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テキストに
「さようならさようなら
 川は歌うさようなら」
とあります。さようならは3回。
間接話法で、「川はさようならと歌った」といえば、さようならは第3者。
直接話法で、「川は『さようなら』と歌った」といえば、さようならは1人称のメッセージ。
「さようならと声をかけられて川はさようならと歌って答えた」のであれば、さようならは川と川を見守る人が掛け合う言葉。

さようならという言葉は、誰かにかける言葉。言う人がいて、言われる人がいる。
そしてさようならという言葉は、言われた人が、また言い返すのであっても良い。
去るもの、残るもの、ともにかける言葉はさようならでいい。
ゆれるフォルテのさようなら。
ピアノから湧き上がるさようなら。
フォルテから開放されるさようなら。
誰の言葉と考えるべきかは、曲からはわからないし、詩からもわからない。

愛の歌と思うなら、さようならは少し不自然。
人の成長と思うなら巣立ち、卒業。
川くだりの旅と思うなら、旅の終わり。

3回のさようならをある誰かの感情の起伏と見ることもできる。
3回のさようならを言葉の掛け合いと見ることもできる。

ここでの音楽作りでは、どう見るにせよ、音楽の仕上がりがそれほど変わるわけではない。
しかし、どういうビジョンもないのであれば、中身がないように感じる音楽になる恐れがある。
是非、具体的に何かを思ってみてください。音楽が良い方向に変わります。