軍医・衛生兵


医療資格をもった自衛官はみんな医官とか呼ばれるのかと思ったら

防衛省の色んなページなどを見たら「医官」「医師である幹部自衛官」「幹部初級看護官」「○○看護師」などなど色々な呼び方で区別してます。
わざわざ分けてる以上何かしら意味があるのかと思うのですがなんなのですか?
医官は医師として勤務する自衛隊員の総称。
したがって自衛官ではない職員(技官)も含まれる。
医師である幹部自衛官は医師資格を有する自衛官のことで一般的には医官といえばこのグループを指す。
看護師は看護婦のことであるが最近では男性もいるのでこの呼び名に。
看護官は看護師資格を有する自衛隊員の総称で医官に同じく。
(自衛隊板初質スレ91:ドカン・オオカミ ◆s6tJH5.VuA)

第二次大戦中の衛生兵ってどんな武装してたの?

武装してはいけないけど、ピストルを装備していた兵士はいたみたい
(俺初質スレ430:263)
衛生要員の武装はジュネーブ条約違反なんだが、護身用の最低限の武装は、問題ないんだぜ!
ソマリアみたいなところで、民兵が野戦病院を襲撃してきたら、
衛生要員が自衛戦闘を行わないといけないだろ?
あと、敵の傷病兵を看護しているときに、敵が隙を見て逃げ出そうとする可能性もあるしな!
(俺初質スレ430:265)

軍医さんは軍の中でどんな立場なのか

軍医は将校待遇です。正規軍では軍の階級が与えられ(自衛隊では防衛医大)医大出身となるでしょう。
傭兵では180度違って町医者がギャラに誘われて志願が普通ではないでしょうか。
或いは傭兵が使われる国の医者が部隊配属されるとか、さまざまなパターンが考えられます。
(5:一等自営業)

戦場では、衛生兵を撃っても良いのですか?

赤十字は一応撃ってはいけないことになっていますが、衛生兵の場合、
それがあまりに目立たないので、誤って撃たれることが多数あります。
野戦病院はダメな筈なんだけど…。

ちなみに、漏れの祖父も年季の入った衛生兵でしたが、ラバウルでは
野戦病院が爆撃され、九死に一生を得たそうです。
(12:眠い人 ◆ikaJHtf2)

現在の衛生兵は武器を持っているのでしょうか?

第二十二条〔保護をはく奪してはならない事実〕 次の事実は、第十九条
により保障される保護を衛生部隊又は衛生施設からはく奪する理由としと
してはならない。

(1) 当該部隊又は施設の要員が武装しており、且つ、自衛又はその責
   任の下にある傷者及び病者の防衛のために武器を使用すること。

(2) 武装した衛生兵がいないために当該部隊又は施設が監視兵、しよ
   う兵又は護衛兵によって保護されていること。

(3) 傷者及び病者から取り上げた小武器及び弾薬でまた適当な機関に
   引き渡されていないものが当該部隊又は施設内にあること。

第二次大戦当時から武装してましたし、武装を禁じる項目も有りません。
(37:594)

軍医は戦場で武装してますか?

基本的に軍医は非武装です。
防衛医大出身者は基礎訓練(軍事)はやってます。
同じく衛生兵も軍事訓練はしてますが、国際条約で非武装が建て前です。
WW2の東部戦線では衛生兵も軍医も武装はしていました。
(38:一等自営業 ◆O8gZHKO.)

衛生兵が戦闘で発砲することはありますか?

発砲する事態に成るかどうかは知らないが、小銃を持ちたがるらしいです。
(62:フェチ ◆kK77XB6/ug)

軍隊にはエンバーマーという遺体修復・処理専門の医者がいると聞きますが、それら以外に軍医はエンバーミング技術の実習とかしないのでしょうか?

戦地から戦死者の遺体を後方搬送するにはその間の一時的な処置が必要になるのでは?
前線の医療設備ではエンバーミングについて大したことはできないので、
腐敗防止手段をとって後送ってのが無難。
前線で悠長に遺体修復する余裕なんて無いでしょ。
(299:188)

衛生兵って簡単に言うと医者なのですか?それとも看護士みたいな感じ?

医者じゃありません。看護師未満です。
救急車に乗ったりする救急救命士だっけ、あれと看護師の間ぐらいの存在。
処置はわかるが理屈はわかっていない。応用は利かない。その場しのぎしかできない。
その分、養成に時間がかからず、数を配備でき、戦場ではそれで十分だったりする。
(356:162)
時代によっていくらか違いますが、看護師と同程度です。
一般の兵士が戦闘訓練などに時間を費やしますが、彼らは外傷治療などに関する専門の教育を受けるのに、多くの時間を費やします。
(356:171)

衛生兵だけど、歩兵にして戦闘も救護もできるようにすればお得じゃないの?

衛生兵(医師を含む)は原則として武器を携帯できず、戦闘行動ができない。
これゆえ戦闘中も敵から意図的な攻撃を受けない(ジュネーブ条約調印国同士であれば)。

医者を攻撃用の兵隊にすると、上記に反するので衛生兵と見なされなくなり、普通に攻撃される。
既出だけど、医者は教育に金と時間がかかるから、消耗の可能性が大きい所に回すのは全然得ではない。
性質上、徒弟制に近い教育方法しか採れないから、補充するにしても数が簡単には増やせない。

結果として、敵から攻撃を受けにくい衛生兵がいなくなる結果、戦場での医療活動の効率が落ち、
短期間のうちに医者が払底し、兵士の士気はがた落ち、負傷者の蓄積で戦闘効率もがた落ち。
(368:840)

衛生兵の武装が許可されていないというのは本当なのでしょうか?

自衛及び患者保護の範囲で、WW2でも現代でも許されています。
WW2当時は、いわゆる1929年の赤十字条約の8条柱書き及び1号。
衛生部隊・衛生兵が武装しており、自衛・患者防衛のために武器を使用することがあっても、
衛生部隊・衛生兵としての保護資格を失わない旨。

現代でもまったく同じ規定で、1949年のいわゆるジュネーブ第一条約の22条柱書き及び1号。
http://www.mod.go.jp/j/library/treaty/geneva/geneva1.htm

もちろん、積極的に戦闘参加したらば、いけませんよ。
日本もいずれの条約にも加盟していました。
なお1906年の赤十字条約にも同旨の規定があり、古くから慣習として確立されていたようです。
(501:305)

衛生兵は支援部隊からの随伴ということなのでしょうか

度々映画などで兵士が衛生兵を呼びますが、資料を見てみると分隊構成には衛生兵の名は入っていません
歩兵分隊は戦うための最低単位なんで一般に衛生兵を編成に含みません。
衛生兵は小隊など上位の部隊の隷下にあり、必要に応じて分配されます。
(517:モッティ ◆uSDglizB3o)
第2次世界大戦中のドイツ軍歩兵師団の衛生兵に関していえば
  • 歩兵小隊本部に1名
  • 歩兵中隊本部に下士官位の衛生兵1名、兵卒位の衛生兵1名、合計2名
  • 歩兵大隊本部に、軍医1名と衛生兵2名(必要な場合、担架の運び手を各中隊から最大8名を選抜)
  • 歩兵連隊は、本部付戦闘補給段列に軍医1名と1944年5月までは、連隊軍楽隊員が軍医助手として運用
  • 師団には2個医療中隊があり、合計16名の軍医と600名の衛生兵・助手が配属
(517:116)

医療関係者は階級が高い傾向があるような気がしますが

自衛隊では医官、薬剤官、歯科医官は幹部で、看護師は曹だけど試験を受けてほとんど幹部になると聞きました。
空自の救難員も准看護師でほとんど曹以上になりますよね。放射線技師も曹で幹部になる人もいるそうで・・
ベテランの陸自の曹に比べて、卒後数年の看護師のほうが階級が高いです。
ぐぐってみたら、他国の軍もほとんど同じような制度でして・・そういえば石井部隊の石井四郎氏も中将でしたよね。

  • 民間でも高く評価される技術を持ちながら軍務に就いてくれる人材に報いる
  • 戦場医療は特殊技能であり、技能保有者は非常に貴重

やたら高く評価されてるように思うかもしれないけど、それでも大多数が民間での勤務を求めてるわけで。
(501:353)

旧軍の野戦病院って、だいたいは医者1人でしょ?

「旭川第七師団」(示村貞夫著、総北海出版部発行)掲載の第7師団将校職員名簿(昭和19年8月20日)から抜粋引用
第1野戦病院
 軍医大尉1名(病院長)、軍医中尉5名、軍医少尉1名
 衛生少尉1名、衛生見習士官5名
 薬剤中尉2名
 主計少尉1名
第2野戦病院
 軍医大尉1名(病院長)、軍医中尉4名、軍医少尉1名
 衛生少尉1名、衛生見習士官6名
 薬剤中尉1名、薬剤少尉1名
 主計少尉1名
第3野戦病院
 軍医大尉1名(病院長)、軍医中尉5名、軍医少尉1名
 衛生少尉1名、衛生見習士官5名
 薬剤中尉2名
 主計少尉1名
第4野戦病院
 軍医大尉1名(病院長)、軍医中尉7名
 衛生少尉1名、衛生見習士官4名
 薬剤中尉2名
 主計少尉1名
(526:247)

有事の際は民間病院の医者も治療に当たると思うのですが、戦傷とかの臨床経験が皆無に近いのに治療するのは可能なんでしょうか?

鉄砲傷でも普通の拳銃のと自動小銃のそれとでは傷や治療法が違いどう治療するするんだ?
戦傷だろうが平時の負傷だろうが、手技自体はそう変わらないよ。
たとえば漏れは耳鼻科医だから範囲は顔面耳鼻頸部咽喉頭だが、

酔っ払ってガラスに首から突っ込んだ=砲弾の破片を首に死なない程度に受けた
交通事故で顔面強打して顔半分がぐちゃぐちゃ=乗っていた歩兵戦闘車が地雷踏んで投げ出されて顔を潰した
散弾銃の散弾が首に命中=指向性散弾の散弾が首に命中

ほら、平時の技術がそのまま戦時にも応用できるでしょ。銃弾でも同じだよ。
いずれにせよ止血して血管つないで、臓器がつぶれている部分を取り除いて、生理食塩水で洗って洗って洗って、
ドレーン入れて止血して、輸液と抗生剤たっぷり使う。
問題はその後の処置と、感染症の管理のほうだよ。それと患者が大量に発生するので、その振り分けの問題かな。
それに、戦傷の経験が少ないのは、どこの国でも同じ。
経験が少ないなりに、その場で最善の方法で処置を尽くす、それだけ。
(531:耳鼻科医)

軍医って、いつ頃からいたの?

戦国の軍団や、モンゴル帝国軍や、ローマ帝国軍や、秦軍なんかにもいたの?
古代ローマ(共和制から帝政初期)の軍団基地に必ず医者がおり、軍団兵はその治療を受けた
ただ軍団基地は都市の縮小版といった形で公衆浴場などもあったから、軍医とは言いがたいかもしれないが
(532:973: ◆TbHTMp36fg)

帝国陸軍の衛生兵になるにはどういう手順をふんでたんでしょうか?

入営後、学科の試験があって、それで篩い分けられています。
其処で衛生兵に選ばれた者は、陸軍衛戍病院で6ヶ月間、看護学の専門教育を受けます。
其処では、包帯術、担架術、調剤術、磨工術(メスなどを研ぐ技術)、按摩術などを学びます。
普通、2~3年掛けて専門学校で学ぶものを促成栽培で半年で学びますので、夜昼無しに勉学に励まねば
なりません。
教科書として、「看護学教程」があり、これには赤十字条約も収録しており、これも丸暗記させられます。
勿論、医者の代わりに注射も行いますので、これの実地教育も行います。

課程は朝8時から午後5時までぶっ通しで行われ、その間、普通の兵士と同様に武道の稽古もあるので、
夜間も延灯願いを出して、初年兵同士集まって勉強したそうです。

半年後、課程を修了して衛生兵となり、以後はOJTになります。
平時の場合は、午前中は診断に従って処方箋と調剤して薬を包み、午後は診断簿の整理、夜は中隊を
回って、診断の有無を問うて回ったり、顕微鏡で細菌検査も行っていました。
(543:眠い人 ◆gQikaJHtf2)

世間では深刻な医者不足ですが、自衛隊でも同様なんですか?

不足してます。
http://www.clearing.mod.go.jp/hakusho_data/2005/2005/html/1751c300.html
防衛庁・自衛隊は、防衛医科大学校卒業後、9年間の義務年限を待たずして
退職する医官が後を絶たないという「早期退職問題」を抱えている。
(548:◆yoOjLET6cE)

看護婦の階級は?

陸自では、高等看護学院入校時(18歳)で2士です。
それから4年後、国家試験を終えて卒業すると2曹(22歳)です。
その後、1曹、曹長となり25~30くらいまでに幹部試験(任用区分N)を受験します。

昔は衛生学校で教育し、SLC扱いでしたが、最近は幹候校(久留米)で教育を受けるため
AOCさえ行けばCGSの受験もできるようになりました。

運用的にも、ある程度ナースをやったら、後方支援連隊の運用幹部などに補職され、普通の
幹部として運用されるケースも増えており、「戦うナース」になりつつあります。
(580:緑装薬4 ◆8R14yKD1/k)

軍隊内の医師免許について質問です

①医師免許については軍隊に入ってから取るのでしょうか?それとも外部で取ってから軍隊に入るのでしょうか?
②医師免許を持っていたとしても軍隊内で医者になるには士官や曹になる必要があるのでしょうか?兵卒じゃ駄目ですか?

通常は、医師免許をもった民間の医師を軍医として採用することが多いが、日本ではおおかたは防衛医科大学校を卒業した医師である。
世界的には前者のほうが多いようである。
なんで日本では後者が主流になったかというと、戦後に自衛隊のイメージが悪すぎて、また給与格差がありすぎて民間の医師が自衛隊に就職しなかったからである。

医師を軍隊に採用した時点で士官。
(589:871)

森鴎外は医学者の頂点にして軍医総監であったそうですが、昔は軍医=医者の頂点だったんですか?

明治維新直後は、西洋医学というと「蘭学」であったという。
江戸時代からの流れをくむオランダ医学が主流であり、漢方医学は傍流となりつつあった。
そこに現れたのが、天才医学者森林太郎である。

森は、2年飛び級(つーか偽装)して帝大医学部(今の東大医学部)に入ったという超天才。
また、国内の塾に通っただけでドイツ語をマスターした語学の超超天才。
当時の医学校は4年生だったというので、19歳で医師になっている。
こんな若い医師は二度と現れないだろう。

しかし、卒業後に森は就職先がなく、父(開業医)の病院を手伝っていた。
そこで陸軍から、軍医になってドイツ留学しないかという話があって、陸軍に入ったんです。

ドイツでは公衆衛生を専攻。
有名な「舞姫」は、このときハニートラップにひっかかった話をカッコつけて書いたものです。

帰国後、順当というか出世して、陸軍軍医総監(陸軍軍医中将に相当)になった。
ただ、森は「軍医総監にして国内の医学者の頂点」でもあった。これは純粋に彼の業績によるものとは言い切れないんだが、
彼の業績も卓越していたのも確か。

ここで、森は「おまいら俺には好きなように医学の研究をさせろ。いやならやめてやる」という態度をとる。
陸軍としては森を放せる訳がない。結局森の恫喝がきいて、森は軍医をやりながら勝手な医学研究もできるようになった。
こんな経緯で軍医と医学者の頂点を兼ねることになったんですね。

ちなみに、「軍医総監」というのは階級を表す言葉で、職種を表す言葉ではありません。
中将とか少尉とか二等兵とかと同じ。軍医に対しては総監=中将ということのようです。
(597:耳鼻科医)

医療行為を目的に設立された騎士団ってなかったっけ?

医療目的で作られたのは聖ヨハネ騎士団です。
後に戦闘集団としてオスマントルコ相手にロードス島防衛を行い、
ロードス島陥落後マルタ島に移りマルタ騎士団となります。
更に時代が下ってナポレオンにマルタ騎士団は降伏。
現代は戦闘集団でなく、元の医療集団として活動しています。
(321:425)

先進国の軍医ってのは普通の医者と比して腕前や経験はどうなのでしょうか?

軍医と言ってもピンキリですが、例えば米軍の軍医の場合、市井の医者、特に外科医が志願して
軍医となるケースが多いです。
従って、一般の外科医並みに場数は踏んでいます。

但し、野戦病院なんかでは、市井の医者みたく、じっくり治療するのではなく、まず生き延びさせる
ことを優先して治療を行うため、じっくり治療していれば、切り取らなくても良い四肢を切断せざるを
得ないと言うことはあります。
その辺、市井の医者とは医療に取り組む姿勢が変わるとか。

ついでに、日本の場合は、麻酔医とか特殊な医者以外は医学部を出て自分の得手で勝手に何科の
看板を掲げられるので、まぁ、一通りの対処が出来たか、と。
(307:眠い人 ◆gQikaJHtf2)

先の大戦中、米軍の看護婦は最低少尉だったそうですが、なぜですか?

日本では、今ですら2曹=軍曹なのに?
米軍の看護婦の場合、数多くいる兵士達に命令を届かせる為に、士官として採用
しています。
また、第二次大戦中は米国も看護婦不足となり、大キャンペーンを張って育成を
行いました。
よって、待遇を少しでも良くする為に、士官として任官させました。
看護学生でも、士官候補生扱いです。

日本の場合、その米軍の育成過程で任官した日系二世の看護婦が来て、
警察予備隊の看護婦の教育を行い、それと共に、看護婦部隊の運営を
とりまとめています。
その際、幹部に登録正看護婦の士官任官を求めましたが断られ、仕方なしに
次善の策として、正看護婦を米軍の一等軍曹に、看護婦長に少佐の階級を
与えたのがせめてもの妥協だったそうです。
(660:眠い人 ◆gQikaJHtf2)

大日本帝国時代の軍医の位置づけはどんなものなのでしょうか?

戦前に軍医になりたいと言う人はどうしてたんでしょうか?
陸軍の場合、軍医は衛生部に属しています。

衛生部というのは、医者、薬剤師、歯科医などが属しており、獣医は獣医部に属しています。
彼等は、兵科には属していませんので、尉官以上は将校担当官と呼ばれます。
大学卒は、二等軍医または二等薬剤官、専門学校卒は三等軍医または三等薬剤官に任官します。

この将校担当官になる人は、大学医学部、医学専門学校、大学薬学科、薬学専門学校卒業生を見習医官、
見習薬剤官に採用し、陸軍軍医学校で教育します(あくまでも卒業生の教育であって、この段階では
軍が医師を養成する訳ではありません)。

陸軍軍医学校は、軍陣医学、薬学、看護に関しての教育を行なうもので、甲種は乙種修了の大中尉に一年、
乙種は初任中少尉(大学、専門学校卒の医師、薬剤師)に一年、丙種は少尉候補者(看護)に一年、丁種は
下士官(看護)に三ヶ月、他に幹部候補生対象の11ヶ月の教育がありました。
歯科医は、1940年に新設されたものです。
また、1933年には軍医候補生というのが新設され、医師免許のある志願者を軍医候補生として、一ヶ月
歩兵連隊と陸軍病院で教育し、大学卒は二等軍医に任じ、二年間現役、後予備役とする制度です。

1937年には軍部隊の拡大に伴い、医師が不足した為、医師免許を持つ者は強制的に軍医予備員とし
(軍医予備員を志願しなければ、応召では一兵卒として扱われます)、短期教育で、予備役衛生軍曹、
召集で部隊編入時に、予備役見習士官としています。

太平洋戦争中は、前線に医師が払底した為、本来は軍医の召集年限を上げたかったのですが、それでは
苦しいことがバレバレだからというので、全兵科の召集年限を上げたりしています。

海軍は、官制としては、軍医科、薬剤科(後に歯科医科、看護科が追加となる)からなっています。
陸軍と違うのは、軍医科は士官のみであること、大学、専門学校卒の志願者から選び、大学卒は中尉に、
専門学校卒は少尉に任ぜられます(1942年以降は二ヶ月の見習尉官を経ます)。
予備役将校担当官というものはなく、短期現役士官制度、現役士官制度という制度を1924年作り、二年
現役後、予備役に編入されます。
海軍の軍医学校は、医師、薬剤師資格を持つ者が対象で、高等科学生(大尉に一年)、普通科学生(新任
尉官に六ヶ月)、選科、専修学生(看護兵曹長で特務士官要員)の制度がありました。

ちなみに、医者になるのは、初等教育(6年)、中学校(5年)あるいは高等女学校(5年)を出た後、高等学校、
あるいは大学予科(3年)から大学(3年)に進んで医者になる場合と、中学校、高等女学校卒業後、
専門学校(3年以上)を卒業して医者になる場合がありました。
専門学校は昭和の初めには、東京、岩手、九州、昭和、東京女子、大阪高等、大阪女子高等の各医学専門
学校の他、日大専門部医科、帝国女子医学薬学専門学校がありました。
1939年以降は軍医不足になった為、全帝国大学医学部と医科大学に臨時付属医学専門部が併設され、単独
校として、官立の樺太、青森、前橋、松本、米子、秋田県立、徳島県立、和歌山県立、奈良県立、広島県立、
県立鹿児島、山梨県立、三重県立、兵庫県立、山口県立、横浜市立、大阪市立、名古屋市立女子、福島県立女子、
岐阜県立女子、私立順天堂の医学専門学校と、官立東京、福岡県立の医学歯学専門学校が設けられました。
これらは、戦後、順次大学になっています。

歯科医は全て専門学校で養成され、大学教育としては行なっていません。
修業年限は3~4年。
官立は東京高等歯科医学校(前述の東京医学歯学専門学校)のみで、私立として、日大専門部歯科、日本、
東京、大阪、九州(これは前述の福岡県立となる)、東洋女子、日本女子に各歯科医学専門学校が設けられ
ています。
(115:眠い人 ◆gQikaJHtf2)

軍医とかは傷の整形よりも、やはり切断とかの方を選ぶ教育をされるんでしょうか?

そんなことはない。時間があれば切断をせずにする。だが、戦場においてはその時間がない。
とにかく手早く終わらせて救命する必要があるから切断を多用するだけのこと
(俺初質スレ2049:488)
切断を選択するのは、破傷風とかの感染症を併発した場合でしょ
単なる負傷なら普通に治療する
(俺初質スレ2049:490)




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