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ポルピュリオン

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■ポルピュリオン (11巻内「覇王の星座宮」より)
  • 見た目、とてもブサイクなおじさん。

  • クロノス軍の残党の一応の総大将。しかし、実の所プロメテウス参戦のお陰で、オリンポス軍をてこずらせたような物。本人自体は俗物で、あまり能力があるとは思えない。

vsオリンポス軍(ゼウス参戦後)


  • オリンポス軍のゼウス参戦の報を聞いたプロメテウスが、自分を呼びとめ、オリンポス軍にゼウスが出て来たらしいことを報告して来た。

  • 夜が更けてから、プロメテウスが天幕を訪てきて、「オリンポス軍に送り込んでいた密偵から知せが来た」と、報告をしてきた。

  • プロメテウスから、ゼウスは夜明けまえをねらい、総攻撃をかけてくる気らしいと、伝えられ、「ふん ゼウスの青二才めが一人前に」と、片手で杯を持ちつつ、忌々しげに相槌を打った。

  • プロメテウスから、ゼウスの援軍で、敵兵力がこちらと同等になっているため甘く見ると痛い目にあうと、忠告されるが、「わかっている だから 勝運が強いうちにやつらをたたきのめす!!」と言いきり、持っていた杯を投げ捨てながら、「夜襲だ!!」と、怒鳴る。

  • 「ゼウスが動く前にこちらから仕かける!!」と、部下達に雷撃の戦術で行くことを伝え、将校どもは戻って精鋭部隊を編成するよう指示を出したが、プロメテウスから待つように言われ、自分は反対だとの意を唱えられる。

  • 「なんだと?!」と、プロメテウスを横目で睨むが、プロメテウスからはゼウスはティターンの戦いでクロノス軍を破った強者であり、その陣営にやすやす切りこめるとは思えないと告げられる。

  • プロメテウスの意見に、「だがやつの援軍は到着したばかりで疲れているはず!! 攻めるなら今だ!!」と、猛反論。

  • 「しかし・・・」と、言い募るプロメテウスの言葉を遮って、自身満々に「勝機は我が軍にある!!この奇襲で一気にけ散らしてくれるわ!!」と言い切ると、もはやプロメテウスも黙したままだった。

  • 崖の上から、オリンポス軍の陣営を見下ろしながら、「オリンポス軍め・・・完全に寝静まっているな」と、ほくそ笑み、「やれ!!」っと、号令をかけた。号令と共に上からたくさんの巨岩石を転がし、天幕をつぶした。

  • 天幕がつぶされた後に、「よし!!攻め込めい!!」と、兵達に号令。雪崩れ打って行った兵士たちは、つぶした天幕がもぬけのカラだったことに困惑。そこへプロメテウスから、ワナだから撤退するようにと呼びかけられた。

  • 「何っ・・・」と、プロメテウスの方を振り向くが、自分達の背後の崖上には、既に軍神アレスが率いる兵が居た。アレスから、やはり夜襲をかけてきたなと述べられ、自分達の密偵の優秀さを皮肉に褒められた。

  • 憎々しげに、「軍神アレス・・・」と、呟きながら、見上げていると、得意げな笑みを浮かべたアレスから、余裕そうな姿勢のまま、ゼウスは全てお見通しだったことや、わざと自軍の情報を流して、自分達の兵を動かすように仕向けたことが告げられる。

  • アレスから兵達に、「行けっ!!」と言う号令が下された。プロメテウスと共に幾人もの兵に囲まれ、自身でも応戦せざるを得ず、仕方のないカンジで撤退命令を出した。

  • 自分達を追って来ようとするアレスだったが、崖の向こう側から、ゼウスに止められていた様子で、そのまま、プロメテウス達と共に撤退した。

  • 夜が明け、兵士達に迎撃態勢を整えるように命令しているプロメテウスに、「昨夜の一件でオリンポス軍は勢いづいている・・・ どう対するつもりだ」と、オロオロしながら尋ねた。

  • プロメテウスから、昨夜の失敗で自軍の精鋭部隊の半数近くを失ったことや、戦力が敵の方がわずかながら上だということなどの事実を冷静に伝えられ、「だっだからどうすると聞いている」と重ねて尋ねると、「全力で迎え撃つまで」と、落ち着いた答えが返って来た。

  • 「とっ・・・とにかく戦法は おまえに一任するぞ・・・」と、プロメテウスに全て託して、自分は本陣から離れないようにと、既に逃げ腰だった。

  • 戦闘がはじまり、プロメテウスとゼウスが神力戦のため術の行使の準備に入ったのを見て、「しめた あのふたり神力戦に入るぞ!!」と喜ぶ。「術の行使にはすさまじい集中力をともなう 今ならゼウスの守りはガラ空きだ」と、確信。

  • 自分の確信を元に、「だからこそ戦場では あえて術を使わぬものを――― その首もらったぁ!!ゼウス――――っ!!」と、ニタリと笑いながら、ゼウスに切りかかって行ったが、剣がゼウスに届く前に、ゼウスの術で自分の首を飛ばされてしまった。

  • 生首の状態でになってもまだ息絶えず、驚きの表情を隠せずに、「バ・・・バカな・・・ きさまの注意は プロ・・・メテウスに・・・」と、もらすと、首だけ振り返ったゼウスから、自分の野蛮な気配を見逃したりしないと、愚かな行為だと言い捨てられた。

  • 自分の姿を見て、総大将がやられたと慌てる味方の兵士達に、「さわぐなっ!!わしはまだ死んでおらん」と、一喝したが、ゼウスから、「しぶといな・・・」という言葉と共に、自分は生かしておけないと述べられ、止めを刺されそうになる。

  • ゼウスが止めを刺そうとするのを見て、「ええい こうなったら皆 道連れだ!!わしの最期の力見るがいい―――っ」と、最期の力を解放して、消滅した。
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