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峠越えでトンネルを抜けたところ」(2006/10/24 (火) 19:24:27) の最新版変更点

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昔はよく自転車で日帰りの小旅行をしてました。田舎に住んでたのと、お金がなかったのとで、とにかくちょっとどこかに行くには自転車しかなかった。 調べ物先の県庁所在地までは直線距離で30kmくらい。途中やっかいな峠越えがひとつ。えっちらおっちらこいで押してまたこいで。親の車で越えるときも退屈な峠。10kmくらいの山道。自転車だと何倍も遠い。汗だくになってようやく一番高いところを越えると、すぐさまトンネル。トンネルの中はずっと下りだからどんどんスピードが出始める。でもトンネルに入ったとたんから、ゴーっという一段と大きな車の音がしていて、後ろの距離感がつかめないまま、どんどんスピード、が上がっていって、砂利にハンドルが取られそうなのと、チキンハートなのとが手伝って、むやみに振り返ることすら出来ない。でもせっかくの下り坂にブレーキをかけるのももったいなくて、緊張感を高めながら揺れるハンドルを押さえ込む。 ようやくトンネルを抜けると、緩やかに曲がる急勾配の道は眼下の小高い山の中に消えていて、その向こうに視野からあふれそうな平野が広がり、青い空と遠くの白っぽい海でつながっている。さっきまで車の低周波ノイズはなくなり、風切り音だけが耳元を走り、汗が気化熱を奪いながら、気分は「アムロ行きまーす!」って感じw。(リアルタイムでゼータが始まった頃のことです) さすがにダムの中を潜り抜けたことはないのですが、気分的にはそんな感じかなぁ。 繰り返しになりますが、直前の日田市がちょっと盆地ですが、基本的には山だらけの景色の中を流れてきた川。夜明ダムを境に、筑紫平野が始まります。 個人的にはこの曲はこのあたりが一番好きかなと。  

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