949 :無名草子さん :2008/03/29(土) 19:01:20
『ヨーロッパ思想入門』はジュニア新書だけど、
一切手加減抜きで書かれた名著として定評があるね。
哲学なんて一般の西欧人にとっても難しいもんなのに、
古代ギリシア的伝統もユダヤ・キリスト教的信仰もない日本人には
理解できなくて当たり前。
むしろ違和感を意識しながら読むのが正解だろう。


950 :891 :2008/03/29(土) 22:35:53
>>949
おもしろいよね。繰り返して読むと前半で現代へいく伏線をキチンとやってるのもわかって(まあ、中近世すっ飛ばしだが)
少なくとも「お子様サイズ」の規模じゃない。
この本書以外の思想を補うのに「現代思想のパフォーマンス」なんてどう?

 

858 :無名草子さん :2008/03/16(日) 02:08:05
岩波の『西洋哲学史』ってどう? 上下巻だけど。

860 :無名草子さん :2008/03/16(日) 13:46:12
>>858
哲学史は既出の岩田靖夫『ヨーロッパ思想入門』一冊で充分だろう。
これを読んで哲学史に興味が出たら他のも読めばよい。
熊野純彦のはマニア向け。文体も好き嫌いが分かれるだろう。
詩歌を吟じているかのような流麗な文体。
たぶんこの人は言葉に対する鋭い感覚を通じて哲学してる人だろう。
そうすると言葉の感覚が鈍い人にはかえって伝わりにくい可能性がある。
哲学史は新書だけでも新田義弘とか田島正樹など色々出てるが、
どれも唯我独尊というか、素人が理解するかどうかについての配慮が薄い。
哲学者って空気読めない人が多いのか、読者を置き去りにして自分独自の思考に没入しがちだね。
そういうのに付き合える人だけが読めばいいと思う。

861 :無名草子さん :2008/03/16(日) 16:12:19
>>860
哲学史だったら新書じゃないけど、「喪男の哲学史」なんてのもある。
無理にもてないオタクの実例に当てはめようとしてるところもあったりするが、
そういうのも含めて笑えるし、大して哲学に興味ない人でも読めるようになってる。
ちょっと前にはやった「ソフィーの世界」なんかもそうなのかな。

393 :無名草子さん:2009/01/27(火) 19:03:02
>>392
レヴィナスは岩田靖夫『ヨーロッパ思想入門』の一番最後で触れられている。
いわばこの本の結論みたいなもんだから、とりあえずこれだけ読んどけばいいんじゃないかと思う。
ちくま新書から出てる熊野純彦のはマニア以外読む必要なし。
ポエムみたいなもんだから。
レヴィナスは超難解と言われつつもなぜか日本では人気らしくて、
人気哲学者は軒並み影響受けてるね。
合田正人斉藤慶典高橋哲哉内田樹鷲田清一小泉義之西谷修といったところ。
この人達の他者論を拾い集めればなんとなくレヴィナス像が見えてくるんじゃないかな。
一時は他者論といえばレヴィナスで他者の大安売りだった。
たぶんその元凶が柄谷行人の『探究』シリーズだと思う。
直接レヴィナスにはあまり依拠してないんだけど、他者ブームの火付け役だね。


394 :無名草子さん:2009/01/27(火) 19:41:50
ヘタな入門書読むよりも、柄谷の『探究』ⅠⅡを読んだ方が、
レヴィナスの言わんとするところが捉えやすくなるかもしれない。
レヴィナスが官能的・宗教感情的に表現しているところを、
柄谷は明晰に論理的に叙述しているので、
宗教的なオーラが消されてかえっていいんじゃないかと思う。


395 :無名草子さん:2009/01/28(水) 00:23:19
岩田靖夫なら、 『いま哲学とはなにか』岩波新書
がもろレヴィナスでしょ
底が浅くて、これが『ヨーロッパ思想入門』の著者かと
ガッカリすること請け合い


397 :無名草子さん:2009/01/28(水) 00:39:04
>>395
ひどい言いように思わず反論したくなったが、
残念なことに、俺もおなじ感想だったぜ。


398 :無名草子さん:2009/01/28(水) 01:32:00
>>397
だろ
ほとんど新興宗教化してたよね


399 :無名草子さん:2009/01/28(水) 02:21:07
岩田御大の新作は読んでないけど、
レヴィナスを下敷きにすると極端な宗教的倫理的主張が強気で言えちゃうところがあるんじゃないかな。
神というのは目に見えないから、その存在を意見の違う人に押し付けにくいけど、
「他者」ってのは確実に存在する「無限」であり「超越」だからね。
「この他者様が目に入らぬか」ってなもんで。
…高級な哲学話を下世話に解釈してスマンw

アマゾンリンク⇒