編成



編成と編制の違いは?

●陸上自衛隊用語集における定義
編成…①編制に基づいて部隊等を組織することをいう。この場合、編制に基づき新たに部隊等を
      編成することを「新編」といい、改正された編制に基づき既に編成されている部隊等を改正
      編成することを「改編」という。
     ②部隊等の組織そのものをいうことがある。
編制…「陸上自衛隊の編制に関する訓令」に定められた部隊等または長官が特に定める部隊等の
     固有の組織、定員および定数をいう。
編組…部隊を配属することにより、編制部隊もしくは編合部隊でない部隊を一時的に組織すること。
     または編制内の人員および装備を以って、編制の定められていない小規模の部隊を一時的
     に組織することをいう。
(編成・編制・編組スレ3:1)

「中隊」って何人くらいの規模なのでしょうか?

SASの中隊は78名編成
CH-47ならば定員は最大55名
(10:402)
SASの編制を知らないデスけど、歩兵中隊だと百数十名程度にはなるデスね・・・
CH47のような大型ヘリで55名乗れるデスから完全武装の1個中隊が詰めるとは考えがたいデス。

ただ、もしかするとSASの編制が小規模なのかもしれないので・・・
(10:81式)

普通の歩兵だとおおよそ300人程度です

よく、隊の規模で師団とか大隊、小隊という名称が使われますが、どれがどれくらいの規模を指すのか、教えてください。

師団 3万人
旅団 1万人余り
連隊 3千人
大隊 千人弱
中隊 3百人
小隊 50人
分隊 20人弱

参考文献
中学国語資料集
(10:817)
更に細かくしますと・・・
分隊:10人~13か14人。分隊の半分を班、あるいはグループ。
小隊:分隊が3~4個。30~50人弱。
中隊:小隊が3~4個。150~200人くらい。
大隊:中隊が3~4個。500~1000人弱。
連隊:大隊が2~4個。1500~3000人くらい。
旅団:連隊が2~3個。約10000人くらい。
師団:連隊が3個。支援部隊プラスで1万~1万7か8千人。
軍団:師団が2~3個くらい。おおよそ5万人。
軍 :軍団が2~3か4個。10ないし20万。

兵科によって扱う器材で人数は変わります。また、上級組織
ほど補給部隊を含む支援部隊が増えます。また国によっても変わってきます。
(10:一等自営業)
一般的に
1、班:兵員3~4名、最小単位です。
2、分隊:兵員8~10名程度、班x2+指揮官など、車両なら1台に相当
3、小隊:3~4個分隊、車両なら4~5台
4、中隊:3~4個小隊
5、大隊:4個中隊
6、連隊:3個大隊程度
7、旅団:2個連隊程度
8、師団:2個旅団程度。兵員は10000人前後が平均
9、軍団:2個師団以上で編成、最大で6個くらい
10、軍:2個軍団以上、最大で4個軍団くらい
(14:568)

三単位制と四単位制ではどうちがうのでしょうか?

師団内の連隊数の事かな?

師団その物を調べてみると良いよ
日本の場合なのだが
簡単に説明すると師団は戦略単位で扱う存在なんだ
そして、実戦闘に於いては連隊は戦術単位の最大なのだ

君の設定の場合互いの総数は同じな訳だが
3単位制師団は戦力が劣るが4つのグループで
4単位制師団は戦力は勝るが3つのグループでしかない
戦闘力は同じでも3単位制師団は1箇所余分に占領できる訳だ。
(22:マリアナ太郎)

装甲師団、機甲師団、戦車師団といった名称の使い分けってどうなってるんですか?

ドイツ、アメリカ、ロシア。直訳だね。
(25:474)

軍隊で自分の部隊が戦闘で壊滅した場合(例えば損耗半分以上とか)、どうなるんですか?

壊滅した残存兵力を、再編する事が多いみたいですよ。
(31:702)

昔の日本軍は出身地別に部隊を作っていたと聞きます。今もそうなのですか?

また、世界的にもそれは当たり前のことなのでしょうか?
自衛隊はどうか判りかねますが、徴兵制が無い以上、何処かの地域では
定員不足になりますので、遍く兵員を配置していると思います。
世界的に見ても、一つの国の中で民族、宗教、国語が変わる国は、効率的な
指揮を執るためにも、地域別に部隊を造ることが多いようです。

例えば、英国のスコットランド、ウェールズ、アルスターの各出身者別に部隊を
造っていますし、グルカ兵もその一種だと思います。
ベルギーではフラマン人部隊とワロン人部隊がありますし、アフリカ諸国だとその辺り枚挙に暇がありません。
(33:眠い人 ◆ikaJHtf2)

近歩四ってのは、近衛歩兵第四連隊ってことですよね。>その後の「九」ってどういう意味なのか

恐らくは「近衛第四連隊第九中隊」のことです。
歩兵大隊は、第一大隊が第一~第四中隊、第二大隊が第五~第八中隊、
第三大隊が第九~第十二中隊、という感じに構成されています。

大正時代でしたら、四五式か改正四五式ですね<軍服
色はカーキですが、昭和期のものよりも若干茶の色が強いそうです。
近衛歩兵の場合、徽章等が一般の歩兵のものと異なります。
(38:ばばぼん♪)

編制に固有でない部隊が臨時に他の部隊に配属されること、或いは指揮下にはいる事をなんというのでしょうか?

他の部隊に臨時に配属されることは、一般的には編入、編合などと
いう場合もありますが、正式には文字通り「配属」です。
(38:486)

隊長と一口に言っても隊の規模によって階級が違うと思うんですが、小隊ならこのくらい、中隊ならこのくらい、みたいな基準のようなものはあるんでしょうか。

時代と国で、多少の異同はあるでしょうけど、陸軍の場合、
小隊長=少尉、中隊長=中尉、大隊長=大尉~少佐、
連隊長=少佐~大佐、旅団長=大佐~准将、師団長=大佐~中将、
軍団長=少将~中将、軍司令官=中将~元帥、それ以上=大将~元帥

ってのがだいたいの目安ですかね。
因みに、海軍のキャプテンは大佐(艦長)ですが、陸軍のキャプテンは大尉です。
(45:169)

空軍一個小隊はどれくらいの人員/航空機で形成されるのでしょうか?

国と時代によるけど、3~4機。
現代は4機が主流ではないか。
人員は、機体数×各個の乗員数。

地上の整備グループまで、入れるかどうかは、それぞれの軍の編成によると思う。
(59:444)

旅団というのは、その部隊だけで大方の陸上戦闘をこなせるパッケージって事?

大まかに言えばそう考えて良いと思います。
従来は師団レベルの、つまり戦力として自己完結した状態、と見て良いと思う。
簡単に云うと、ミニ師団と云う位置付け。<旅団。
勿論人員数は少ないので、総合戦力としては小さめ。
(62:フェチ ◆kK77XB6/ug)

騎兵師団と機械化師団と機甲師団空中機動師団と空挺師団は、何がどう違うのですか?

機甲師団・・・戦車を主力とした部隊。
機械化師団・・・装甲兵員輸送車や歩兵戦闘車などの利用により、火力・機動力を強化した
          歩兵師団。機械化歩兵師団の略称か。

騎兵師団については、現在では機動力の高い歩兵部隊(空中機動を含む)の呼称として
使われています。

空挺作戦(落下傘を利用した降下作戦)を実施する能力をもつ師団が空挺師団ですが、近年
では、空挺作戦自体があまり実施されておらず、
実質的に空中機動師団的な運用がなされているようです。
(73:ちゃぎ ◆m6O6.vzjpM)
機甲師団は歩兵さんの乗る装甲車をいっぱい持ってます。
自動車化師団はそこまでお金が回らないので、トラック(ジープもトラックだよ)
でガマンしています。歩兵さんは行軍しないでも良いってのは同じ。
(75:29)
機甲師団は、戦車を中心に対戦車戦闘を主任務にするもの。
機械化師団は、歩兵やら砲兵が中心で、敵地の占領、機甲師団の支援を
行うのが任務。

かなり大雑把ですが。

自衛隊に病院船はありません。
しかしながら、輸送艦おおすみには、大規模災害に備えた医療設備が艦内に
備えられています。
放送機材はあると思いますが、放送局並みの設備はあったかどうか…。
(75:眠い人 ◆gQikaJHtf2)
米軍の場合は戦車大隊と機械化歩兵大隊の数が5:4か4:5かの違い。と
いっても、イラクに向かってる第四歩兵師団は戦車大隊が5で歩兵が4だか
ら、「名前が違う」だけと考えても良い。

 他の国では師団に分ける場合に機動予備の師団には戦車を厚く、戦線に
置く師団には歩兵を厚くするので機械化と機甲に分かれる事になる。

 今時、先進国の軍隊で歩兵が機械化(装甲車化)されてないのは日本く
らいだし、多少は金のある途上国の軍隊なら標準的な師団編制に戦車が入
ってないって事もない。機械化師団=準機甲師団と考えても良いと思う。
(75:34)

歩兵師団と騎兵師団はどう違うのですか?

騎兵ってのはあくまで名誉称号と考えていただければ…
ヘリで運用される空中騎兵なんてのもいますが。
(74:449)
現代アメリカ合衆国陸軍に関してであれば、
おおむね名前の違いだけといっていいでしょう。
同国陸軍の場合、機甲師団というのもほぼ名前だけの違いです。
というか、米軍の師団は同じ歩兵師団でも編成が異なっていたりするので、
カテゴリはほぼ無意味。各師団ごとにあれこれ似ているし、あれこれ違います。
(74:452)

機械化歩兵師団っていう定義が良く解らない

単に、移動手段を自動車にした歩兵師団の現代的な言い方です。
まあ、キャタピラ式の歩兵戦闘車両が移動手段となると、
自動車化歩兵=4輪自動車で移動するイメージになってしまいかねないので、
機械化歩兵と。

普通、WW2まで歩兵=まさに「歩く兵」だったわけですが、自動車や歩兵戦闘車両で移動し、
戦闘時に降車して(場合によっては乗車したままで)戦闘するということになりました。
機動力が格段に違います。
(77:758)

砲兵師団というのがありますが、この部隊はどういった使い方をするのでしょうか?

非常に珍しい編制です。ソ連とソレを真似たWWⅡ末期のドイツ軍の編制
が有名ですね。現代の中国軍の編制にも有ります。
砲兵師団は師団まとめて戦線投入するのか、砲兵師団を連隊や大隊に分散させて、他師団の支援を行うのか。
ソ連軍では攻勢時に戦線1km当たり100門というような火力の集中を理
想としていました。ソレを実現する為の編制です。事前の準備砲撃で攻撃
正面の1ヘクタール当たり何発落とすといった、ある意味で大雑把な運用で
す。基本的には大本営(STAVKAだったっけ)直轄予備で主攻正面を
担当している方面軍に与えられます。
(78:710)

「機甲師団」っていう言葉、すごくかっこいいと思うんですけど何を訳したらこうなるんですか?

機甲師団の語源は何なんでしょうか。
「機甲師団」はふつうはArmoured(Armored) Division
(80:305)

よく戦争映画とかで なになに中隊ってありますよね?

BをブラボーとかEをイージーとかあれをまとめて教えてもらえないでしょうか?
フォネティックコードですね。
(83:675)
米軍の場合、第二次大戦中と現在では、呼び方の違うものがあるので注意。
(83:677)
よーするに、アルファベットの聞き間違いを防ぐために使われる
符丁にすぎないので組織によっててんでばらばらだったわけです。
NATOができてからは西側では統一されましたが。
(83:681)
そですね。現在ならアルファ、ブラボー、と行くわけですが、昔だとエーカー、ベイカーだったり
それにアルファ、ブラボーが混在したりしたわけです。
(83:system)

梯団ってなんですか?

ていだん【▼梯団】
軍隊区分の一。大兵団を便宜上数個の部隊に分けた時の各部隊。

例えばガダルカナル戦で上陸を敢行した一木支隊(歩兵第28連隊基幹)は
支隊長の一木大佐以下916名の先遣隊と本隊(約1千5百名)の2隊に分けて上陸させており、
これを第1・第2梯団と呼んでいます。
(84:名無し軍曹)
てい‐だん【梯団】
大人数の部隊が行進などを行うにあたり、便宜上
数個の部隊に分けた時の各部隊。
(84:561)

師団を編制するときに、なぜ機甲師団や歩兵師団といった編制になるのでしょうか?

それぞれを同じ定数で編制するのとではメリットがあるのですか?
簡単に言えば、それぞれの受け持った役割が違うからです。
現在の米軍の場合、機甲・機械化(騎兵)・歩兵・軽歩兵(山岳)・空挺・空中強襲等の
師団編成がありますが、それぞれ与えられた役割によって編成・装備が違います。

機甲・機械化(騎兵)といった師団は重装備で攻撃力も高く、進撃の中心となる部隊です。歩兵・軽歩兵(山岳)といった師団はこれに対して拠点を守備する防御用の部隊といえます。
空挺・空中強襲師団は軽装備ですが輸送機やヘリによる迅速な侵攻が可能で、緊急展開部隊と呼ばれます。
それらの役割を考えずにすべての師団を同じ定数で編制してもまったくメリットはありません。
(85:477)
壁になる部隊に必要以上の機動力を持たせるのは勿体無いから。現代の
先進国では機甲師団と機械化歩兵師団の差は少なくなりつつあるが、空中
機動能力(早い話がヘリの数)を均等にしてたら何処でも足りなくなる。
(85:478)

世界的に戦車・機甲師団(旅団)は第7の番号を振られる、という話を聞いたのですが本当でしょうか?

おそらくそんなことはないと思われます。
確かにWW2時以来、英軍の第7機甲旅団は「砂漠のネズミ」と呼ばれ、
北アフリカ、ノルマンディー、ビルマ、イラクと活躍していますし、
ナチスドイツのフランス侵攻時にロンメルが指揮したのも第7機甲師団、
自衛隊の唯一の機甲師団も第7ではあります。が偶然でしょう。
アメリカは歩兵師団とは別に1から連番で機甲師団を編成しましたし、
英軍にも第1、第2、第3と連番の機甲師団があります。
諸外国で、歩兵師団を欠番にして第7を機甲師団としている国は、私は知りません。
(88:21)
結論。
第7を振られた例は確かに少なくない。
だけど偶然に過ぎない。

てことでFA?
(88:ゆうか ◆9a1boPv5wk)

小隊のメンバーってそれぞれ役割が決まってるの?一人でも欠けたら困ったりしないの?

小隊では役割はさほど厳しく決まっているわけではないと思います。
機関銃にしても対戦車誘導弾にしても有資格者がいれば引き継げるでしょうし、小隊長や小隊軍曹については
指揮の継承順位が定まっています。衛生兵にしても戦闘救命員の講習などがあれば一応、近いものがいることになります。
それに、小隊はある程度、人が減っても互いに補えるようになっています。この人が減るというのは戦闘により
人を失った場合のみならず、平時でも人員不足で人が来なかったというような場合も含むわけです。
また、小隊や中隊長や大隊長が小隊同士をくっつけたり、一端合流させて新たに隊を作るなどの方法でも人員不足は解決できます。
(353:521)

大規模師団と小規模師団の長短

手持ちの兵力(人員・機材)の総数が同じだった場合、その兵力を少数の大規模師団にした場合、逆に複数の小型師団(旅団とも言う)にした場合それぞれの長所短所を教えてください。

前者は攻勢的、後者は防御的な性格の師団になると思う。
機材の総数が同じという前提なのでそこから考えると、例えばその師団に配属される
戦車の総数で考えてみる。
仮に80輌の戦車が配属されたとして、大型師団ならそれを連隊もしくは大隊に編制して
統一運用が可能なわけだが、小型師団では中隊を編制するのがやっと。
砲兵なんかでも同様なわけで、小型師団を敵の正面にぶつけていくのは避けたほうが
いいというのは分かると思う。

しかし、防御となると地形や陣地を利用できる分攻勢ほどの戦力がいらないのは分かると思う。
このため、例えば3個師団で防衛ラインを張り、1個師団を予備に併置するという運用が可能。
前線が破れたときの穴埋めにも使えるし、敵の攻勢が鈍ったときに反転攻勢に持ち込むことも出来る。

戦力の集中による大きな攻撃力と部隊を増やすことによる柔軟な運用、これは各国の
ドクトリンによってどちらを取るかは変わると思う。
(376:169)

セクション主義の打開として、三軍をなくして一つの軍にする、という発想は今までなかったのですか?

三軍を無くして、一つに纏めると言う発想は、カナダでありました。
しかし、壮大な実験の結果、無駄が多いことが判って、元に戻されています。
(499:215,眠い人 ◆gQikaJHtf2)

現在の先進国の軍隊において、戦闘を行う兵一人に対して必要な後方支援を行う兵の人数はどのくらいでしょうか?

イラクの米軍などを見てもわかるように、現代の軍隊は後方支援の少なからぬ部分を
民間委託している場合が多い。
だから単純に戦闘兵科と後方兵科の人数の比率のみで、「兵士一人に対してこれだけの
支援が必要」とは言えない面がある。

The Soviet Economy and the Red Army, 1930-1945
によると米軍の欧州戦域の総人員数を戦域内の師団数で割った数値は4.3万名
これに対して歩兵師団の定員は14316名。

ただし、米陸軍の場合だと軍団砲兵、歩兵師団と大抵ペアになっている
戦車大隊、戦車駆逐車大隊などは歩兵師団の編制に含まれておらず、戦局に
応じて配属される建前になっている。

たしか一昨年あたりのPANZERに高井三郎(元陸自高射学校教官)が
歩兵の部隊に占める比率の変遷の数値を出していました。それによると
治安戦が進行するにつれて編制に占める歩兵の割合は増加するが60%前後が
限界だと予想していたと思います。これは歩兵師団や旅団などの部隊での定員の
数値ですね。ちなみに今の米軍旅団の場合、3500名が新聞報道での見当で
5個旅団増派のときは総派遣兵力は3万規模になりました。
(529:337,347)

一般的な歩兵部隊の中隊、大隊、連隊、師団の構成を教えてください

米軍歩兵師団の編成
ttp://www.lares.dti.ne.jp/~nadhi/a_infdiv/index.html
他に英軍とかのもある
(351:805)

陸自の「作戦基本部隊」とはどの様な部隊を指していうのですか?

どこから引っ張って来たか知らないが、正確にはその用語は陸自にはない。
「主要な作戦正面を担任する基本的な作戦部隊」は、師団だ。
「諸職種協同の基幹部隊」と言った場合は、普通科部隊と戦車部隊(機甲科部隊ではない。)をさす。
(自衛隊板初質スレ94:ローレディ ◆5xsookHc2o)

バグラチオン作戦時のソ連軍の編成について

「詳解独ソ戦全史」を読んでるのですがこの本には師団やら軍団やらが色々でていて、ソ連軍の全体像がいまいち把握できんとです。
クルスク戦時の詳しい編制なら↓に。
http://dspace.dial.pipex.com/town/avenue/vy75/toe.htm
 ざっくり言って、独の師団=露の軍団で独の軍団が露の軍。くらいの認識
で良い。露の歩兵の編制には師団があるんだけど、規模が小さい上に師団砲
兵が76mm級だったりするのでそういう認識で良いと思う。
(550:125)

現在先進国の陸軍では高い人件費の影響で戦車師団よりも歩兵師団のほうが運用コストは高いのではないのですか?

アメリカ第一機甲師団の人員が1万5000人。第二歩兵師団の人員が1万7000人。
同じ国であれば極端に人員の差は生じないので、その比較はあまり意味が無い。

機甲師団はコストの高い戦車等の重車両があるが、一方、歩兵師団でも編制内
に攻撃ヘリを持つ米陸軍のような例であれば、戦車が多少多くても値段はひっくり
かえる。しかし、普通は人員の極端な差が無いのだから、整備に手間のかかる機
材を抱える分だけ…戦車があるということは歩兵も機械化する必要があり、装軌車
両のオンパレードになり、兵站の負担も増える…機甲師団のほうが維持費は高い。
(俺初質スレ430:616)

現代の軍隊の編成に古代ローマ軍は何らかの影響を与えたんでしょうか?

近代的な軍隊の編制のベースになったのは16~17世紀頃に西欧諸国で始まった軍制改革。
それ以前の西欧の軍隊はゲルマン以来の封建制に基いた部族や所領単位の部隊。
ゲルマン人は敵あるいは傭兵としてローマと接触しているので、その制度や技術を取り入れた可能性はあるかもしれないという程度。
古今東西を問わず、大規模な部隊はピラミッド構造の階層化するのが効率的。
指揮官が掌握できる部下の数も似たようなものなので、いつ、どこの軍隊も同じような編制になっていく。
(575:681)

WW2当時の日本で戦車連隊を構成させるには内訳はどのようにするのが一般的なのでしょうか?

軽戦車と中戦車の割合や軽戦車のみで構成される連隊だと随伴歩兵の人数と組み合わせはどのようになるのでしょうか?
日本の戦車連隊の編成は、大戦中だと4~5個中隊編成で
第1中隊を軽戦車で、第2~4中隊を中戦車で編成し、第5中隊は砲戦車装備とされました。
運用の際には、戦車師団から機動歩兵3個、砲兵1個、工兵1個の各中隊の配属を受け
連隊戦闘団として運用することとされていました。

……もっとも、これらはほとんど机上の空論で終わったわけですが。

つまり戦車連隊の固有の編成では歩兵部隊を持たないのですが、大戦後期には
連隊内に歩兵中隊を持つ連隊が現れています。
沖縄に送られた戦車第27連隊は約120名で編成された歩兵中隊と砲兵中隊・工兵小隊を
その編成に含み、また第4中隊には戦車の配備がなく車載機銃で武装して歩兵として活躍しました。
硫黄島に送られた戦車第26連隊は第1~第3中隊を軽戦車と中戦車の混成で編成し、
27連隊と同様に歩兵中隊と砲兵中隊・工兵小隊をその編成に含んでいます。
そして本土決戦用に編成された戦車連隊では、連隊を中戦車と砲戦車で編成し、
さらに乗車歩兵と自走砲を含む連隊戦闘団編成となっています。
これらの部隊では、一輌の戦車に5名程度の歩兵や工兵を跨乗させて歩戦共同で
戦うように訓練されていました。
(583:名無し軍曹 ◆Sgt/Z4fqbE)

WW2直前~初期位の各国の歩兵連隊で、「連隊砲」が砲調達上の都合でなく編制上無かった国ってあるんでしょうか?

 イギリス。まぁ、当たり前といえば当たり前だ。作戦指揮系統に「歩兵連隊」
がない。重機関銃ですら独立大隊として配属される建前ってのはどうかと思うが
「憲法上の制約」とか、「伝統上の理由」とかじゃしょうがない。
http://niehorster.orbat.com/017_britain/40_org/_inf-div.html

 フランスも編制表上は無かった。連隊が準旅団と呼ばれるってのは別として、
師団に砲兵連隊が二つ付いてて、軽い方が歩兵直協用(3個大隊)だった。
http://enpointe.perso.infonie.fr/di.html

 米軍も「初期」にはない。歩兵砲が付いたのは砲兵の105mm化が済んだ後。
http://niehorster.orbat.com/013_usa/40_org/div-inf-3/inf_inf.html
http://niehorster.orbat.com/013_usa/43_org/div-inf/div-inf_inf.html
(583:584)

師団数/人員数が三万くらいいないと使えないって聞いたけど本当?

一万人もいれば師団出来るじゃん?他の奴らなにやってんだよ。
要塞守備隊ならともかく、野戦軍の倍の兵力がいるんよ。補給のためだけにね。
交代要員その他まで考慮に入れると、前線の野戦軍の三倍は必要に。
例えば米陸軍は一個師団の定数は概ね一万五千、十個師団で約十五万だが、
陸軍兵力は五十万になるんだな。いかに外征野戦軍は金食い虫かって話だな。
(331:895)

現在の主要国の戦車部隊の編成はどういうものでしょうか?

米軍のエイブラムだと下のサイトに詳しい。
http://www.globalsecurity.org/military/library/policy/army/fm/17-15/chp1.htm

見てのとおり4台で一小隊。三小隊と本部で一中隊。

本部はエイブラム2台と装甲車1台、ハンヴィー2台と給水トレーラーを牽引する荷物車一台で、
通常は旅団から整備小隊が一つ派遣される。

スウェーデンの戦車中隊は四小隊からなり、うち二小隊は戦車三台。残り二小隊は歩兵戦闘車三台。
プラス中隊長とナンバー2が一台ずつ戦車に乗るので合計14台。

レオ2Sが8台とCV9040が6台という構成になる。まあ国が変わると構成も変わりますな。
(331:934)

臨時集成の部隊に対してドイツ軍にはカンプフグルッペのような呼称がありましたが、日本軍やアメリカ軍にはこうした部隊は存在したんでしょうか?

米軍も名称は失念しましたが、そうした柔軟な編成を取ることがあります。
日本軍については、そうしたものは「支隊」とか、「独立混成旅団」とか称されております。
(330:眠い人 ◆gQikaJHtf2)
アメリカの場合だと、タスク・フォースなんちゃら。意味は「任務部隊」
有名なところでは朝鮮戦争のタスク・フォース・スミス。スミスは指揮官の名。
スミス支隊と訳されている。
(330:792)

機甲師団と歩兵師団(普通師団)とで、配備される戦車の質や数などでどのような違いがあるんですか?

記憶モードだが、

旧ソ連軍の場合、戦車師団は3個戦車連隊+自動車化狙撃兵(機械化歩兵のこと)連隊隷下の戦車大隊1個で325輌、
自動車化狙撃兵師団は1個戦車連隊+1個独立戦車大隊+自動車化狙撃兵連隊隷下の戦車大隊3個で266輌
自動車化狙撃兵師団より戦車師団のほうが、また自動車化狙撃兵連隊隷下の戦車大隊より戦車連隊や独立戦車大隊の方が新しい戦車を優先的に割り振られる
また上は定数だが優先度の高い師団以外は戦車連隊が本来3個戦車大隊を持ってるはずが2個しか持ってなかったり、独立戦車大隊が欠けてたりする
逆に東独配備の戦車師団なんか大隊数増やされてて400輌超とかのイカレぶり

自衛隊の場合、唯一の機甲師団である第7師団が3個戦車連隊+1個偵察隊で226輌
準機械化歩兵師団といえる第2師団で1個戦車連隊86輌(間違ってるかも)
他の師団の場合1個戦車大隊で44~58輌が定数だと思うが優先度の高い師団以外は30~44輌
第7師団の戦車連隊の全部と第2師団の戦車連隊のうち半分が比較的新しい90式で残りは全部古い74式

陸自は第5旅団と第11旅団も90式入ってた

米軍の師団は大隊規模の各種兵科部隊を組み合わせて複数の旅団戦闘団(BCT)を編成している。
戦車大隊を含む旅団は歩兵師団でも機甲師団でも編成内容がほぼ同じになってる。
第1歩兵師団の編制
ttp://en.wikipedia.org/wiki/File:4th_US_Infantry_Division.png
第4歩兵師団の編制
ttp://en.wikipedia.org/wiki/File:4th_US_Infantry_Division.png
第1機甲師団の編制
http://en.wikipedia.org/wiki/File:1st_US_Armored_Division.png
(619:868,873)

海軍や空軍の編成ってどうなってんでしょうか?呼び方は艦隊や編隊で良いんでしょうか?


 海軍 

 管理上の編制と作戦上の編成が違う事が多い。日本語に訳す時は管理上は
個艦-隊-戦隊-艦隊、作戦上は個艦-任務群-任務部隊という事が多い。

 空軍
 東側と西側で激しく違う。整備部隊から空港管理、気象予報まで含めて一
単位なので「編隊」って言い方はソレこそエレメントやフライト級でしか使
わない。

 翻訳としては一機→エレメント(2機編隊)→フライト(エレメント複数の
編隊)→飛行隊→飛行群→航空団。東側は戦闘機連隊→飛行師団だったかな。

 エレメントやフライトは固定の編制ではなくて、機体やパイロットのシフト
やローテーションによって変る。
(317:796)

一個艦隊、一個編隊の数は?

ぶっちゃけ、決まった数なんかないんだわ。
航空部隊の基礎的な編成ともいえる飛行隊(スコードロン)にしても、
20~24機保有のビッグスコードロンもあれば、米海軍・海兵隊のように10~12機編制の場合もある。
艦隊にしても、近年は上級管理部隊から必要な数を任務ごとに適時引き抜いて編制する
タスクフォースという編制が米海軍から広まって一般化しつつある。
数は知りたい部隊を絞って追っかけていくしかないんでは。
(317:803)

戦車などAFV10輌程度は機甲師団ですか?機甲旅団ですか?

戦車なら小さな戦車中隊って程度

小隊が3か4つ揃って中隊
中隊が3か5つ揃って大隊
大隊が3か4つで連隊

連隊が幾らかに他の兵科(歩兵、砲兵...etc)の大隊か中隊、戦闘支援部隊(輸送、工兵....etc)を組み合わせ戦車旅団/師団などが構成される。
国によっては連隊を置かずにそのまま複数個の大隊にしていたり、近年だと連隊規模の部隊に諸兵科を付けたりする事も多い。
ついでに複数の旅団や師団を併せて軍が構成される

参考までに・・・
ソ連の自動車化狙撃師団で260両程度
米国の機械化歩兵師団で300両程度

ソ連の戦車師団で920両程度
(313:383)

機械化部隊と機甲部隊の違いってなんですか?

歩兵や支援部隊も完全に機械化されているって意味>機械化
機甲化も殆ど同じ意味、訳し方の違い。
ただ使われ方を見ると、戦車が主となるのが機甲化部隊、歩兵が主となっているのが機械化部隊と言うのが多い。

補足
機械化部隊というのは元々は機械化歩兵や機械化砲兵といった装甲車両で移動する歩兵・その他の兵科のこと。
機甲部隊は戦車主体の部隊だが、戦車は他の兵科と共に使うので、機甲部隊にも機械化歩兵などが配属され、
結果的に両者の区別がほとんどなくなっている
(300:154-219)

火器チームの支援分隊の編成と装備を教えていただけませんか?

取りあえず機械化歩兵とストライカー歩兵のフィールドマニュアルを張っておく。
↓はかなり古い編制だと思うので参考程度にしてくれ。
自衛隊は8名×3個小銃班で重火器分隊は無い。そもそも、小銃班もミニミが1丁しかない
しょっぱさだ。装甲車も無いので米機械化歩兵みたいに二重装備も出来ない。
一個小隊は三個分隊からなり、アメリカ海兵隊で言えばM249とM203を二個ずつ装備した分隊が二つと
FNMAG、迫撃砲?SMAW?などを装備した分隊でなるとききましたが
 間違いです。小銃分隊が3つが正解。上のリンク先を見れば一目瞭然なのです
が、重火器分隊は空挺とストライカー旅団には存在しますが、軽歩兵、機械化歩
兵には存在しません。

 詳しく書き写します。

 対戦車火器は小銃分隊内の小銃手の一人が対戦車特技兵兼任で、軽迫撃砲は中
隊の下に迫撃砲分隊~小隊として存在します。

 ストライカー旅団の重火器分隊は、M240B1丁の3名チーム×2+分隊長の7人編
制です。軽歩兵では小隊本部に2名のM240Bチームが二つ。

 機械化歩兵では4両のブラッドレイ×7名降車員=28名を9名分隊×3+小隊長(小
隊軍曹等は各車の車長を兼任)に振り分けてるのですが、2丁のM240B射手は対戦
車特技兵ではない小銃手が兼任してます。M4と2丁担いで行軍は出来ないでしょう
から、機械化歩兵ならではの二重装備です。
(651:793-914)

軍事的な部隊に定数割れはつきものですが、近代以降で、逆に「定数オーバー」になってしまった部隊は存在するのでしょうか?

第25SS武装擲弾兵師団 フニャディ(ハンガリー第1)
1944年11月3日に編成が下令され順調に義勇兵が集まった、最終的には定数を大幅に越える2万4千名もの兵員が集まった。
ただし兵に支給する装備の調達が間に合わなかったため一部兵士は私服のまま。
小銃は兵士10名に1挺という有様だった。
12月末には兵員8000名を分けて、第26SS所属武装擲弾兵師団「ハンガリア」(ハンガリー第2)が編成された。
後期に編成された武装SS部隊には珍しく定数を上回った部隊だったが、上記のように装備は貧弱な物で、改善されても5人に1挺しか小銃は行き渡らなかった。
数だけあってもどうにもならんという典型みたいな部隊。
(285:905)
例えば、第二次大戦中の欧州戦線に於けるカナダ軍高射砲部隊。
1945年になると、目標となるべき枢軸国の機体が飛んでくることは滅多になく、しかも、
戦闘損耗を見込んで定員より多めに配備したために定数オーバーとなったり。

ちなみに、同じ時期、歩兵部隊は定数割れに苦しみ、戦線が維持できなくなる一歩手前の
状態でした。
(285:眠い人 ◆gQikaJHtf2)

「機動部隊」と「任務部隊」の違いを教えて下さい

タスクフォースは、厳密に言うと「任務部隊」となりますが
現在の日本においては、一般に、空母を含む部隊は「機動部隊」
空母を含まない部隊を「任務部隊」と呼んでおりますね。

旧日本海軍の場合、機動部隊という名称は、何度も出ているように
空母を中心とした部隊(艦隊)を指す呼称として使われ、
空母を含まない部隊は、「前進部隊」とか「遊撃部隊」と呼んでおりましたな。

で話が戻りますが、確かに、1942年7月までは、日本海軍には常設機動部隊が無く
空母だけの第一航空艦隊に、第一、第二艦隊から借りてきた高速戦艦や重巡、水雷戦隊を
組み合わせた「臨時編制」の「機動部隊」で作戦行動を行っておりました
(ただし、1942年5月、一航艦専属の護衛駆逐戦隊として第十戦隊を新設)

これでは具合が悪いと言う事が分かったので、1942年7月に
残存空母戦隊と第一、第二艦隊から引き抜いた高速戦艦&重巡戦隊をもって
常設の空母機動部隊である第三艦隊が新設されました。

以後、日本の空母群は、基本的に、この第三艦隊で作戦しておりますね。

さらに、1944年3月に、戦艦や重巡を全て集めた「第一機動艦隊」が新設され
事実上、連合艦隊の機動水上戦力は、全て空母中心の艦隊となりました。
こうすれば、第一機動艦隊所属艦であれば、柔軟な戦時編制が出来るわけですね。
だが、遅きに失した
(284:767)

本部管理小隊/中隊というものについて教えて


 特定の軍隊ではない一般的な歩兵連隊に付属する本部管理中隊の場合(モデル)。

  • 中隊本部
  • 連隊本部班(連隊本部勤務の兵・下士官)
  • 対射撃分隊(音源評定)
  • 通信小隊
  • 情報小隊(斥候偵察)
  • 衛生小隊
  • 工兵小隊
  • 補給小隊
  • 整備小隊
等の内容が基本でしょうか。
これに、軍旗小隊や対空・対戦車小隊等の実力ユニットが加わることもあります。

つまり「中隊本部+連隊本部班+管理・支援小隊+連隊直轄小隊」の集合体が本部管理中隊となります。
ちなみに中隊長は連隊段列の管理者となります。

ともあれ連隊本部とその周辺の世話をするためだけの「本部中隊」に「(連隊全般に対する)サービス部門」が
加わったのが「本部管理中隊(HSCo)」です。
(管理とは言っても本部をお世話するという意味ではない。H&$なのである)

 勿論、中隊モデルの一部小隊が中隊規模以上で独立している場合はあります。
(工兵中隊とか整備中隊とか)
また逆に通信中隊(連隊全般支援)があるのにもかかわらず、本部管理中隊内に通信班・小隊を別に抱える場合も考えられます。
(283:ドカン・オオカミ ◆s6tJH5.VuA)

航空隊、飛行隊の違いはなんでしょうか?

日本軍の場合、規模の小さい順に
陸軍:
 独立飛行中隊<独立飛行隊<飛行戦隊<飛行団<飛行集団<飛行師団<航空軍<航空総軍
海軍:
 飛行隊<航空隊<航空戦隊・連合航空隊<航空艦隊
(105:533)

飛行隊の小隊って何機でしょう?

多分これで解決するんじゃないかな

備考:空自戦闘飛行隊一個の編成

定数:18機(隊長機二機+四個小隊)
予備機:在場予備4機+損耗予備2機
定数:予備機=3:1

空自では「小隊」とは言わないんだよ。

空自用語では
2機編隊=エレメント
4機編隊=フライト

2機編隊の先行する方をエレメンタルリーダー
4機編隊の先行する方をフライトリーダーと呼び、フライトリーダーは1等空尉

飛行隊は飛行隊長(2等空佐)と飛行班長(3等空佐)に、
AからDまでの4人のフライトリーダーが率いられる。
よって飛行隊の定数は18機。
(276:117)

部隊の規模は軍団→軍→軍集団という順に大きくなっていくんですよね?

軍団<軍<軍集団というのは第二次大戦の西側連合軍が用いていた部隊規模です。
1944年のフランス戦線では、英米連合軍は各軍団が米第1軍、第3軍、第7軍、
英第2軍、カナダ第1軍、自由フランス第1軍に編成され、それが米第12軍集団と、
英第21軍集団に配属され、そのすべてと空軍および海軍部隊をふくめた兵力を、
連合軍欧州派遣軍が統括していました。

対する当時のドイツも各軍団を第1軍、第7軍、第15軍、第19軍、第1降下猟兵軍、
第5装甲軍に編成し、これらを率いていたのがB軍集団とG軍集団、その両方を
西方軍という司令部が統括していました。
用語はそれぞれ軍団(英:Corps、独:Korps)、軍(英:Army、独:Armee)、
軍集団(英:Army Group、独:Heers Armee)、といいました。
ちなみに欧州派遣軍は(SHAEF)、西方軍は(OKW)と表記します。

当時の他の戦域でも似たような編成がとられていましたが、用語も規模も異なるので、
これはあくまで1940年代の英米仏独軍にのみ当てはまる分類といえるでしょう。
(108:202)

空母機動艦隊、空母戦闘群、空母任務部隊の違いはなんでしょうか?

外見的にはどれも同じ空母艦隊。意味もかなりダブっているので、厳密な区別は難しい。

  • 空母機動艦隊
 単に「機動部隊」という言い方で済むような気もする。海軍で機動部隊といえば、ふつうは空母艦隊のこと。
 空母とその艦載機を戦力の主軸とし、航空戦を主任務とする高速艦隊。やや一般名詞的なニュアンスの用語。
 戦前の日本の空母部隊もよく機動部隊と呼ばれる。

  • 空母戦闘群(Carrier Battle Group)
 現在のアメリカ海軍で、空母一隻・一個艦載航空団・護衛艦艇複数隻(ついでに補給艦など)からなる、空母部隊の基本単位。
 軍事に詳しくない一般の人たちが思い浮かべる「空母艦隊」にいちばん近い概念と思われるので、素直にそう捉えても別に構わない。
 空母一隻ごとに編成され、「キティ・ホーク空母戦闘群」「ニミッツ空母戦闘群」など各空母の艦名で呼ばれる。

 空母に随伴して脇を固める巡洋艦・駆逐艦などの艦艇は、基本的には普段おなじ艦隊に所属している艦があたることになるが
 (キティ・ホークの護衛なら大抵は第七艦隊の艦艇)、常時全艦が随伴するわけではなく、いつでも同じ顔ぶれとは限らない。
 第七艦隊、などの編成は事実上の平時編成なので、訓練時などはともかく、作戦時に第七艦隊全体で動く等という事はあまりない。

  • 空母任務部隊
 アメリカ軍は、紛争などにまとまった編成の艦艇を派遣する場合、各艦の本来の所属よりも、各戦力の能力・状態・現在地などを
 基準に任務に参加できる艦・参加させるべき艦を優先してかき集め、その場ごと・その時ごとに部隊を編成することが多く、
 そのような特定の任務の遂行を目的として編成した部隊を任務部隊(タスクフォース)と呼ぶ。

 事実上の臨時編成・戦時編成なわけだが、知ってのとおりちょくちょく世界のどこかの紛争に首を突っ込んでいる国なので
 結果的にほぼ常時タスクフォースが存在しているに等しい。で、特に空母を主軸とした任務部隊であれば、このように呼ばれる
 こともあると思う。別に空母部隊に限った用語ではない。任務の必要に応じた編成をとるので、空母が複数隻あっても別に構わない。
 昔は、複数の空母群で任務部隊を編成する、ということもあった。「艦隊」よりは小規模だが、事実上の最大戦闘単位。


捕捉を少し。

第二次世界大戦当時の米海軍は、太平洋方面において、
第7艦隊と第3艦隊(第5艦隊)を運用していました。
このうち第3艦隊が空母を集力とする艦隊で、
ここには空母機動部隊である「第38高速空母任務部隊(Task Force 38 Fast Carrier Force)」があり、
さらにこの任務部隊に第38.1~第38.4まで4個の「空母任務群(Task Group)」が配属されていました。
で、この任務群につき、4隻程度の空母があり、それぞれが空母戦闘群を編成していたわけです。
(109:63-64)

分隊~師団とかって区分はいつ頃出来たのですか?

squad, platoon, companyなどの編成単位の用語は、フランス語起源です。companyは
ラテン語まで起源をたどれますが、それ以外の二つはわかりません。これらは、ローマ
時代の編制単位に直接さかのぼるものではありません。

ローマ時代の最大の編制単位はlegio(軍団)で、配下に、10のcohortusを持ち、cohortusは
更にcenturiaに分割されてました。そして、それぞれに指揮官が存在していました。

またギリシア時代では、たとえばスパルタでは、全男子はmoraと呼ばれる2000人ほどの
単位に編制され、それが更に下位の編制を持っていました。

もっと前でも、たとえば紀元前1500年頃のカディシュの戦いでは、エジプト軍は三つの
「師団」に分割されていたことがわかっています。

というわけで、近代的な師団はおそらくナポレオンあたりを嚆矢としますが、部隊編制という
ことであれば、ずっと以前から存在していることになります。
(113:315)

連隊戦闘団って旅団とどう違うんでしょうか?

人員規模や作戦上の駒としての扱いの点ではほぼ近い内容。
ただし、旅団は旅団戦闘団という言い方が別にある。最近は平時から
旅団戦闘団を米陸軍は組織しているけども。

歴史的には米陸軍の場合、連隊戦闘団というものがあったのは
第二次世界大戦から朝鮮戦争あたり。その後は部隊の改編が様々あり
今では連隊と自分で名乗っている組織(扱いは旅団と同様)は空挺師団と
空中強襲師団に機甲騎兵連隊、騎兵連隊しかなくなった。
旅団隷下の各大隊は連隊名を上に冠しているけどこれは伝統を引き継ぐ
という意味合いが強い。

自衛隊の場合は、演習の時にいくつかの戦闘部隊や支援部隊を連隊を
中核、基幹に組み合わせて運用しているものが連隊戦闘団。
旅団は平時からあるもので、11旅団(北海道)、12旅団(北関東と新潟)、
13旅団(山陰、山陽)などがある。これらは師団だったものを改編して
できたもの。
(269:454)

明治の国軍草創期に仏式と独式のどの軍制を採用するかで論争があったようですが、両者の優れている点と欠点を簡単に教えてください。

仏式は堅固な陣地、要塞に依って相手の火力をかわし、機を見てそこからの火力支援を
得て、歩兵の白兵突撃で、敵を打ち破る思想で、言わば、防御戦闘を念頭に置いているのに
対し、独式は迅速機動の可能な小銃、砲兵火力の集中によって堅固な陣地に依る敵を迂回し、
柔らかな部分を突くために、それだけで戦略単位として使用できるような形になっています。
言わば、攻撃型の思想です。

前者は、それなりの築城技術が必要で、拠点防御の観点からは優れており、また、築城の費用は
掛かりますが、軍単位の編成費用はそれほどかからない(前線の兵員・装備を主に整備すれば良
い)のですが、反面、機動性は低く、それを迂回されると意味を為しません。
普仏戦争のフランス、日露戦争のロシアがこの思想で軍制を作っていました。

後者の欠点としては、機動性が良い反面、円滑にそれを移動させる体制が必要ですし、火力の集中が
必然となる為、それだけの火力をどのように補充するか、後方の(軍需産業を含めた)支援体制の整備
が不可欠で、その実現には費用が掛かります。
また、前線部隊以外の輜重、医療などの後方部隊も含めてそれが丸ごと一つの戦略単位となる為、
人員配備の規模が大きくなり、人的資源も増えます。
当然、その維持、管理には多大な費用が掛かる訳で。

例えば、1868~77年の日本の政府予算に軍事費が占める割合は、平均15.9%でしたが、1878~82年の
平均で17.3%に上昇し、1883年以降は常時20%以上となっています。
(149:眠い人 ◆gQikaJHtf2)

大戦中の日米の「機動部隊」には違いがあるのでしょうか。

まず艦艇の組成ですが、
同じ輪形陣を編成しながらも、
アメリカ側の補助艦艇は、外側の駆逐艦がレーダーピケットとして見張りを果たし
戦艦・巡洋艦は対空砲の砲台として空母を直接援護するようになります。
一方の日本側は、レーダーが補助艦ではなく軍艦に優先的に装備されたため、
対空見張りは戦艦・巡洋艦、駆逐艦が防御を担当します。
また、米軍側は航空攻撃を第一義にして艦艇は空母に張り付いていますが
日本側は、例えばフィリピン海戦では、敵機動部隊が至近距離に引き付けられた場合は
伊勢・日向・秋月型は囮空母を松型に任せて敵艦隊に突撃するよう打ち合わせがあったように
艦艇攻撃をあくまでも優先していました。

一方、艦載機の編成ですが、
日本側は航空隊の消耗とともに、爆撃機・雷撃機を重点的に補強するようになります。
彗星の増産が間に合わなかったマリアナ沖海戦で多数の零戦を爆装に転換しています。
攻め手の米軍は、戦闘機の爆装はフィリピン海戦以降にずれ込みます。
これは日本側が特攻攻撃に特化したため、迎撃用の戦闘機を増強したことと
対艦攻撃の機会が減ったことにより、専用の急降下爆撃機・雷撃機が不要となったためです。
(170:鷂 ◆Kr61cmWkkQ)

師団ですとか大隊、中・小隊等の編成単位の成立はいつごろでしょうか?

師団の編成は、ギベールの改革以降のフランスで発達し
ナポレオン戦争のころ完成した。

連隊、大隊、中隊については
近衛コールドストリーム連隊の成立が1700年代のはず
常備の連隊が成立したのは結構新しい

中隊の先祖は傭兵隊、イタリアの都市国家に雇われた傭兵隊が先祖
詳しくはウィリアム・マクニール『戦争の世界史』


中世の軍隊の編成(一応参考に)。

最小単位はランス(槍)と呼ばれ、時代によって変化はあるものの、
重騎兵(騎士)一騎に数名の従卒(小姓、馬方、荷物持ち)で編成。
後にイギリスでは騎馬弓兵(馬上から弓をいるのではなく、馬はあくまで移動手段)2~3騎が編成に加わったらしい。
イタリアでは軽騎兵(アルメニア地方の傭兵)なんかが騎馬弓兵の代わりに加わっていたりする場合もあったとか。
その他、中世末期(14世紀ぐらい)には歩兵(武器はさまざま)が数人加わって、
大体騎兵1~3、騎馬弓兵(あるいは軽騎兵)1~3、歩兵1~3、その他雑用数人、代え馬が騎兵一人につき1~5
といったところ。

これらが幾つか集まってコンパニ(仲間、中隊の語源)となったけれど、これについて定まった定数はない。
(196:952-959)


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