クレーターミュラー
ファースト・センチュリー ベーシックパック発売日からわずか数日で根幹をなす要素が浸透し、その週の末に行われた各店舗大会でも優勝報告が相次いでしまった緑黒デッキ。
大巨人クレーター・メーカー
ユニット- ジャイアント
使用コスト:緑2無1 移動コスト:緑1無1
パワー:3000 スマッシュ:1
クイック
このカードがスクエアから墓地に置かれた時、相手は自分のエネルギーゾーンにあるカードを1枚選び、持ち主の墓地に置く。
真夜中の狩人ミュラー
ユニット- ヴァンパイア
使用コスト:黒2無1 移動コスト:黒1無1
パワー:3000 スマッシュ:1
クイック
このカードがスクエアから墓地に置かれた時、あなたは自分の墓地にある対象の使用コスト3以下のユニットを1枚選び、持ち主の手札に加える。ただし、種族「ヴァンパイア」のユニットは選べない。
メインとなるユニットは大巨人クレーター・メーカー。単体でも十分強いこれをさらに真夜中の狩人ミュラーで使いまわすことで、エネルギー・アドバンテージ?を得るのがこのデッキの基本的な動き方。デッキ名称もそのままここから取られている。
回収手段に黄泉返りの呪法や魔少年ダミアンが加わることもある。
ここへさらに失恋の痛み、ミュラーで使いまわせるスパイク・ガールズなどを加えカード・アドバンテージによるサポートを得るのである。
回収手段に黄泉返りの呪法や魔少年ダミアンが加わることもある。
ここへさらに失恋の痛み、ミュラーで使いまわせるスパイク・ガールズなどを加えカード・アドバンテージによるサポートを得るのである。
キーとなるユニットを手に入れるために生命を育む未来や肉屋の注文書を入れたり、終盤のダメ押しとして大巨人コスモクエイクやギガンティック・スカルドラゴンを加え、反復横飛びで完膚なきまでに叩き潰す場合もあるとか。
最初に行われたグランプリであるグランプリ1?ではこのタイプに類する黒緑デッキが全体の4割を占めるほどの隆盛を誇った。結局グランプリ1では青緑デッキオペラハウスに優勝を奪われたものの、クレーターミュラーが強力なデッキであるのは間違いない。
- グランプリ1準優勝 岩田隼一のデッキ
- 殺意の魔煙キラー×2
- 夢見る人形エリザベス×2
- 真夜中の狩人ミュラー×2
- スパイク・ガールズ×2
- 微笑む人形マリアン×3
- 魔少年ダミアン×3
- カオスビースト・スキュラ×3
- 大巨人クレーター・メーカー×3
- 象砲手バルカン×3
- 魔獣王ティラノギア×3
- 失恋の痛み×2
- 黄泉返りの呪法×2
- 冥王の鈎爪×2
- 冥界の門×3
- 誕生の宴×2
- 妖精の風車×3
サイドボード
- 殺意の魔煙キラー×1
- 夢見る人形エリザベス×1
- 真夜中の狩人ミュラー×1
- サキュバスの吐息×2
- 失恋の痛み×1
- 黄泉返りの呪法×1
- 冥界の通廊×3
- ファースト・センチュリー エキスパンション 勝利への計略発売後、エネルギー・クライシスなどの追加によってさらにエネ破壊要素を発展させたタイプが作られるかと思われたが、2006年3月8日付でエネ破壊の核となる大巨人クレーター・メーカーが禁止となってしまった。これにより「クレーターミュラー」の名を冠するデッキはなくなってしまったが、ミュラーによるアドバンテージ・ユニット?の再利用はとても優れたギミックであることは間違いない。
現在大巨人クレーター・メーカーは禁止から制限へ緩められたがさすがにキーとなるカードが1枚ではこのコンセプトを維持するのは辛く、また各種エネルギーゾーン効果を持つカードは普通に使い出があるため、このデッキタイプの復権は難しいだろう。