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『筑後川』初演の年、1968年。曲の完成も初演も12月で、作詞の依頼そのものもぎりぎりのタイミングだったと思われる。つまり、詩人、作曲家ともに、1968年の日本にいて、その空気の中で、芸術家がもつ時代の先を読む感性を働かせたと思う。

1968年はどんな年だったのか。詳しくはたとえば
http://www001.upp.so-net.ne.jp/fukushi/year/1968.html
http://d.hatena.ne.jp/keyword/1968%C7%AF
http://ja.wikipedia.org/wiki/1968%E5%B9%B4
をごらんいただくとして、代表的な出来事はベトナム戦争の真っ最中で、
三億円事件、東大紛争、カネミ油症事件、プラハの春、キング牧師暗殺とか。
1950年代半ばから1970年代初頭までの高度経済成長の中で、いよいよGNPが自由世界第二位となった年。
文化面では、川端康成がノーベル文学賞、少年ジャンプ創刊、アングラという言葉が流行。ヒット曲でザ・タイガースなどのグループサウンズが台頭するなか、都はるみの「好きになった人」、水前寺清子の「三百六十五歩のマーチ」、ビートルズの”Hey, Jude”。
小中学校で漫画「ハレンチ学園」の影響からスカートめくりが流行し、巷では前年から始まったオールナイトニッポンがらみで深夜ラジオが流行。

いや、だからどうしたってわけじゃないんですが「あなたを信じます あなたの愛を」って、今の時代感覚からはあまり出てこない言葉だよなぁって思ったから。これを書いた詩人は男だし。女性のみなさんはこのステレオタイプなフレーズ、どうですか?