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ザ・シューター 極大射程

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ザ・シューター 極大射程

監督:アントワン・フークア

原作:スティーヴン・ハンター


何年か前にこのミス海外部門で原作が凄く話題になったのは覚えてるんだよね。俺の趣味と相まって、読もうかなぁとか思いつつ数年経ち、映画化。

ヴェトナム戦争で名を馳せたスナイパーのボブ。戦時中に相棒のスポッター(観測手)を失い、隠遁生活を送っていた彼はある日、"大佐"と呼ばれる政府関係者の依頼で大統領暗殺阻止計画に参加する事になる。しかし要人は懸念通り暗殺、それどころかボブは実行犯として手配される事になり…。

ストーリィ自体はたいした事は無いかも。ハリウッドでよくある、『無実の罪で追われる超人主人公がすったもんだの末に悪を撃ち滅ぼす』系。逆に言えば安心して見れる。なんでまぁ、お話には期待しないでください(ぁ
てゆーか多分、原作を読んだほうが"お話は"楽しめるかも。

ではこの映画の見所は?って聞かれたらそりゃハリウッドお得意のアクションシーンに他ならない。この作品のアクションシーンは、主人公が戦争上がりのスナイパーという設定なため、ひっじょーに泥臭い!
スナイパーなんで真正面からやりあうなんて基本的にしません。囮、不意打ち上等!
仮に乱戦になっても戦争上がりだもんで、ワイヤとかナイフで不意打ち上等!
漫画や映画でよく見る、スナイパーによる想定外の狙撃(=唐突な死)がいかに恐ろしいものかをよく演出してると思う。
あと関心したのは、日常的に手に入る道具によるサヴァイバルと戦闘への応用。これは単純に見ててワクワクできるね。

総括しては気楽に見れる映画じゃないかなと。銃器が好きなら結構楽しめる。

この映画を見る前日にアクメツを読んだのだけれど、
22口径じゃ止まんねぇんだよ
って台詞があったっけ。これはストッピングパワーの話であって、スナイパーライフルの場合は軽量・高速・低反動。急所を射止める腕があるなら有用なのかな?

最近やってないけれど、BATTLEFIELD2ではずっとスナイパーしてたんだよね。狙撃ポイント決めて敵の進軍をじっと待って狙撃するのも楽しかったけれど、やはり敵スナイパーとの戦いが面白かったっけ。
敵スナイパーにやられたら死に戻った後にそのスナイパーの狙撃位置を割り出して狙撃し返したり。
"いいポイント"はやはり自然と覚えるから、そこをマークしたり。
ポイントがばれて小屋に逃げ込んで、物陰からハンドガンで応戦したり。
あれは燃えたなぁ(´∀`)
スコープを睨みながら『止まれ止まれ…!』ってよく念じたものだ。

あともーちょい『スナイパー故の心理戦』も見たかったな。いくら腕が良くっても、大多数に立ち向かう場合は狙撃の腕だけじゃ戦えない。
攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG14話『左目に気をつけろ POKER FACE』がそこら辺上手かったなぁ。
突然狙撃された!どこから狙撃された?敵は何人いる?罠は?
という雰囲気がビシビシ伝わってくる良作。
敵がコリオリの力さえ熟知しているような手練なら全滅だぞ!
っていう台詞はまさに、極大射程でボブが話した
そんな距離になったら風向きだけじゃなく、温度、湿度、地球の自転まで影響するんだぞ?
という台詞そのままだな。

ガンヲタ(ガンダムじゃないよ)故に雑感がとても多い文章になっちゃった。
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