乱れ撃ち読書録@chipmunk1984 火星航路SOS
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火星航路SOS



書名: 火星航路SOS
著者: E・E・スミス(井上一 夫 訳)




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紹介

地球=火星航路に就航中のアルクトゥールス号が、何者かに襲われた。奇怪な光線により船体は分断され、緊急脱出した救命艇も牽引ビームで捕縛された。たまたま惑星間航行会社の社長令嬢を連れ、宇宙船下部のエンジン部門を案内していた計算士スティヴンスは、敵の隙をつき、閉じこめられていた区画を分離、脱出に成功するが、二人が漂着したのは、未知なる衛星ガニメデだった……“スペース・オペラの父”が描く宇宙冒険絵巻!

評価

評点:★★★★☆ ( 7/10点)
レンズマンシリーズ,スカイラークシリーズでおなじみE・E・スミスのスペースオペラ巨編.舞台こそ太陽系内に限定されますがスミス節はここでも健在で,古き良きスペースオペラが楽しめます.木星や土星が固体の惑星なのも今となっては逆にご愛敬でしょう.表題は早川版で1975年に刊行された文庫の新装版で2006年に出されたものです.惜しいのは,翻訳がいまいちなことで,(レンズマンシリーズやスカイラークシリーズの訳でおなじみの)スミスらしいちょっと堅めの文体でなく,かなりくだけた文体なことと技術的な部分の翻訳がダメダメなこと.特に後者はSFとしてはちょっと...という感じです.

おまけ

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東京創元社からも『惑星連合の戦士』というタイトルで刊行されています.ナディアじゃなきゃ萌えない.という方以外は,古書でこちらを手に入れて読んだ方がお薦めです.(翻訳が全然良いです.)こちらなら8点を付けて良いと思っています.このころの早川と創元社って意地の張り合いみたいに固有名詞のカタカナを変えてますよね.スティヴンスとスティーヴンス,ナディアとネーディア,アルクトゥールス号にアークチュルス号...ローザー光線とレーザー光線は原書ではどうなんでしょうかね?