「久助」(キュウスケとおそらく呼ぶハズ)といえば、、
診断士を勉強している人はご存知だろう。

そう、2次試験 「平成15年 事例Ⅱ」
第2問設問3である。

こだわりの「煎餅」を今後煎餅屋として
自社ブランドを育成していこうとしているB社。

工場受付で「久助」(製造過程で割れてしまって、
通常売価では売ることのできない煎餅)を
近隣住民を対象に販売していた。
これについてどう判断するか?60字以内

が問われていました。結構解答が割れていると聞きます。
しかーし、根拠を見つけました!!

まさにこれに近い商品を販売している会社を発見!
スクープだ!?

嫁が買ってきたお菓子。。
マールブランシェ」「シェフ カシュカシュ」だ!
知っている人は知っているのではないかな。。
マジうまい!
嫁は「リーフパイの余ったものらしいよと。。。」
「ふーん」と聞いていたが、、、、
ビビっと
「久助」やん!(^^)!
と思ったのだ。。。
(そんなんでそう思う俺って、かるくヤバイッ、、、、間違いない)


『シェフ・カシュカシュ』は、
この店で有名な「メイプルシロップパイ」という
リーフパイの余った端生地を焼いたもので
形はどれもこれもふぞろい。
クッキーなら型抜き後の生地を集めて整形し、
また型を取ることができるけれども、
パイはいくつもの層が大事なお菓子。
端生地を集めて型をとっても
同じような層にはならないので廃棄するしかないのですが、
そこをあえて商品化し家庭用向けとして廉価で販売している
というのだ。。。
「マールブランシェ」HP
http://www.malebranche.co.jp/top.html
引用記事
http://www.f-s-net.co.jp/flavo/cont..

これを根拠に考えると、
解答は以下のようになるのではないか。。。
(注意:作問者がこれを意識して作ったかは知りません。。)

販売すべきである。
より効果的に活用するために、
工場受付だけなく家庭用ブランドとして
店舗や通
販でも販売していくべきである。


前提として、消費の2面性を意識する。
低価格志向だけではなく、
こだわりをもつ場合はお金をかけるという。。

余ったもの、割れたものでも、
こだわりをもって作ったものは、うまい!
むしろ家庭用に食べられるならありがたい!
「割れたものを販売するからイメージの低下」の図式は
成り立たない。。おいしくする技術があれば、、、

を体感しました。。


どうです、スッキリしましたか?


ちなみに、
この「マールブランシェ」のコンセプトは
「喜びのリレー」
です。いいコピーだ!

ちょっとここでは、
違った意味の「喜びのリレー」になるかも(*^^)v by pooh二郎 06/09/24         

最終更新:2006年09月25日 00:35