ」つけてるんですか? 陸は付けますよ。 #right(){(自衛隊板初質スレ14:ドカン・オオカミ ◆s6tJH5.VuA)} もちろんです。 #right(){(自衛隊板初質スレ14:雪風 ◆MZR7PEYUKI)} 海も搭乗員は昔から付けてたし、フネも最近支給になりました。 #right(){(自衛隊板初質スレ14:915)} 空自ではパイロットはどうか知りませんが、一般の隊員にはタグなんていいもの支給されないっす。 #right(){(自衛隊板初質スレ14:918)} **陸上自衛隊の隊旗(だと思うのですが)の色及び線の本数にはどの様な意味があるのでしょうか 線による部隊規模は 3本: 群 2本: 大隊 1本: 中隊 ですよ。 あと「桜」は 4個:陸幕長 3個:方面総監 2個:師団長 1個(中央に黄線付):旅団長 1個:団長 の各旗になります。 自衛隊の旗に関する訓令 http://jda-clearing.jda.go.jp/kunrei/a_fd/ax1972003.html 普通科: 赤 機甲科:だいだい 特科 :濃黄 航空科:あさぎ 施設科:えび茶 通信科:青 武器科:緑 需品科:茶 輸送科:紫 化学科:金茶 警務科:銀ねずみ 会計科:銀茶 衛生科:濃緑 空挺 :白 その他:白 #right(){(自衛隊板初質スレ15:ドカン・オオカミ ◆s6tJH5.VuA)} 防衛庁長官旗は銀桜が5個 総理大臣旗は金桜が5個 #right(){(自衛隊板初質スレ15:46)} 3本: 連隊・群及び高射直接支援隊 2本: 大隊及び2佐が指揮官たる隊 1本: 中隊及び3佐・1尉が指揮官たる隊(聞いたことはないが) だな。 ・・・でも、連隊わ「連隊旗」ちう朝日新聞の社旗があるしなぁ。 師団旗ちうもんがあったら、そらもう「×が2つ」とかになるんだろうか(笑) #right(){(自衛隊板初質スレ15:緑装薬4 ◆.4aL5K3vps)} **陸自の皆さん、訓練や災害出動の時、サスペンダーに付ける水筒の数は決まっているのですか。 1個しかもらってない、などと言ってみる・・・・ が、あんな重たいもん(笑)2個も3個もつけたいとわ思わないしね。 水筒1個くらい・・・と思うが、あれでけっこう長時間付けていると 疲れるもんなんだよねぇ。 #right(){(自衛隊板初質スレ17:緑装薬4 ◆.4aL5K3vp)} SOP(作戦実施規定)で決まっています。 ちなみに腰のどの辺りに水筒つけるかも決まってます(笑) #right(){(自衛隊板初質スレ17:7)} 2個目は私物です。 #right(){(自衛隊板初質スレ17:雪風 ◆MZR7PEYUKI)} **海の水上艦艇き章の着用資格は?それと精勤章ってなんですか? 金色で運航資格保有者、銀色で艦艇乗り組み通算10年と聞きました (根拠は持っていないです、小六法は確認していません) 精勤賞は1~2年で一本もらえるがんばったで賞みたいな物 勤務態度とかで同期と半年の差とかは有りますね 5本たまると細1本が太1本になります、制服の袖に付けます #right(){(自衛隊板初質スレ17:予備海士長 ◆0J1td6g0Ec)} **自衛隊で使う木銃を短くして現用小銃の長さに合わせるという事は無いでしょうか? 銃剣格闘向けに短木銃が用意されています。 こちらはM1小銃に着剣した長さということで結構短いです。 #right(){(自衛隊板初質スレ17:雪風 ◆MZR7PEYUKI)} 銃剣道は38式の長さの木銃を使いますが、 銃剣格闘は64式の長さの短木銃を使います。 #right(){(自衛隊板初質スレ17:剣恒光 ◆YR1Hskt.M.)} **隊では、どのような工具箱をお使いなのでしょうか? 陸自は、昔ながらの両開き中皿入りの箱に、ホームセンターで売られているような安物工具。 さらに、自衛隊発足時から変わっていないような入り組み内容で、今時の車には使いづらい。 整備好きな人は、官品を使わず自腹で思い思いの工具を揃えているのが現状。 PS.それに群がる、自称 官品愛好家が存在するほど使えない工具セットといえる。 #right(){(自衛隊板初質スレ106:617)} **自衛隊の携帯用シャベルが三つ折りになったそうですが、二つ折りのものに比べて強度とかはどうなんですか? 土を掘る円匙としての強度は十分 また、携帯性の良さから自衛隊の行動能力に寄与する事、大 しかし、形状から武器としての使用感はおちるでしょうなぁ。 #right(){(自衛隊板初質スレ88:剣恒光 ◆yl213OWCWU)} **認識章のJAPANのあとのGSDF?って何ですか? GROUND SELF-DEFENSE FORCE 陸上 自衛 軍 陸上自衛隊だな #right(){(自衛隊板初質スレ90:予備海士長 ◆0J1td6g0Ec)} **自衛隊で使用している時計は http://www.beyes.jp/shop/repronal/741862.php >これで統一されているのでしょうか >それとも個人で選んでいいのでしょうか? それは防衛省・自衛隊がその名前やロゴを使う事を許諾した、というだけの製品だから。 「撃」まんじゅうみたいな自衛隊のお土産的な扱いをされてる時計だ。 たしかに売店で取り扱ってるけど隊員に支給もされなければ買わなければならない製品でもない。 時計を指定される部隊・職員ってのは聞いたことがないし実際好きな時計を勝手に使ってる。 むしろ現役隊員が付けて歩くとちょっと恥ずかしいと思ってる奴もいる。 #right(){(自衛隊板初質スレ90:906)} **陸自隊員の兵科マフラーについての質問です。 >普通科隊員は赤のマフラーをつけていますが他の科の隊員の色は何色なんでしょうか? それぞれの職種の色のマフラーだ。 特科なら山吹色 機甲ならオレンジ 通信なら青 施設ならえんじ色 衛生なら緑色 輸送なら紫色 #right(){(自衛隊板初質スレ93:緑装薬4 ◆8R14yKD1/k)} **陸上自衛隊の部隊章はどのように被服に装着しているのでしょうか? 現在の仕様は、裏が全面マジックテープになってます。マジックテープ部分を制服の左肩部に縫い付けます。 これを付けるのは、冬制服と夏制服第1種と外とうです。 #right(){(自衛隊板初質スレ95:◆Doctor9ptM)} **自衛官は携帯電話を制服に装着できるみたいな規定ありましたっけ? 空自は禁止 #right(){(自衛隊板初質スレ95:640)} 陸の場合、持ち込み禁止の場所は定められている。 ただし問題になるのは電話ではなくカメラ機能の方。 少なくとも電話を持ってはならない規則は無いはず。 マナーモードにする等の配慮は当然されるべきだが。 #right(){(自衛隊板初質スレ95:642)} **自衛隊トラックの荷台にボロボロ仕様の幌がかけてあるけどあれは何という名称の物でしょうか? 偽装網のことか? 通称バラキューダ。スエーデンのバラクーダ社が作っていた。 基本仕様は対可視光、対赤外線。他に対紫外線、対電磁波仕様もある。 現在はSAAB社のライセンスで日本の太陽工業が製作納入している。 裏表を代えることで春夏用、秋冬用に使い分けられる。 #right(){(自衛隊板初質スレ98:36)} 偽装網Ⅱ型(対赤外線用)だと思われ。 さもなくばホントの「幌」。なかなか更新されねーんだ、あれが(笑) #right(){(自衛隊板初質スレ98:ローレディ ◆5xsookHc2o)} **自衛隊に入ると軍刀を支給されるのですか? ちょっと難しいかも 儀状隊指揮官とかになると軍刀貸与されるけど 普通はないからな 後は結婚式の時に共済組合からモーニングと軍刀のレンタルがあったはず #right(){(自衛隊板初質スレ98:932)} **陸自には、個人用天幕(一人で入れるような携帯テント)ってあるのですか? 最小は二人用天幕かな? 半分づつパーツを持ち歩いて、設営する時ペアを組んで二人で寝る。 古い装備だし、もう持ってない部隊もあるかも。一人余っちゃうと悲惨だし。 最近の装備では六人用が最小かな。 #right(){(自衛隊板初質スレ101:220)} あと、陸自では状況間の野宿用の装具として「仮眠覆い」というのがあります。 これはナイロン製の迷彩柄のポンチョにジャンパーの内張に使うようなナイロン製インナーを装着してある物で、 これを頭から被れば寝袋のような保温効果があります。 タコツボの中で夜明かしする場合などはこれにくるまって仮眠します。 #right(){(自衛隊板初質スレ101:ドカン・オオカミ ◆s6tJH5.VuA)} **基地とかに運び込むのに、ドラム缶って使ったりするのですか? 普通に使ってますよ。 車の燃料とかならともかく、発電機用燃料とかならドラム缶単位の方が分配しやすいし。 #right(){(自衛隊板初質スレ101:206)} **自衛隊では夜間の森で行軍とかやってますが、方位を確認する際は発光物質か夜光塗料が使われたコンパスを使うんでしょうか? >それとも光が漏れないようにしながら赤いフィルターを付けたライトを使いますか? もちろんやってます。 赤のフィルターをさらに狭く絞ったり、部隊ごとにカットの形状を変えて識別に使ったりしてます。 コンパスでは、最近、私物の輸入コンパスに 日本の規制値を超えた放射性同位元素を使用したものがあることがわかり、処理するよう通達が出てます。 つまり官品は見にくいってことですね。 #right(){(自衛隊板初質スレ103:ローレディ ◆5xsookHc2o)} **自衛隊のスキーについて >板の規格・ウロコの効き >シール使用の有無 >メーカー >ビィンディング詳細 >滑走技術アルペンかテレマークかについて教えてください >自衛隊スキーの入手方法教えてください メーカーは確か、何とかマウンテンともう一つ。思い出せない。 シールは使わない。 ウロコは、まあ効く。 ビンディングは、いわゆる山スキー用。新型はゴムを合皮ではさんだタイプで伸縮に強いが切れやすい。 滑走は、基本アルペンだけどテレマークもやる。 入手は困難。秀岳荘でも見たことない。ビンディングは山スキーと共通だから売ってるのをみたことはある。 青森スキーだったかと #right(){(自衛隊板初質スレ103:ローレディ ◆5xsookHc2o)} **雨衣を無くしてしまって出てこない場合はどういう手続きをすれば新しい雨衣が貰えるの? 被服弁償 PXステーションにアクセス、アクセス 無ければ定期交換時に類似品を出す。 #right(){(自衛隊板初質スレ103:680)} **通販で自衛隊時計というのを見つけたんですが、これは本当に隊員の皆さんが使ってるものですか? 自衛隊の各種新聞にも広告がのったりするけど別に自衛隊仕様と言うわけではない 自衛隊仕様の腕時計はパイロット用しか見た記憶がない みんな好きな時計を使うよ、夜光の時計を使っていた #right(){(自衛隊板初質スレ105:予備海士長 ◆0J1td6g0Ec)} **ゲートにある車止めの名称を教えて頂きたいのですが。 一応、拒馬(きょば)と呼んでる。 ただし、あのタイプ以外の車両止めも同じ名称なので、特別に名前があるかもしれない。 地方によって違うかも。 #right(){(自衛隊板初質スレ105:ローレディ ◆5xsookHc2o)} **陸上自衛隊の装備って何キロあるんですか 職種や教育課程にもよるからなあ。 新隊員の40km行軍だと、装着重量は体重プラス20kgくらいかな。 山岳レンジャーなんかは40kg位背負うらしいぞ。水やら何やら。 #right(){(自衛隊板初質スレ89:29)} **需品って何ですか? 「需品」は、隊員の制服などのこと 需品学校は、需品の取扱いを専門に行う隊員の養成所 #right(){(俺初質スレ2049:389)} ----
#CONTENTS ---- **「ピープルスニッファー」っていう臭いで敵兵を感知する装置を米兵が背負ってた。 >その後そんな物はトンと見ないので、あれがどうなったかご存知の方いませんか? 人間の出すアンモニア成分を嗅ぎつける装置だそうだ。 もともとは食品メーカの腐敗物監視用に開発された技術の応用でこの開発には在日米軍の発注に日本のメーカーが応じたそうだ。 結局、その装置に生物の発する臭いの区別が付かなかったことから使われなくなったらしい。 #right(){(5:678)} **アスベストの表面にアルミを蒸着して空中に散布するとミノフスキー粒子のかわりになりますか? チャフという意味合いならアスベスト+アルミは重いので滞空時間に難があります ガラス繊維を相手のレーダーの波長に合わせて切る方が有効です #right(){(5:732)} **Z旗って"皇国ノ興廃コノ一戦ニアリ"という意味なんですか ありゃ日本の独自仕様みたいなもんですから。 #right(){(55:ゆうか ◆9a1boPv5wk} 「皇国の・・・」、っていうのはその当時の日本海軍がZ旗にそういう意味(暗号) を持たせただけの代物なのでZ旗=「皇国の・・・」、ってわけじゃないんですよ。 実際日本海海戦の時だって、航海士が暗号帳を見て全船に通達するまでほとんどの人間 はZ旗の意味なんて知らなかったので。 #right(){(55:485)} **軍隊ってブーツを履きますが蒸れとか水虫対策とかはどうするんですか 耐えるのみだよ。あと必要ないときは脱いで風呂に入ったら良く洗う。 何年か前テレビで水虫の特集やってたな。 そこで中病が出てきて水虫の自衛官が情けなさそうにうつってた。 そこの医官がインタビューでひどいときは切断なんて言ってたけど普通の人は信じないよな。 #right(){(13:807)} 自衛隊は極めて強力な水虫撃退薬を装備しています。 消毒系のヨードチンキに近い薬なんですが、塗り続けると皮膚がボロボロになります。 意地でも塗り続けると水虫も根負けして退却します。 その代わり皮膚は破れて血がにじんで治療中は死ぬほど痛いですよ。 抗生物質系の水虫薬は、水虫がすぐに耐性を獲得するのであまり効かないんです。 #right(){(13:827)} **軍が装備に加えているというワイヤーソーは普通の糸ノコとは別のものなんでしょうか? 軍用でなく民間用ですが手元に有ったので 1本の針金に細い針金が巻き付いて それを3本で三つ編みしてあり 両端にキーホルダーについている様な輪っかが有る 5年ぐらいほったらかしだがさびないのでステンレスかも #right(){(18:予備海士長)} **軍艦で、おエライさん(艦長だけ?)が乗艦する時とかに笛を「ピイーーーーーウーーーーー」って鳴らすのを映画か何かで観たんだけど、 海自でも使っていますよ、笛の名前は「サイドパイプ」 歴史・伝統は分かりませんがイギリス製のがドブ板でも売ってるので イギリスでも使ってると思います。 自衛隊では当直海曹・当番が使いますが別の国では上級海曹が使うと聞きました 音色は基本な物で、開音(ホー)、閉音(ヒー) 総員(ホーヒヒヒヒヒヒヒ、ホヒーホー)、雑令(ホヒーホー) 別れ((舌を振るわせながら)ホヒーホーヒ)、短ぷ(ピッ) 舷門送迎(ホーヒーホー・(舷門に上がったら)ホーヒーホー) 二佐の艦長では着任・離任の時のみで 司令や一佐の艦長は舷門を通るごとにすると思いました ちなみにそれ以外のサイドパイプの使い方 艦内マイクで「(ピー)、総員集合5分前」 マイクでは5分前と入るがもう整列している(はず) 当直士官「総員集合」(当番に指示) 当番「総員集合」(当直士官に敬礼し復唱する) 当番「(ホーヒヒヒヒヒヒヒ、ホヒーホー)、        そぅいんーしゅぅご(独特のいいまわしで)」 地方隊ごとに若干違うとこが有りますがだいたいこんな感じです。 あれは海軍の伝統か何かなんですか? #right(){(21:予備海士長)} **アメリカ兵の背嚢から突き出てる棒みたいなのは一体なんなのでしょうか? あれはスコップ。塹壕掘ったり野営したり、敵兵を殴り倒す、軍隊の必携の品。 最近はあのような木の柄の物は少なく、プラスチックの折り畳み式のものが主流。 刃部のフチを研いでおけば殺傷能力が向上するので尚可。 #right(){(23:ミロシェビッチマニア)} **よく燃料などを備蓄するタンク(ポリタンク?)の側面にはバツ印のへっこみがついてますけど、あれはなんか意味があるんですか? 強度を上げる為のリブです。 #right(){(24:428)} **無線とかで言ってる「オクレ」とか「オーバー」の意味を教えて頂きたい。 トランシーバは電話と違って「話す」と「聞く」を同時に出来ないので (航空無線で送信と受信のラジオ周波数が同じなど) AからBに話すには ・Aがマイクを入れて送信モードに切り替え ・Bがマイクを切って受信モードに切り替えないといけない それを知らずにBが送信モードのままだと通話が成立しないので どちらかが通話した後に「オーバー」と呼びかけて、 相手を送信モードにさせてこちらは受信モードに切り替える。みたいな事 #right(){(25:57)} **略帽ってなんなんですか? りゃくぼう【略帽】 1 略式の帽子。正帽でない帽子。 2 もと軍隊で、戦闘・訓練・作業などのときに用いた帽子。戦闘帽。 #right(){(29:427)} **よくミリタリーショップで「放出品」ってあるんですけど、兵隊が使っていた中古の品物っていう意味ですか? 色んなものがあります。実際に使われたものもありますし、倉庫に保管された まま在庫になって民間の業者に払い下げられたものもあります。 #right(){(31:928)} **どんな油圧カッターでも切れない鍵を探しています。超頑丈な軍事用の強力な鍵は無いですか? 米軍の兵器開発部???だったかで、硬い合金で作った鎖を作って、 陸軍だったかに、「切れるもんだったら切ってみな」と挑発したら 陸軍側がにやりと笑って、液体窒素のボンベを持ってきて、 鎖を凍らせてハンマーで叩き割ったという逸話を聞いたことがある・・・・ #right(){(33:442)} **戦闘服の下に赤いマフラー(?)をした隊員の赤いマフラーってどんな意味があるのでしょうか? 陸上自衛隊は、職種のシンボルカラーは、 旧軍の兵科色をそのまま受け継いでいます。 赤は、あの、軍歌「歩兵の本領」に、 「バンダの桜か、襟の色」と歌われたように、 歩兵の兵科色でした。 これが、特科=砲兵だと、 黄色のマフラーになります。 細部は、自衛隊版できくとよい? で、旧軍の兵科色の元は、健軍当初、 フランス軍のものを取り入れています。 実は、巴里モードという、、、(大本営的発言) #right(){(34:23)} **咽頭マイクって女性でもちゃんと使えるんですか? >女性の声は男性と違って喉があまり震動しないと聞いたのですが。 男性でも、喉仏の真上だけでなくその横(胸鎖乳突筋の上)でも しっかり振動してます。声が十分ならば筋肉も骨格もそれだけ振動してますよ。 違いは帯域だけで、それもイコライザで対応可能です。(イコライザの性能次第) (女性の喉をさらわせてもらえばよくわかるかと。) 「あまり振動しない」の程度がわかりませんから、その意見が正しいのかどうか判断つきません。 #right(){(34:69)} **映画プライベートライアンの冒頭の上陸シーンで、アメリカ軍兵士が小銃にビニールの袋をかぶせてますが当時からビニールは普及していたのですか? ビニールはアメリカではかなり普及していたが、 (装備品にも使用している写真有り) 今ほど安価ではない模様。やはり用途は限られているようだ。 日本ではあるにはあるが、普及してない。石油製品だし。 #right(){(38:39)} **薬莢回収袋なんて付けてるのは自衛隊ぐらいですかね 室内戦闘で空薬きょうを踏んで転倒ってことが多発してから海外の特殊部隊も 薬莢受けを装備するようになった。 #right(){(39:425)} **スコップは死体の穴をほるためですか? 自分の身を護る穴を掘る為で、世界中の歩兵の基本装備です。 戦場では弾や砲撃による爆風、破片から身を守る為に歩兵は塹壕や蛸壺を掘ります。 掘る為の必需品がスコップ。白兵戦では武器としても使われる事もあった。 ま、弾に当たって死んだ場合、墓穴は別の人間が別の場所に掘るんでしょうが。 #right(){(39:468*加筆)} **WWⅡのころ米兵が背中のバッグにいれてさきっぽだけでている管みたいなものはなんですか スコップ。管みたいなのはスコップの柄。 #right(){(40:672)} **空母とかで戦闘機が離着陸する時に甲板の上で作業してる人がヘッドホンみたいな奴で戦闘機の爆音から耳を保護してますが、正式名称を教えてください。 イヤーマフ(イヤーマフラー) #right(){(41:609)} **兵士全員が時計を携帯するようになったのはいつごろからなんですか? WW1までは懐中時計が一般的で、高価な精密機械だったので 所持は将校などに限られていました。 作戦遂行上の必須アイテムとなり、動きやすさから腕時計の重要性が 高まり、戦争によって腕時計は普及しました。 WW2当時も高級品であることは変わりなく、米軍なども戦利品として ドイツ兵から略奪しています。ドイツ製のほうが精度が高かったのです。 WW2のソ連軍は兵士などは所持していません。 戦後のソ連時代でも時計は高級品でKGBの兵隊でも持っていなかったのです。 日本軍でも同じでしょう。 #right(){(42:一等自営業 ◆O8gZHKO.)} **アメリカ人は懐中電灯を持つとき、なぜつり革を持つようなスタイルなのでしょう。 懐中電灯のバッテリー部分を警棒代わりに使うためと聞いたことがある 一度でダメになってしまうだろうが #right(){(42:884)} **将官が付ける場合、飾緒にはどんな意味があるのですか? 飾緒がナポレオン時代の野戦筆記具のなごりであることは有名ですが、 もちろんこの時代には本来の意味は薄れ去っていたと思います。 名前通り単なる将官用の飾りと思われていたと言っていいのでは? #right(){(46:718)} **図嚢ってなんですか? 地図などの書類用ケース。特に携帯式のもの #right(){(46:機甲自転車)} **映画とかで塹壕の中から潜望鏡みたいにプリズムだけ出してる望遠鏡って実際にあるのですか? あります 特に逆ハ形の双眼でのぞくものは、距離が計れるようになっていて 相手が何処にいるかを正確に調べることができます #right(){(51:37)} ありました。 特に敵味方が塹壕を掘って対峙した第一次世界大戦時では 頭部の露出は敵陣地から狙撃される危険性があることから 塹壕内から敵を視察できる潜望鏡や砲兵観測に使う砲隊鏡↓は重宝されたようです。 #right(){(51:38)} **陸自とかの装備品に、パイルドライバーってありませんか? pile driver(大型の杭打ち機)のこと。 工兵が持ってるかもしれない #right(){(52:機甲自転車)} **サープラス系ってなんですか? 軍隊からの払い下げ品を扱う店です。 戦闘服(作業服)、装備品(ザック、マガジンポーチ、ベルト等)などが入手可能です。 ドッグ・ダグ(認識票)もこの範疇に含まれるということで。 #right(){(52:ちゃぎ ◆m6O6.vzjpM)} 軍の放出品を扱っているお店です。有名なのが、東京上野のアメ横に有る 「中田商店」なんかです。 横田や横須賀など、米軍基地が有る街など、多く有ります。 「コンバット☆マガジン」とか「GUN」、「丸」なんかに広告が載っていますよ。 商品の中にはレプリカ物として新品なんかも有ります。 #right(){(52:456)} **旧日本軍の歩兵が脚に巻いてるテーピングのようなものは何ですか? 「ゲートル」でググってみてください。 当時は兵隊だけではなく民間にも強制されていました。 http://www.rikuryo.or.jp/magazine/no29/04.html #right(){(57:256)} 第一次大戦のころは英軍などもゲートルまいていた。 #right(){(57:258)} ゲートルを巻いてると長時間歩いても足が疲れにくいそうです。 #right(){(57:259)} **軍用のジャングルブーツやコンバットブーツも靴先に鉄板とか入っているんですか 入ってるのもある・・・と思う 某白い船の出動靴には入ってます #right(){(57:874)} 米軍のをぱらっとぐぐって見た限りでは、鉄板入り、つまりsteel toeは 見当たらなかったですね(陸軍歩兵、海兵隊)。まあ、部署とかに依るんだろうけど、 むしろ整備兵とかに必要なのでは > 鉄板入り靴 兵隊では軽くて防水で蒸れないのが なによりなのでは #right(){(57:894)} **ドッグタグの正しい刻印方法をおしえてください。 上田信先生の本より。 1・2行目:着用者姓・名 3行目:軍籍番号(8ケタ) 血液型 4行目:所属軍 ガスマスクサイズ 5行目:本人の宗教 #right(){(58:名無し軍曹)} **重要施設のトーチカやシェルターはコンクリートに替わる材料というのは無いのでしょうか? いまだに鉄筋コンクリートですね。結局ある程度大規模な施設を 作ることになると、費用、建設工期の問題から、どうしても特殊な材料は 使えないと言うことです。ただし、使用する鉄筋を太いものにしたり、 間隔を詰めて使用することで強度を増しているようです。また、山や洞窟 を使用して「天然の強度材料」を利用することも良く行われてますよね。 #right(){(58:9)} **軍隊で時計って自前の物を使うんですか 時計が支給された時代は、時計自体が高価で、私物で保有している人が将校クラスだけだったから 現在は個人持ち。 現在官給品を使っている国は、後進国や貧乏国だけと思われる #right(){(58:341)} 自衛隊は自前 やぱーりGショックが人気。 #right(){(58:343)} **からだが資本の軍人さんってタバコ吸わないのがフツーなんでしょか… 旧軍では支給されてた。ドイツ軍でも、ロシア軍でも支給されてた。米軍でも ベトナムまでは支給されてたはず。現代は知らないが、普通の兵隊は吸ってるだろう。 #right(){(58:486)} 自衛隊はよく知らないけど、米軍ではほとんど禁煙を強要されるらしいぞ 食堂でも吸えなくなったとか言ってた #right(){(58:488)} 煙草は作戦中、特に夜間は禁止される 理由 目立つ、煙草の火は2、3km先から見える 臭いがする、夜間斥候は聴覚嗅覚を重視するので、発見されやすい。 しかし、それ以外なら結構吸う。 #right(){(58:489)} **ドッグタグはなぜ2枚も必要なのですか。 一枚は死体に噛ませ 一枚は戦友が保持 ドックタグは、戦死者の身元確認に使われることを想定すれば 重複させるのは当然 #right(){(60:323)} 名前、認識番号、所属、血液型、宗教 などが書いてあります。 ドッグタグに書いてるのは2枚とも全く同じです。戦友が戦死して貴君が戦友の死体を置き去りに して退却しないといけないときは、1枚をもって帰り、もう1枚は戦友の死体の口に縦にかませて ください。白骨死体になっても頭蓋骨にドッグタグが残るための工夫です。 ちなみにイラクに派遣されていた英国兵士のドッグタグには宗教欄が無くなっているそうです。 ユダヤ教徒がイラク兵に捕まったときの対策だそうです。 #right(){(76:37)} >戦死した兵士に銜えさせて、その状態で強い衝撃(頭を蹴っ飛ばす?)を与えて歯形を『打刻』して >本当に死んだのかどうかの検索の手がかりにするために2枚一組にしてあると聞いたことがあります。 >これって本当なんですか? 率直に言うと嘘。一つは死体につけておいて身元確認用、もう一つは然るべき 部隊・機関に渡して死亡の確認のために。 #right(){(79:ミリ屋哲 ◆qmwryStCos)} ウソですそんなことしたら歯が折れます。っていうか戦友の遺体に何をする。 遺体の回収がままならないようなときはドッグタグの一枚を口の中に入れます (白骨化しても個人の識別が出来るように)が。 #right(){(79:56)} **軍用のブーツはクッション性では緩衝材の入ったランニングシューズより劣りますよね? クッションよりも、耐久性重視なのでしょう 足の幅は、ソール(靴底)の型によります 通常、日本向けは3E(Eが多いほど幅広)ですが直輸入物は違うでしょう 甲高には編み上げが合います #right(){(62:337)} **軍では編み上げ靴を使用してますが、理由を教えて下さい。 前提として野外行動用にはブーツを使いますよね。 ブーツを締める方法には主に、紐、マジックテープ、ジッパー、締めないブーツ これが主な方法ですね。 マジックテープは、泥濘で使い続けると汚れて閉まらなくなり ジッパーは、壊れることがありますね。 締めないブーツは、泥や砂が入りやすくなります。着脱も難しい すると、紐が一番耐久性もあり、堅実な方法になるわけです。 戦車兵などは、引っかかるので紐を使わないなどの例外も多数ありますので 編み上げのみとは言えませんが、主流だとは思われます。 #right(){(62:319)} ブーツは靴より足を保護する事ができ、編み上げだと編み上げ以外のブーツより 紐で足に合わせてフィットさせることができる等のメリットがあります。 国にもよりますが、部隊や任務によってはもちろん編み上げ以外もあります。 #right(){(62:322)} あとふくらはぎを編み上げ靴で締め付けて圧迫することでうっ血を 防いで長時間行軍でも疲れにくくするため、とかいう効果もあった、 と質問スレで見たことがあります #right(){(62:325)} **映画大空のサムライを見たんですがパイロットが首に巻いているのは何でしょうか パイロットが絹のマフラーを巻いたのは防寒用の意味ももちろんありますが、襟首の保護が最大の 目的です。飛行中は常に全周囲を警戒しなければなりませんから、首が擦れるのを防ぐわけです。 その巻き方はそれぞれの自由です。 #right(){(62:536)} **第2次大戦中のソ連軍兵士は腕時計を持っていなかった? 当時は時計は非常に高価で貴重品でした。 WW1で軍隊が懐中時計に代わり、腕時計が普及します。 時計といえばスイスかドイツ製が誤差が少なかったそうです。 WW2当事の当時の写真を見ますと腕時計とカメラを持ってる ドイツ兵は多いですね。 日本軍は士官か下士官くらいで、兵隊の所持は高価なので 少なかったはずです。 ソ連軍は更に貧乏で下士官ですら所持してないはずです。精密機械の 生産技術が未熟さのせいで、1980年代のモスクワ空港のKGB兵士でも 腕時計は高価で持ってません。 #right(){(65:一等自営業 ◆JYO8gZHKO.)} **ジャックブーツは走り難くないんでしょうか? キチンとサイズの合った物を履いてみるとわかりますが、あれは長靴では なく編み上げ靴ですから、足首からふくらはぎにかけて締め上げますので、 足にフィットして、思いの他走り易いですよ。 #right(){(66:259)} **軍隊では30~50メートル程度の距離でもスコープを使ったりするんですか? 近年の小銃(ブルパップ式など)の中にはメタルサイトではなくスコープが 標準装備されている銃があります。 そういった小銃であれば当然スコープを使う事になります。 ちなみに、それらのスコープは倍率が低い物で、精密射撃用と言うわけではありません。 #right(){(69:61)} 普通は使いません 夜間に暗視眼鏡を使うことはあるかも。 #right(){(69:62)} **昔の軍靴で編上靴にゲートル巻きは皮長靴と比べて安いと聞きましたが、編上靴+ゲートルと皮長靴はどれくらい値段の差があったのでしょうか? 具体的な値段はわからんのだが、皮革資源の問題もあると思う。 大戦時の日本軍なんかでは皮革が不足して、豚皮やサメ皮まで 使ってたくらいだから。皮革は当時は重要な戦略物資のひとつ。 布製のゲートルのほうがまだ量産がきくし。 #right(){(69:153)} **ごっつい編み上げのブーツは靴下はきますよね。実戦で靴下の替えは持って行くものなんですか? プライベートライアン見ればわかる。 換えの靴下は持ち歩く。 無論、例外はある。 (北朝鮮は足に包帯みたいなのを巻く奴←物資不足というより伝統) えとねーまあ、寒冷地の戦闘とか、ちょーと汗書くと凍傷になるんで、換えの靴下や下着は重要な補給品ですな。 #right(){(69:312)} **巨大なバックパックを背負って行軍しているアメリカ兵の映像が流れていましたが、中に何が入ってるんですか? >あんな大きなものを背負っていて、とっさの戦闘行動の時に邪魔じゃないんですか? 武器・食料・飲料水・衣類・医薬品・土嚢を作るための袋・その他各種サバイバルキット。 もちろん戦う時は降ろします。 #right(){(73:280)} **降伏する兵士は白旗掲げますが、これは普段から装備しているんですか? 降伏してると相手がわかれば何でもいいです。 武器捨ててバンザイポーズでも構いません。 #right(){(73:615)} 要は降伏の意志があることを示せばいいわけなので、 軍艦ならマストに降伏の意を表す信号旗を掲揚し、艦を停止させます。 #right(){(73:626)} **ドックタグはアメリカだけですか? >それと、陸軍・海軍・空軍・海兵隊 全て身につけているのですか? もちろん自衛隊も持ってます。 自衛隊の認識票、例 JAPAN GSDF       自衛隊 G1500000        認識番号 TSUNEMITU TURUGI    氏名 BLOOD TYPE O      血液型 書きわすれたが、アルファベットのとこだけですよ。材質はステンレス。 旧アメリカ軍の欠けがあるドッグタグに似ています(そのまま) アメリカ軍も全軍で使用していると思います。自分がじかに確認したのは陸軍と海兵隊ですが。空軍は映画で見たな。 #right(){(74:剣恒光@自衛隊板 ◆yl213OWCWU)} **ドッグタグってサイレンサーが付いてるものの方が一般的なんですか? ベトナム頃では既に標準装備だった記憶 #right(){(74:28)} **フランス軍の航空部隊(かな?)が採用している時計の名前をご存知の方、ご教示願います。 Breguetではないかと思います。 Breguet Type XX Aeronavale ではないですか? きちんと思い出せませんが、戦前の航空機メーカーと同じ名前だけど、 関係あるんでしたかな。 #right(){(75:眠い人 ◆gQikaJHtf2)} **ベトナム戦争中は体に弾薬ベルトを体に巻きつけた兵の映像を多く見ましたが、 >現在イラクに行っている米兵を見ても、弾薬ベルトを巻きつけている人はいないようです。 >弾薬ベルトはどこに持っているのでしょうか。 今は弾帯は箱に入れているからです。 #right(){(75:542)} 現在米ライフル分隊の分隊機関銃はヴェトナム戦争時のM60からM249SAW"ミニミ"に 移り変わっています。 ミニミは200発のベルト弾薬を軽量なプラスチック弾薬箱に収納してレシーバーの低部に 装着します。また、ミニミはM16の30発マガジンがそのまま装着できます。 したがって、一人の射手の携行段数は200発+180発(M16マガジン6個)となっています。 これだけあれば、体に巻きつけて運ぶ必要はありませんね。 #right(){(75:名無し軍曹)} **旧陸軍のゲートルの素材を教えてください。 素材は布です(どんな布地かは不明)。 巻き方は千差万別でとくにこれというものはありません。 #right(){(76:眠い人 ◆gQikaJHtf2)} **極寒地で歩兵が腰に付けている水筒はどうしているのですか? >水は八分に入れて揺らして凍らないようにするそうですが、常に動き回るわけではないし、 >動いていても八甲田山行軍の弘前連隊の水筒も凍ってしまったとか。 二重構造になっていて凍らないようになっている寒冷地用水筒は米軍装備にあるよ。 #right(){(76:615)} **戦争で降参するときみんな白旗揚げるけど、誰がいつ何処で決めたんですか? 17世紀頃ヨーロッパの戦時国際法(慣習的なもの)で成立 #right(){(77:392)} **米海兵隊、米陸軍で使っている軍用双眼鏡TASCO 327MRってどうなんでしょう? >性能等々、誰か詳しい人いますでしょうか? 軍用の双眼鏡を買おうかと思ってるんですが、他にお勧め等ありますね? なぜ”軍用”双眼鏡がほしいのですか? 正直、ニコンあたりのほうが よほど性能いいのじゃないかと思いますが... っていうかあなたのいう「性能」とはどういう点でしょうか? #right(){(78:111)} 一般的双眼鏡としては、かなり大きく、重いです。 なんと言っても価格が高いのが難点。 まあ、ミルスケールが読めるのなら悪くはないのですが、 山などに持って行くのならコンパクトタイプ(M33など) の方が実用的でしょう。 いわゆる軍用ではありませんが、オフショアーシリーズは コンパスが内蔵されていて、なかなか便利です。ミルスケールも 付いています。 ところが、実際使うとなるとミルスケールを用いて 距離を計測する機会というのは少なく、 視界のじゃまというのが正直なところ。 完全防水タイプの双眼鏡は他にもいろいろありますよ。 タスコやニコンなどのメーカーなら性能的に不満は出ないでしょう。 防水機能、あとは倍率で決めて大丈夫だと思います。 #right(){(78:121)} **歩兵が体につけている水筒に関して質問です。 >1 水筒は水がゆれて音が出ないように満タンにしておかなければならない。 >2 寒冷地においては水が凍らないように水筒に八文目まで水を入れ揺らす > >この二つを聞いた事があります。 >1の場合、のどが渇いて水を何口か飲んだら水筒が音を立てるようになり >ますが、水筒に水を補給できない場合はどうするのでしょうか。一度に水筒 >全部飲むとは思えないし。 > >2の場合、やはり音が出ますが、隠密行動をとる場合どうするのでしょうか。 >寒冷地でも水は必需ですので持っていかないわけにはいきませんし。 水筒の音はたいした音じゃありません。むしろ、装備の金属類の擦れる音の方が厄介です。 どうしても満タンにしてかつ凍結を防ぎたければ、少量の塩を混ぜます。 #right(){(79:823)} **アメリカの映画(政府関係の)で硫黄島で星条旗を建てる銅像を良く見るんですがアメリカのどこにあるんですか? ヴァージニア州アーリントン国立共同墓地に海兵隊記念碑としてある #right(){(79:846)} **日本の場合、国旗(日の丸)と軍旗?(旭日旗でしたか、朝日の旗みたいなの)が異なりますが、世界的に珍しいのでしょうか。 全然珍しくないです。 現在「世界の艦船」で各国の軍艦旗の紹介が連載されています。 立ち読みでもいいですから目を通してみてください。 #right(){(80:240)} **トリチウム入りの時計やコンパスは健康に良くないですか? 基本的にケースが破損しない限り被爆量は極めて少なく問題ないとのことです。 #right(){(81:25)} **積雪地で歩兵がスキーを使う事がありますが、そのスキーは戦闘が始まったら、あるいは始まる前にどうするのでしょうか? Finlandのスキー連隊は、スキーを履いたまま射撃とかをこなしていましたね。 #right(){(83:眠い人 ◆ikaJHtf2)} 私フィンランド軍の簡単な教本持っているんですが その射撃図を見るとスキー板つけたまま伏せて射撃しています。 #right(){(83:563)} スキーに毛皮のカバーを被せる。 そうすると射撃しても反動でひっくりかえらない。 #right(){(83:599)} **軍用無線機について、素朴な質問させてください。 >司令部から部隊に、緊急に連絡を取りたい時ってどうするのですか? >特殊部隊なんかで敵地に何日も潜伏する場合、電源つけっぱなしにしてたらバッテリーすぐなくなっちゃいませんか? 現代でも長距離用の通信機は背中に背負ってる。 #right(){(90:65)} 軍事小説の名作”チームヤンキー 出動せよ”のはじめの方で 副長が無線封止が順守されているかの監視を兼ねて無線機のかたわらにいる 描写が出てきます。従って常に電源はONにして特定の周波数をモニターしている わけです。 チームヤンキーは戦車中隊(1個小隊欠)+機械化歩兵1個小隊+ 火力支援車両1両からなる戦闘団で熱戦を繰り広げることになります。 #right(){(90:67)} 特殊部隊はさすがにつけっぱなしにはしないでしょうね 送受信自体なるべく行わないでしょうし #right(){(90:69)} 状況によって違うんでないかい? 交戦中に指令が届かないと困りそうだ それに交戦している時間って結構短いし ちゃんと答えになってなくてスマソ #right(){(90:76)} 電源に関して。 長距離行動が予測される場合は、クランク式の手動発電機を携帯します。 #right(){(90:78)} **スターリングラード市包囲網のパウスルと外部のマインシュタインがテレタイプなるもので会話をしていたと言う事ですが、これはどんなものですか? テレタイプは電動タイプライターの入力と出力を電線で結んだものです。 簡素な仕組みながら、確実な情報伝達を行えるスグレモノです。(でした か今や) #right(){(90:529)} テレタイプは1920年代から使われていたようです。 ファクシミリが一般化した1980年代半ば頃も、結構使われていたようですね。 #right(){(90:530)} **建機のミリタリー仕様ってあるんですか? 軍隊には工兵隊(自衛隊では施設科)というものがあり、土木工事を担当します。 専用の器材も保有していますが、一般土木機に関しては民生用を転用することもあります。 #right(){(91:283)} **WW2時のパイロットのサングラスの普及率はどのくらいでしょうか? 70年代に発行されたモノマガジンのサングラス特集では米軍パイロットの 官給品にはサングラスが含まれていたという記述がありますが、事実なのか どうかは判断できかねます 私が持っている米軍大戦機の写真集にはサングラスをかけたパイロットが けっこう映ってますけど #right(){(92:151)} 一寸何処で見た写真か思い出せないのですが日本海軍のパイロットが色眼鏡を 掛けて愛機とともに写っているのを見たことがあります 色眼鏡自体は大正頃に日本にも入ってきたと記憶しているので私物として持っていた パイロットも稀にいたのかもしれません #right(){(92:152)} 米軍機のガラス製品はほとんどボシュロム社が製造していて、大戦中にサングラスはタダで配ってたそうですが。 #right(){(92:201)} 日本軍も夜間防空部隊のパイロットや夜間見張り員に、 夜目を鍛える目的でサングラスを支給していたと記憶する。 日本軍の写真でサングラスが登場したら ほぼ官給品と見て間違いないと思われ #right(){(92:358)} **兵士の過剰装備による重量負担をへらそうというのが現在大きな注目を集めているそうですが、 >現在、特殊部隊ではない、平均的な機械化歩兵小隊の兵士、つまりブラッドレーの下車班のライフルマンの装備などについて、 >たとえばM16とSS109クリップいくつ、ハンドグレネード、水筒、ボディアーマー、 >などの標準的な装備についての規定(つまり小銃弾はいくつ携帯するのか、 >ハンドグレネードやグレネードランチャーはどのぐらいもつべきかについての規定というか、 >標準的な教本での指導)について詳しく述べたページというか、解説してあるページをどなたかご存じないですか。 ブラッドレーの下車班でないのですが、FOOTMARCHがそれに該当するかもしれません。 またTOEなどで調べてもある程度のっているページがあると思います。 FMでなくその他の資料を当らないと該当するものは見当たらないと思います。 #right(){(92:284)} なんかそれらしい教則本の一部らしき文書みつけた。91年制定の行軍訓練 での規定装備らしい。 COMBAT LOAD: Fighting Load-- Helmet, ballistic = 3.4 lbs. Pistol belt, suspenders, and first aid pounch = 1.6 lbs. Canteen, 1 quart, and cover with water (2 each) = 5.6 lbs. Case, small arms (2 each) = 1.8 lbs. Bayonet, with scabbard = 1.3 lbs. Protective mask w/decontamination kit = 3.0 lbs. Rifle, M16A2 w. 30 rds 5.56mm in magazine = 8.8 lbs. Magazines (6) with 180 rounds 5.56mm = 5.4 lbs. Grenade, Fragmentation (4) = 4.0 lbs. TOTAL FIGHTING LOAD = 34.9 LBS.(15.8446kg) Approach March Load: ALICE, medium with frame = 6.3 lbs. Rations, MRE (2 each) = 2.6 lbs. Canteen, 2-quart and cover with water = 2.6 lbs. Toilet articles = 2.0 lbs. Towel = 0.2 lbs Bag, waterproof = 0.8 lbs. E-tool with carrier: 2.5 lbs. Poncho, nylon = 1.3 lbs. Liner, poncho = 1.6 lbs. TOTAL APPROACH MARCH LOAD = 22.1 LBS.(10.0334kg) TOTAL COMBAT LOAD = 57 LBS.(25.878kg) 以外なのは、規定の装備の中にボディアーマーが含まれていないこと、拳銃が 入っていること。今ならボディアーマーは必須じゃなかろうか。それから一般の兵士の 装備に拳銃が必要なのか、どうか。あとSS109のクリップ数が7つで計210発というのは、 多いのか少ないのか(もっぱらセミオートで撃つのだからこのぐらいでちょうどいい、ということなのか。) それと、水筒と水が以外に重い、というのは気がつかなかった。 #right(){(92:302-303,305)} **ドッグタグのチェーンがチタン製のありますか? 正式装備品には無いです。 タグのチェーンは最終的に引きちぎったりするので余り強くしません #right(){(93:85)} **旧日本海軍の機密文書には海に沈むよう鉛が使われている、と元海軍中尉のお爺さんに聞いたけどどの部分に使われているか教えて下さい紙は普通の物です 鉛でできた重い筒に入れられていました #right(){(93:586)} **ゲートルって何のために巻くのでしょうか? ブーツの代わりとでも思ってくれ。 #right(){(94:458)} 足首からすねの保護、ズボンの裾の保護、動きやすさなどの他、 疲労軽減の効果があるそうです>ゲートル スポーツ時のテーピングと似ているかな? 自衛隊発足間もない時はゲートルを使用した時期もありましたが、 現在は使われていません。 #right(){(94:459)} 蒸れにくいし、編んである靴下と違って引っかかりにくいし、 濡れても裾と違ってまといつきにくいなど、高温多湿のところで利点がありますね。 しかも安いからいかにも戦前日本向き。 #right(){(94:461)} **昔の海軍などで、、海水用の専用石鹸なるものが開発され使用されていたということですがどのような物なのでしょうか? 全然答えになって無くて申し訳ないんですけど、 空母の整備員などは油で汚れた作業服を航空ガソリンで洗ってた そうです。 無論禁じられた行為だったんですが、汚れ落ちは最高だったそうです。 #right(){(94:637)} 合成洗剤って奴じゃない? ミセルを形成して汚れを除去する訳だな。 ほいで、石鹸ってのは、高級脂肪酸、あるいはその混合物のナトリウム塩からなるアニオン界面活性剤なのさ。 その水溶液は弱アルカリってんだからpH10くらいか。 だた、硬水とか海水とか、pHが7から外れた環境だとかだと中和したりして界面活性剤自体が化学変化を起こすってな困った事がおこる罠。 ほいで、それを解決しているのが合成洗剤で、まぁ、トリポリリン酸ナトリウムなんかをbuilderとして付与するなんてな、教科書でもでるわな。 とはいえ、今なら無リン洗剤が好まれるから微粉化したゼオライト(沸石)なんか混ぜているかもしれん。 つか、一種類じゃないから何がどうだかまでは具体的には言えないのは申し訳ない。 >海水用石鹸という物は現在では使われていないのでしょうか? 温泉行った事あるかいな?南伊豆とか行くとな、海水温めて作った温泉なんかある。 まぁ普通に海水浴場のシャワーとかでも海水用石鹸なんて売っているから、 ちょっとでかいDIYショップ行ったら絶対あるとおもうぞ。 #right(){(94:644)} **「ステルス戦闘機(多分F-117の事だと思うんですが)には釣り道具が装備されている」というのは本当ですか? >本当だとしたら、何故釣り道具を装備してるんですか? 自活するためのサバイバルキットに含まれる物です。 #right(){(95:804)} 戦闘機に装備されているのではなく、パイロットが携行している #right(){(95:809)} **特攻隊員がかぶっているメガネつきの帽子は何か名前がついているのですか? 飛行帽な。 #right(){(96:429)} **空挺降下時に主傘をあきらめて予備傘を開く場合、主傘は何らかの方法で体から切り離すのでしょうか? 切り離すための装置がついています。 切り離した後、絡まないよう一定時間降下した後、予備傘を開くと聞いたことがあります。 #right(){(97:剣恒光 ◆YR1Hskt.M.)} **日の丸以外に、左上に太陽のモチーフ、そこから太陽光線が出るようになってる旗があるんです。 >あれはなんという名前なんですか? >それとその旗が朝日新聞の旗に似てるのは偶然なんでしょうか? 旭日旗(きょくじつき)と言う。 海軍旗とも言う。今でも海上自衛隊の旗である。 似ているには偶然だと思われ。 #right(){(98:447)} 旭日旗。割と昔から用いられていた意匠で、 特に軍事ネタというわけではありません。 そういうわけですので、朝日新聞の社旗に似てるのは もちろん偶然です。 #right(){(98:458)} 陸軍国旗(日布、紅日光線章)は、明治3年5月15日制定です。 海軍旗(旭日旗)は、明治22年(1889年)10月7日公布の海軍旗章条例で制定されました。 朝日新聞のも同じと言えば同じですが、陸軍国旗の方が早いので、そちらのモチーフを 採用したものと考えられます。 #right(){(98:眠い人 ◆gQikaJHtf2)} **第二時大戦時 パラシュート無しで飛び降りて助かった兵隊がいたって本当ですか 例外的事例としてなら実に数多くのパラシュート無し降下 または未開傘降下の生還例がある 今でも2,3年に1回ぐらいは「奇跡の生還」として報道されてるよ 「世界丸見え」なんかで何度も何度も再現ビデオを流しているし #right(){(98:692)} **アメリカ兵が死んだときにつける、楕円形のものの名前って何って言うんですか? 認識票(Dog tag)のことを言っているのでしょうか? 銀色の首から下げるやつです。 これは死んだ時に付けるのではなく、普段から付けておいて、 死んだ時に誰だかわかるようにするためです。 #right(){(100:776)} 通称ドッグ・タッグ(犬の鑑札)とも呼ばれる認識票。 認識票には氏名、認識番号、血液型、宗教(プロテスタントならP、ユダヤならJ、仏教ならBなど)が刻印されている。 二枚一組になっており、前線等で着用者が死亡しその場に埋葬しなければならない場合、 一枚を死者の口腔中に入れもう一枚を指揮官が持って帰る。 これによって後日回収にきた場合でも、白骨化していてもそれが誰かが識別できる。 通常は二枚をチェーンに通して首から下げるが、擦れ合って音がしないようにゴム製のライナーをはめる場合が多い。 #right(){(100:780)} 宗教欄に“ユダヤ”とあったら、捕虜になった時になぶり殺しに遭う…かもしれないという懸念から、 先のイラク戦争で同項目はなくなってます。 #right(){(100:イスラエル国防相 ◆3RWR.afkME)} **バックでアリスバック・キャメルバックなどはどういう時に使うものなのでしょうか? キャメルバックは米CAMELBAK社の商標で、日本では背負い式水袋全般を指す一般語となってます。 元々は80年代後半に米軍が行った新型水筒開発から派生したもので、ガスマスク着用時 用の「密閉水筒+口元に延びるチューブ」が原型になっています。 自転車等のクロスカントリー競技などでも使われています。 #right(){(101:613)} **中田商店は米軍などの装備品で実物新品って売ってますか? 勉強するしかないねえ 鑑定書が付く訳じゃないんでな #right(){(102:230)} 軍装スレできけば識別ポイントと、本物だったと名無しさんが主張する物を 買った店を教えてくれるよ あとは自己責任 #right(){(102:231)} **軍隊ラッパの二巻、三巻ってなんのことですか? 信号らっぱの事 (かなり)昔は真っ直ぐ、一巻きと変遷し、 2巻きや3巻きが現在主流。 陸自で現在採用されているのは3巻きだけど、 2巻き使用者もいる。 理由は高い音色が出て綺麗に聞こえるし、吹きやすいかららしい。 言い忘れてた、以前は2巻きが主流だったけど、 音の伝導の関係で、3巻きになったとか。 #right(){(102:682-683)} **日本軍では基本的に将校以下はゲートルだったはずだと思いますが何故なんでしょうか? 部隊によって微妙に違いますが、長靴は下士官以上(下士官は半長靴も)、 それ以下はゲートルです。 #right(){(102:511)} **東部戦線の写真で、WWIIのソ連兵士が肩から斜めに(駅伝のタスキのように)、毛布のようなモノを掛けてるのを見かけるんですが >あれは何でしょうか? 数日分の食糧をくるんでる。 布は夜間の防寒に使う。 んで、補給の回数を減らす。 #right(){(106:204)} **アメリカ陸軍歩兵装備のアリスパックって何の略なの? A      L       I      C     E All Purpos Lightweight Individual Carrying Equipment #right(){(106:630)} **WWⅡのドイツで、国民突撃隊が付けている腕章にはどんな文句が書かれていたのでしょうか? "DEUTSCHER VOLKSSTURM WEHRMACHT" 「ドイツ国民突撃部隊」だと思われ。 #right(){(108:眠い人 ◆gQikaJHtf2)} **旧陸軍で連隊旗は歩兵連隊と騎兵連隊だけにしか与えられ無かったと聞きました。 >そうすると砲兵連隊や工兵連隊は連隊旗をもらえないということになりますが、 >なぜ、歩兵・騎兵だけに連隊旗があり他の兵科には連隊旗がないのでしょうか? 明治7年(1874)に陸軍歩騎砲工兵連隊軍旗、歩兵大隊旗、歩兵嚮導旗が制定されていますよ。 #right(){(110:眠い人 ◆gQikaJHtf2)} **軍人手帳(軍隊手帳)は現在貴重なものになってしまったのでしょうか? 実物は程度によるが数千円~数万円、複製品は1000円程度で入手可。 #right(){(111:13)} **ネイビーシールズはルミノックスというメーカーの腕時計を着けているそうですが、他の軍隊はどんな時計をしているのですか? SEALS全員はがルミノックスをつけてるわけでもありませんが。 それはさておき、自国産業の保護目的で自国製の時計を 採用している場合もありますが、各国各人バラバラです。 ステータスが高い場合は高級なブランド時計を つけている例が多々見られますし、Gショックをつけた 兵士は自衛隊、米軍の報道写真でよく見られます。 事例が多すぎて、簡単に「こんなものをつけている」と回答できないのです。 あとは該当スレでも見て参考にしてください。 ☆銃と時計は良き伴侶・軍用時計スレ☆ http://hobby3.2ch.net/test/read.cgi/army/1053573047/ #right(){(111:592)} **米国などではドッグタグをよく見かけますが、旧日本軍はそれに似たようなものを用いていたのでしょうか? 軍人手帳 #right(){(111:455)} 認識票(部隊番号と個人番号が刻印された真鍮のタグ。成田山のお守りくらいの 大きさだったとか)が配布され、それを被服に縫いつけることになっていた。 ただし、末期はそれどころじゃなくなってしまい、支給されなかった兵士も多かった。 #right(){(111:457)} **陸自の野外炊具1・2号で調理できるメニューってどんなのがあるんですか? 1号は焼き物がNGでしたが、1号(改)では焼き物もOKになりましたので、炊飯から汁物、 焼、炒、煮、揚げ物を調理することが可能です。 2号についても、献立のレパートリーについては1号(改)に準じているようです。 流石に、どんなメニューが多いかまでは存じませんが・・・ ただ、カツカレーを調理するのはかなり大変とのことです。 (揚げ物と煮物を同時進行で調理しなければならないため) #right(){(111:ちゃぎ ◆fSfdiYoeFc)} **軍装店で売っている弾薬箱ですが、一回きりの使用で処分してしまうのでしょうか? 軍装店にあるということはアーモ缶のことだと思いますが あれは納入ではなく軍で運搬のために使うものです。 弾薬メーカーがあの箱に入れて軍に収めるためのものではありません。 #right(){(112:298)} **陸上自衛隊の自衛隊旗って、普通の旭日旗より赤い線が太くて少ないようですが、戦前からのものでしょうか? 不完全なレスなので補完よろ。 よく目にする連隊旗と軍艦旗は十六条、自衛隊旗は八条なので別物。 ただし海軍には「将旗」という八条の旗があった(但し自衛隊旗とは紅白の配置が逆)。 問題は旧陸軍で八条の旗を使ったかがわかれば解答完了なのだが、そこを補完よろ。 #right(){(112:鷂 ◆Kr61cmWkkQ)} 軍艦旗は16条で中心は左にずれる、昔とおんなじ。 自衛隊の連隊旗は8条でまんなか。 旧陸軍は16条でまんなか。 #right(){(112:ふみ)} **第二次大戦中の日本軍の部隊間、戦艦同士などの連絡手段について教えてください http://www.yokohamaradiomuseum.com/tenjitop.html #right(){(113:885)}※リンク修正 **軍手の軍って軍事とかに関係ありますか? 旧軍の軍用手袋(作業用手袋)を略して軍手といいます #right(){(115:883)} 江戸末期からの起源です。 #right(){(115:884)} **仙台第二師団若松第二十九連隊を少年時代に見た方によると、将校の一人が持っていた軍旗は房だけだったそうです >この房だけの軍旗は有名なのでしょうか? 明治創設の歩兵連隊・騎兵連隊は、連隊旗が房だけになってるのがデフォ。 連隊旗は最初に下賜されたものをずっと使い続けるから、古豪連隊のはたいていボロボロになってる。 #right(){(116:722)} **キャンティーンの代わりにキャメルバッグが使われ始めてるみたいですが、体を覆う面積が広いから被弾率高くないのかな? 代わりっつーか、あれは行動中でも容易に水分補給出来るようにするためのシステムでしょ。 今でも、腰周りに1qtのキャンティーンつけてるから、 全部キャメルバック式に代替してる訳じゃないし。 #right(){(116:827)} キャメルバックはかなり丈夫で、破れるくらいに物に引っ掛けると、固定のベルトちぎれます(ホースはそれほど強くない) 最大の欠点は転げまわったときに、飲み口から水漏れすること インドアだと、遮蔽物に背中を押しつけた場合に漏れる可能性があります(上寄りに背負えばあまりないでしょうが) 行動中に周辺警戒をしながらも給水できるのがメリットですね 元々はバイクの耐久レースとに使われていたものです 登山用品店やオフロード主体のバイク用品店に行くと現物見れると思います #right(){(116:830)} **軍用無線機(歩兵用)は民間の無線機と比較してかなり大型ですがもっとコンパクトに作れないのですか? 軍事用の無線機は、以下のような理由で民間用よりも大きく重くなります。 1:長時間使用するのでバッテリーが大きい。 2:衝撃や悪環境に耐えねばならないので頑丈に作る。 3:通信距離が大きいので、出力も大きい。 実際、小隊や中隊間の近距離通信に使う無線機は、より小さいものです。 #right(){(121:33)} 米陸軍では、1個小隊につき一人の無線兵がいて、常に小隊長のそばに ひっついてる、という事になっております。 民生用との違いは、>>33氏の挙げている他に、最近のものでは デジタル無線だったり、暗号化装置がついてたり、とかく高級です。 壊れたときは……どうすんだろ? #right(){(121:34)}※デジタル無線や暗号化装置は米国以外でも使われています隣接小隊か中隊本部に、伝令を出すと言うのが無難な答えかな。 自衛隊の普通科中隊には中隊本部の中に通信班という物が有ります。 ここから予備機材を出すような感じになります。 持ってきて貰ったり、取りに行ったり、 臨機な処置を取るので、答えはいくつも有るんじゃないかな。 (陸)自衛隊の車載無線機級は、ワザと出力を抑えてます。 携帯無線機もそうかな? 携帯無線機でも電波状況がよければ東富士から北海道に届いた事が有ったので、びっくり。 #right(){(121:37)} 携帯電話を使う (冗談ではなく、湾岸戦争の時に無線の壊れた指揮官が 報道陣の持っていた衛星携帯を徴発して連絡に使用した。 以後、どこの国の部隊も必ず携帯電話を持たせるようになった) #right(){(121:54)} 大型である理由 >33>34に加え、点検・部品交換の容易性。民間無線機器に比較し、更新時期が遅いため旧式大型である部分も一応皆無ではない。 故障時の対処 伝令、予備無線機の使用、重要度の低い無線機の転用等。 予備手段は準備するのが当然。 携帯電話は施設への依存度が高く、野戦部隊の通信として不適。衛星携帯はコスト及び他所通信の点で不利。 無線機の割り当て 部隊の特性により違う。中隊で1つ程度の部隊から、2名程度の組で持つところもある。 なお>37後半、出力を押さえているのは万国共通。電力消費等、機材の問題だけでなく電子戦上の理由。 携帯無線機で北海道に通じたことについて興味が有れば、電離層反射について確認すること。無線板の方が詳しいのでそちらに行くのも可。 >36>54は事実だが、断片的な情報資料であって、全体の理解には不適 #right(){(121:57)} **現代の兵士はトイレットペーパーみたいなの携行しているのですか? >イラクの米兵など、基地にいる時はいいだろうけど戦闘やパトロール中にしたくなったらどうするんでしょう? 一応レーション(軍用携行食)のパックにはティシュペーパーが一緒に入ってるのが一般的。 駐屯地や基地の外に出て活動中の時は、携行スコップで穴を掘って埋めろ、と教育される。 米軍の場合最近はレーションの食物組成を工夫して、なるべく排便の回数が少なくなるように工夫しているそうだ。 MREの紹介。 http://www.special-warfare.net/data_base/310_field_gear/ration_01.html #right(){(初心者スレ471)} **トランシーバーのような携帯無線機はいつごろ実用化され、軍や警察に導入されたのでしょうか? 1930年代初期に、米のパトロールカーにAM通信機が装備されていますが、これは受信専用でした。 1950年代初期から米のパトロールカーにはFMの両方向無線通信機が装備され始め、同時に 携帯できる無線機の使用も始まっています。 軍の可搬無線機については、米の場合、本格的な使用は第二次大戦に入ってからです。 下記サイトに詳しいのでご参照ください。 http://www.nj7p.org/history/portable.html 携帯通信機SCR-536「ハンディ・トーキー」が最初の軍用トランシーバー http://en.wikipedia.org/wiki/SCR-536 これ以前に背負い式の可搬通信機(「ウォーキー・トーキー」は本来これのこと)が発明されている。 http://en.wikipedia.org/wiki/Walkie-talkie#History #right(){(初心者スレ471)} **映画ブラックホークダウンの通信機について >ウォーキートーキーってトランシーバーみたいなものですよね? >しかしマクナイト中佐はそれを使って、C2ヘリや本部のガリソン少将と通信している描写がありますが >ウォーキートーキーでそのくらいの距離で通信できるものなのでしょうか? >もしできるとすればムーア上等兵の背負っていたような大きな通信機はいらないようにおもえるのですが 司令部から命令を受けたり他の部隊と交信したりする長・中距離用無線機と 隊員同士が相互の交信に使用する短距離無線機は使い分けるのが普通。 個人間のトランシーバーは状況によってはわずか数百メートルしか通じない場合もあり、 出力の大きな無線機で部隊間の通信網を構築し、それをトランシーバーで補完するわけです。 #right(){(522:名無し軍曹 ◆Sgt/Z4fqbE)} **日本軍の装備で足にくるくる巻いてる布みたいな奴ってなんか意味があるんでしょうか? >名称とかはあるんでしょうか 教えて下さい ゲートル 行軍時の足の保護むくみ予防などの為の物、別に軍だけの装備ではない、 きゃはんなど昔からある旅支度のひとつ。 #right(){(480:508)} **護身用に電気式のスタンガンでも持ち歩けと言われているんだけど 実際問題としてあんなの役に立つのでしょうか スタンガンは素人さんの持つものじゃないよ。 ちょっと触れただけで相手が気絶してくれるのは駄漫画やTVの中だけ。 気絶させるには高出力のやつを、相手を完全にホールドした状態で数秒間 押しつけて(できれば肌の露出した首筋など)おかなくちゃならない。 素人さんが持っても、熊を散弾で撃つようなもの。相手を怒らせるだけ。 #right(){(1:316)} **戦場で兵士が家族のボロ写真を取り出す・・・なんてことは映画のお約束ですが、実際の軍隊でも兵士が私物を携帯する事は認められているのでしょうか? 写真や手紙程度なら、保全上の必要がない限り認められています。 この権利は捕虜にも適用され、勝手に取り上げてはいけません。 ちゅうか、長期間外部との接触を断たれるわけだから、家族からの手紙を遅滞なく届けたり、 嗜好品や娯楽用具を持ち込んでストレス発散させないと軍規が崩壊するよ。 旧日本軍ですら、戦地への郵便や慰問品の配送には力を注いでた #right(){(369:298)} **戦車のりとか飛行機パイロットとかが、喉に通信機みたいなものを巻いているのですが、なぜ口元につけないのですか? あれね、雑音を拾わないようにああなってるの。 たしか「咽頭マイク」とかいって、喉から直接声を拾うの。 似たようなのでは、頭蓋骨に音を振動の形で送り込むことによって、 大音量で聞いてても音が洩れない「骨伝導イヤホン」なんてのもあるでね。 #right{(498:733)} **軍事用双眼鏡で目標を見るだけで、そこまでの距離が表示される物ってあるんですか? >あるなら、一般人も買えるんですか? 軍事用としても使われてると思うけれど、普通に民生品として販売されてる。 主にゴルフ用としての需要が高いみたい。 http://www.hanshinco.com/lrf.html リンク先に「各国軍事産業への実績」とか書いてある。 #right{(514:620)} レーザーを使わないタイプのものもある。 これらは距離でなく「MIL(ミル)」のゲージで距離を測るもので、市販もされている。 1MILというのは、1mの大きさの物体が1km先にあるときに見える大きさ。 双眼鏡の目盛り1MILにピッタリのものがあったとして、その対象の大きさが 1mだと判明しているなら、その物体との距離は1Kmと計算できる。 狙撃銃や対戦車ロケットのスコープなどでは、対象が「標準的な人間の身長」とか 「標準的な装甲車両の全長」とかを前提にして、MILの代わりに距離を示しているものが あるけど、この手のは軍用以外に役立たないので、市販はされていない。 #right{(514:622)} **部隊玉砕のとき軍旗を奉焼するみたいなのですがどういった理由があるのでしょうか? 敵の手に渡さないため。 むかしから、軍旗は部隊の象徴であり、これを奪われるのは恥だから。 #right(){(俺初質スレ430:206)} **装備の中にあるナイフって主に何に使うものなんですか? ナイフはあらゆる作業に使える万能工具。 例えば茂みを切り払って道を作ったり、木を切って薪にしたり、 寝床を作ったり、獲物を解体したりすることができる。戦闘に使うだけじゃない。 サバイバル状況の中では、兵士は何があってもナイフだけは手放すなと叩き込まれる。 #right(){(344:200)} **先進国の一般的な(特殊部隊などではない)歩兵は無線機を全員に配布しているのですか? >それとも、分隊や小隊に通信兵が一人配置されてるような感じなのでしょうか? 有効範囲数百メートルぐらいしかない隊内無線機(トランシーバー)はもらえることがあるけど 遠くの部隊と交信するための無線機はでかくて重いので通信兵しか持ってません RMAに代表される戦場の情報化の進展しだいでは一人一台の時代もくるのかも なおガワを小さくすればいいのかと言えばそうでもなく ちゃんと周波数を管理しないと混信しまくるし ハードを解決しても情報の受け手が対応仕切れなければパンクするので 通信機だけ増やせばいいって物でもなく 戦場の情報化はその辺を含めて解決しないといけない 現状、兵卒は分隊員や下士官と交信すれば十分だよねって事で 隊内無線がもらえる事があるしもらえないこともある #right(){(571:モッティ ◆uSDglizB3o)} **寒いところで銃を使う時に手袋が邪魔になったりしないんですか? >太い指と手袋の太さだとトリガーガードいっぱいになってしまって引き金が引けちゃう気がするんですが 防寒専用の手袋には、射撃用にできた薄手の6本目の指袋がある。 ちなみに陸自の防寒用大手袋はミトンタイプで、右人差し指用の袋がでてる。 #right(){(341:641)} 独ソ戦の際、ドイツ軍は手袋に小枝を付けたり手袋に切り込みいれて 中から小枝を突き出したりしてそれで引き金を引いてた。 朝鮮戦争の時、アメリカ軍は防寒手袋がミトン型だったために 銃の引き金が引けずに難渋した。 みんな革手袋をはめた上に指が出せるように切り込み入れた 防寒ミトンをはめたが、指を凍傷で失う兵士が続出した。 今は大概人差し指だけが別れた3つ指の防寒ミトンが使われ、 銃のトリガーガードもそういう時のために外せるようになっている。 5本指が分かれてる必要がある時は、革手袋と軍手の重ねはめで 何とかする。 #right(){(619:38)} **ランド・ウォーリア計画で搭載しようとしている、電子機器の操作は何処で行なうのでしょうか? >コントローラーの様な物があるんですかね? ブラックベリーのような端末を介してFCSを操作する方式や 火器本体にインターフェイスを配置する方式が考えられて居ます。 参考 http://www.f5.dion.ne.jp/~mirage/hypams06/w_1.html #right(){(575:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s*加筆)} **ゲートルの利点と欠点及びWW2後に各国の軍隊で使われなくなった理由を教えて下さい。 ゲートル着用の主な目的はふくらはぎを締め付けて長時間の徒歩行軍時に脚のむくみを防ぐこと。 第二次大戦後は歩兵の自動車化が進んでそこまでする必要がなくなった。 利点はコストがかからないこと、包帯代わりに使えることなど。欠点は装着がめんどくさく時間がかかること。 米軍などはレギンス(スパッツ型の半脚絆)に移行したし、戦後は編上げ式の軍用ブーツが主流になったので、廃れた。 #right(){(592:32,33)} **陸自では高性能照準機や赤外線スコープなどを使用しているようですがサーモグラフィー的なものは、配備されているのでしょうか? サーモグラフィーは高価であり、冷却装置や冷却用電源が必要なことが多い。 感度の高いマイクロチャンネル増幅では表示プレートの発光素子に波長特性がないので、 カラーにしても意味がない。(擬似)カラーにこだわると絶対的な感度で劣る。 表示装置の重量、体積、消費電力も増える。ほとんどの軍事用途では擬似カラーにする必要がない。 このためサーモグラフィーは特別な偵察用途にしか使いません。 #right(){(322:598)} **現代の四角いタイプのパラシュートなら編隊が分散せずに着地可能なの? 現在でも大規模な空挺降下では丸いタイプも依然として使われていますし、 四角い操縦性の高いタイプも別に編隊組んだり揃った状態で 綺麗に着地できるわけじゃなかったりしますし、 丸いタイプよりはというだけで、結局風の影響は受けてます また、降下時に兵士それぞれがぶつかる危険性があるので、お互い安全距離をとって 降下~着地を行うために、一人当たりの面積をとるので 結局大規模部隊ではそれなりの範囲に拡散して着地する事は変わりがありません そりゃあ、昔の空挺降下よりは離れすぎて行方不明とか合流しそこないとかは減ってますが… 自衛隊の展示訓練における空挺降下では四角いタイプを使用しており、 これは降下人数が少数で、降下の拡散範囲も狭いだけです 「現代の空挺降下は拡散しない」という類のレスを付けている人は、おそらくそういう展示の例だけを見て 思い違いをなさっているのだと思われます #right(){(616:316)} **自衛官は、勤務中サングラス着用はおkですか? 陸の場合、部隊長の許可がいる。車両を操縦するとき、スキー訓練の時など一時的な使用については、口頭で足りる。 最近では、ゲリコマ訓練で統制して着用する部隊もある。 派手な腕時計やリング、メガネは服務規則で禁じられているし、 営門の歩哨は駐屯地の看板だと教育されて、頭髪や制服のプレスはもちろん 態度まで厳しく指導されるのが陸のデフォ めったに見られない光景を見た、というところでしょうか。 #right(){(自衛隊板初質スレ82:陸自某 ◆JEGWE3PaU.)} **サスペンダーを防弾チョッキの上に付ける場合と、下に付ける場合を比較した場合の長所短所は何でしょうか? サスペンダーをチョッキの上につけた場合 ・がさがさして固定されない 下につけた場合 ・チョッキの間に挟まって痛い ← サスペンダーを伸ばすことで解決 チョッキに装備をつけた場合 ・チョッキを基本的に脱げなくなる ・脱落防止が面倒 ・取り出し動作に腕を上まで上げるのがきつい ・椅子に座ってからもたれると痛い #right(){(自衛隊板初質スレ109:208)} **バンダナ(ランボーやスネークみたいな)は、実用面での利点はあるんでしょうか? 鉄帽の下にしてる人もいます。汗をとるためです。 また車両走行時の砂埃を吸わないようにバンダナ等で口を覆ってる人もいます。 #right(){(自衛隊板初質スレ81:213)} **旧ソ連や、中国、北朝鮮など、社会主義の軍人のお偉いさんの胸にジャラジャラついている勲章はどういう基準でもらえるのですか? 複数授与されて位が低い勲章も着用するからジャラジャラになっちゃう。 普通の国では最高位の勲章だけ着用すれば良い。 ソ連の場合はスターリン時代、特に大祖国戦争のときに一気に勲章の種類が増えたせいもある。 それ以前は赤旗勲章とかレーニン勲章くらいしか種類がなかったので、 1935年に最初に任命された五人の元帥がその時に撮影した記念写真で 付けてる勲章は意外なほど少ない。 #right(){(304:45,87)} **最前線の歩兵たちは耳栓装備済みなんですか? >耳栓の類いを付けてると命令が聞こえないような気がするのですが。 米陸軍では、完全にふさいでしまう耳栓ではなく、伝える音量をコントロールする耳栓などが 2002年から標準配布されています。なくしにくいように紐も付いてます。 http://www.armytimes.com/news/2009/09/army_ear_protection_090509w/ #right(){(654:364)} **白兵戦スコップ最強説は本当ですか あれは簡易な手斧に相当します 中世において、手斧は薪を取るなど日常生活に欠かせない道具であり、世界的にメジャーな武器でした。 ただ日本ではあまり人気がありませんでした。 ひらけた場所で槍に負け、近接戦で打刀に負け、組み付きで短刀に負けたから出ないかと思います。 現代の白兵戦では槍に相当する着剣小銃と短刀(銃剣)はあったのですが、 中間となる軍刀が限られた人しか持っていなかったのでスコップのニッチがあったのではないでしょうか。 そして人間はとっさに殴りつけるという動作を好む傾向があるためよく使われました。 スコップは手斧と同じように当たりさえすれば、殺傷力が高かったようです。 刺突に比べて傷が派手なのも印象に残る上で有利に働いたでしょう #right(){(俺初質スレ431:モッティ ◆uSDglizB3o)} **塹壕の中から敵を確認する屈折望遠鏡のような物は無いんでしょうか? 砲隊鏡の事かな? 弾着観測(修正)等で今でも使われてる筈ですよ。 自衛隊でも特科・普通科・戦車種当たりが持っているかと。 #right(){(101:20)} **無線の代わりに携帯電話が使われないのは何故ですか? 無線はダイレクトに端末同士が会話出来るが、ケータイは中継基地局が無いと通話出来ない。 一つは暗号化されていてそれは基地局でないと変換出来ない。 もう一つは機種によって出力方式が違うためその変換もする必要がある。 僅か数メートルの距離の人間と話すために膨大な施設と電波の迂回が必要。 戦場ではそれは非現実的。 #right(){(戦争板初質スレ5:326)} **ボディアーマーやバックパックにつけられたベルト状のものを何と呼びますか PALSテープとか、ウェビングとか #right(){(俺初質スレ30501:237)} **安全靴のブーツと軍用ブーツの差はなんでしょうか? 軍用ブーツの仕様は国によってマチマチだから一概には言えないが 靴底の耐久性を高めるためにリベットを仕込むことが多いかな #right(){(俺初質スレ30501:282)} 安全ブーツというのはうっかり重量物落としたり、台車に轢かれても 大丈夫なように、つま先に鉄板のガードが入ってる作業靴。 軍用ブーツってのは基本的にヘビーデューティ仕様のアウトドアブーツ。 あとロスコは米軍の納入メーカーなので、基本的には軍納入品に 準じたものを出してる。中国辺りの国外製造のローブランドが ウルトラフォース、米国内製造がミリタリーディビジョンといった 企業内ブランドがあるけどね。 #right(){(俺初質スレ30501:283)} **軍隊がはいてるような本格的なブーツって一般人にも手に入る物なんでしょうか? ブーツは国や組織によってマチマチだねえ。 以前、米海兵隊のゴアテックスブーツ履いていたけど、belleville(ベルヴィル)社の納入品だった。 支給品番号(コントラクトナンバー)がタンの部分に打刻されている事以外は同社の700STブーツと同じもの。 単に番号が打たれていないだけの同等品ならミリタリーショップで新品が買える。 ここ近年は砂漠向けのサンドイエロー色のやつ(belleville790相当品?)をよく見る。 米海兵隊は近年のものだとCORCORAN(コーコラン)とか他何社かで同仕様のブーツを納入していた筈。 #right(){(俺初質スレ30501:286)} **軍隊では戦術的に携帯電話を使用しているんでしょうか? 韓国軍では使ったぞ携帯 >韓国軍の幹部を含む兵士らが、訓練中に軍事用の無線装置を使わず、携帯電話で連絡を取り合っていたことが明らかになり、韓国内で波紋が広がっている。 >さまざまな技術が必要な無線より、携帯電話の方が簡単に使えて便利-というのが理由のようで、幹部が使う携帯は“軍フォン”と呼ばれる。 >当然、盗聴され放題で、作戦内容が敵に筒抜けになる可能性が指摘されるが、改善に向けた“本気度”は伝わってこない。(岡田敏彦) 作戦が常に国内で、しかも携帯が通じる地域とは限らないんだがなあ #right(){(俺初質スレ435:766)} それは昔の話で、2012年だか13年にスマホで「現在野外訓練で○○(伏字ではなく、実際の地名)now」とか 「わが部隊の隊長はこんな顔」と寝顔をSNSで公開したりする馬鹿将校、馬鹿兵士がいっぱい現れてさすがに 問題になり、14年初めに私物スマホ携帯一切合財禁止になってしまった 見つかると営倉送りになるらしい #right(){(俺初質スレ435:768)} 軍用無線機は、秘話装置がついていて、第3者が傍受しても内容がわからないようになっているものが多い 携帯やスマホの通信内容もデジタル化されてはいるが、その気になれば内容の解析は可能 (軍用の秘話装置も、手間をかければ解読することは出来るかもしれないが、難易度は一気に上がる) #right(){(俺初質スレ435:773)} *暗視装置 **ナイト・ビジョンってありますよね。いわゆる暗視スコープ。あれってどのくらい見えるもんですかね。 >例えば遮光カーテンで見た目には室内にいるかいないか分からない場合でも暗視スコープを使えば電気がついてるかどうかくらいはわかりますかね。 ナイトビジョン(スターライトスコープ)は微弱な光を増幅する装置なので、 完璧に光の無い状況では使えません。ご質問のシチュエーションだと 現行の暗視鏡なら充分視認できうると思います #right(){(9:441)} あえて補足しますと、完璧に遮光すれば光増幅装置(スターライトスコープ)ではさすがに見えなくなります (長時間露光写真に写らないものは見えない)。 引用されているサイトのものは光増幅装置のようですから、この場合中に人がいるかどうかわかりません。 **ソニーのビデオカメラの機能で「ナイトショット」はいわゆるパッシブ型赤外線暗視装置になるのでしょうか? ナイトショット機能では赤外線ライトを照らして撮影します。 つまり、アクティブ式暗視装置ということです。 #right(){(9:611)} しかし、赤外画像式のナイトビジョンであれば、中に人がいることによる室温上昇を 遮光カーテンからの赤外輻射増加として感知することができます。つまり、人が いる部屋のカーテンだけ、他より明るく見えるわけです。 #right(){(9:system)} **現在米軍兵士などが目に付けている暗視装置もパッシブ赤外線方式なのでしょうか? いえ、そこまではまだ普及していません。開発段階はとっくに赤外が主流に なっていますが、実際に配備されているのはほとんどが第3世代の光増幅装置です。 赤外ゴグルが歩兵レベルで実用になるには、室温で作動する赤外センサー が必要であり、車両や航空機に比べて実戦配備は遅れています。 #right(){(12:388)} **歩兵などが使用するゴーグル型の暗視装置でパッシブ赤外線方式になっているものは存在するのでしょうか? >歩兵用のゴーグル型の夜間暗視装置は光増幅式かアクティブ赤外線方式のものだけなのでしょうか? 歩兵用の暗視装置は、いまではアクティブ赤外はほとんどないと思います。 光増幅式もパッシブ赤外に座を譲りつつあり、このため歩兵の迷彩も赤外に配慮したものが普及してきています。 強いていえば、赤外の照準用レーザーポインターがアクティブ赤外と言えるでしょうか。 #right(){(12:383)} **スターライトスコープ装備した集団に追われた人物が発光弾とかで相手の目をくらませるなんてシーンがあるけどあれって本当? 80年代以降のスターライトスコープは、全て光量急増対策が 施されています あれは60年代のベトナム戦争からその後しばらくの間だけの話です #right(){(28:479)} **赤外線スコープの画像がモノクロなのは何故なんですか? 単純に、 人間が色として認識出来ない赤外ライトで照らして見てるわけだから モノクロなんじゃないの? #right(){(58:195)} 赤外画像 赤外線にも可視光同様、近赤外から遠赤外までのスペクトルがあり、それを 波長ごとに可視光の色に割りふって疑似カラー表現することは可能ですし、 目的によっては行われています。つまり、軍用赤外のモノクロ画像は、カラー 撮影できるのに白黒写真を撮っているようなものです。理由は二つ。一つは 多波長の赤外線を受光、分離する機器はどうしても高価で重量も体積も大きくなります。 また、フィルムのカラー、白黒同様、全光エネルギーを波長フィルターなしで ひとつの受光素子で受けることが出来る白黒の方が感度が高いのです。軍用の場合、 赤外波長を分離して表示できるメリットよりも、感度、重量、体積、価格などのメリットの方が 優先されるので、モノクロ受光、表示となっているわけです。 従って、今後赤外カモフラージュなどが進歩してモノクロでは識別困難な ケースが増えてきた場合、また技術進歩によって多波長センサーが軽量化、低価格化された場合には 疑似カラー赤外画像も軍用に使用されるかも知れません。フルカラー(三色)よりも 二色表示(二波長センサー)あたりから始まるかな。 その場合、感度を要求される場合には、なんらかの方法で波長フィルター (あるいはそれに相当する装置)をキャンセルして高感度モノクロとして使用できる システムが付随しないと困ることもあるでしょう。 #right(){(58:203-204)} **WWII時のドイツ軍の赤外線暗視装置は、赤外線燈を備えているようですが、最新のものもそうなのでしょうか。 最近の暗視装置はパッシブ型で、赤外線を照射することによりその反射波を拾うアクティブ型と違い、 目標そのものが出す赤外線を捉えます (しかし、なんらかの赤外線を照射できるなら、パッシブ型も能力は上がります)。 最近の暗視装置について、小型の銃に取り付けるタイプであっても、 400m先の鹿がくっきりと見えるそうです。 サインドワインダーは生命体や焚き火程度の赤外線量は感知できないはずです。 #right(){(61:303)} アクティブ型の赤外線暗視装置でいちばん有名なのは74式戦車の砲塔についている箱 最近の赤外線センサはこちらから赤外線を出さないパッシブ型が主流。 #right(){(61:305)} 最新の赤外線暗視装置は、対象の発する赤外線を捕らえ映像化する もので目標に向かって赤外線を照射する必要はありません。 また、暗視装置には、微光増幅型のものもあり(いわゆるスターライトスコープ)こちらも広く使われています。 赤外線照射型は、使われていないわけではないですが、現在では旧式化したものといえます。 ミサイルなどに使われる赤外線追尾システムは、ある程度高温のもの の発する赤外線でないと追尾できないので、生命体のようなものを追尾する可能性は低いです。 ただし、焚き火や太陽を目標と誤認する可能性はあります。 ですから、ミサイルをかわすために、高熱発生体(フレアと呼ばれている)を投下する方法があります。 最新のミサイルには、最初に述べたような、目標の発生する赤外線を捕らえ映像化し、 目標の形態を識別して追尾するようなものが登場してきています。 #right(){(61:308)} **映画等で”暗視装置”の視界を表現すると大概モノグリーンの映像になっていますが本物もそう見えるのでしょうか? コンストラストが明瞭な割りに目に負担を与えないからと言われています。 人づてに聞いた話ですので、話半分に… #right(){(67:386)} 昔々のコンピュータの画面が黒地に緑色の文字だったのと同じ理由ですね。 #right(){(67:388)} 暗視装置には2種類あって、自前で光源を持っているもの(勿論可視光では無くて他の 帯域の電磁波を使います。多いのは赤外線でしょう)と、スターライトスコープといって 自然状態で僅かに存在する光(夜間だと月や星、太陽光の大気輻射とか、その他の 人工光源でも可)を電流に変えて増幅するタイプがあります。自分から光源を持つ必要が 無いので最近は後者のスターライトスコープの方が主流になっています。  当然ですがスターライトスコープ(以下パッシブ式と仮称)は完全に光学的な暗闇では 何も見えませんが、普通そんな空間は無いのでOK。また、自前で光源を持つもの (アクティブ式と仮称します)は敵が同等の暗視装置を持っていれば自分の光源がはっきり 見えてしまいます。  さて、アクティブ式の場合、元々の光が可視光では無いので「可視光帯域での色」の 情報は最初から手に入りません。ですのでモノクロにしかできません。パッシブ式も、従来 の方式では単純に光子の衝突を電流に変換するだけでしたので色の情報は失われて いました。しかし、同じ強度の光なら色によってエネルギーの高さが異なるのを利用して、 最近では色の情報を復元する機能を持ったパッシブ式暗視装置もあります。  モノクロで得た情報をどんな色で投影するかは完全に自由です。上で他の方が言うように 目に優しいという理由で緑なのかもしれませんが、別に希望ならショッキングピンクでも可能です。 #right(){(67:426)} おーい、スターライトスコープなんて70年代の遺物だぞ 使ってる国はあるかも知れないが、よほどの貧乏国だろう 現在主流なのはパッシブ方式の赤外線スコープ 単なる監視だけじゃなくて、いろんな情報を集められるからね #right(){(67:442)} あと、新しい方式のスターライトスコープとしてはCCDを用いたやつがありますな。 photoelectric boosterよりも検出効率は悪いけど、これだともっとずっと簡単に カラーが取り出せる。民間の夜間監視カメラなんかは今は殆どこれを使ったカラー カメラになってます。 #right(){(67:479)} **スターライトスコープって、サーマルイメージャより消費電力が少ないので、バッテリまで含んだ総重量が軽く済む。 >だから陸戦用機材としては便利…… >というような説を聞いたのですが、どの程度信憑性がありますか? 使われる技術によります 光増幅管(真空管の一種)を利用する光増幅式が単純ゆえに同時代のパッシブ赤外線方式より 消費電力で優れていたことはありましたが、今では大差ありません #right(){(67:461)} パッシブ赤外は、背景雑音の処理が問題。なにしろ熱を画像として 映しちゃうわけだから、カメラの熱も映ってしまう。そこで画像素子を 冷却すると、重くなったり冷却ガスを消耗したりする。で、熱雑音の 少ない素子を開発し、背景熱の少ない設計をしないといけない。感度を 上げるほど、この熱雑音との戦いがシビアになり、戦場で使えるパッシブ 赤外開発は大変なのです。 #right(){(67:462)} **ベトナム戦争を題材にした映画で陸軍の兵士が胸のあたりに赤いレンズのようなものの付いた筒状のものを持っていたのですが何ですか? それは多分L形ライトだよ。懐中電灯。前に赤フィルターをつけているんだ。  赤フィルターは、暗所視における目への刺激が白色光より弱く、明順応を起こしにくい。また目に残像が、残りにくい。また波長が長いためきりや煙の中でも透過性が高く、ビームが横から比較的見えにくい。  青・緑フィルターは、目への刺激が強く、またこの色は銃火との区別がつきやすいためにフラッシュ信号や、航空機の誘導に用いる。  白フィルターは減光で、灯火管制下に赤フィルターが色覚の都合などで使えないときに用いる。 以上は、米軍のL形ライトの使用法からの抜粋 #right(){(67:剣恒光@自衛隊板 ◆yl213OWCWU)} フネでも夜は赤のビニールテープ巻いたライト使う #right(){(67:863)} **ボールファスナー式のピストルベルトはウェストと隙間を作る(ダブダブの状態で装着する)とすぐに外れてしまわないんでしょうか? そう簡単に外れませんね。自衛隊の旧弾帯もボールファスナーだったが。 #right(){(71:剣恒光@自衛隊板 ◆yl213OWCWU)} **何で戦争関係の映像は黒と緑の映像が多いんですか? 夜間の暗視映像だから。 #right(){(73:277)} **映画とかでよく、赤外線センサーの光を見れるサングラスが出てきますが本当にあるのですか? 「服を透視できるメガメ」と同じレベルの現実性だと思いますよ>赤外線サングラス 実際にその「赤外線」を見ることができそうな、いわゆる赤外線暗視装置は電源を 必要とするためにもっと大型で、双(単)眼鏡付きマスクみたいなカッコしてます #right(){(91:769)} 赤外線が見えるメガネはありませんが、いくつかの方法があります。 テレビカメラやデジカメに使用されるCCDは赤外にも感度がありますから、 これを利用すると赤外光を見る事ができます。実際には色調補正のため CCDの前にカラーフィルターがある事が多く、取り去るのが理想ですが、 そのままでもある程度見えます。デジカメを赤外リモコンに向けて モニター見ながらリモコンのスイッチを押すと光るのがわかります。 メガネにこだわるなら、超小型カメラをメガネの縁に取り付け、別の モニターで画像を見るというのはどうでしょう。 #right(){(91:system)} **現在の米軍の暗視ゴーグルは単眼ですが、歩いたり射撃したりするときに距離感が掴めなくて足を引っ掛けたり、 >正確に射撃できないなどの問題が出そうに思えるんですが、実際はどうなのでしょうか? 単眼の方が軽くて安価です。また両眼視でまともに距離の検討がつくのはせいぜい数メートルです。 熟練者でも十数メートル離れた場合の距離感覚(雰囲気ではなく、測定値として)は 片眼も両眼も変わりません。 これは両眼の感覚が0.1mもないという解剖学的制限によるものです。 また、暗視ゴーグルの視野は狭いので、距離感以前に気をつけないと足を引っかけます。 とはいえ、両眼の方が自然であり疲労も少ないので、許される環境では両眼用暗視ゴーグルもよく使用されています。 #right(){(94:system)} **ナイトビジョン使用時に強い光を浴びた場合、どんな症状がおきますか? >白く見えるのですかねぇ?目に負担などはおきませんか? 世代にもよるけど。 どれを使っても目に後まで残るような症状は起こさないはず。 負担といえば「まぶしいなあ」となる可能性位か。 光電増倍管を使っているタイプでは、 大電流を検出して回路を切るタイプでないと強い光で壊れることもある。 #right(){(122:197)} >ナイトヴィジョンPVS14の場合はどうなるのでしょうか? PVS-14はAutomatic Brightness Control and Bright Source Protection だそうですから夜間、ライトの光を浴びた程度では壊れないと思います 「使用者にとってどう見えるか」はgainをどのくらいにしているか等で変わりそうですが 目をやられるような強い光を出すことはないと思います。 #right(){(122:282)} **暗視装置って先進国の軍隊では歩兵一人につき一つ持ってるものでしょうか?でないと夜の戦闘がやりにくいですよね? できれば全員に支給したいんだろうけど、実際には予算の関係で難しい。 自衛隊でも、一人に一つ行き渡るほどの数があるのは、ごく一部の部隊のみ。 #right(){(初心者スレ467)} **暗視装置で質問だけど、通常の歩兵が使ってるようなNVGは連続で装用できないんだよね? >具体的に一晩に何分くらい・連続で何分くらいまで使って大丈夫なん? >あと現在の米軍が使ってるNVGと、ロシアとかその辺りの国が使ってるNVGでは性能も違う? 一晩使うくらいだったらバッテリーが持つ限りは連続使用できる。 正確な性能はあんまり発表されないけど、軍用のものであれば連続12時間、 総寿命は4000時間ほどと言われる。 長時間連続使用すると総寿命が短くなって行くそうだが。 ただしこれはあくまで機械の話で、暗視装置を連続12時間も覗いてたら人間の方が持たない。 アメリカ製のものは他の国のものに比べて優秀な性能だと言われる。 それ以上に、高価で機器の寿命がある暗視装置をあんなに大量かつ大規模に使えるような 軍隊はアメリカぐらいだ。 #right(){(初心者スレ487:902)} **パッシブ式赤外線暗視装置って熱をみているんですか? パッシブ赤外線暗視装置は物体が放射する赤外線(主に遠赤外線)を特殊な半導体を使って検知して 映像化する装置。 熱そのものではなく、物体が放射する赤外線を検知してるんだよ。 あらゆる物質は赤外線を出してる。絶対零度近い低温の物質でも例外じゃない。 だから赤外線を使って目標を検出できるわけ。 でも、その物体が背景と同じ温度とコントラストをしていたら、判別はすごく難しくなるだろうね。 将来的なステルス技術には、こういう赤外線隠蔽技術も含まれてくると思うよ。 #right(){(343:976,965)} **暗視装置にはどんな種類のものがあるの? 暗視装置、と言われるものは大きく分けると3つある。 まず第1世代の「投光式赤外線暗視装置」。アクティヴ式(赤外線)暗視装置、とも 呼ぶ。 これは赤外線だけを発光できるようにしたサーチライトで照らして、その光を赤外線 が増幅できる装置の内蔵されたスコープで捉える。 装置が大掛かりになって使用電気量も多い(大きなバッテリーが必要になる)し、 そもそも増幅スコープがあれば投光機で照らしている方は位置がバレバレになる。 なので廃れた。まだ使われてたりするけど。 第2世代の暗視装置は「光増幅式暗視装置」といい、別名スターライトスコープとも呼ぶ。 これは光電管を利用してほんの僅かな光(それこそ星の光でも。スターライト、という 名はそこから)でもあればそれを増幅して映像を映す。 欠点としては光を増幅するので本当に全く光の指してない環境(屋外なら滅多にないけど 洞窟の奥深くとか)だと何も映らない事。 それと、構造上強い光に弱く、不意に照明や照明弾、カメラのフラッシュなんかが視界に 入ってしまうと機械が壊れる。壊れなくてもヒューズが飛んで使用不能に。 最近のニュース報道なんかでも使われている「高感度カメラ」というものもあり、これは 「光増幅式」の仲間だ。メカニズムはほぼ一緒。 で、第3世代の「受光式赤外線暗視装置」。パッシヴ式赤外線暗視装置とも。 これは上の投光式の増幅スコープの能力をもっと上げたもので、物体の発する赤外線を 捕らえることができる。 人間や動いてる車両なんかは熱を発しているので、周囲の光景からは浮いて見える。 解像度を細かくすれば普通の映像のように見える(色はモノクロだが)ので、昼間 目で見てるように夜でも物が見える。 ただし、雨とか霧が降ると空気中の水滴が熱を乱反射するので使えなくなるし、 エンジン切って長く経ってる機械や熱を外部に放射しないように加工した服を着てたり する人間は捉えられない事がある。 蛇足ですが、パッシブの暗視装置(赤外に限らない)は次のような世代分けになります。 第1世代:ベトナム戦争時から使用。可視光対象。真空管式増幅のため、重く、電力消費大。解像度低く視野狭い。 第2世代:ベトナム戦争終わり頃から登場。マイクロチャンネルプレートによる増幅で軽量化。可視光対象。 このあたりまではいわゆる「スターライトスコープ」。 第3世代:赤外暗視装置。受光素子材料をGaAsに変更。赤から赤外域の光を感知。さらに可視光を完全に シャットするフィルターを併用して、緑や青の光が点いていても暗視妨げなくしたものもある(航空機などで 計器の照明光がじゃまにならない)。解像度、視野も広い。 現在では、これに可視光の増幅も行い、赤外画像と合成して2波長で見る装置も配備されている。 (Enhanced Night-Vision Goggle: ENVG)。 #right(){(323:434,442)} **夜戦用の赤外線装置を昼間の索敵に使うことはあるのでしょうか? 赤外画像装置を昼間使うことは普通に行われています。 可視光より、煙、霧、砂埃などを通過しやすいので、視程が悪いときには 赤外の方が有利だからです。湾岸戦争時にも、砂埃や油田火災の煙で 視程が悪いことが多く、優秀な赤外画像装置を持った米軍は、目が見えない イラク軍を一方的に撃破することができました。 寒冷地については、積雪していると太陽光の反射が強いので、かえって 見にくい場合があるかも知れませんね。 #right(){(677:system ◆systemVXQ2)} *自衛隊 **警衛中の自衛官は小銃を携帯してますが何故、弾倉が付いていないんでしょうか? 実弾を装填していないからでは?改正自衛隊法の施行前までは 基地ゲートなどの警備の場合は実弾を装填できなかったはずです。 少なくとも法令上は。 今は法令上は可能ですが、実際にはまだ空のところもあるのでしょう。 #right(){(18:233)} **自衛隊にある軍刀って、やっぱ旧軍のように日本刀こしらえなんでしょうか?  自衛隊には「軍刀」はないはずです。 「儀仗隊」や、礼装の時のみ、サーベルタイプの儀仗刀を使うことがあるようです。 おそらく、儀仗刀には刃をひいていないのではないでしょうか? #right(){(22:愚考)} **陸自は標準装備といえるぐらい暗視ゴーグルが普及しているの? >暗視ゴーグル 普及していません。高いから。 #right(){(75:剣恒光@自衛隊板 ◆yl213OWCWU)} **富士総合火力演習で、空挺隊員が落下傘の不具合で負傷したと聞きました。 >空挺隊員の自由降下では、予備の緊急用落下傘を装備していないのでしょうか。 主傘を切り離し、低空とはいえ予備傘を開いたから負傷ですんだのです。 民間のスポーツ降下よりも主傘を低空で開き降下速度も速いので負傷は仕方ないでしょう。 #right(){(97:剣恒光 ◆YR1Hskt.M.)} **自衛隊ではランタンって使ってますか? 業天の内容品にたしかコールマンのマントル式があったハズ。 #right(){(自衛隊板初質スレ13:jsdf-erai.shacknet.nu ◆ERAI.FezHQ)} 宿営用天幕(新型6人用)にわなかったかと(笑) #right(){(自衛隊板初質スレ13:緑装薬4 ◆.4aL5K3vps)} そのかわり6人用はストーブがランプとも言えます。 なんせ灯油が熱エネルギーより光に変換されとりますから・・・。(笑 #right(){(自衛隊板初質スレ13:ドカン・オオカミ ◆s6tJH5.Vu)} **自衛官の制服についている○の中に「優」って書いてあるバッジは何を意味するのですか? 確か優良運転手だったかな。優秀だったかも。 #right(){(自衛隊板初質スレ13:剣恒光 ◆YR1Hskt.M.)} **部隊章・防衛記念章・職種徽章って手で簡単に引き剥がせますか? 部隊章は最近はマジックテープで着脱します。 徽章類はピン留めですよ。 #right(){(自衛隊板初質スレ15:ドカン・オオカミ ◆s6tJH5.VuA)} **自衛隊も、「ドッグ・タグ」つけてるんですか? 陸は付けますよ。 #right(){(自衛隊板初質スレ14:ドカン・オオカミ ◆s6tJH5.VuA)} もちろんです。 #right(){(自衛隊板初質スレ14:雪風 ◆MZR7PEYUKI)} 海も搭乗員は昔から付けてたし、フネも最近支給になりました。 #right(){(自衛隊板初質スレ14:915)} 空自ではパイロットはどうか知りませんが、一般の隊員にはタグなんていいもの支給されないっす。 #right(){(自衛隊板初質スレ14:918)} **陸上自衛隊の隊旗(だと思うのですが)の色及び線の本数にはどの様な意味があるのでしょうか 線による部隊規模は 3本: 群 2本: 大隊 1本: 中隊 ですよ。 あと「桜」は 4個:陸幕長 3個:方面総監 2個:師団長 1個(中央に黄線付):旅団長 1個:団長 の各旗になります。 自衛隊の旗に関する訓令 http://jda-clearing.jda.go.jp/kunrei/a_fd/ax1972003.html 普通科: 赤 機甲科:だいだい 特科 :濃黄 航空科:あさぎ 施設科:えび茶 通信科:青 武器科:緑 需品科:茶 輸送科:紫 化学科:金茶 警務科:銀ねずみ 会計科:銀茶 衛生科:濃緑 空挺 :白 その他:白 #right(){(自衛隊板初質スレ15:ドカン・オオカミ ◆s6tJH5.VuA)} 防衛庁長官旗は銀桜が5個 総理大臣旗は金桜が5個 #right(){(自衛隊板初質スレ15:46)} 3本: 連隊・群及び高射直接支援隊 2本: 大隊及び2佐が指揮官たる隊 1本: 中隊及び3佐・1尉が指揮官たる隊(聞いたことはないが) だな。 ・・・でも、連隊わ「連隊旗」ちう朝日新聞の社旗があるしなぁ。 師団旗ちうもんがあったら、そらもう「×が2つ」とかになるんだろうか(笑) #right(){(自衛隊板初質スレ15:緑装薬4 ◆.4aL5K3vps)} **陸自の皆さん、訓練や災害出動の時、サスペンダーに付ける水筒の数は決まっているのですか。 1個しかもらってない、などと言ってみる・・・・ が、あんな重たいもん(笑)2個も3個もつけたいとわ思わないしね。 水筒1個くらい・・・と思うが、あれでけっこう長時間付けていると 疲れるもんなんだよねぇ。 #right(){(自衛隊板初質スレ17:緑装薬4 ◆.4aL5K3vp)} SOP(作戦実施規定)で決まっています。 ちなみに腰のどの辺りに水筒つけるかも決まってます(笑) #right(){(自衛隊板初質スレ17:7)} 2個目は私物です。 #right(){(自衛隊板初質スレ17:雪風 ◆MZR7PEYUKI)} **海の水上艦艇き章の着用資格は?それと精勤章ってなんですか? 金色で運航資格保有者、銀色で艦艇乗り組み通算10年と聞きました (根拠は持っていないです、小六法は確認していません) 精勤賞は1~2年で一本もらえるがんばったで賞みたいな物 勤務態度とかで同期と半年の差とかは有りますね 5本たまると細1本が太1本になります、制服の袖に付けます #right(){(自衛隊板初質スレ17:予備海士長 ◆0J1td6g0Ec)} **自衛隊で使う木銃を短くして現用小銃の長さに合わせるという事は無いでしょうか? 銃剣格闘向けに短木銃が用意されています。 こちらはM1小銃に着剣した長さということで結構短いです。 #right(){(自衛隊板初質スレ17:雪風 ◆MZR7PEYUKI)} 銃剣道は38式の長さの木銃を使いますが、 銃剣格闘は64式の長さの短木銃を使います。 #right(){(自衛隊板初質スレ17:剣恒光 ◆YR1Hskt.M.)} **隊では、どのような工具箱をお使いなのでしょうか? 陸自は、昔ながらの両開き中皿入りの箱に、ホームセンターで売られているような安物工具。 さらに、自衛隊発足時から変わっていないような入り組み内容で、今時の車には使いづらい。 整備好きな人は、官品を使わず自腹で思い思いの工具を揃えているのが現状。 PS.それに群がる、自称 官品愛好家が存在するほど使えない工具セットといえる。 #right(){(自衛隊板初質スレ106:617)} **自衛隊の携帯用シャベルが三つ折りになったそうですが、二つ折りのものに比べて強度とかはどうなんですか? 土を掘る円匙としての強度は十分 また、携帯性の良さから自衛隊の行動能力に寄与する事、大 しかし、形状から武器としての使用感はおちるでしょうなぁ。 #right(){(自衛隊板初質スレ88:剣恒光 ◆yl213OWCWU)} **認識章のJAPANのあとのGSDF?って何ですか? GROUND SELF-DEFENSE FORCE 陸上 自衛 軍 陸上自衛隊だな #right(){(自衛隊板初質スレ90:予備海士長 ◆0J1td6g0Ec)} **自衛隊で使用している時計は http://www.beyes.jp/shop/repronal/741862.php >これで統一されているのでしょうか >それとも個人で選んでいいのでしょうか? それは防衛省・自衛隊がその名前やロゴを使う事を許諾した、というだけの製品だから。 「撃」まんじゅうみたいな自衛隊のお土産的な扱いをされてる時計だ。 たしかに売店で取り扱ってるけど隊員に支給もされなければ買わなければならない製品でもない。 時計を指定される部隊・職員ってのは聞いたことがないし実際好きな時計を勝手に使ってる。 むしろ現役隊員が付けて歩くとちょっと恥ずかしいと思ってる奴もいる。 #right(){(自衛隊板初質スレ90:906)} **陸自隊員の兵科マフラーについての質問です。 >普通科隊員は赤のマフラーをつけていますが他の科の隊員の色は何色なんでしょうか? それぞれの職種の色のマフラーだ。 特科なら山吹色 機甲ならオレンジ 通信なら青 施設ならえんじ色 衛生なら緑色 輸送なら紫色 #right(){(自衛隊板初質スレ93:緑装薬4 ◆8R14yKD1/k)} **陸上自衛隊の部隊章はどのように被服に装着しているのでしょうか? 現在の仕様は、裏が全面マジックテープになってます。マジックテープ部分を制服の左肩部に縫い付けます。 これを付けるのは、冬制服と夏制服第1種と外とうです。 #right(){(自衛隊板初質スレ95:◆Doctor9ptM)} **自衛官は携帯電話を制服に装着できるみたいな規定ありましたっけ? 空自は禁止 #right(){(自衛隊板初質スレ95:640)} 陸の場合、持ち込み禁止の場所は定められている。 ただし問題になるのは電話ではなくカメラ機能の方。 少なくとも電話を持ってはならない規則は無いはず。 マナーモードにする等の配慮は当然されるべきだが。 #right(){(自衛隊板初質スレ95:642)} **自衛隊トラックの荷台にボロボロ仕様の幌がかけてあるけどあれは何という名称の物でしょうか? 偽装網のことか? 通称バラキューダ。スエーデンのバラクーダ社が作っていた。 基本仕様は対可視光、対赤外線。他に対紫外線、対電磁波仕様もある。 現在はSAAB社のライセンスで日本の太陽工業が製作納入している。 裏表を代えることで春夏用、秋冬用に使い分けられる。 #right(){(自衛隊板初質スレ98:36)} 偽装網Ⅱ型(対赤外線用)だと思われ。 さもなくばホントの「幌」。なかなか更新されねーんだ、あれが(笑) #right(){(自衛隊板初質スレ98:ローレディ ◆5xsookHc2o)} **自衛隊に入ると軍刀を支給されるのですか? ちょっと難しいかも 儀状隊指揮官とかになると軍刀貸与されるけど 普通はないからな 後は結婚式の時に共済組合からモーニングと軍刀のレンタルがあったはず #right(){(自衛隊板初質スレ98:932)} **陸自には、個人用天幕(一人で入れるような携帯テント)ってあるのですか? 最小は二人用天幕かな? 半分づつパーツを持ち歩いて、設営する時ペアを組んで二人で寝る。 古い装備だし、もう持ってない部隊もあるかも。一人余っちゃうと悲惨だし。 最近の装備では六人用が最小かな。 #right(){(自衛隊板初質スレ101:220)} あと、陸自では状況間の野宿用の装具として「仮眠覆い」というのがあります。 これはナイロン製の迷彩柄のポンチョにジャンパーの内張に使うようなナイロン製インナーを装着してある物で、 これを頭から被れば寝袋のような保温効果があります。 タコツボの中で夜明かしする場合などはこれにくるまって仮眠します。 #right(){(自衛隊板初質スレ101:ドカン・オオカミ ◆s6tJH5.VuA)} **基地とかに運び込むのに、ドラム缶って使ったりするのですか? 普通に使ってますよ。 車の燃料とかならともかく、発電機用燃料とかならドラム缶単位の方が分配しやすいし。 #right(){(自衛隊板初質スレ101:206)} **自衛隊では夜間の森で行軍とかやってますが、方位を確認する際は発光物質か夜光塗料が使われたコンパスを使うんでしょうか? >それとも光が漏れないようにしながら赤いフィルターを付けたライトを使いますか? もちろんやってます。 赤のフィルターをさらに狭く絞ったり、部隊ごとにカットの形状を変えて識別に使ったりしてます。 コンパスでは、最近、私物の輸入コンパスに 日本の規制値を超えた放射性同位元素を使用したものがあることがわかり、処理するよう通達が出てます。 つまり官品は見にくいってことですね。 #right(){(自衛隊板初質スレ103:ローレディ ◆5xsookHc2o)} **自衛隊のスキーについて >板の規格・ウロコの効き >シール使用の有無 >メーカー >ビィンディング詳細 >滑走技術アルペンかテレマークかについて教えてください >自衛隊スキーの入手方法教えてください メーカーは確か、何とかマウンテンともう一つ。思い出せない。 シールは使わない。 ウロコは、まあ効く。 ビンディングは、いわゆる山スキー用。新型はゴムを合皮ではさんだタイプで伸縮に強いが切れやすい。 滑走は、基本アルペンだけどテレマークもやる。 入手は困難。秀岳荘でも見たことない。ビンディングは山スキーと共通だから売ってるのをみたことはある。 青森スキーだったかと #right(){(自衛隊板初質スレ103:ローレディ ◆5xsookHc2o)} **雨衣を無くしてしまって出てこない場合はどういう手続きをすれば新しい雨衣が貰えるの? 被服弁償 PXステーションにアクセス、アクセス 無ければ定期交換時に類似品を出す。 #right(){(自衛隊板初質スレ103:680)} **通販で自衛隊時計というのを見つけたんですが、これは本当に隊員の皆さんが使ってるものですか? 自衛隊の各種新聞にも広告がのったりするけど別に自衛隊仕様と言うわけではない 自衛隊仕様の腕時計はパイロット用しか見た記憶がない みんな好きな時計を使うよ、夜光の時計を使っていた #right(){(自衛隊板初質スレ105:予備海士長 ◆0J1td6g0Ec)} **ゲートにある車止めの名称を教えて頂きたいのですが。 一応、拒馬(きょば)と呼んでる。 ただし、あのタイプ以外の車両止めも同じ名称なので、特別に名前があるかもしれない。 地方によって違うかも。 #right(){(自衛隊板初質スレ105:ローレディ ◆5xsookHc2o)} **陸上自衛隊の装備って何キロあるんですか 職種や教育課程にもよるからなあ。 新隊員の40km行軍だと、装着重量は体重プラス20kgくらいかな。 山岳レンジャーなんかは40kg位背負うらしいぞ。水やら何やら。 #right(){(自衛隊板初質スレ89:29)} **需品って何ですか? 「需品」は、隊員の制服などのこと 需品学校は、需品の取扱いを専門に行う隊員の養成所 #right(){(俺初質スレ2049:389)} ----

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