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#CONTENTS ---- **軍用機ってエアコン付いてるんですか? 近代の戦闘機のコクピットはエアコン完備です。 もっとも、キャビンを快適にする為でなくキャノピー内側が曇るのを防ぐ目的の方が大きいそうです。 かつてのパイロットは、過酷な環境にただひたすら耐えていました。 (エンジン廃熱を利用した暖房が付いた機も多いですが) #right(){(57:205)} ジェット機の与圧は、エンジンの圧縮機から圧縮空気を抽気して 圧力を下げてキャビンに供給している。元は断熱圧縮した高圧空気だから 高温になっているのを外気で適当な温度まで下げているのだ。 だから自然に暖房(適温)になる。 #right(){(57:207)} **無人航空機の欠点はなんでしょう? 柔軟性が無い ラジコンだったら妨害されたらどうするのか AIだったらそれを開発するのが超大変 ってのが欠点 利点は 落とされても誰も死なない パイロット育成費が安くなる #right(){(57:288)} **今の飛行機って、リベットやネジが外板とツライチになってますが頭の出たモノと比べてどのくらいの効果があるんでしょうか? 厳密な検討は電算機使って2ヶ月ほど掛かると思いますが、場所によっては(胴体後部など) ほとんど影響はないと思います 胴体前半部なら影響は大きいでしょう 主翼なんかに使ったら音速突破が難しくなる可能性があります(抵抗増、振動) #right(){(58:483)} **空母のカタパルトを利用した陸上用のシステムとかって無いのでしょうか 昔のF-4ファントムの本に、地上からカタパルト射出される海兵ファントムの写真があったけど。 確かエルトロ基地。ブライドルワイヤーも付けてたよ。 #right(){(58:684)} **可変翼って何が優れてるのでしょうか・・? 低速時には直線翼、高速時には後退翼と、おいしいトコを取れる事です。 #right(){(58:818)} **増槽(ドロップタンク)の発祥は日本だというのは本当なのでしょうか? 実用化というか考案したのはフランスじゃなかったっけ? ニューポールあたり。 #right(){(60:255)} **昔の無線機積んだ軍用機は専門の無線手が必要だったんですか? 昔の、というか第2次大戦初期まで単座戦闘機は無線機を積まないのが ほとんどだったんですよ 当時、無線電話は極め近距離しか通話できず、長距離通信はモールス信号、それも 暗号化したもので行っておりましたから、無線専門家が乗ってなきゃ無理です その後技術の進歩で無線電話も長距離で使えるようになり、また自動的に スクランブル化/解読できるようになったので、無線士は不要になりました #right(){(62:242)} そりゃ要るだろ。壊れたら直せる人間が必要だし、チョット離れた ら雑音で聞こえなく成るからツートントンとやらなきゃ成らないし、って感じだな。 #right(){(62:243)} **B-2みたいな全翼機はどういうメリットがあるんですか? 機体全体が揚力を発生させる。 普通の飛行機のように翼と機体の継ぎ目が無くなり、構造の単純化・軽量化が出来る。 その他 #right(){(62:357)} あとステルス #right(){(62:358)} **B-2みたいな全翼機はなぜ一般的じゃないんですか? 例えば、この方式で「旅客機」を作ったとすると、翼の中に、 客席が出来るわけだよね。 そうすると、翼の厚みがどうしても高くなるので、 その厚みと釣り合うように「翼の前後」と「翼のスパン」を決めると、 相当に大きな航空機に、なってしまうのではないのかなぁ?。 その他乗客にとって、窓の外が見難いとか、左右にバンクした時に、 端のほうに乗っている客は、上下動がひどく感じる、のだとか?。 「翼力学的」に言うと、翼には前方に回転しようとする力、が働くので、 その力とバランスするような翼形は、揚力係数もあまり高く出来ない、 というように考えたけど?。(まぁ、あまり詳しくは無いので。。。) 詳細は、この下↓のところなどで、一度調べてみてください。 「全翼機の世界」 http://www2s.biglobe.ne.jp/~FlyWing/WhatFlyingWing.html http://www2s.biglobe.ne.jp/~FlyWing/FlyingWing.html #right(){(62:軍事板☆6等兵)} 簡単にいえばメリットを考慮しても あえてその形(全翼機)を作るほどではないから B-2はステルス爆撃機という特殊な条件の中では あの形が的確だったというだけで 航空機として的確な形ではないのです #right(){(62:368)} ----
#CONTENTS ---- **軍用機ってエアコン付いてるんですか? 近代の戦闘機のコクピットはエアコン完備です。 もっとも、キャビンを快適にする為でなくキャノピー内側が曇るのを防ぐ目的の方が大きいそうです。 かつてのパイロットは、過酷な環境にただひたすら耐えていました。 (エンジン廃熱を利用した暖房が付いた機も多いですが) #right(){(57:205)} ジェット機の与圧は、エンジンの圧縮機から圧縮空気を抽気して 圧力を下げてキャビンに供給している。元は断熱圧縮した高圧空気だから 高温になっているのを外気で適当な温度まで下げているのだ。 だから自然に暖房(適温)になる。 #right(){(57:207)} **無人航空機の欠点はなんでしょう? 柔軟性が無い ラジコンだったら妨害されたらどうするのか AIだったらそれを開発するのが超大変 ってのが欠点 利点は 落とされても誰も死なない パイロット育成費が安くなる #right(){(57:288)} **今の飛行機って、リベットやネジが外板とツライチになってますが頭の出たモノと比べてどのくらいの効果があるんでしょうか? 厳密な検討は電算機使って2ヶ月ほど掛かると思いますが、場所によっては(胴体後部など) ほとんど影響はないと思います 胴体前半部なら影響は大きいでしょう 主翼なんかに使ったら音速突破が難しくなる可能性があります(抵抗増、振動) #right(){(58:483)} **空母のカタパルトを利用した陸上用のシステムとかって無いのでしょうか 昔のF-4ファントムの本に、地上からカタパルト射出される海兵ファントムの写真があったけど。 確かエルトロ基地。ブライドルワイヤーも付けてたよ。 #right(){(58:684)} **可変翼って何が優れてるのでしょうか・・? 低速時には直線翼、高速時には後退翼と、おいしいトコを取れる事です。 #right(){(58:818)} **増槽(ドロップタンク)の発祥は日本だというのは本当なのでしょうか? 実用化というか考案したのはフランスじゃなかったっけ? ニューポールあたり。 #right(){(60:255)} **昔の無線機積んだ軍用機は専門の無線手が必要だったんですか? 昔の、というか第2次大戦初期まで単座戦闘機は無線機を積まないのが ほとんどだったんですよ 当時、無線電話は極め近距離しか通話できず、長距離通信はモールス信号、それも 暗号化したもので行っておりましたから、無線専門家が乗ってなきゃ無理です その後技術の進歩で無線電話も長距離で使えるようになり、また自動的に スクランブル化/解読できるようになったので、無線士は不要になりました #right(){(62:242)} そりゃ要るだろ。壊れたら直せる人間が必要だし、チョット離れた ら雑音で聞こえなく成るからツートントンとやらなきゃ成らないし、って感じだな。 #right(){(62:243)} 第二次大戦初期の単座戦闘機であっても無線機はつんていたはずです。 かの軍神加藤少将も聞こえない無線機を下ろさせなかったというエピソードがあります。 また、モールスは専門要員が必要であるというのも同意できません。平文の送受信は 操縦者でも行え、無線電話がお粗末であった旧帝国海軍戦闘機はもっぱらこれで通信を 行っていたようです。羽切中尉のもっとモールスを練習しておくべきだった等という自伝 のエピソードはたくさんあります。予科錬、操錬出の人たちはモールスは平文でなら送受 信できたと考えていいと思います。 #right(){(62:326)} **B-2みたいな全翼機はどういうメリットがあるんですか? 機体全体が揚力を発生させる。 普通の飛行機のように翼と機体の継ぎ目が無くなり、構造の単純化・軽量化が出来る。 その他 #right(){(62:357)} あとステルス #right(){(62:358)} **B-2みたいな全翼機はなぜ一般的じゃないんですか? 例えば、この方式で「旅客機」を作ったとすると、翼の中に、 客席が出来るわけだよね。 そうすると、翼の厚みがどうしても高くなるので、 その厚みと釣り合うように「翼の前後」と「翼のスパン」を決めると、 相当に大きな航空機に、なってしまうのではないのかなぁ?。 その他乗客にとって、窓の外が見難いとか、左右にバンクした時に、 端のほうに乗っている客は、上下動がひどく感じる、のだとか?。 「翼力学的」に言うと、翼には前方に回転しようとする力、が働くので、 その力とバランスするような翼形は、揚力係数もあまり高く出来ない、 というように考えたけど?。(まぁ、あまり詳しくは無いので。。。) 詳細は、この下↓のところなどで、一度調べてみてください。 「全翼機の世界」 http://www2s.biglobe.ne.jp/~FlyWing/WhatFlyingWing.html http://www2s.biglobe.ne.jp/~FlyWing/FlyingWing.html #right(){(62:軍事板☆6等兵)} 簡単にいえばメリットを考慮しても あえてその形(全翼機)を作るほどではないから B-2はステルス爆撃機という特殊な条件の中では あの形が的確だったというだけで 航空機として的確な形ではないのです #right(){(62:368)} ----

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