黄泉がえり
書名: 黄泉がえり
著者: 梶尾 真治
著者: 梶尾 真治
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紹介
あの人にも黄泉がえってほしい--。熊本で起きた不思議な現象。老いも若きも、子供も大人も、死んだ当時そのままの姿で生き返る。間違いなく本人なのだが、しかしどこか微妙に違和感が。喜びながらも戸惑う家族、友人。混乱する行政。そして”黄泉がえった”当の本人もまた新たな悩みを抱え……。彼らに安息の地はあるのか、迫るカウントダウン。「泣けるリアルホラー」、一大巨編。
評価
評点:★★☆☆☆ ( 3/10点)
映画を見て,原作を読みたくなり手に取りました.しかし,残念ながら期待はずれ.謎解きがしっかりしているわけでもなく,人間ドラマが深く描かれているわけでもありませんでした.軽く読めるのでひどいと感じることはありませんが,映画がテーマをうまく絞ってまとまった仕上がりになっているのに比べると冗長である印象はぬぐえません.長い小説を読んでもディテールの理解が深まるわけではないというのがツライですね.
映画を見て,原作を読みたくなり手に取りました.しかし,残念ながら期待はずれ.謎解きがしっかりしているわけでもなく,人間ドラマが深く描かれているわけでもありませんでした.軽く読めるのでひどいと感じることはありませんが,映画がテーマをうまく絞ってまとまった仕上がりになっているのに比べると冗長である印象はぬぐえません.長い小説を読んでもディテールの理解が深まるわけではないというのがツライですね.
おまけ
映画”黄泉がえり”は名作です.原作をうまく換骨奪胎して良質のファンタジーに仕上がっています.一見の価値有りです.(柴咲コウの歌が長すぎるのを除けば...)