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先日、2度目の「朝の川面に」に移るところの音量が要注意だと指摘しました。普通ならクレシェンドやデクレシェンドの後に音量記号があれば、その音量になるように大きくしたり小さくしたりするものです。ですから局所的に見ればp.32の2小節目はフォルテになるように小さくして、下の段の2小節目はメゾフォルテに向けて大きくしていくと思ってしまいます。でも冷静に考えれば2度目の「朝の川面に」はフォルテで始まってクレシェンドするのだからmfになるはずがありません。というわけでここ、一回目の「さざなみ」に移るところはフォルテよりも大きい音量から突然メゾフォルテに小さくなります。

というところが2度もあるということは、、、ってことで探してみましょう。
3-4小節目:アルトだけについているコブシのところではppに戻って直後からmp
5-6小節目:テナーだけについている<>はmpに戻って、その直後からmfで入り直す
7-8小節目:少なくとも男声はmf以上にクレシェンドして「たくましい」をmfに戻す
13-14のテナー、17-18の女声は上の3つの繰り返し
27-28小節目:2度目の「朝の川面に」に向けてはmfまで落としてからfで入る
31-32小節目:1度目「さざなみ」に向けてはff程度まで大きくしてmfで入る
36-37小節目:1度目「深い川」に向けてもff程度まで大きくしてmfで入る
45-46小節目:5-6と同様に<>でmpに戻ってからmfで
47-48小節目:7-8や17-18と同様に少なくとも男声はmf以上にしてからmf
57-58小節目:3-4とほぼ同様だけどここではpまで戻してmfで入り直し

こういう音楽になっているということや、やたらとブレス記号が多いことを考えると、作曲家はかなりねちっこい音楽を要求していると考えてよいと思います。



  
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