乱れ撃ち読書録@chipmunk1984 フレームシフト
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フレームシフト



書名: フレームシフト
著者: ロバート・J・ソウヤー (内田 昌之訳)




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紹介

ヒトゲノム・センターに勤務する気鋭の遺伝子学者ピエールは、帰宅途中、ネオナチの暴漢にあやうく殺されそうになった。ネオナチとなんの関わりもないのに、どうして狙われたのか?やがて、自分が連続殺人事件にまきこまれていると知ったピエールは、事件の謎とみずからの研究課題であるヒトゲノムに隠されている秘密に命がけで挑んでいくが……ネビュラ賞作家ソウヤーが、遺伝子研究の問題をスリリングに描く、会心作。

評価

評点:★★★☆☆ ( 6/10点)
実の父親からハンチントン舞踏病を受け継いでしまったピエールは遺伝学に光明を見いだして研究に没頭する.そこにナチの亡霊が絡んで,物語は俄然ドラマチックに動き出す.遺伝子,DNAという道具を軸に,謎が謎を呼ぶ展開が始まり,一気に読まさせてくれる佳作です.特に後半は,幾重にもどんでん返しが用意されていて,前半の伏線が巧妙に絡み合って読者を楽しませてくれます.
ただ,それでいて点数が低いのは,SFとしての完成度が低いというか,無理矢理SF仕立てにしたという様子がそこここにあるからです.モリーの能力やアマンダの挿話などでSF仕立てになっていますが,それを除いてミステリー仕立てにした方がよほど良い作品になったのでは...と思わせるのです.

おまけ